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第3章 もう、恋なんてしない
突然の彼女宣言
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学校帰り。
私は駅前をブラブラと歩いていた。お気に入りのCDショップに立ち寄り、いつものあの洋楽を試聴するのが、好きだ。
祐が好きだった歌。私はヘッドフォンを頭にかけて、スタートボタンを押した。透き通るような、甘い、優しい声。この人の歌のお陰で、私はまだ、生きてる。
そう思うと、涙が溢れそうだ。私はぎゅっと目を閉じると、突然ドンッと誰かが背中にぶつかった。
「??」
私は振り向いてギロッと睨むと、周りの人たちが一斉に何処かを見ていた。ぶつかったのは、野次馬のようだ。私は不思議に思い、ヘッドフォンを外すと、
「あんた、最低ッ!!顔がイイからって、調子に乗らないでよ!!」
と若い女の怒鳴る声が響いた。
レジの中にいる店員と、お客さんのようだけど…。その怒鳴った女の子は、私服だけど私と年もあまり変わらないくらいで、同性から見ても、かわいらしい。パーマがかかった髪が、肩の上で揺れている。レジのカウンターを挟んで、片方の頬を叩かれた男の子は、小さなため息をついた。
「つーかさ、玲、俺達、付き合ってないよ。なのに、なんで彼女面?」
すごい、冷たい。私のほうが、肩をすくめてしまった。彼は少し前髪が長くて、ルックスは確かにカッコいい。二重の大きな瞳をして、歯並びも良い。アイドルみたいだ。かなりイケメンだと思う。
ふと、私が見ていることに気付いた彼と、ばっちり目が合ってしまった。私はトバッチリを避けたくて慌てて店を出ようとすると、彼は声のボリュームを上げた。
「俺さ、彼女、いるんだ。そこにいる、梶原萌梨が、彼女なんだよ!!」
と彼が大声をあげると、私は驚いて振り返り、彼を見つめた。
なんで、私の名前……知ってるの!?
すると、彼女はさらに瞳を丸くして振り向き私を睨むと、つかつかと歩み寄ってきた。
ぶたれる!!
と思うと、彼女は私の腕をグイッと掴んで、
「梶原……?!あんた、梶原萌梨…?!」
と聞いてくると、なんだか私はムッとした。
学校帰り。
私は駅前をブラブラと歩いていた。お気に入りのCDショップに立ち寄り、いつものあの洋楽を試聴するのが、好きだ。
祐が好きだった歌。私はヘッドフォンを頭にかけて、スタートボタンを押した。透き通るような、甘い、優しい声。この人の歌のお陰で、私はまだ、生きてる。
そう思うと、涙が溢れそうだ。私はぎゅっと目を閉じると、突然ドンッと誰かが背中にぶつかった。
「??」
私は振り向いてギロッと睨むと、周りの人たちが一斉に何処かを見ていた。ぶつかったのは、野次馬のようだ。私は不思議に思い、ヘッドフォンを外すと、
「あんた、最低ッ!!顔がイイからって、調子に乗らないでよ!!」
と若い女の怒鳴る声が響いた。
レジの中にいる店員と、お客さんのようだけど…。その怒鳴った女の子は、私服だけど私と年もあまり変わらないくらいで、同性から見ても、かわいらしい。パーマがかかった髪が、肩の上で揺れている。レジのカウンターを挟んで、片方の頬を叩かれた男の子は、小さなため息をついた。
「つーかさ、玲、俺達、付き合ってないよ。なのに、なんで彼女面?」
すごい、冷たい。私のほうが、肩をすくめてしまった。彼は少し前髪が長くて、ルックスは確かにカッコいい。二重の大きな瞳をして、歯並びも良い。アイドルみたいだ。かなりイケメンだと思う。
ふと、私が見ていることに気付いた彼と、ばっちり目が合ってしまった。私はトバッチリを避けたくて慌てて店を出ようとすると、彼は声のボリュームを上げた。
「俺さ、彼女、いるんだ。そこにいる、梶原萌梨が、彼女なんだよ!!」
と彼が大声をあげると、私は驚いて振り返り、彼を見つめた。
なんで、私の名前……知ってるの!?
すると、彼女はさらに瞳を丸くして振り向き私を睨むと、つかつかと歩み寄ってきた。
ぶたれる!!
と思うと、彼女は私の腕をグイッと掴んで、
「梶原……?!あんた、梶原萌梨…?!」
と聞いてくると、なんだか私はムッとした。
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