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邪神の眠る地33
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「おいおいおい…まさか…」
フラフラとした足取りでローエングリンは進む。その先にあるのは…先ほどルカ達が見つけた、『時が止まった男』だ。だが、ローエングリンの前にアレクシアが立ちはだかる。
「それ以上前に出れば――斬る」
アレクシアの他にも、エーレーン、安鶴沙といった面々もローエングリンに対し身構える。だが…ローエングリンは、それすら意に介さないず『時が止まった男』に話しかける。
「お前…こんな所で何してんだよ?なあ…?」
無論、男は答えない。
「ローエングリン…貴様、どうした?」
そんな疑問を口にしたのは、ローエングリンと中まであるはずのエリュクスだ。しかし、ローエングリンはエリュクスの言葉すら無視して男に歩み寄ろうとする。その瞬間、動いたのはエーレーンだ。
もはや問答無用とばかりに、右手に持った剣を振り下ろす。だが、その剣はローエングリンに届かない。エーレーンが振り下ろした剣は、次の瞬間には粉々に砕け散っていた。
フラフラとした足取りでローエングリンは進む。その先にあるのは…先ほどルカ達が見つけた、『時が止まった男』だ。だが、ローエングリンの前にアレクシアが立ちはだかる。
「それ以上前に出れば――斬る」
アレクシアの他にも、エーレーン、安鶴沙といった面々もローエングリンに対し身構える。だが…ローエングリンは、それすら意に介さないず『時が止まった男』に話しかける。
「お前…こんな所で何してんだよ?なあ…?」
無論、男は答えない。
「ローエングリン…貴様、どうした?」
そんな疑問を口にしたのは、ローエングリンと中まであるはずのエリュクスだ。しかし、ローエングリンはエリュクスの言葉すら無視して男に歩み寄ろうとする。その瞬間、動いたのはエーレーンだ。
もはや問答無用とばかりに、右手に持った剣を振り下ろす。だが、その剣はローエングリンに届かない。エーレーンが振り下ろした剣は、次の瞬間には粉々に砕け散っていた。
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