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第12章 崩壊
始まりの場所
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「お父さんはね、お母さんに愛されたかっただけなの。でも、無理だったんだ。だから、その代わりに美夜を愛そうと思ったのね。でもね。…お母さんだって、お父さんのこと、少なからず愛してたの。不器用すぎるお父さんの愛情を、知ってたはずだから。だから、美夜が伝えてあげて。お母さんも、お父さんのことをちゃんと愛していたんだって…」
「………お父さん、寂しがりやなのかな?」
「そうかもね…」
未だに、私は梶原が憎いし、大嫌い。梶原のしたことは許せることじゃない。田中さんが言うように、梶原のお父さんも何かしら手を回して深い因縁があるのだとしたら、梶原の罪は父親も関係してる。まだまだ、私の知らないことがあるのかもしれない。嘆いてる時間は、ない。
田中さんは、きっと私たちをあいつの元に連れて行く。それなら、ついていこう。滋先輩が無事でありますように…!
そうして、田中に連れられて、私達は新宿の高層ビルにやってきた。
そこは、私達親子と、梶原家親子が再婚するために顔合わせをしたレストランがあるビルだ。
祐。
ここ、覚えてる?
初めて、祐に会った場所だよ。
「………お父さん、寂しがりやなのかな?」
「そうかもね…」
未だに、私は梶原が憎いし、大嫌い。梶原のしたことは許せることじゃない。田中さんが言うように、梶原のお父さんも何かしら手を回して深い因縁があるのだとしたら、梶原の罪は父親も関係してる。まだまだ、私の知らないことがあるのかもしれない。嘆いてる時間は、ない。
田中さんは、きっと私たちをあいつの元に連れて行く。それなら、ついていこう。滋先輩が無事でありますように…!
そうして、田中に連れられて、私達は新宿の高層ビルにやってきた。
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