日本語教師日誌2

藤堂Máquina

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7月28日

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7月28日

もう7月も終わろうと言う頃だが、日本語教師は相変わらずコロンビアにいる。
帰ろうにも帰れないためここに滞在するしかない。
幸いにしてオンラインでの仕事はあるためなにもしていない訳ではない。
日本で年金を払っている訳で、そういう訳で仕事があるこの状況はありがたい。
今はたくさんは仕事がないが、それでも何もないのに比べると幾分もマシだ。
今日もコロンビア人相手に日本語を教えたのだが、いくつか気づいたことがある。
まず、コロンビア人たちはおそらくだが、ノートをとるのが得意ではない。
もしかしたら私の学生に限った話なのかもしれないが、指名するとノートをひっくり返して前回のノートを探している。
オンラインでノートが見れない。
だからどんな風にノートをとっているか分からないし、指導もできない。
記憶力が良かったり、後でまとめ直すと言うなら汚くてもまったくもって問題ない。
私だって学生の頃はノートが汚く、大学生になってからは一切ノートをとらなくなったくらいだ。
もっとも、面倒くさいからノートをとらなかった訳ではない。
大抵のことは配布されるプリントとか、買わされた教科書に書いてあり、そこにちょこっとメモする程度で単位は十分にとれた。
成績が良かったわけではないのでもっと真面目に授業を受けるべきだったんだろうが、別に困ったこともないし、これからも困ることはなさそうだ。
この話はさておき、できるならノートもなんてとらなくていいのだ。
それとは反対にできないのなら、ノートはとらなければならない。
私は意地悪だから教科書通りに進んでない。
そのためノートは殆どとらなければならないだろう。
今使っているzoomの機能でスクリーンショットができるため、もしかしたらノートをとっていない学生もいるのではないかと思っているのだが、それならそれでもいい。
しかし現状カタカナを読めないところを見ると、本当にそのノートやスクリーンショットに意味があるのか疑問に思う。
書きながら音を考えないのだろうか。
後で見返したりしないのだろうか。
どうやら勉強の意味や、効率の良い方法についてはあまり考えていないようだ。
お金を払っている立場のため、それでも構わないのだが、教えてる側の責任にするのはやめてほしい。
今日はかなりペースをゆっくりにしたが、どこまで覚えているか心配だ。
これから動詞が複雑になっていくところのため心配だ。
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