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1.近所のおっさん失踪事件
1-1. ダレンズキッチンへようこそ!
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「いらっしゃいませー!お二人様でよろしいですか?カウンター席ならすぐにご案内できます!」
店の奥から現れたのは、見たこともないグラマラスな女性店員だった。
「本日のランチタイムセットはA、チキンの香草焼きグリルプレート。B、白身魚のフリット&ポテトです!お好きな方をお選びください!」
更に選択制のランチタイムセットなる、初めてお目にかかるシステムを提示してくる。
二人は盛大に混乱した。
この店は。ダレンという男と、その娘のチルを中心に経営されていたはすだからだ。
「……あー、と。とりあえず俺はAで」
「ぼ、僕も同じでお願いします」
「はあい!イケメン様ご来店で~す!Aランチ2つ、お願いしまあす!」
元気はいいがほんのりと夜の気配のする積極に導かれながら、二人は恐るおそる、カウンター席に座った。
ホントだ、すごいイケメン。
そんな囁きがあちこちから聞こえてきて来るが、声の主達は皆知らない顔である。
「兄ちゃん、前からよく来てるよな」
いよいよここはどこなんだ、目を白黒させる二人に、隣の席の男が声をかけた。
女性の方が優勢のムードの中で、くたびれた風体の男からもたらされるそれは天の声のように聞こえる。
「あの……久々に来たんすけど、一体なにが?ダレンの店ですよね」
「……俺も詳しいことは知らねえが、ダレンがなあ、いなくなっちまったらしいんだよ」
「え」
「んで、とりあえず店開けるために人を雇った。そしたらこれ。この有り様」
「……いなくなったって」
「はーい!ランチスープです!」
新しく雇われたらしい女性店員が、二人の前に木の器に盛られたスープとスプーンを並べた。
急遽、ということはおそらく職業ギルドから派遣されたのだろう。流石に手つきは手馴れているし、愛想も120点満点。それまでの店の状態を考えても、いい人材を雇ったなと素直に関心する。
「まあ食ってみ」
更に、ランチプレートに盛られたポテトを齧りながら何故かドヤ顔をする男に促され、おそるおそる口を付けると
「……旨い」
この店でその言葉を口に出したのはじめてなんじゃないか。
思わず自分の口からこぼれた言葉の馴染まなさに驚きつつ。カナチカは驚きに目を見開いた。
「うわ、ほんと美味しい」
レレントの反応も似たようなものだ。
「だろ。俺も驚いた。それからもうやみつきよ」
「……なるほど」
シンプルな料理であればあるほど、作り手の素の技量が現れる。
これが突然の大繁盛の直接的な要因だといわれたら、ただただ納得するしかない。
「この味と、あのツラがあればそりゃあ女達も騒ぐよな」
「……ツラ?」
しみじみと、かみしめるような男の呟きに目を細めていると、カウンターの奥、別室となっているキッチンから聞き慣れない声が聞こえてた。
「カスガさん~忘れ物~」
「あっごめんなさ~い!」
高すぎず、低すぎず。濁りのない美しい発声。
思わずそちらのほうをみると、黒髪の、コックコートをきた青年が出てくる。
(おお、これは)
まだ若い。せいぜい二十歳くらいだろうか。
爽やかで、さらりとした雰囲気の持ち主だ。
艶の良い黒髪の下の顔の作りは細やかで、切れ長の目も美しい。そして何より、清潔感がある。
なるほど。このツラがあれば、そりゃあご婦人方は喜ぶでしょうよと。思わず口笛でも吹きたくなるような完成度だ。
「すみません、セットのパンです」
青年は二人の前にくると、食べやすいサイズに切り分けられたバケットが乗った小さなかごを二人の前に置いた。
その時初めて、新緑の美しさに喩えられるカナチカの瞳と、青年の、美しい海の色をした瞳がかちあう。
「……うわあ」
「え、なに」
初対面。目があった瞬間に零す言葉ではない。
「あ、すみませんつい。……想定以上に美人だったからびびった」
「……そりゃ、どうも」
そして初対面の男に投げるにはあまりにもあんまりな直球すぎる賛辞に、カナチカは目を瞬かせた。
(なんだこいつ)
このような場面で動揺を見せるのは悪手。
眼の前の男に下心があるとは思えないが、本能がリアクションを抑えた。
そんなカナチカに、青年は、ふふ、と小さく笑う
「言われ慣れてる」
(マジなんだこいつ……?!)
二人のやり取りを見て、近くのテーブル席の女性客ガきゃあ、と小さな歓声を上げる。
あの女性従業員といい、ここは一体何の店なんといいたくなるような「接客」ぶりに、カナチカは思いきり動揺した。
「まーたスミ君が客たらし込んでるよ」
「いやいやこれは逆でしょ」
常連とおぼしき男のツッコミを、「スミ」と呼ばれた青年はにこやかにかわす。
「まあなんだ、こういうわけよ」
隣りに座っていた男が、憐憫の眼差してカナチカの肩をたたく。
(なるほど。よくわかった。)
(この野郎――オッサンまで転がしてやがる)
「……あーえーっと。スミ? くん?」
「はい?」
「ダレンはどうしたんだ。いなくなったって、一体……」
店の180度近い方向転換には驚くが、ますます気になるのは店主の不在だ。
常連であるカナチカとしてもそれなりに長い付き合いのある――年月分の情はある相手の危機的状況に、無反応というわけにはいかない。
「……それは」
「カナ!!」
するとその時。厨房から、一人の少女が姿を見せた。
「チル」
この店の一人娘であるチルだ。
髪を止めていた布を振りほどきながら、カウンターをぐるりとまわり、座ったままのカナチカの胸元にドン、と勢いよく飛び込んでくる。
「バカバカ!こんな大変なときにどうして来ないのよ!」
「待て待て待て、チル、落ち着け」
カナチカはそれを正面から受け止めながら、一瞬彷徨った手をためらいがちにチルの背中に置いた。
ヒュウ、と下世話な口笛がどこからともなく聞こえる。
「ヒュウじゃねえよバカどう見てもそういうやつじゃないだろ!」
「カナ、たすけて、カナ」
「話は聞く――聞くから落ち着け」
諭すように囁きながら、泣きじゃくるナルの背を叩き、頭を撫でる。その手つきは優しい。
それどころではないとわかっていながら、あまりにも美しいその光景に、周囲にいた人間は見蕩れるように口を閉ざす。
「……よければ奥に」
そんな中、いつの間にかカウンターを出ていたスミがカナチカの肩を叩いた。
奥、というのがどこだかはわからないが、少なくとも人の目を避けられる場所を指しているのは間違いないだろう。
カナチカはひとつ頷くと、チルの歩みを促す。
チルがカナチカの身体に張り付いたまま、それでもどうにか自分の足で立ち上がると、三人は「奥」へと歩みを進めた。
店の奥から現れたのは、見たこともないグラマラスな女性店員だった。
「本日のランチタイムセットはA、チキンの香草焼きグリルプレート。B、白身魚のフリット&ポテトです!お好きな方をお選びください!」
更に選択制のランチタイムセットなる、初めてお目にかかるシステムを提示してくる。
二人は盛大に混乱した。
この店は。ダレンという男と、その娘のチルを中心に経営されていたはすだからだ。
「……あー、と。とりあえず俺はAで」
「ぼ、僕も同じでお願いします」
「はあい!イケメン様ご来店で~す!Aランチ2つ、お願いしまあす!」
元気はいいがほんのりと夜の気配のする積極に導かれながら、二人は恐るおそる、カウンター席に座った。
ホントだ、すごいイケメン。
そんな囁きがあちこちから聞こえてきて来るが、声の主達は皆知らない顔である。
「兄ちゃん、前からよく来てるよな」
いよいよここはどこなんだ、目を白黒させる二人に、隣の席の男が声をかけた。
女性の方が優勢のムードの中で、くたびれた風体の男からもたらされるそれは天の声のように聞こえる。
「あの……久々に来たんすけど、一体なにが?ダレンの店ですよね」
「……俺も詳しいことは知らねえが、ダレンがなあ、いなくなっちまったらしいんだよ」
「え」
「んで、とりあえず店開けるために人を雇った。そしたらこれ。この有り様」
「……いなくなったって」
「はーい!ランチスープです!」
新しく雇われたらしい女性店員が、二人の前に木の器に盛られたスープとスプーンを並べた。
急遽、ということはおそらく職業ギルドから派遣されたのだろう。流石に手つきは手馴れているし、愛想も120点満点。それまでの店の状態を考えても、いい人材を雇ったなと素直に関心する。
「まあ食ってみ」
更に、ランチプレートに盛られたポテトを齧りながら何故かドヤ顔をする男に促され、おそるおそる口を付けると
「……旨い」
この店でその言葉を口に出したのはじめてなんじゃないか。
思わず自分の口からこぼれた言葉の馴染まなさに驚きつつ。カナチカは驚きに目を見開いた。
「うわ、ほんと美味しい」
レレントの反応も似たようなものだ。
「だろ。俺も驚いた。それからもうやみつきよ」
「……なるほど」
シンプルな料理であればあるほど、作り手の素の技量が現れる。
これが突然の大繁盛の直接的な要因だといわれたら、ただただ納得するしかない。
「この味と、あのツラがあればそりゃあ女達も騒ぐよな」
「……ツラ?」
しみじみと、かみしめるような男の呟きに目を細めていると、カウンターの奥、別室となっているキッチンから聞き慣れない声が聞こえてた。
「カスガさん~忘れ物~」
「あっごめんなさ~い!」
高すぎず、低すぎず。濁りのない美しい発声。
思わずそちらのほうをみると、黒髪の、コックコートをきた青年が出てくる。
(おお、これは)
まだ若い。せいぜい二十歳くらいだろうか。
爽やかで、さらりとした雰囲気の持ち主だ。
艶の良い黒髪の下の顔の作りは細やかで、切れ長の目も美しい。そして何より、清潔感がある。
なるほど。このツラがあれば、そりゃあご婦人方は喜ぶでしょうよと。思わず口笛でも吹きたくなるような完成度だ。
「すみません、セットのパンです」
青年は二人の前にくると、食べやすいサイズに切り分けられたバケットが乗った小さなかごを二人の前に置いた。
その時初めて、新緑の美しさに喩えられるカナチカの瞳と、青年の、美しい海の色をした瞳がかちあう。
「……うわあ」
「え、なに」
初対面。目があった瞬間に零す言葉ではない。
「あ、すみませんつい。……想定以上に美人だったからびびった」
「……そりゃ、どうも」
そして初対面の男に投げるにはあまりにもあんまりな直球すぎる賛辞に、カナチカは目を瞬かせた。
(なんだこいつ)
このような場面で動揺を見せるのは悪手。
眼の前の男に下心があるとは思えないが、本能がリアクションを抑えた。
そんなカナチカに、青年は、ふふ、と小さく笑う
「言われ慣れてる」
(マジなんだこいつ……?!)
二人のやり取りを見て、近くのテーブル席の女性客ガきゃあ、と小さな歓声を上げる。
あの女性従業員といい、ここは一体何の店なんといいたくなるような「接客」ぶりに、カナチカは思いきり動揺した。
「まーたスミ君が客たらし込んでるよ」
「いやいやこれは逆でしょ」
常連とおぼしき男のツッコミを、「スミ」と呼ばれた青年はにこやかにかわす。
「まあなんだ、こういうわけよ」
隣りに座っていた男が、憐憫の眼差してカナチカの肩をたたく。
(なるほど。よくわかった。)
(この野郎――オッサンまで転がしてやがる)
「……あーえーっと。スミ? くん?」
「はい?」
「ダレンはどうしたんだ。いなくなったって、一体……」
店の180度近い方向転換には驚くが、ますます気になるのは店主の不在だ。
常連であるカナチカとしてもそれなりに長い付き合いのある――年月分の情はある相手の危機的状況に、無反応というわけにはいかない。
「……それは」
「カナ!!」
するとその時。厨房から、一人の少女が姿を見せた。
「チル」
この店の一人娘であるチルだ。
髪を止めていた布を振りほどきながら、カウンターをぐるりとまわり、座ったままのカナチカの胸元にドン、と勢いよく飛び込んでくる。
「バカバカ!こんな大変なときにどうして来ないのよ!」
「待て待て待て、チル、落ち着け」
カナチカはそれを正面から受け止めながら、一瞬彷徨った手をためらいがちにチルの背中に置いた。
ヒュウ、と下世話な口笛がどこからともなく聞こえる。
「ヒュウじゃねえよバカどう見てもそういうやつじゃないだろ!」
「カナ、たすけて、カナ」
「話は聞く――聞くから落ち着け」
諭すように囁きながら、泣きじゃくるナルの背を叩き、頭を撫でる。その手つきは優しい。
それどころではないとわかっていながら、あまりにも美しいその光景に、周囲にいた人間は見蕩れるように口を閉ざす。
「……よければ奥に」
そんな中、いつの間にかカウンターを出ていたスミがカナチカの肩を叩いた。
奥、というのがどこだかはわからないが、少なくとも人の目を避けられる場所を指しているのは間違いないだろう。
カナチカはひとつ頷くと、チルの歩みを促す。
チルがカナチカの身体に張り付いたまま、それでもどうにか自分の足で立ち上がると、三人は「奥」へと歩みを進めた。
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