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第2章 天国への階段
運命の夜
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「だろ?俺、今こいつにハマッてる。めっちゃイイ歌なんだ」
「そうなんだ。彼女ともよく聴いてるの?」
私はそう言いながら祐の顔を覗きこむと、祐は眉根を持ち上げてハノ字にして私を見た。
「なんで、そこに彼女が出てくんだよ?」
「…なんとなく。こういうの、一緒に聴けるのっていいなぁって」
「…いいなぁっ…てなんだよ」
「だから、…彼女とか彼氏とか。好きな人と一緒にいて、好きな音楽一緒に寄り添って聴くって…いいよね」
「ばーか」
祐はそう言いながら、声を上げて笑った。すると、今度は私が口を尖らせて、
「なんで笑うのよっ」
「だって、こうやって俺たちだって、真夜中に同じベッドにいて、好きな歌一緒に聴いてるじゃん。でも、俺はこの歌は、いつも一人で聴いてたよ」
と祐は少し頭をかいて言うと、私は祐を見つめた。
「じゃ、なんで私にこれ、聴かせようって思ってくれたの?」
ベッドに手をついて、身を乗り出して尋ねると、祐は顔を上げて私を見つめた。こんなに近くで見つめ合ったことは、無かった。
すると、ゆっくり祐の顔が近づいてきた。
え?
驚きは、一瞬のうちに溶けて頭の中が真っ白になった。
祐と、唇が触れている。
なにが起こったのか、わからなかった。
最初はぎこちなく、優しく唇を重ねるだけのキスだった。
やがて祐は私の肩に腕を回すと、ぎゅっと抱きしめてくれた。私はどうしたらいいのか分からなったけれど、祐の背中に腕を回してきつく抱きしめた。
私、今、祐とキスしてる。
これは夢なの?
なんでかな?
抵抗、すべき?
でも、いやじゃない。
私…祐のこと……やっぱり、好き
やがて、重ねた唇の隙間から舌が絡み合っていく。これが、キスなの?こんなに、情熱的に絡み合うものなの?
止められない…。
いつの間にか祐は私をそのまま押し倒してきて、私のパジャマのボタンを外していくと、私は自分から祐の頬を両手で被い、首を伸ばしてキスをした。
まさか、こんな展開になるなんて、想像もしてなかった。でも、同時にキスだけでは終わらない熱情が、お互いに湧き起こってしまったんだ。
そうして、私は祐に抱かれた。家族としてでも、妹としてでもなく、ただ一人の女として……。
「そうなんだ。彼女ともよく聴いてるの?」
私はそう言いながら祐の顔を覗きこむと、祐は眉根を持ち上げてハノ字にして私を見た。
「なんで、そこに彼女が出てくんだよ?」
「…なんとなく。こういうの、一緒に聴けるのっていいなぁって」
「…いいなぁっ…てなんだよ」
「だから、…彼女とか彼氏とか。好きな人と一緒にいて、好きな音楽一緒に寄り添って聴くって…いいよね」
「ばーか」
祐はそう言いながら、声を上げて笑った。すると、今度は私が口を尖らせて、
「なんで笑うのよっ」
「だって、こうやって俺たちだって、真夜中に同じベッドにいて、好きな歌一緒に聴いてるじゃん。でも、俺はこの歌は、いつも一人で聴いてたよ」
と祐は少し頭をかいて言うと、私は祐を見つめた。
「じゃ、なんで私にこれ、聴かせようって思ってくれたの?」
ベッドに手をついて、身を乗り出して尋ねると、祐は顔を上げて私を見つめた。こんなに近くで見つめ合ったことは、無かった。
すると、ゆっくり祐の顔が近づいてきた。
え?
驚きは、一瞬のうちに溶けて頭の中が真っ白になった。
祐と、唇が触れている。
なにが起こったのか、わからなかった。
最初はぎこちなく、優しく唇を重ねるだけのキスだった。
やがて祐は私の肩に腕を回すと、ぎゅっと抱きしめてくれた。私はどうしたらいいのか分からなったけれど、祐の背中に腕を回してきつく抱きしめた。
私、今、祐とキスしてる。
これは夢なの?
なんでかな?
抵抗、すべき?
でも、いやじゃない。
私…祐のこと……やっぱり、好き
やがて、重ねた唇の隙間から舌が絡み合っていく。これが、キスなの?こんなに、情熱的に絡み合うものなの?
止められない…。
いつの間にか祐は私をそのまま押し倒してきて、私のパジャマのボタンを外していくと、私は自分から祐の頬を両手で被い、首を伸ばしてキスをした。
まさか、こんな展開になるなんて、想像もしてなかった。でも、同時にキスだけでは終わらない熱情が、お互いに湧き起こってしまったんだ。
そうして、私は祐に抱かれた。家族としてでも、妹としてでもなく、ただ一人の女として……。
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