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☆ 初夜の如く
しおりを挟む「ヴィ、ヴィル......うわっ」
硬いものが一体なんなのか知る前に、ヴィルはリンの身体を仰向けになっている自分の上に乗せ、顔同士が近距離で向かい合うような形にした。
リンの脳内はその体制にとやかく言うより、自分の胎にゴリゴリと押し付けられている硬いモノを意識しないようにすることでいっぱいだった。
それをいい事にヴィルは極上の食べ物を嗜むように、ペラペラの服の下に手を入れ、直接レンの臀部をもみもみと揉み出した。
「っ?!....ヴィル......!!」
リンは怒っているのか困っているのか分からない複雑な表現を浮かべた。気が強いとはいえ、基本、こういうことには疎いのがお坊ちゃんである。受け身など以ての外。リンには、ただ相手の名前を呼ぶしか為す術が無い。
「ねぇ、ヴィル、ヴィルったら。これはいったい......」
「レン......そんなに俺の名前を呼ばれちゃ困る。更に火がつくだけだ」
「意味がわからない! ......っうわ!」
すると、ヴィルはごろんと体勢を変えて、ヴィルがレンの上に覆い被さるような形になった。
「今度はいったいなに?......んむぅ!?」
ヴィルは、我慢出来ないと言った様子でレンの口をこじ開け、彼の腔内に舌を入れる。
舌の、ぬめぬめとした未知の感触に涙目になりながら、なんとかヴィルを押し返そうとする。
しかし、筋肉質なヴィルの身体はびくともせず、せめてもの抵抗というように、ヴィルの背中をポンポンと叩き続けた。
それがまた、男の欲情を唆るかたちとなり、更に火がついたように、レンの肌着の紐をスルスルと解き、顕になったピンク色のふたつの突起を弄り始めた。
「ん、ぅ....っんん....あっ?!」
それに気づいたレンは、なんとか唇を離すと、怒ったように言った
「な、何やっているんですか! そんなとこ、女じゃないんですから感じませんよ!」
「やってみないと分からない」
「何言って、というかなんでこんな事......」
「静かに。誰か来た」
「?!....んっ...」
レンが何か言う前にヴィルは唇を塞いだ。
ついでに舌を入れることも忘れなかったので、れそのあまりにも淫らな行為と、切迫した状況にレンは緊張と焦りで顔が真っ赤に染った。
「んぅ...ぅ....ふぅっ.....あぅっ......」
口周りが涎で微かに濡れた音を立て、いよいよ目から羞恥による涙が溢れそうになった頃、ようやく唇が離れた。口からつうっと透明な糸が引かれた。
その頃には、レンは息絶え絶えで、腕はだらんと毛布の上に投げられ、べちゃべちゃになった口周りと、ヴィルが弄り回してほのかに紅くなった右の突起を気にする余裕もなく、ひたすら「はー、はー」と息を吸っていた。その目は潤んでいて、ヴィルを見上げる余裕さえなかった。
ヴィルはというとやりすぎた と微かに反省してはいたものの、そのあまりに色っぽいリンを見て、後悔する気は1ミリも無かった
「ヴィル、お、おまえ....ひいっっ!」
少し回復したリンが身を起こしながら今度こそ何か文句を言おうとした。が、今度は今まで以上におぞましい物をまたかのように鳥肌を立てながら後ずさった
「失礼な......」
「し、失礼?! ヴィ、ヴィルの方が失礼だろう......!」
ヴィルは、自分の中心にあるでっぷりしたモノをジュコジュコと擦っていた。リンをガン見しながら。
先走りがだらだらと流れてヴィル自身の手を濡らし、淫らな音を立てる。
リンは、この狭いテントの中ではそれを見ているしかすべがない。
「う....うぅ...それ辞めて......」
自分を見られながら目の前で自慰をされるという
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