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第三章 外資
交渉の行方
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ウィルムは眉をしかめるが、なにも言わず次の言葉を待つ。
「無謀以外に言葉が見つかりませんね。孤立無援のその状態でどうやって市場の支配者と戦うつもりですか? 領民の人気を得られる画期的な商品でも開発したのですか?」
「それは……」
「私は慈善事業を行っているのではありません。投資家なんです。分が悪い商売は投資ではなくギャンブルだ。今のあなたに協力することはできません」
シーカーの言うことはもっともで、予想もしていた。
だがウィルムは諦めない。
「分が悪い」と言うのなら、リスクに対するリターンを大きくするまで。
たとえ賭けであっても、勝ったときの利益に価値を持たせるのだ。
「ドラチナス市場への先行投資権が得られるとしてもですか?」
「ほぅ、どうやって?」
「ギルドを解体して、ドラチナスの市場を開放します」
それがウィルムに提案できる最大の一手だ。
ギルドが独占している市場に参入できるのなら、条件としては悪くないはず。
なぜなら、ギルドが解体されることで、他州や他国から商人が集まりやすくなり、自由な商売によって市場は再び活発化するからだ。
シーカーが黙り込み考え始めたところでたたみかける。
「今のドラチナスで商売をするには、ギルドの加入とドラチナス金庫からの出資が暗黙の了解となっています。つまり、他国の資本家がいくらドラチナスの店や商会に興味を持って投資しようとしても、ドラチナス金庫が先に出資してオーナーとなっているため、よそからの新たな出資を認めないんです。だからもし、投資家がそこへ入り込めれば、ギルドが得ていた大きな儲けを奪いとることができるでしょう」
「なるほど、一理ある。ですが、あらかじめ外資系の商会がドラチナスへ入ればどうなるんです? 既に出資者がいるのですから、ギルドに加入してもドラチナス金庫は介入できないでしょう」
「いいえ。ドラチナスで商売をするなら、ギルドにとって都合の悪い商会は仕事を融通してもらえません。ドラチナス金庫の不利益になるような輩は、ギルドにとっても邪魔でしかない。だからどんな大きな商会でも、市場への参入が難しいんです」
「へぇ、そういう仕組みだったのか。でしたら、ドラチナス市場の開放は僕たち外資にとって、魅力的な話ですね。しかし矛盾していませんか?」
「どういうことですか?」
「今のドラチナスで商売をする者には、よそからの出資は受けられない。それはつまり、ウィルムさんにも当てはまることでしょう? 私があなたに出資しても、ドラチナスへ戻れば私との契約の破棄を求められるのでは?」
シーカーは口調こそ穏やかだが、鋭い眼差しを向けてくる。
まったくもって隙がない。
ウィルムは彼から感じる圧を痛いほど感じながらも、真っ向から対峙する。
「ご心配には及びません。外資が参入できないのは、あくまでドラチナス金庫がオーナーになっているからです。つまり、なんらかの事情で出資を打ち切られた者には、当てはまらない」
「まさか……」
「そうです。今のクルセイド鉱石商にオーナーはいません。それどころか、ドラチナス金庫自ら貸し剥がしをしてきたんです」
ウィルムの声に熱が宿る。
思い出しただけで怒りが込み上げ、拳を握りしめる。
しかし、今のこの状況こそが唯一の好機なのだ。
普通は、ドラチナス金庫に出資を打ち切られるなど、破産寸前か倫理に反して騎士団に目をつけられるぐらいしかありえない。
そうなると、いくら出資できるチャンスだろうと、ギルドから見捨てられた商人には投資家も手は出さない。
「そういうことですか……ふふふっ、中々面白いことを考えるお人だ。エルダさんが惹かれるのも分かる気がする」
「え?」
「いいえ、なんでもないです。ではそろそろ教えて頂けませんか? あなたがそこまでギルドにこだわる理由を。ギルドはなにを隠しているんです?」
ウィルムはすぐには答えられなかった。
ギルドの暗部に踏み込み過ぎている上に、そもそも信じてもらえるかも分からない。
ただ、シーカーの目は先ほどまでと違い、まるで少年のように輝いて見えた。
なにか面白いことを求めているようだ。
ならばその期待に応えようと、ウィルムは意を決して語った。ギルドの隠している真実を。彼らの繁栄の真相を。
「――んなっ……」
最後まで聞き終えたシーカーは、目を見開いて絶句する。
しかし信じていないわけではないようだ。
そして腹を抱え笑いを必死にこらえようとしていた。
「……ふふっ、思った以上に面白そうな案件ですね。ギルドのやり方も大変勉強になりました。それに、ウィルムさんには勝機がないと思っていましたが、そうでもないようだ」
「シーカーさん、どうか僕に力を貸してください」
「もう少し慎重な判断が必要ですが……まあ、いいでしょう」
「え? ほ、本当ですか!?」
「ええ、本来ならあり得ないことですが、エルダさんの頼みもありますし、なによりあなたのその目は信用できそうだ。それに、竜人というのは高いポテンシャルを秘めていますからね」
「シーカーさん、本当にありがとうございます!」
「ただし、条件があります」
「はい」
「もし私の出資をもってしても資金繰りが悪化し、回収の見込みが低いと判断した場合は、あなた自身を売ってもらいます」
凍てつくような低い声で言ったシーカーは、冷徹なまでに無表情だった。
ウィルムは息を呑む。
竜人の鱗や脊髄などは、闇市場で高く売れる。
それを想像すると、背筋に悪寒が走った。
しかし、シーカーの恐ろしさを目の当たりにしたウィルムだったが、決意に満ちた瞳は揺らぐことなく堂々と答えた。
「構いません」
すると、シーカーは張り詰めていた空気を霧散させ微笑む。
「交渉成立です。これであなたと私は商売仲間、一蓮托生です」
二人はかたく手を握り合い、ドラチナスの闇と戦うことを決めたのだった。
「無謀以外に言葉が見つかりませんね。孤立無援のその状態でどうやって市場の支配者と戦うつもりですか? 領民の人気を得られる画期的な商品でも開発したのですか?」
「それは……」
「私は慈善事業を行っているのではありません。投資家なんです。分が悪い商売は投資ではなくギャンブルだ。今のあなたに協力することはできません」
シーカーの言うことはもっともで、予想もしていた。
だがウィルムは諦めない。
「分が悪い」と言うのなら、リスクに対するリターンを大きくするまで。
たとえ賭けであっても、勝ったときの利益に価値を持たせるのだ。
「ドラチナス市場への先行投資権が得られるとしてもですか?」
「ほぅ、どうやって?」
「ギルドを解体して、ドラチナスの市場を開放します」
それがウィルムに提案できる最大の一手だ。
ギルドが独占している市場に参入できるのなら、条件としては悪くないはず。
なぜなら、ギルドが解体されることで、他州や他国から商人が集まりやすくなり、自由な商売によって市場は再び活発化するからだ。
シーカーが黙り込み考え始めたところでたたみかける。
「今のドラチナスで商売をするには、ギルドの加入とドラチナス金庫からの出資が暗黙の了解となっています。つまり、他国の資本家がいくらドラチナスの店や商会に興味を持って投資しようとしても、ドラチナス金庫が先に出資してオーナーとなっているため、よそからの新たな出資を認めないんです。だからもし、投資家がそこへ入り込めれば、ギルドが得ていた大きな儲けを奪いとることができるでしょう」
「なるほど、一理ある。ですが、あらかじめ外資系の商会がドラチナスへ入ればどうなるんです? 既に出資者がいるのですから、ギルドに加入してもドラチナス金庫は介入できないでしょう」
「いいえ。ドラチナスで商売をするなら、ギルドにとって都合の悪い商会は仕事を融通してもらえません。ドラチナス金庫の不利益になるような輩は、ギルドにとっても邪魔でしかない。だからどんな大きな商会でも、市場への参入が難しいんです」
「へぇ、そういう仕組みだったのか。でしたら、ドラチナス市場の開放は僕たち外資にとって、魅力的な話ですね。しかし矛盾していませんか?」
「どういうことですか?」
「今のドラチナスで商売をする者には、よそからの出資は受けられない。それはつまり、ウィルムさんにも当てはまることでしょう? 私があなたに出資しても、ドラチナスへ戻れば私との契約の破棄を求められるのでは?」
シーカーは口調こそ穏やかだが、鋭い眼差しを向けてくる。
まったくもって隙がない。
ウィルムは彼から感じる圧を痛いほど感じながらも、真っ向から対峙する。
「ご心配には及びません。外資が参入できないのは、あくまでドラチナス金庫がオーナーになっているからです。つまり、なんらかの事情で出資を打ち切られた者には、当てはまらない」
「まさか……」
「そうです。今のクルセイド鉱石商にオーナーはいません。それどころか、ドラチナス金庫自ら貸し剥がしをしてきたんです」
ウィルムの声に熱が宿る。
思い出しただけで怒りが込み上げ、拳を握りしめる。
しかし、今のこの状況こそが唯一の好機なのだ。
普通は、ドラチナス金庫に出資を打ち切られるなど、破産寸前か倫理に反して騎士団に目をつけられるぐらいしかありえない。
そうなると、いくら出資できるチャンスだろうと、ギルドから見捨てられた商人には投資家も手は出さない。
「そういうことですか……ふふふっ、中々面白いことを考えるお人だ。エルダさんが惹かれるのも分かる気がする」
「え?」
「いいえ、なんでもないです。ではそろそろ教えて頂けませんか? あなたがそこまでギルドにこだわる理由を。ギルドはなにを隠しているんです?」
ウィルムはすぐには答えられなかった。
ギルドの暗部に踏み込み過ぎている上に、そもそも信じてもらえるかも分からない。
ただ、シーカーの目は先ほどまでと違い、まるで少年のように輝いて見えた。
なにか面白いことを求めているようだ。
ならばその期待に応えようと、ウィルムは意を決して語った。ギルドの隠している真実を。彼らの繁栄の真相を。
「――んなっ……」
最後まで聞き終えたシーカーは、目を見開いて絶句する。
しかし信じていないわけではないようだ。
そして腹を抱え笑いを必死にこらえようとしていた。
「……ふふっ、思った以上に面白そうな案件ですね。ギルドのやり方も大変勉強になりました。それに、ウィルムさんには勝機がないと思っていましたが、そうでもないようだ」
「シーカーさん、どうか僕に力を貸してください」
「もう少し慎重な判断が必要ですが……まあ、いいでしょう」
「え? ほ、本当ですか!?」
「ええ、本来ならあり得ないことですが、エルダさんの頼みもありますし、なによりあなたのその目は信用できそうだ。それに、竜人というのは高いポテンシャルを秘めていますからね」
「シーカーさん、本当にありがとうございます!」
「ただし、条件があります」
「はい」
「もし私の出資をもってしても資金繰りが悪化し、回収の見込みが低いと判断した場合は、あなた自身を売ってもらいます」
凍てつくような低い声で言ったシーカーは、冷徹なまでに無表情だった。
ウィルムは息を呑む。
竜人の鱗や脊髄などは、闇市場で高く売れる。
それを想像すると、背筋に悪寒が走った。
しかし、シーカーの恐ろしさを目の当たりにしたウィルムだったが、決意に満ちた瞳は揺らぐことなく堂々と答えた。
「構いません」
すると、シーカーは張り詰めていた空気を霧散させ微笑む。
「交渉成立です。これであなたと私は商売仲間、一蓮托生です」
二人はかたく手を握り合い、ドラチナスの闇と戦うことを決めたのだった。
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