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#21 別にイチャイチャしてたわけじゃない……けどすみません
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警戒して当然だろ。
やたらと俺を褒めてくれる眼鏡さん。
ノートを覗き込むように押し当ててくる胸、それも恐らくノーブラ。
おまけに俺に抱かれたいとか言い出すなんて。
まだ会うのは二回目なのに。信用なんてできるわけない。
エアーマットの座り位置を遠ざけて、眼鏡さんを見つめる。
文句なく美人。同じ眼鏡美人の箕方さんはキツい目をしているけど、こっちの眼鏡さんは少し垂れ目気味。
そして俺の鼻腔の奥にはまだ、近づいてきたときに漂った甘い香りが残っている。
その空けた距離を詰められる。
「きっとさ」
小声なので仕方なく位置を留める。
「詩真くんは嘘つかれるの嫌いでしょ。だから最初に全部言っておく」
図星。
なんでこの人は俺に詳しいんだ?
そういやじいちゃんが水族館勤めだったことも――姉貴から聞いたのか?
「私ね、出来の良い兄がいるんだ。小さい頃からずっと比較されてきた」
本当に?
とは思ったけれど、それをどうやって会話で返せばいいのか思いつかない。
説明ならなんとかなるけど、会話となると家族以外とは苦手。しづさんとだって、最初のうちは全く話せなかったくらいだし。
「自信を無くして、自棄になって、変なナンパに絡まれたときも、自分がこのまま酷い目に遭ったら、兄の名声や、兄しか見ない両親を傷つけてやれるかもって思ったほど」
そっか。
うちはじいちゃんが俺に味方してくれたし、両親もニュートラルに接してくれた。
俺は恵まれていた方だったのかもな。
「そこを亜貴さん、いや亜貴様に助けていただいた。私はそこから亜貴様に惹かれはじめた。何も良いことのない自分の人生で唯一の光に感じたんだ。私はすがるように亜貴様と無理やり仲良くさせていただき、高校も同じところを受験した。両親には兄と同じ進学校を要求されたけど、必死に食い下がって今のところへの受験を許してもらった。生まれて初めて親に逆らったかもしれない」
「様」にはちょっと引くが、身の上話を聞く限りでは共感できるところもある。
俺も姉貴と一緒のところは嫌で高校を変えた。それも夜間高校を選んだ。中学時代の姉貴大好き軍団どもとも離れたかったから。
本当は高校なんて行きたくもなかった。普通に独りで勉強して大検取ろうと思ってたくらい。
ただ母さんが、高校行かないなら働いて家にお金入れなさいって言って、当時はまだ母さんの勤めていたスーパーにバイト面接を入れようとしたから夜間という道を選んだ。
あそこのスーパーは、中学時代のクラスメイトも来る場所だったから。
それに夜間高校だと昼間は好きなことができた。
ここからなら多摩川のサイクリングロードを使えば高尾山まで自転車で一時間くらいで着ける。昼間は山の中で動植物や昆虫の観察もできたし――ああそうだ。持ってきてくれた荷物の中にデジカメが入ってなかったな。
「自分で言うのもなんだが今ではすっかり亜貴様信奉者だ。大好きな亜貴様のことをたくさん知りたくて、たくさん観察したし、たくさんお話も聞かせていただいた。だから詩真くんの存在は知っていた」
自分で言っちゃうのか、信奉者。
「あのリビングで初めて会って、表情を見てハッとした。かつての私と同じなんじゃないかと。亜貴様とずっと比較されてきたのではないかと」
「……それは、そう」
反射的に答えてしまった。
「私ならその苦悩が理解できる、と思った。正直かつての自分を救いたい、みたいな気持ちもあったと思う。それにもし詩真くんに手を出してもらえたならば、亜貴様の御眷属の血が私の中で育つことになる。そう考えただけでちょっとヤバかった」
何がどうヤバかったのかはあまり深く聞きたくない。
「最初はそんな欲望まみれの俗な気持ちで近寄りたいって思った。でも今は違う。私、観察がもともと好きだったのね。でも幼い頃、女の子が昆虫好きとか恥ずかしいからやめなさいって言われて禁止されて。今でもネイチャー系の番組はスマホでこっそり観ている。だからこそわかるの。この人は同士だって。あの説明、生き物の形からその生存戦略を考えながら語ってた。私、そういう話をずっと誰かとしたかった。だからもう詩真くん、いや詩真様は私にとってメリットの塊なの」
眼鏡さんはまた近寄ってくる。しかも胸元をチラつかせながら。
「詩真様、私を抱いて」
なんか妙に説得力あるし、ちょっと嬉しくはあるし、下半身もすごい反応しているけれど。
「早い。早いですよ。まだ俺は貴女の名前だって知らないし」
「中分地富久子。周りにはフッコさんて言われているけれど、詩真様は好きに呼んでいい」
「ふ、フッコさん、なんでそんなに急ぐんですか」
「よその塔で入塔者が死んだり殺されたりした話は知ってる?」
「さっき自衛隊の方に聞きました」
「それが一つ。もう一つは、詩真様の幼馴染の珠ちゃん」
クソ珠?
それに縁切ったって何度も言われているから「元」幼馴染だよ。
「アプローチが小学生男子並みだけど、あの子きっと詩真様のことが好き」
「アイツが?」
「うん。本当にアレはないわーとは思うけど、ほら、塔の中ってラッキースケベの発生確率が異常でしょ? 詩真様は責任感強そうだから万が一あの子と何かあったら責任取っちゃいそうだし」
それはない。クソ珠の言動でけっこう傷ついてきているから、あいつとどうこうみたいな胃の痛くなるようなことは断固として拒否する。
「珠とどうにかなることはないですよ。でも、フッコさんとどうにからなる気も今は」
「もしかして、男の人が好きなタイプ?」
「い、いえ、違いますけど」
と、否定のつもりで左右に振った手をつかまれた――その手のひらに、押し付けられる柔らかい感触。
溜まっている童貞が、それを振り払えるわけがない。というかフリーズしていた。ちょっと情報量が多過ぎて。
その隙に唇を奪われた。
人間の唇は初めて。
ハイイロに奪われたときの感触とはまるで違う。柔らかさも、温度も、湿度も――ヤバい。何がヤバいのかわからないけどヤバい。
フッコさんの脳からは『好意』っぽい感情が漏れ出ているのを感じるし――ここでちょっとだけ冷静になった。
俺のvisは相手の考えを読むことまではできないが、相手の強過ぎる感情が漏れているのは拾える。今、このテントの近くで凄まじい殺意を感じたのだ。
だいたい音が筒抜けなこのテントの中で何かデキるわけもない。この小声だってどこまで聞かれているか。
もし俺が自衛隊員で、この国家というか世界の非常事態に、自分の近くでイチャイチャされてるのが聞こえてきたら、俺でも殺意を抱くかもしれない。
力加減を調整しながら、フッコさんを少しだけ引き剥がす。
途端に感じる、自身の唇から温もりが離れたこと――惑わされるな、俺。
フッコさんの耳元で、さらに小声で。
「フッコさん、話、聞かれているかもです」
「んっ。そこ、私弱いの」
テントの外の殺意がさらに強くなった。
### 簡易人物紹介 ###
・国館川 詩真
主人公。現実より塔の方が居心地が良い。ファーストキスは同性の異世界人。visは公的には『異世界通訳』。
・亜貴
姉。羞恥心<探究心な姉。ご立派。凄まじい雷の力を入手したっぽい。日本の塔探索隊に参加。
・父
警官。生活安全課の課長。
・陽乃
母。近所のスーパーで働いていた。絵本を作っている。長野の方へ取材旅行中。しづさんを夕飯によく連れて来る。
・小馬 しづ
母の元同僚。姉以上にご立派な童顔ゆるふわ女子。塔で遭難しかけてたのを詩真が助けた。
・珠
元幼馴染。話が通じない。すぐに変態呼ばわりしてくる。視界を奪う黒い玉を作れるようになったっぽい。
・中分地 富久子
亜貴の同級生で信奉者。タレ目の眼鏡美人。考察力も理解力もあり、詩真の境遇と趣味に共感もあり、性的に迫る。
・箕方さん
すらっとした長身で眼光鋭い眼鏡美人の三等陸曹。詩真を日本の塔探索隊へ勧誘。悪い人ではなさそう。
・ヨツデグレイ
いわゆるグレイに似た四腕の人型種族。交信能力を持ち、平和的で親切。子供には母乳ではなく素嚢で整えた甘い液を与える。
・ハイイロ
ヨツデグレイの若者。異邦人、詩真の世話係。日本語への理解と駆使ぶりがハンパない。銀色の球体に乗って帰郷した。
・デンキトカゲ
交信能力を持つ六足トカゲ。一番懐いている個体に「ピリリ」と名付けたが、群れが蛹を経て一個の生物に。蛹化終了後は再会していない
やたらと俺を褒めてくれる眼鏡さん。
ノートを覗き込むように押し当ててくる胸、それも恐らくノーブラ。
おまけに俺に抱かれたいとか言い出すなんて。
まだ会うのは二回目なのに。信用なんてできるわけない。
エアーマットの座り位置を遠ざけて、眼鏡さんを見つめる。
文句なく美人。同じ眼鏡美人の箕方さんはキツい目をしているけど、こっちの眼鏡さんは少し垂れ目気味。
そして俺の鼻腔の奥にはまだ、近づいてきたときに漂った甘い香りが残っている。
その空けた距離を詰められる。
「きっとさ」
小声なので仕方なく位置を留める。
「詩真くんは嘘つかれるの嫌いでしょ。だから最初に全部言っておく」
図星。
なんでこの人は俺に詳しいんだ?
そういやじいちゃんが水族館勤めだったことも――姉貴から聞いたのか?
「私ね、出来の良い兄がいるんだ。小さい頃からずっと比較されてきた」
本当に?
とは思ったけれど、それをどうやって会話で返せばいいのか思いつかない。
説明ならなんとかなるけど、会話となると家族以外とは苦手。しづさんとだって、最初のうちは全く話せなかったくらいだし。
「自信を無くして、自棄になって、変なナンパに絡まれたときも、自分がこのまま酷い目に遭ったら、兄の名声や、兄しか見ない両親を傷つけてやれるかもって思ったほど」
そっか。
うちはじいちゃんが俺に味方してくれたし、両親もニュートラルに接してくれた。
俺は恵まれていた方だったのかもな。
「そこを亜貴さん、いや亜貴様に助けていただいた。私はそこから亜貴様に惹かれはじめた。何も良いことのない自分の人生で唯一の光に感じたんだ。私はすがるように亜貴様と無理やり仲良くさせていただき、高校も同じところを受験した。両親には兄と同じ進学校を要求されたけど、必死に食い下がって今のところへの受験を許してもらった。生まれて初めて親に逆らったかもしれない」
「様」にはちょっと引くが、身の上話を聞く限りでは共感できるところもある。
俺も姉貴と一緒のところは嫌で高校を変えた。それも夜間高校を選んだ。中学時代の姉貴大好き軍団どもとも離れたかったから。
本当は高校なんて行きたくもなかった。普通に独りで勉強して大検取ろうと思ってたくらい。
ただ母さんが、高校行かないなら働いて家にお金入れなさいって言って、当時はまだ母さんの勤めていたスーパーにバイト面接を入れようとしたから夜間という道を選んだ。
あそこのスーパーは、中学時代のクラスメイトも来る場所だったから。
それに夜間高校だと昼間は好きなことができた。
ここからなら多摩川のサイクリングロードを使えば高尾山まで自転車で一時間くらいで着ける。昼間は山の中で動植物や昆虫の観察もできたし――ああそうだ。持ってきてくれた荷物の中にデジカメが入ってなかったな。
「自分で言うのもなんだが今ではすっかり亜貴様信奉者だ。大好きな亜貴様のことをたくさん知りたくて、たくさん観察したし、たくさんお話も聞かせていただいた。だから詩真くんの存在は知っていた」
自分で言っちゃうのか、信奉者。
「あのリビングで初めて会って、表情を見てハッとした。かつての私と同じなんじゃないかと。亜貴様とずっと比較されてきたのではないかと」
「……それは、そう」
反射的に答えてしまった。
「私ならその苦悩が理解できる、と思った。正直かつての自分を救いたい、みたいな気持ちもあったと思う。それにもし詩真くんに手を出してもらえたならば、亜貴様の御眷属の血が私の中で育つことになる。そう考えただけでちょっとヤバかった」
何がどうヤバかったのかはあまり深く聞きたくない。
「最初はそんな欲望まみれの俗な気持ちで近寄りたいって思った。でも今は違う。私、観察がもともと好きだったのね。でも幼い頃、女の子が昆虫好きとか恥ずかしいからやめなさいって言われて禁止されて。今でもネイチャー系の番組はスマホでこっそり観ている。だからこそわかるの。この人は同士だって。あの説明、生き物の形からその生存戦略を考えながら語ってた。私、そういう話をずっと誰かとしたかった。だからもう詩真くん、いや詩真様は私にとってメリットの塊なの」
眼鏡さんはまた近寄ってくる。しかも胸元をチラつかせながら。
「詩真様、私を抱いて」
なんか妙に説得力あるし、ちょっと嬉しくはあるし、下半身もすごい反応しているけれど。
「早い。早いですよ。まだ俺は貴女の名前だって知らないし」
「中分地富久子。周りにはフッコさんて言われているけれど、詩真様は好きに呼んでいい」
「ふ、フッコさん、なんでそんなに急ぐんですか」
「よその塔で入塔者が死んだり殺されたりした話は知ってる?」
「さっき自衛隊の方に聞きました」
「それが一つ。もう一つは、詩真様の幼馴染の珠ちゃん」
クソ珠?
それに縁切ったって何度も言われているから「元」幼馴染だよ。
「アプローチが小学生男子並みだけど、あの子きっと詩真様のことが好き」
「アイツが?」
「うん。本当にアレはないわーとは思うけど、ほら、塔の中ってラッキースケベの発生確率が異常でしょ? 詩真様は責任感強そうだから万が一あの子と何かあったら責任取っちゃいそうだし」
それはない。クソ珠の言動でけっこう傷ついてきているから、あいつとどうこうみたいな胃の痛くなるようなことは断固として拒否する。
「珠とどうにかなることはないですよ。でも、フッコさんとどうにからなる気も今は」
「もしかして、男の人が好きなタイプ?」
「い、いえ、違いますけど」
と、否定のつもりで左右に振った手をつかまれた――その手のひらに、押し付けられる柔らかい感触。
溜まっている童貞が、それを振り払えるわけがない。というかフリーズしていた。ちょっと情報量が多過ぎて。
その隙に唇を奪われた。
人間の唇は初めて。
ハイイロに奪われたときの感触とはまるで違う。柔らかさも、温度も、湿度も――ヤバい。何がヤバいのかわからないけどヤバい。
フッコさんの脳からは『好意』っぽい感情が漏れ出ているのを感じるし――ここでちょっとだけ冷静になった。
俺のvisは相手の考えを読むことまではできないが、相手の強過ぎる感情が漏れているのは拾える。今、このテントの近くで凄まじい殺意を感じたのだ。
だいたい音が筒抜けなこのテントの中で何かデキるわけもない。この小声だってどこまで聞かれているか。
もし俺が自衛隊員で、この国家というか世界の非常事態に、自分の近くでイチャイチャされてるのが聞こえてきたら、俺でも殺意を抱くかもしれない。
力加減を調整しながら、フッコさんを少しだけ引き剥がす。
途端に感じる、自身の唇から温もりが離れたこと――惑わされるな、俺。
フッコさんの耳元で、さらに小声で。
「フッコさん、話、聞かれているかもです」
「んっ。そこ、私弱いの」
テントの外の殺意がさらに強くなった。
### 簡易人物紹介 ###
・国館川 詩真
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・亜貴
姉。羞恥心<探究心な姉。ご立派。凄まじい雷の力を入手したっぽい。日本の塔探索隊に参加。
・父
警官。生活安全課の課長。
・陽乃
母。近所のスーパーで働いていた。絵本を作っている。長野の方へ取材旅行中。しづさんを夕飯によく連れて来る。
・小馬 しづ
母の元同僚。姉以上にご立派な童顔ゆるふわ女子。塔で遭難しかけてたのを詩真が助けた。
・珠
元幼馴染。話が通じない。すぐに変態呼ばわりしてくる。視界を奪う黒い玉を作れるようになったっぽい。
・中分地 富久子
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・箕方さん
すらっとした長身で眼光鋭い眼鏡美人の三等陸曹。詩真を日本の塔探索隊へ勧誘。悪い人ではなさそう。
・ヨツデグレイ
いわゆるグレイに似た四腕の人型種族。交信能力を持ち、平和的で親切。子供には母乳ではなく素嚢で整えた甘い液を与える。
・ハイイロ
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※2021/9/15けっこう前に追いついて、カクヨムでも現在は同時掲載です。
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