和風美少年が異世界転生した話

枝豆

文字の大きさ
1 / 1

☆ 初夜の如く

しおりを挟む

「ヴィ、ヴィル......うわっ」

硬いものが一体なんなのか知る前に、ヴィルはリンの身体を仰向けになっている自分の上に乗せ、顔同士が近距離で向かい合うような形にした。
リンの脳内はその体制にとやかく言うより、自分の胎にゴリゴリと押し付けられている硬いモノを意識しないようにすることでいっぱいだった。
それをいい事にヴィルは極上の食べ物を嗜むように、ペラペラの服の下に手を入れ、直接レンの臀部をもみもみと揉み出した。

「っ?!....ヴィル......!!」

リンは怒っているのか困っているのか分からない複雑な表現を浮かべた。気が強いとはいえ、基本、には疎いのがお坊ちゃんである。受け身など以ての外。リンには、ただ相手の名前を呼ぶしか為す術が無い。

「ねぇ、ヴィル、ヴィルったら。これはいったい......」

「レン......そんなに俺の名前を呼ばれちゃ困る。更に火がつくだけだ」

「意味がわからない! ......っうわ!」

すると、ヴィルはごろんと体勢を変えて、ヴィルがレンの上に覆い被さるような形になった。

「今度はいったいなに?......んむぅ!?」

ヴィルは、我慢出来ないと言った様子でレンの口をこじ開け、彼の腔内に舌を入れる。

舌の、ぬめぬめとした未知の感触に涙目になりながら、なんとかヴィルを押し返そうとする。
しかし、筋肉質なヴィルの身体はびくともせず、せめてもの抵抗というように、ヴィルの背中をポンポンと叩き続けた。

それがまた、男の欲情を唆るかたちとなり、更に火がついたように、レンの肌着の紐をスルスルと解き、顕になったピンク色のふたつの突起を弄り始めた。

「ん、ぅ....っんん....あっ?!」

それに気づいたレンは、なんとか唇を離すと、怒ったように言った

「な、何やっているんですか! そんなとこ、女じゃないんですから感じませんよ!」

「やってみないと分からない」

「何言って、というかなんでこんな事......」

「静かに。誰か来た」

「?!....んっ...」

レンが何か言う前にヴィルは唇を塞いだ。
ついでに舌を入れることも忘れなかったので、れそのあまりにも淫らな行為と、切迫した状況にレンは緊張と焦りで顔が真っ赤に染った。

「んぅ...ぅ....ふぅっ.....あぅっ......」

口周りが涎で微かに濡れた音を立て、いよいよ目から羞恥による涙が溢れそうになった頃、ようやく唇が離れた。口からつうっと透明な糸が引かれた。

その頃には、レンは息絶え絶えで、腕はだらんと毛布の上に投げられ、べちゃべちゃになった口周りと、ヴィルが弄り回してほのかに紅くなった右の突起を気にする余裕もなく、ひたすら「はー、はー」と息を吸っていた。その目は潤んでいて、ヴィルを見上げる余裕さえなかった。

ヴィルはというとやりすぎた と微かに反省してはいたものの、そのあまりに色っぽいリンを見て、後悔する気は1ミリも無かった

「ヴィル、お、おまえ....ひいっっ!」

少し回復したリンが身を起こしながら今度こそ何か文句を言おうとした。が、今度は今まで以上におぞましい物をまたかのように鳥肌を立てながら後ずさった


「失礼な......」

「し、失礼?! ヴィ、ヴィルの方が失礼だろう......!」


ヴィルは、自分の中心にあるでっぷりしたモノをジュコジュコと擦っていた。リンをガン見しながら。

先走りがだらだらと流れてヴィル自身の手を濡らし、淫らな音を立てる。
リンは、この狭いテントの中ではそれを見ているしかすべがない。

「う....うぅ...それ辞めて......」

自分を見られながら目の前で自慰をされるという
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

見上げる先輩✕見下ろす俺

桜庭 葵
BL
高身長、秀才、イケメン、全てを兼ね備えた全女子の憧れの的、小永吉結蒼。そんな結蒼だが、一つ弱点がある。それを目の前にすると、いつものポーカーフェイスは崩れ落ち、ニコニコの笑顔になってしまうほど依存している。それは、結蒼の一つ上の先輩の平井乃愛琉。低身長でくりくりの瞳のベビーフェイス代表乃愛琉に、結蒼は一目惚れ。距離を縮めていくたびに見えてくる乃愛琉の性格に、結蒼は毎回心を奪われていく。 性格も年齢も身長も違う2人の甘~いBLストーリー!

大事な呼び名

夕月ねむ
BL
異世界に転移したらしいのだが俺には記憶がない。おまけに外見が変わった可能性があるという。身元は分からないし身内はいないし、本名すら判明していない状態。それでも俺はどうにか生活できていた。国の支援で学校に入学できたし、親切なクラスメイトもいる。ちょっと、強引なやつだけどな。 ※FANBOXからの転載です ※他サイトにも投稿しています

悪役Ωは高嶺に咲く

菫城 珪
BL
溺愛α×悪役Ωの創作BL短編です。1話読切。 ※8/10 本編の後に弟ルネとアルフォンソの攻防の話を追加しました。

王様の恋

うりぼう
BL
「惚れ薬は手に入るか?」 突然王に言われた一言。 王は惚れ薬を使ってでも手に入れたい人間がいるらしい。 ずっと王を見つめてきた幼馴染の側近と王の話。 ※エセ王国 ※エセファンタジー ※惚れ薬 ※異世界トリップ表現が少しあります

侯爵令息セドリックの憂鬱な日

めちゅう
BL
 第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける——— ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。

キサラギムツキ
BL
長い間アプローチし続け恋人同士になれたのはよかったが…………… 攻め視点から最後受け視点。 残酷な描写があります。気になる方はお気をつけください。

みどりとあおとあお

うりぼう
BL
明るく元気な双子の弟とは真逆の性格の兄、碧。 ある日、とある男に付き合ってくれないかと言われる。 モテる弟の身代わりだと思っていたけれど、いつからか惹かれてしまっていた。 そんな碧の物語です。 短編。

悪役令嬢と呼ばれた侯爵家三男は、隣国皇子に愛される

木月月
BL
貴族学園に通う主人公、シリル。ある日、ローズピンクな髪が特徴的な令嬢にいきなりぶつかられ「悪役令嬢」と指を指されたが、シリルはれっきとした男。令嬢ではないため無視していたら、学園のエントランスの踊り場の階段から突き落とされる。骨折や打撲を覚悟してたシリルを抱き抱え助けたのは、隣国からの留学生で同じクラスに居る第2皇子殿下、ルシアン。シリルの家の侯爵家にホームステイしている友人でもある。シリルを突き落とした令嬢は「その人、悪役令嬢です!離れて殿下!」と叫び、ルシアンはシリルを「護るべきものだから、守った」といい始めーー ※この話は小説家になろうにも掲載しています。

処理中です...