最弱攻撃力スキルが実は最兇だったところで俺が戦いたくないのは変わらない

だんぞう

文字の大きさ
27 / 38

#27 観察記録 その2

しおりを挟む
 皆の足音と歩測の声だけが静かに響く森の中、それらが止まる。
 壁から歩測1km。
 手近な高い木を探し、目魚めうおさんが登って確認した。
 驚いたことに、壁が見えなくなったそうだ。高さ8kmの壁が。そして逆に進行方向、かなり向こうに山脈が見えたという。
「山! 俺も見てきていいですか?」
 疑っているわけではなく、単純に俺も見てみたいだけ。
 ハイイロたちと過ごしていたとき、木に登って遠くを見るってことを全然していなかった。
「構わない。というか俺も見たい。おい、登りたい奴は登って見てきていいぞ。ただし一度に二人までで交代でな!」
 伊古金いこがね隊長は、目魚さんから渡された足縄を俺の方へ放る。
 足縄というのは丈夫な紐で作った輪っかで、両足の甲に引っ掛けて木を登るとき足が広がるのを防止する。
 枝の多い木ならばそんなものは不要なのだが、この辺で一番背が高そうな木が頂上付近まで枝がまったくないから。
 周囲を見回すと皆、先に言っていいぞというゼスチャーをする。
 俺が一番歳下なのでちょっと末っ子っぽい扱いをされている部分もある。
「ありがとうございます。俺、二番手行きます!」
詩真しまさ……し、尻っぱしょるの?」
 フッコ先輩には「様」をやめてくれとお願いしてあるのだが、ちょっとテンションが上がると出そうになる。
 尻っぱしょりとは、登る邪魔にならないよう着物の裾を帯代わりの紐までまくり上げて留めるやり方なのだけど、下半身は着物の下にフンドシのみなので、生尻を見せつけながら登る感じになる。
 目魚さんもそうしたし、伊古金隊長も今まさに尻っぱしょって――いや、伊古金隊長も相当の筋肉自慢なので、大臀筋や太腿ふとももの筋肉を魅せつけている。
 俺もぱしょるつもりだったが、なんかフッコ先輩の鼻息の荒さがイヤだったので、足縄を伊古金隊長へ戻し、そのまま駆け登ることにした。二本の木を交互にジグザグに跳びながら上まで。
 思ったよりも簡単に、階段を登るような労力で木の頂点までたどり着く。
 風に揺れる先端でバランスを取りながら、まずは歩いて来た方向を眺めると、確かに壁が見えなくなっている。
 ずっと森が広がっているだけ。
 進行方向へ目を向けると、本当に山だ!
 それも立派な山脈が遠くに見える。
 たかだか1km内側に来ただけなのに。
 ここは箱庭みたいな隔離された空間なのかと思っていたけれど、ハイイロたちの世界の端っこを歪めて「入口」としてジェノランの形に無理やり収めた、そんな気がしてきた。
 となると、いつかはハイイロたちの実家にたどり着いたりするのかな。
「本当に山だな」
 伊古金隊長も登ってきた。
「ですね」
「いや俺、potentiaポテンティアなめてたわ。足縄いらねぇな、これ。この力に慣れたら、外に戻ったとき体の重さに苦労しそうだな」
 potentiaポテンティアしんたいのそれぞれを底上げしてくれるが、それはジェノラン内と、ジェノランの外壁から64m範囲内、いわゆる聖域サンクチュアリウムだけ。
 64mというのは案外短い。建物や格納庫があらかたジェノランに呑み込まれた立川駐屯地だが、その近辺の聖域サンクチュアリウムは敷地内に収まっている。
 聖域サンクチュアリウム内から投げたモノはpotentiaポテンティアによって上昇した筋力で飛んでゆくが、一歩でも聖域サンクチュアリウム外へ踏み出せば、元の増強ドーピングなしの肉体へと戻る。
 千島田ちしまだたちに拉致られたとき、あの車が聖域サンクチュアリウム外にあったら危なかったかも。
 まあ、あの時点ではまだ情報も錯綜していたし、visウィースを手に入れた側がジェノラン聖域サンクチュアリウムの中に居ないとダメだって情報もあったようだから結果的に助かったけど。
「次の1km先の地点で登ったとき、この景色がどう変わっているか楽しみだな」
 そう言い残して伊古金隊長が先に降りた。
 続けて降りた俺を、フッコ先輩が待っていた。自分の着物の裾を軽く持ち上げて。
「私のお尻、見たい?」
 そう囁くフッコ先輩と囁かれる俺を、自衛隊の皆さんは生暖かい目で見守っている。
 もうすっかり俺たちが付き合っていると思いこまれている。まんまと外堀を埋められた感じ。
 ただ俺の恋愛ゲージは、ちょっと冷めてきている。
 スタイルはいいし、価値観とか友達としては申し分ない、というかもったいない。俺みたいな元引きこもりにとっては。
 だけどやっぱり姉貴に心酔しちゃっているのと、俺に対しても純粋な愛情というよりは、姉貴の眷属としての崇拝みたいなものを感じるのが引っかかる。
「本当だ。いけるね」
 伏猿ふっさるさんがジグザグジャンプ方式で上手に登る。腹筋は見せても尻は見せない伏猿さん。
「見せずに登っている方がいますよ」
「ふーん」
 フッコ先輩も同様に上手に登り始める。
 伊古金隊長はさっきあんなこと言ったが、potentiaポテンティア以外にも肉体の成長は、俺に限らず皆についても感じている。
 しんの強化は感覚も研ぎ澄まされるせいか、わかるのだ。
 もしかしたらpotentiaポテンティア有り状態での運動は、高負荷トレーニングに似た効果があるのかも。
 ほら、この力こぶだって、ジェノランに入る前の俺の腕より絶対に筋肉が育っている。
「教えようか?」
 千島田が話しかけてきた。
 最近は空き時間やこういう休憩時間になると対人格闘技を色々とレクチャーしてくれようとする。
 皆の目もあるし、もう断るのは諦めている。それに殺気はもうなくて、なんというか『強くしたい』とか『育てたい』とかそういう感情が漏れ出ているのを感じるほど。
 実際、教え方は丁寧で、着実に自分の対人格闘技術が向上しているのを感じる。
「よろしくお願いします」
 関節技やその対処法を少し習っている間に千島田以外の全員が山を確認し終え、歩測が再開された。

 2~5km地点ではそれぞれ変わったこともなく、山脈も相変わらず遠くに見えただけ。
 唯一の発見は、メイサイヒョウ(仮称)の実物を見られたこと。
 この森で特に気をつける動物の一種と、ハイイロたちから教えてもらっていたのですぐにわかった。
 迷彩柄の六本足の豹のような姿で樹上に暮らすメイサイヒョウは、無駄なカロリー消費を避けるタイプ。
 空腹にならない限りは襲ってこないが、襲うときは奇襲をかけるか、寝込みを襲ってくる。んで、敏捷性が高くて牙も爪も鋭い。
 ヨツデグレイは森の中を歩くとき、頭上の『空腹』に注意して歩くという。
 注意点を皆に伝え、迂回して無事に通り過ぎた。

 6.1km地点ではなんと洞窟を見つけた。
 しかも見るからに大きな生き物が入ってゆく。これ、事前にハイイロたちに聞いていた情報と合致するんじゃないか?
 体高やサイズ感、雰囲気はかなり象に似ているが牙も耳もなく、長く太い鼻のように見えるそれの先が実は頭。尻尾は短いが、全体的なフォルムはゾウよりもむしろ恐竜のブロントザウルスに似ていなくもない。もちろん六本足。
「あのゾウモドキ(仮称)は、行動も地球のゾウに似て、こちらから攻撃をしかけない限りは襲ってきません」
 その説明中、サルケンタウロス(仮称)まで洞窟へ入ってゆくのが見えた。
 手足が六本あり、道具を扱うクモザルに似た生き物。普段は樹上を移動するが、地上を走るときは頭と上二本の手がついた上体を起こし、残り四本の手足で四足動物のように地面を走る。いつもは群れで行動するのに、ここへは一匹だけで来ている。
 オアシスの湧き水のように複数の動物が集う場所、とくれば間違いない。
「詩真、今のも知っている動物か?」
 伊古金隊長の問いかけにサルケンタウロスの説明も行う。
「もしかして彼らは共同で洞窟をねぐらにしているのか?」
「いえ、多分違います。恐らくは……」
「何? 知っているのか、詩真!」
 このツッコミは目魚さん。この人、田平さん曰くけっこうオタクな人らしく、マンガやアニメのセリフをよく口にする。といっても俺のよく知らない古い作品が多いのでうまく反応できないけれど。
「はい。ヨツデグレイに教えてもらった情報からすると、ここへはおやつをたしなみに来ている可能性が高いです」
「おやつ? 嗜む?」
 しまった。ハイイロが好んで使った表現をそのまま使ってしまった。
「摂取する必要がない栄養、というか……」
 説明が難しい。
 地球でもゾウが塩分欲しさに岩塩を舐められる場所へ赴くのは知っている。
 ただヨツデグレイ情報によれば、そういう「体に必要なもの」とは違うらしいのだ。
「えっと。この洞窟は恐らく蝶鳥チョウチョウ(仮称)の住処で、彼らの出す粉がゾウモドキにとっては美味しいらしく……ただ」
「ただ?」
「その粉を舐めた分だけ血液を吸われるようです。ギブ・アンド・テイクだそうで」
「吸血っ?」
「洞窟の外には滅多に出てこないようなので入って舐めなければ無害と言えそうです。ただその美味しさには常習性があるらしく、ヨツデグレイたちはそれを恐れて舐めない者が多いです」
「そこまで言われると舐めたくなるさー」
 椰子間比嘉やしまひがさんがごくりと喉を鳴らす。
 実は、ハイイロの一族で唯一味わった祖父さんからその味を交信で教えてもらってはいる。
 しょっぱさの中に甘さのある、あえてジェノラン外の味に例えるならハッピー・ターンのあの粉に似ていた。
「常習性があるのなら危険性が高いな。それに舐めるとか吸血とか未知の病原菌に感染するリスクもある。洞窟も回避する!」
 伊古金隊長の冷静な判断で先へと進むことになった。
 蝶のような二対の翼で泳ぐように波打つように羽ばたく、というのは見てみたかったけれど。
 ちなみに、初めて俺のネーミングが却下され「吸血マヤクドリ(仮称)」へと変えられた。



### 簡易人物紹介 ###

★ 探索Aチーム、右回り隊
伊古金いこがね 世世紀せよき
自衛隊員。男性。visウィースは『筋力増強』。探索隊Aチームのリーダーにして右回り隊隊長。筋肉を見られたい派。

国館川くにたちかわ 詩真しま
主人公。現実よりジェノランの方が居心地が良い。visウィースは公的には『異世界通訳』。水筒と塩の救世主。歩測係。

椰子間比嘉やしまひが 良夢らむ
自衛隊員。男性。探索隊B→Aチーム入り。色黒で元野球部キャッチャー。詩真のカウント係。

伏猿ふっさる 晶乃あきの
自衛隊員。女性。マッチョ自慢で腹筋を触らせようとしてくる。歩測係

中分地ちゅうぶんじ 富久子ふくこ
フッコさん。亜貴の同級生で信奉者。タレ目の眼鏡美人(推定E)。詩真の境遇と趣味に理解と共感があり、告白された。visウィースは『探査』。探索隊B→Aチーム入り。

千島田ちしまだ 九純くじゅん
自衛隊員。24歳男性。詩真を拉致し日本のためにと殺しかけたが和解(?)し、今では鍛えようとしてくる。全然笑わない。歩測係。

目魚めうお 武士也ぶしや
自衛隊員。男性。ギョロ目。千島田のカウント係。オタクで、何かにつけ古いマンガやアニメのセリフを言ってくる。


★ 探索Aチーム、左回り隊
歩長ふちょう 絵麻子えまこ
自衛隊員。女性。『治癒』のvisウィースを持つ。探索Aチームのサブリーダーにして左回り隊隊長。

小馬こうま しづ
母の元同僚。姉以上にご立派(推定J)な童顔ゆるふわ女子。ジェノランで遭難しかけてたのを詩真が助けた。探索隊B→Aチーム入り。歩測係

阿知田あちだ なのか
自衛隊員。女性。元ヤンの気配有り。しづのカウント係。

火志賀ひしが 八真人やまと
自衛隊員。男性。visウィースは『火』。歩測係。

田平ただいら 己輝こき
詩真の拉致に加担した、顔のパーツが中央に寄っている丸顔の自衛隊員。26歳男性。無類のおっぱい好き。火志賀のカウント係。なにかと詩真に情報を流す。

新若あらわか 秀之ひでの
自衛隊員。男性。おっとりした感じ。歩測係

梨川なしがわ 泰陶たいとう
自衛隊員。男性。趣味は自転車と水族館巡り。新若のカウント係。


★ 探索Bチーム
牟佐むさ 信之しの
自衛隊員。男性。visウィースは『布創造』。ジェノラン内の装備作りを一手に引き受ける。色付きの布も作れるようになった。

・国館川 亜貴あき
姉。羞恥心<探究心な姉。ご立派(推定G)。visウィースは『雷』。

伊薙いなぎ たま
元幼馴染(推定D)。話が通じない。すぐに変態呼ばわりしてくる。visウィースは『闇』。


・ヨツデグレイ
いわゆるグレイに似た四腕の人型種族。交信能力を持ち、平和的で親切。子供には母乳ではなく素嚢そのうで整えた甘い液を与える。

・ハイイロ
ヨツデグレイの若者。異邦人、詩真の世話係。日本語への理解と駆使ぶりがハンパない。銀色の球体に乗って帰郷した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

Sランクパーティを追放されたヒーラーの俺、禁忌スキル【完全蘇生】に覚醒する。俺を捨てたパーティがボスに全滅させられ泣きついてきたが、もう遅い

夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティ【熾天の剣】で《ヒール》しか使えないアレンは、「無能」と蔑まれ追放された。絶望の淵で彼が覚醒したのは、死者さえ完全に蘇らせる禁忌のユニークスキル【完全蘇生】だった。 故郷の辺境で、心に傷を負ったエルフの少女や元女騎士といった“真の仲間”と出会ったアレンは、新パーティ【黎明の翼】を結成。回復魔法の常識を覆す戦術で「死なないパーティ」として名を馳せていく。 一方、アレンを失った元パーティは急速に凋落し、高難易度ダンジョンで全滅。泣きながら戻ってきてくれと懇願する彼らに、アレンは冷たく言い放つ。 「もう遅い」と。 これは、無能と蔑まれたヒーラーが最強の英雄となる、痛快な逆転ファンタジー!

裏切り者達に復讐を…S級ハンターによる最恐育成計画

みっちゃん
ファンタジー
100年前、異世界の扉が開き、ハンターと呼ばれる者達が魔物達と戦う近未来日本 そんな世界で暮らすS級ハンターの 真田優斗(さなだゆうと)は異世界の地にて、仲間に裏切られ、見捨てられた 少女の名はE級ハンターの"ハルナ•ネネ"を拾う。 昔の自分と重なった真田優斗はハルナ•ネネを拾って彼女に問いかける。 「俺達のギルドに入りませんか?」 この物語は最弱のE級が最強のS級になり、裏切った者達に復讐物語である。

追放令嬢と【神の農地】スキル持ちの俺、辺境の痩せ地を世界一の穀倉地帯に変えたら、いつの間にか建国してました。

黒崎隼人
ファンタジー
日本の農学研究者だった俺は、過労死の末、剣と魔法の異世界へ転生した。貧しい農家の三男アキトとして目覚めた俺には、前世の知識と、触れた土地を瞬時に世界一肥沃にするチートスキル【神の農地】が与えられていた! 「この力があれば、家族を、この村を救える!」 俺が奇跡の作物を育て始めた矢先、村に一人の少女がやってくる。彼女は王太子に婚約破棄され、「悪役令嬢」の汚名を着せられて追放された公爵令嬢セレスティーナ。全てを失い、絶望の淵に立つ彼女だったが、その瞳にはまだ気高い光が宿っていた。 「俺が、この土地を生まれ変わらせてみせます。あなたと共に」 孤独な元・悪役令嬢と、最強スキルを持つ転生農民。 二人の出会いが、辺境の痩せた土地を黄金の穀倉地帯へと変え、やがて一つの国を産み落とす奇跡の物語。 優しくて壮大な、逆転建国ファンタジー、ここに開幕!

追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?

あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】 世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。 「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。 ・神話級ドラゴン  ⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺) ・深淵の邪神  ⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決) ・次元の裂け目  ⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い) 「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」 本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……? 「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー! 【免責事項】 この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。 ※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。

最強のチート『不死』は理想とはかけ離れていました ~ 人と関わりたくないので史上最強の家族と引きこもりを目指したいと思います

涅夢 - くろむ
ファンタジー
何をやってもうまくいかなかった前世。人間不信になってしまった超ネガティブ中年。そんなおっさんが転生時に見つけてしまった「不死」という能力。これで悠々自適なスローライフが確実なものに……。だがしかし、最強のチート能力であるはずの「不死」は理想とはかけ離れていた。 『え!?なんでワカメ!?』 うっかり人外に身を落としてしまった主人公。謎の海藻から始まる異世界生活。目的からかけ離れた波乱万丈の毎日が始まる……。 いくら強くなっても不安で仕方ない。完璧なスローライフには憂いがあってはならないのだ!「創造魔法」や「寄生」を駆使して生き残れ! なるべく人と関わりたくない主人公が目指すは「史上最強の引きこもり」 と、その道連れに史上最強になっていく家族の心温まるほっこり生活もお送りします。 いや、そっちがメインのはず…… (小説家になろうでも同時掲載中です)

無属性魔法しか使えない少年冒険者!!

藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。  不定期投稿作品です。

「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。

夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。 もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。 純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく! 最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!

最弱スキル《リサイクル》で世界を覆す ~クラス追放された俺は仲間と共に成り上がる~

KABU.
ファンタジー
平凡な高校生・篠原蓮は、クラスメイトと共に突如異世界へ召喚される。 女神から与えられた使命は「魔王討伐」。 しかし、蓮に与えられたスキルは――《リサイクル》。 戦闘にも回復にも使えない「ゴミスキル」と嘲笑され、勇者候補であるクラスメイトから追放されてしまう。 だが《リサイクル》には、誰も知らない世界の理を覆す秘密が隠されていた……。 獣人、エルフ、精霊など異種族の仲間を集め、蓮は虐げられた者たちと共に逆襲を開始する。

処理中です...