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9月1日
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9月1日
この日の授業は4コマ5時間。
午後は2時から1時間、30分の休憩を挟んで2時間、さらに30分の休憩を挟んで2時間の授業であった。
この日、一番印象に残った出来事は最後の授業、現地の授業である。
理由はカタカナが壊滅しているからである。
読める学生は読めるのだが、読めない学生はひどいものである。
そのため、次回の授業は復習に使うことにした。
「ひどい」というと可哀想だが、カタカナのレベルがどのくらいかと言うと、カタカナを読むために授業が止まるほどである。
これがかなりタイムロスである。
今このクラスには6人の学生がいるが、現状大丈夫そうなのは2人である。
二文字程度のカタカナなら読める学生もいるが、カタカナは大抵二文字では終わらない。
この先、教科書を読むたびに止まるとなると、先に手を打っておくべきだし、そもそも日本に行く際や、個人で日本語を勉強しようと思うと、カタカナは読めなければならない。
私とて日本語が難しい言語だと言うことは十分に知っている。
特に文字に関しては3種類あり、読めないのもまぁ仕方ないようにも思う。
その一方で、去年の春に短期講習のようなものを実施したのだが、その時の学生はひらがなとカタカナを2週間で覚えた。
そこまで早く覚えろとは言わないが、日本語の授業を始めて4ヶ月が経つ。
「フェ」とか「ディ」とかのようなものに関しては読めなくても仕方がないと思うが、基本的なものはそろそろ読めてくれてもいいと思う。
このクラスは私がパワーポイントで授業をすることに決めたはじめのクラスであり、私も現在、準備はまだ完璧ではない。
それは申し訳ないと思っているが、勉強は基本的に学生主導でなければ意味がない。
どんなにいい教師がついていようと、学生が理解するための努力を怠ってしまってはできるようにはならない。
無理にでも話させればいいのだろうが、複数人の学生に強制させるのはクラスの雰囲気を壊しかねない。
そのためこちらができることにも限度がある。
非常に歯痒い。
練習しなければ読めるようにならないことは学生もよく知っていることだろうが、自分で勉強できないという気持ちもわかる。
しかし、現在もうひらがな、カタカナ、漢字を勉強しており、文法も動詞まで来てしまっているのだから今更やめるのはもったいない。
せめて簡単な作文でもできるようになるところまでなんとか持っていきたいが、学生がどこに悩みや不満を持っているか、より観察しなければならないだろう。
この日の授業は4コマ5時間。
午後は2時から1時間、30分の休憩を挟んで2時間、さらに30分の休憩を挟んで2時間の授業であった。
この日、一番印象に残った出来事は最後の授業、現地の授業である。
理由はカタカナが壊滅しているからである。
読める学生は読めるのだが、読めない学生はひどいものである。
そのため、次回の授業は復習に使うことにした。
「ひどい」というと可哀想だが、カタカナのレベルがどのくらいかと言うと、カタカナを読むために授業が止まるほどである。
これがかなりタイムロスである。
今このクラスには6人の学生がいるが、現状大丈夫そうなのは2人である。
二文字程度のカタカナなら読める学生もいるが、カタカナは大抵二文字では終わらない。
この先、教科書を読むたびに止まるとなると、先に手を打っておくべきだし、そもそも日本に行く際や、個人で日本語を勉強しようと思うと、カタカナは読めなければならない。
私とて日本語が難しい言語だと言うことは十分に知っている。
特に文字に関しては3種類あり、読めないのもまぁ仕方ないようにも思う。
その一方で、去年の春に短期講習のようなものを実施したのだが、その時の学生はひらがなとカタカナを2週間で覚えた。
そこまで早く覚えろとは言わないが、日本語の授業を始めて4ヶ月が経つ。
「フェ」とか「ディ」とかのようなものに関しては読めなくても仕方がないと思うが、基本的なものはそろそろ読めてくれてもいいと思う。
このクラスは私がパワーポイントで授業をすることに決めたはじめのクラスであり、私も現在、準備はまだ完璧ではない。
それは申し訳ないと思っているが、勉強は基本的に学生主導でなければ意味がない。
どんなにいい教師がついていようと、学生が理解するための努力を怠ってしまってはできるようにはならない。
無理にでも話させればいいのだろうが、複数人の学生に強制させるのはクラスの雰囲気を壊しかねない。
そのためこちらができることにも限度がある。
非常に歯痒い。
練習しなければ読めるようにならないことは学生もよく知っていることだろうが、自分で勉強できないという気持ちもわかる。
しかし、現在もうひらがな、カタカナ、漢字を勉強しており、文法も動詞まで来てしまっているのだから今更やめるのはもったいない。
せめて簡単な作文でもできるようになるところまでなんとか持っていきたいが、学生がどこに悩みや不満を持っているか、より観察しなければならないだろう。
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