あの夏、この夏、君のいた夏。

もっちゃん

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相談1

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そういえば、どこにそのレストランがあるか聞くのを忘れていた。

タクに聞いてみる。

「その新しくオープンしたレストランここから近いのか?」

「ちょっと歩かないといけないが、市役所の近くだよ」

「へー、市役所ら辺か、正直あまり行かないんだよな、通りで知らないわけだ」

「たかみは、だいたい仕事終わったら家に直行だならな‥ハハッ」

「うるせぇ、どうせお一人さんだよ」

先に走っていった堀内さんが

「早くしてください!行列ができる前に入らないと」

「タク、そんなに人気レストランなのか」

「ああ、彼女が言うにはランチは二時間待ちだとか」

「うひゃー、そんな店行ったことねぇや」


話しているうちに、レストランの前についた。

ここか、なんかログハウス的な建物だな。

まだそんなに人が並んでないから待たずに中に入れた。

店員に案内された席に座ろうとしたら、席にあるタッチパネルのメニュー表で何かを探している堀内さん。

「よし、まだ限定たまごふわふわケーキが残っている!」

堀内さんのうれしそうな声が聞こえてきた。

「あら、地元産の卵を使ったケーキがあるのね、わたしも食べよっと」

加藤さんもケーキを食べるようだ。

紙のメニュー表をみてみたら、いろいろあるが何にしようかなー。

「タクは何にするんだ?」

「うーん、やっぱり惣菜バイキングかな、前に食べれなかったのもあるしな」

「そうか、ならそれにするか」

ちなみに値段は1500円(税別)だ。

お財布に優しい良心的な値段でよかったー。

しかし、堀内さんと加藤さんがさっきいっていたケーキはいくらかな‥

メニュー表をめくっていくと、ケーキにはいろいろ種類があってなかには、スペシャル盛りというすごいSNS映えしそうなものまである。

値段は2000円(税別)する。

まさかこれを頼まないよね‥。

「やっぱり、コレです!」

おっと、何かを注文したようだ。

タッチパネルで注文表を見てみるとたまごふわふわケーキスペシャル盛りを注文していた。

うわっ、注文してる‥。

「わたしはパスタと、ケーキはスペシャル盛りは食べられないから通常サイズ注文しといて」

加藤さんは、通常サイズか!よかった。

貴海たかみ卓弥たくやは何注文するの?」

堀内さんが聞いて来た。

「惣菜バイキングで、たかみもそうだろう?」

「ああ」

「オッケー、私も惣菜バイキングも注文っと」

くぅー、私の財布が空になりそうだ。

財布にいくら入ってたかなと財布を取り出したら、なんか財布から紙が堀内さんの方へヒラヒラと舞い落ちていってしまった。

「なんだろうこれ」

堀内さんが紙を拾い上げて中を見ようとしている。

あの紙は‥
しまった!田戸さんからもらった連絡先が書いてある手紙を落としてしまったー。


「なんか女性の字で連絡先が書いてある」


「あのー、それ落としたの私なんですが‥」


「えー、谷元が女性の連絡先の手紙とか、めずらしいから見せてー」

加藤さんが堀内さんから手紙を受け取って、じっくり見ている。

「なんか若い子の字よねー、どうしたのこれ谷元?」

手紙をひらひらさせて、私に聞いてくる。

「そ、それは‥」

私がどうしようかと悩んでいるとタクが

「これは‥ついにたかみにも春がきたか!」

ニヤけた顔でタクがこちらを見てくる。

うっせーわー!タク!

ええい、仕方ない田戸さんのこと話すか。

田戸さんのことを洗いざらいみんなに話した。

「それでもう連絡したの?」

加藤さんが聞いて来た。

「いや、そのまだ‥」

「えー、すぐ連絡しないとダメじゃん!待ってるよー」

「そうよね、早く連絡したほうがいいわよ」

堀内さんと加藤さんが私に忠告するように言ってきた。

「そのどういったことを話したらいいのか、ちょっとわからなくて‥」

「話は流れでなんとかなるよ、そういうのはすぐ連絡するのがマナーみたいなものよ」

「そうだよ、早く連絡しなよ」

堀内さん、加藤さんに怒られてしまった。

食事が終わったら、すぐ連絡してみるかと心に決めたのであった。










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