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*第41話《オトマリ》
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2人で一緒に帰るのは変わらない。ただ、今日はずっと一緒にいることになる。心臓が飛び出しそうになって久々に過呼吸になりそうになるが、そしたら蒼柳が「利里さんがぶっ倒れたらお姫様だっこして帰ろうかな~」という、一生の黒歴史になりそうな感覚を得たので、俺は水筒の水を飲んで凌いでいた。……嫌な動悸ではなかったのが幸いなのかがよく分からなかったが。
「ただいま~……」
(よし、家は真っ暗だから2人は居ないな。うん!)
ドアを開けて誰も居ないことを確認してから、恐る恐る入室し部屋の電気を付けていく俺と、感嘆な声を出しながら見回している蒼柳に俺はなんだが腹が立った。……というか、自分の家なのに緊張しまくっている自分も腹立たしいのだ。
「蒼柳のバカ。……お腹減っているでしょ? 作ってるやつ出しておくから、リビングで待ってて」
「なんでバカって……。でも分かったっす~! 待っているっす~」
すると蒼柳はリビングの席に着いたかと思えば、急に「利里さんの部屋はどこっすか?」なんて言ってきた。俺はちょうど今日の朝に作っていた夕飯を温めていたので、火を止めて部屋へ連れて行こうと蒼柳へ近づくと……不意に抱き締められたのだ。――突然の出来事に俺は困惑と緊張が入って問いかける。
「あお、やなぎ?」
すると蒼柳はまた笑ってから、顔を近づけて……俺の唇に触れて、こじ開けてきたのだ。
――チュゥ……、クチュゥ……、チュゥ……。
「んぅ、んう……ぷはぁ!」
息が続かずに吐き出してしまうと蒼柳がさらに抱き締めて、耳元で囁くのだ。
「利里さんのご飯も食べるっすけど、利里さんも食べさせてくださいね?」
「お前……よくもそんな歯の浮く言葉を――」
「でも、耳が赤いっすよ? お腹空いているっすけど、やっぱりお砂糖みたいな小鳥さんを食べるのもいいっすよね~」
「……お前の思考回路がよくわからん」
(こいつ、頭が良いくせにわけが分からないこと言うんだよね……)
だが身体が疼いているの本当だ。わかってはいるが正直すぎる自分は良いのかさえ分からない。でも、それでも蒼柳は馬鹿正直な俺を許すように、こんな誘いをしたのだ。
「まずは利里さんのお部屋でエッチして……それからご飯食べて、エッチして、お風呂入ってエッチして……」
「ちょっと待った! どんだけするの、お前?」
「え~、良いじゃないっすか。お泊りの醍醐味っすよ~。特に恋人同士でお泊りは貴重なんすから~!」
はしゃぐ蒼柳に俺は変に息を吐き出した。もともと自分の頭がピンク色に染まっていたのは自覚をしていたが、蒼柳もそうだと思うと……恥ずかしさを通り越してかなり嬉しかった。だから誘ってしまったのだ。
「じゃあ、さ。エッチしよ」
「え……?」
「お腹空いてるだろうけれど、」
――俺も蒼柳が欲しいから。
沈黙が続いたかと思えば、蒼柳は軽やかに笑って俺を離したかと思えば、誘うような声で言い放つ。
「じゃあ満足させてあげますよ、……利里さん?」
まるで王子様のような笑顔を魅せられて、俺の心臓は持たないではないかと心配になった。
――ギシッ……ギシッ……。
――ズチュゥ……ズチュッ!!!
「うひぃ、うぅ……うぅ……!」
ベッドがひっきりなしに人間のように啼いていた。でも俺も同じように泣いている。蒼柳がなぜか持っていたローションのおかげでスムーズに挿入されたものの、異物感が半端なくて、俺は男のくせに涙も気持ちの悪い声も漏れてしまう。
ホテルで犯されることもあったが、家でされるのは初めてだ。だから余計に興奮するのもあったが、羞恥心が募ってしまう。
今は旅行に行って明後日まで帰ってこないはずの両親に顔向けができないほど、俺は恥ずかしさでいっぱいなった。
「りざ、とさん? 苦しい……すか?」
「くる、しいし……恥ずかしい……」
率直な感想を述べると頬を赤く染めている蒼柳が、自分の顔を隠すように俺にキスを強請る。俺も同じように顔が赤いだろうから、応えるように唇を啄んでは食むようにキスをした。
――チュゥ……ジュゥ……プチュゥ……。
「んぅ……んぶ……」
キスの相手は蒼柳が初めてではあったが嫌ではなかった。もしかしたら俺はノーマルではなく、ホモだったのかと思うと、複雑な気持ちを抱く。まぁ慎さんが好きな時点でそうだったかもしれないな、なんて思う自分も居たが。
蒼柳と触れ合っても、深くても、キスをするたびに身体が溶けていくような感覚に陥り、脱力もしていく。どうしてなのかは分からない。
でも気持ちが良くて、蒼柳が律動しようとするときには「もっとキスして?」と請う自分が居る。それでも蒼柳は悪戯に笑ってはキスをしながら、腰を上下に揺さぶるのだ。
――ズチュゥ! ズチュッ……!
「ふ、んぁ……、あお、やなぎぃ……!」
腰もおしりも馬鹿になりそうで怖い。だから俺は蒼柳にしがみついてしまう。しがみついて迫りくる快感をどうにかしないとならない思いになって、必死な顔をする蒼柳へ答えを求める。
「ねぇ、あおやなぎ。どう、しよう? おしり、へんに……なる!」
「……真緒って呼ばないと、もっと変にさせますよ」
すると蒼柳は……真緒は俺の好きな部位を攻め立てるように狙いを定めて打ち込んんだ。前立腺と呼ばれる解剖生理でしか習わない場所は、男同士でのイイトコロ……らしい。俺がこういうシチュエーションに限って、恥ずかしさのあまり名前呼びしないことを、蒼柳はよく思っていないのだ。
だから俺は悶えながら言葉を紡いでいく。
「ま、お! ごめんって!! おしりぃ、へんになる……からぁ!」
「利里さん、いいっすね……。かわいいから、イかせてあげますよ!」
蒼柳のモノがより深く俺に刺し込んでいき、出たり入ったりを繰り返す。正直言って苦しいし、でもおかしくなる自分もいるし、変な気持ちになるし……でもこれだけは言える。
「真緒、あのね。真緒とこうやってエッチする……、俺、」
――好きだよ。
俺が涙を零しながら紡いでいくと、真緒は今までにないくらい顔を真っ赤にして、激しいストロークを始めるのだ。突飛すぎる行為に俺は身体をビクつかせた。
「あぅ、ふぅ! ま、お!??」
「利里さん、かわいすぎ! もう、お仕置きっす!」
それから俺は何度も絶頂を果たし、蒼柳も達していた。……でも気づいたら朝になっていて、俺と蒼柳は裸のままで眠っていたのであった。
「ただいま~……」
(よし、家は真っ暗だから2人は居ないな。うん!)
ドアを開けて誰も居ないことを確認してから、恐る恐る入室し部屋の電気を付けていく俺と、感嘆な声を出しながら見回している蒼柳に俺はなんだが腹が立った。……というか、自分の家なのに緊張しまくっている自分も腹立たしいのだ。
「蒼柳のバカ。……お腹減っているでしょ? 作ってるやつ出しておくから、リビングで待ってて」
「なんでバカって……。でも分かったっす~! 待っているっす~」
すると蒼柳はリビングの席に着いたかと思えば、急に「利里さんの部屋はどこっすか?」なんて言ってきた。俺はちょうど今日の朝に作っていた夕飯を温めていたので、火を止めて部屋へ連れて行こうと蒼柳へ近づくと……不意に抱き締められたのだ。――突然の出来事に俺は困惑と緊張が入って問いかける。
「あお、やなぎ?」
すると蒼柳はまた笑ってから、顔を近づけて……俺の唇に触れて、こじ開けてきたのだ。
――チュゥ……、クチュゥ……、チュゥ……。
「んぅ、んう……ぷはぁ!」
息が続かずに吐き出してしまうと蒼柳がさらに抱き締めて、耳元で囁くのだ。
「利里さんのご飯も食べるっすけど、利里さんも食べさせてくださいね?」
「お前……よくもそんな歯の浮く言葉を――」
「でも、耳が赤いっすよ? お腹空いているっすけど、やっぱりお砂糖みたいな小鳥さんを食べるのもいいっすよね~」
「……お前の思考回路がよくわからん」
(こいつ、頭が良いくせにわけが分からないこと言うんだよね……)
だが身体が疼いているの本当だ。わかってはいるが正直すぎる自分は良いのかさえ分からない。でも、それでも蒼柳は馬鹿正直な俺を許すように、こんな誘いをしたのだ。
「まずは利里さんのお部屋でエッチして……それからご飯食べて、エッチして、お風呂入ってエッチして……」
「ちょっと待った! どんだけするの、お前?」
「え~、良いじゃないっすか。お泊りの醍醐味っすよ~。特に恋人同士でお泊りは貴重なんすから~!」
はしゃぐ蒼柳に俺は変に息を吐き出した。もともと自分の頭がピンク色に染まっていたのは自覚をしていたが、蒼柳もそうだと思うと……恥ずかしさを通り越してかなり嬉しかった。だから誘ってしまったのだ。
「じゃあ、さ。エッチしよ」
「え……?」
「お腹空いてるだろうけれど、」
――俺も蒼柳が欲しいから。
沈黙が続いたかと思えば、蒼柳は軽やかに笑って俺を離したかと思えば、誘うような声で言い放つ。
「じゃあ満足させてあげますよ、……利里さん?」
まるで王子様のような笑顔を魅せられて、俺の心臓は持たないではないかと心配になった。
――ギシッ……ギシッ……。
――ズチュゥ……ズチュッ!!!
「うひぃ、うぅ……うぅ……!」
ベッドがひっきりなしに人間のように啼いていた。でも俺も同じように泣いている。蒼柳がなぜか持っていたローションのおかげでスムーズに挿入されたものの、異物感が半端なくて、俺は男のくせに涙も気持ちの悪い声も漏れてしまう。
ホテルで犯されることもあったが、家でされるのは初めてだ。だから余計に興奮するのもあったが、羞恥心が募ってしまう。
今は旅行に行って明後日まで帰ってこないはずの両親に顔向けができないほど、俺は恥ずかしさでいっぱいなった。
「りざ、とさん? 苦しい……すか?」
「くる、しいし……恥ずかしい……」
率直な感想を述べると頬を赤く染めている蒼柳が、自分の顔を隠すように俺にキスを強請る。俺も同じように顔が赤いだろうから、応えるように唇を啄んでは食むようにキスをした。
――チュゥ……ジュゥ……プチュゥ……。
「んぅ……んぶ……」
キスの相手は蒼柳が初めてではあったが嫌ではなかった。もしかしたら俺はノーマルではなく、ホモだったのかと思うと、複雑な気持ちを抱く。まぁ慎さんが好きな時点でそうだったかもしれないな、なんて思う自分も居たが。
蒼柳と触れ合っても、深くても、キスをするたびに身体が溶けていくような感覚に陥り、脱力もしていく。どうしてなのかは分からない。
でも気持ちが良くて、蒼柳が律動しようとするときには「もっとキスして?」と請う自分が居る。それでも蒼柳は悪戯に笑ってはキスをしながら、腰を上下に揺さぶるのだ。
――ズチュゥ! ズチュッ……!
「ふ、んぁ……、あお、やなぎぃ……!」
腰もおしりも馬鹿になりそうで怖い。だから俺は蒼柳にしがみついてしまう。しがみついて迫りくる快感をどうにかしないとならない思いになって、必死な顔をする蒼柳へ答えを求める。
「ねぇ、あおやなぎ。どう、しよう? おしり、へんに……なる!」
「……真緒って呼ばないと、もっと変にさせますよ」
すると蒼柳は……真緒は俺の好きな部位を攻め立てるように狙いを定めて打ち込んんだ。前立腺と呼ばれる解剖生理でしか習わない場所は、男同士でのイイトコロ……らしい。俺がこういうシチュエーションに限って、恥ずかしさのあまり名前呼びしないことを、蒼柳はよく思っていないのだ。
だから俺は悶えながら言葉を紡いでいく。
「ま、お! ごめんって!! おしりぃ、へんになる……からぁ!」
「利里さん、いいっすね……。かわいいから、イかせてあげますよ!」
蒼柳のモノがより深く俺に刺し込んでいき、出たり入ったりを繰り返す。正直言って苦しいし、でもおかしくなる自分もいるし、変な気持ちになるし……でもこれだけは言える。
「真緒、あのね。真緒とこうやってエッチする……、俺、」
――好きだよ。
俺が涙を零しながら紡いでいくと、真緒は今までにないくらい顔を真っ赤にして、激しいストロークを始めるのだ。突飛すぎる行為に俺は身体をビクつかせた。
「あぅ、ふぅ! ま、お!??」
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