同じ空の下で君はなにをみているだろう

みう

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1話〜交通事故〜

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「はぁ、やっと7限目終わったよ」
私は月曜日が嫌いだ。
1週間のはじめだというのになぜ7限目まであるのだろう。
でもありがたいことに今日は部活がない。
早く帰ってゲームでもしよう。
私は急いで帰る支度をした。
背伸びして私立を選んだせいか近くに住んでいる友達はいなかった。
 いつもの帰り道。部活がないだけ明るいうちには帰れるが、いつもの風景とたいして変わらない。
自然とため息がでた。なにか変わったこと起きないかな。
キー、バーン
え………。
周りにいた人もざわめきだす。
車と人の接触事故がおきたのだ。
目の前にはヒロトの倒れてる姿がみえた。
「ヒロトくん!?ちょっと大丈夫!?」
返事はなかった。彼は私と同じクラス、普段はあまり喋らないが女子にはかなりの人気がある。サッカー男子はだいたいそうだろう。
私はいそいで救急車を呼んだ。
事故の場所が病院と近かったせいかすぐにきてくれた。
「お友達ですか?とりあえず一緒に乗ってください!」
私はこくりとうなずいた。
彼の体は傷だらけだった。みるのが怖いくらいに…。

 ヒロトは緊急手術をうけて、入院室で眠っていた。
もう8時か。そろそろ親が心配する時間だろう。一応スマホで親にこのことを連絡しておいた。
あしたはたしか学校がなかったはず、とりあえず目が覚めるまで隣にいよう。

「お前……ひかりか?なぜここにいる」
よるの10時。やっと目が覚めた。近くでみるとたしかに女子に人気がある理由もわかる。顔は俳優にいそうなくらいイケメンで、声も男らしい声だった。
「あなたが事故になった時私が近くにいたから…かな?あなたの両親も来なさそうだし。」
今になって私も気づいた。彼女でもない私がなんでずっと隣にいたのだろう。

「そうか、ありがとな、助けてくれて。あの時お前の声が聞こえたけど、返事できなかった。」

「いいよ、目が覚めてよかった。でも、ひとつ疑問に思ったことがあるんだけど、なんで車に当たりに行ったの?」
そうだ。私が1番疑問に思ったこと…。たしかあの時、ヒロトから車につっこんだのだ。

「……………。」

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