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第4章 愛されなかった子供
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リュウは私の制服を脱がせていくと、私は涙が次から次へと零れ落ちて来た。
何も、言葉は浮かばなかった。
私は知らなかった。
圭ちゃんの気持ち。
憎んでいたとは思っていたけど………。
だけど、そこまで嫌われていたなんて……!
「美夜。俺は違う。父親とも、圭太とも違うやり方で、お前を抱いてやる。だから、俺のそばにいろ。お前は、俺のものだ」
リュウは裸の私の肩を抱きしめながら、そう言って唇を塞いだ。
*
杉本雅美は隣の部屋に入ると、部屋にはいつもファーストフード店にいた男子が3人いて、一人が杉本に歩み寄り腕を掴むと、
「何よ!離してよ!隣にリュウがいるのよ!!」
と怒鳴ると、男子たちは杉本に歩み寄って囲んだ。
「リュウが、雅美とは別れたからもう関係ないって」
と言うと、杉本はキッと男子一人を睨みつけた。
「春川美夜を連れてきたら、もうお前は用済みだって」
「男が欲しいんだろ?俺たちが世話してやるよ」
「前から、雅美に触りたかったんだよね」
何も、言葉は浮かばなかった。
私は知らなかった。
圭ちゃんの気持ち。
憎んでいたとは思っていたけど………。
だけど、そこまで嫌われていたなんて……!
「美夜。俺は違う。父親とも、圭太とも違うやり方で、お前を抱いてやる。だから、俺のそばにいろ。お前は、俺のものだ」
リュウは裸の私の肩を抱きしめながら、そう言って唇を塞いだ。
*
杉本雅美は隣の部屋に入ると、部屋にはいつもファーストフード店にいた男子が3人いて、一人が杉本に歩み寄り腕を掴むと、
「何よ!離してよ!隣にリュウがいるのよ!!」
と怒鳴ると、男子たちは杉本に歩み寄って囲んだ。
「リュウが、雅美とは別れたからもう関係ないって」
と言うと、杉本はキッと男子一人を睨みつけた。
「春川美夜を連れてきたら、もうお前は用済みだって」
「男が欲しいんだろ?俺たちが世話してやるよ」
「前から、雅美に触りたかったんだよね」
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