【一章完結】テイマーだらけの世界で「飼育パートナーなし」と告げられたが、なんかすげーパートナー出来たのでゴートテイマー目指し直します。

みっちゃん

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第一章

第十一話 ユダとクラブ

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山の上の町、ミスーから帰宅して翌日、僕の部屋にフルークフーデを囲み皆が集まっていた。
真ん中にはフルークフーデがキィキィと鳴きながら羽を羽ばたかせている。

「なあ、お前。ほんとにお前のテイマーは死んだのか?」

僕がそう問いかけてもフルークフーデはキィキィと鳴くだけだ。

「フーデ。お前さんのテイマーはどこにいるの?」

サラもそう尋ねる。

「フーデ?」
「うん!フルークフーデだからフーデ。可愛いでしょ!」
「いいえ、フルークの方にいたしましょう!ミドル様。」

アストレアがサラのあだ名を聞き、対抗してくる。
正直どっちでもいいのだが。

「ミドルはどっちがいいと思う?!」
「ミドル様はどちらがいいと思いますか?!」

言い争った彼女らが僕にそろって聞いてくる。

「そんなのどっちでもいいよ。そんなことより、今日は最近戦いばっかだったし町を散歩でもしに行くか。行くぞ、お前ら。クフも!」

僕がそう呼ぶと、フルークフーデはキィキィと鳴き、僕の肩に飛んで乗ってくる。

「「クフ?!何ですかそのダサい名前は。」」
「ミドル様、もう少し可愛い名前にしてあげましょうよ。」
「そうよ。さすがにクフはないよ。」

そう騒いでいるサラとアストレアを放っておき、僕は町へ歩いて行った。

アストレアをにはアップルパイを買い、サラにも食べ物を買ってやり言い争いは一時休戦となった。
しばらく歩いていると、クフが再びキィキィと鳴き飛び始めた。
クフは道を外れ、どんどん近くの森の中へ飛んでいく。
それを追い僕らも走って追いかける。
そして、森の中に一つの石の小さな建物が見つかる。
そこでクフも飛ぶのをやめる。

「クフ、ここに何かあるのか?」
「キィキィ、キィキィ」
「ミドル急に走らないでよ。」
「ふぁだ、はっふるはい食べてるんヘスよ。」
「すまんすまん、クフがいきなり飛びだしたから。」

後から追いついてきたサラとアップルパイを口に頬張ったアストレアに説明をする。

「それにしても、何なんだこの石の建物は。この扉も押しても引いても開かない。」
「キィキィ、キィキィ」

クフは僕の肩に乗りまだ鳴き続けている。

「ミドル、何この石の建物は。」
「分からない。ただ、この先に何かがあるってクフが言っているような気がするんだ。」

ふーん。と言いながらサラは建物の周りを回り始める。
そんなことを話していると、

「ミドル様、何者かが近づいてきます。」
「何!?隠れるぞ。」

アストレアに報告を受け、僕らは身を隠し、何者かを待つ。


「おい。早く歩かんか!!」

そんな聞き覚えのある声が聞こえ、その声の主を僕は確認する。
その声の主はやはりあの店の店主ユダだった。
そのほかに二人と一匹が一緒に歩いてくる。
一人は腕を縄で縛られた僕と同い年ぐらいの少年とそのパートナーと思われる檻に入れられた鳥型のパートナー、少年の縄を引っ張るユダの仲間と思われる男だった。

「誰か助けて!!」

少年はそんなことを叫びながら引きずられてくる。
ユダは石の建物の前に少し立ち止まると、入り口の扉が開き中へと入っていった。

『ミドル様、今のは、、、』
『ああ、やはり裏があったか。』
『今のを見ていると、あの建物の扉を開けるのは何か特別なことが必要そうですね』
『そうだな。アストレアはあの扉開けられるか?』
『分かりませんが、やってみます。』

アストレアとテレパシーでそんな会話をしていると、再び扉が開きユダと仲間の男、そして鳥型のパートナーだけが出てきた。

「これでまた店の商品が増えましたね。」
「ああ、これで私たちの目的へまた一歩近づけるな。そして、あのお方にも喜んでもらえる。最高じゃないか!!」
「「グハハハハハハハハハハハ」」

そう言って、ユダらは来た道を戻っていった。

「やっぱりお前のテイマーは死んでなさそうだな、クフ」
「あの建物の中にいるんですね!」
「これで名前の答え合わせができますね!」
「それは今どうでもいいよ、アストレア。」

僕らは、石の建物の扉の前に戻った。

「アストレア、壊せそうか?」

僕がそう聞くと、アストレアは剣を取り出し構え、扉に向かって剣を振る。

「切れました。」
「へ?」

切れたと言うアストレアに対して、扉には傷一つついていない様に見える。

「アストレアさん、切れてないですよ?」

サラも同じように見えているようで、アストレアに尋ねる。

「いえ、確かに切れていますよ。」

そう言ってアストレアは扉をノックする要領で石の扉を軽く叩く。
すると、今まで傷一つなかったのがウソのように扉が粉々に砕けていく。

「ほら。」
「あ、ああ。そうだな。」

そうドヤ顔をするアストレアに僕もサラも、レオパルドまでも少し引いてしまった。
それから、僕らは建物の中に入っていった。
建物に入るとすぐに地下へと続く階段があった。
その階段を恐る恐る下っていくと、そこは牢獄のような場所で中には何人もの少年や少女がみすぼらしい姿で閉じ込められていた。
子供たちは僕らの姿を物珍しそうに眺めてくる。
下に降りてきてすぐにクフはある方向に鳴きながら飛んでいく。

「クフ?!クフなの?」
「キィキィ、キィキィ」
「元気だった?会いたかったよ~。」
「キィキィ、キィキィ」

クフと少女が騒いでいる中、僕はその少女に声をかける。

「そのパートナーは君の?」
「うん!私のパートナー、フルークフーデ!長いからクフって呼んでるんだ!」
「そうか。クフか。いい名前だな。」

僕はそう言いながら、サラとアストレアの方を見る。
彼女らは信じられないと言わんばかりの驚いた顔でこちらを見てくる。

「感動の再開の中悪いけど、ちょっと君に聞いてもいいかな?」
「うん、いいよ。私の名前はデリカ・マロンだよ。」
「マロンちゃんはどうしてここに連れてこられたの?」
「分かんない。町を歩いていたら急に男の人に捕まって、ここに連れてこられたの」
「そっか。その男の人ってこんな人かな?」

僕はアストレアをユダに変化させる。
子供たちは少しおびえている表情に変わる。

「うん、この人だよ。」

そんな中マロンは答えてくれる。

「そっか、他のみんなもパートナーを連れていかれたの?」

僕がそう聞くと、全員が首を縦に振る。

「とりあえず、みんなここから逃げよう!
 アストレア、サラ、レオパルド。全員を安全に連れ出せ!」
「はい!」「うん!」「ガルルルル」

僕らはそう言って子供たち全員を連れて、この石の建物を出た。

「みんな!みんなのパートナーは僕が必ず助け出す。君たちはとりあえず家に帰って隠れておけ。」

僕の声に子供たち全員が返事をそれぞれ返す。

「マロンついていく!」
「マロンも家に帰っておけ。親が心配してるだろう。」
「いや!」
「いやじゃない。僕らは今から戦いに行くんだ。マロンは家に居ろ。全員のパートナーを助け出したらまた会いに行くから。」
「ほんと?」
「ああ、ほんとさ。」
「約束だよ。」
「ああ、約束だ。」

僕とマロンは小指を絡み合わせて約束を交わす。

「じゃあね、お兄ちゃん!頑張って!!」

そう言って、マロンも家に向かてって走って帰っていった。

「よし、パートナーを助けに行くぞ!」
「はい!」「うん!」「ガルルルル」

僕らは急いでユダの店のある、山の上の町、ミスーへ向かって再び走り始めた。


山の上の町、ミスーへ到着しすぐさまユダの店に向かう。
ユダの店の扉をゆっくり開けると、中には誰も居なかった。

「まだ、帰って来てないのか。今のうちに。アストレア全部の檻壊せるか?」
「任せてください!」

アストレアはそう言うと右手で

”パチンッ”

と指を鳴らす。
すると、一斉に檻が壊れる。

「よくやった。アストレア。よしお前ら、自分のテイマーのところに早く戻るんだ!急げ!!」

僕がそう言うと、閉じ込められていたパートナーたちは一斉に店から飛び出していく。

「よし。僕らも早く逃げるよ。」

パートナーたちに続き僕らも逃げようとする。


「おやおや、何事かと思えはフルークフーデを売ったあなたじゃないですか。」

そんな声が入口の方から聞こえる。
その方向に目を向けると、森の石の建物の前で見た男とユダが立っていた。

「私の店の商品たちが皆逃げているではないですか。どうしてくれるんですか?
 私が長い時間かけて集めたパートナーが。これは痛い目に合っていただかねばいけないですね。」
「悪いことしていたのはあなた達ですよね。」
「そうだよ。小さい子供をあんな場所に閉じ込めて。」
「あの場所もバレてしまったんですね。それにあなた様は珍しいパートナーをお持ちですね。ぜひ、私の商品にしたいですね。」
「わたくしがあなたの商品になる日は永遠に来ないでしょう。」

サラもアストレアも怒りをあらわにしている。

「それはどうでしょう。クラブやっておしまい。」
「はっ。」

ユダがそう言うと、隣の男が前に出てきて、ユダはその場から立ち去ろうとする。

「待てっ!」

僕がユダを追いかけようとするが、クラブと呼ばれた男が立ちふさがる。

「貴様の相手はこの私だっ。」

クラブはそう言うと、自分の影からパートナーと思われる蜘蛛のようなものが出てくる。
そいつは、だんだん大きくなり人の頭ぐらいの大きさになるとクラブの顔にくっつくと、頭をその蜘蛛は覆いかぶさってしまった。

「これはあの方が開発されたパートナーの力をテイマー自身が使用できるようにするインテグルという技術だっ。インテグルをすればすべての力が倍になるんだっ。」
「あんなことが出来るのですね。」

アストレアはインテグルを見て、感心している。

「あの方とは誰なんだ?」
「あの方はあの方だっ。教えられないなっ。ただ、尊敬できる素晴らしい人だっ。」

クラブはそう言うと、いきなり右手をこちらに向けるとそこから糸が飛び出してくる。

「きゃぁぁぁ」「クーン」

その糸に捕まったのはサラとレオパルドだった。蜘蛛の巣を壁に貼りそこに張り付けられる。

「さすがに一対四は無理があるからな。まずはお前らからだ。」

その言葉と同時に、クラブはさっきと同じように糸を出してくる。
カトラスで切り攻撃を躱す。
今度はアストレアにも攻撃が来るが彼女も剣で同じように糸を切り躱す。

「お前さんのパートナーなかなかやるのっ。」

そう言いながら次は両手で糸を網のような出してくる。
僕はその網に捕まってしまう。
が、アストレアが再び糸を切り僕を網から引き出す。
その時、アストレアに何か液体がかけられる。
液体のかかった場所の服が溶け、アストレアは少し痛がる。

「アストレア、大丈夫か?」
「ええ、大丈夫です。それよりもあの液体。猛毒です。気を付けて下さい。」
「分かった。」

アストレアは毒の液体をかけられた場所に手を当て、その場所を自身で治す。
僕はクラブに向かって走る。
しかし、クラブは糸を出してきてうまく近づけない。
再び、クラブは両手で糸を網を出してくる。

「二度目は食らわないよ。」

僕はクラブの背後に立っていた。

「なぜ、背後にっ。確かに捕まえたはずだっ。」
「君が見ていたのは幻だよ。」

そう。アストレアがクラブに僕の幻を見せていたのだ。
僕はカトラスでクラブを刺す。
確かに刺さった、が刺さったのはクラブにではなく白い糸の塊だった。
その塊の中から声がする。

「今のは危なかったねっ。だが、この繭は分厚いから刃物なんて通さないんだっ。
 今回はここまでにしてやる。また、いつか戦おうではないか。
 ブラックローブくん。」
「何言ってるんだ。逃げるにはそこから出ないといけないだろ。僕らが逃がすわけないだろう。」
「それはどうかなっ。」

クラブはそう言うと、繭だんだん膨らみ始めた。

「ミドル様!離れて!」

アストレアの叫ぶ声が聞こえ僕はとっさに離れ、縛られているレオパルドとサラの近くに行き、糸を切り、全員でその場から離れる。

その瞬間、


ドォォォーーーーーン


という大きな爆発音がする。


「クソ。逃げられた。」


クラブとの戦いの決着は次回持越しになったのだった。
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