日本語教師日誌2

藤堂Máquina

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9月5日(土)

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9月5日(土)

今日の授業は午前中にノルウェーの学生との授業が一つ、午後に現地の学校の授業が二つであった。
午前中は学生と教科書を使って位置や方向を表す言葉を勉強した。
この学生とは今まで会話と私の板書だけで授業をしてきたのだが、初めて教科書を使った。
というのも学生が教科書を持ってきたというだけの理由である。
文法は正確ではない学生だが、教科書を読めばそれなりに上手であるため、問題はなかった。
語彙を導入しながら一緒に解き、作文の添削するだけである。
正直こちらからしたら教科書を手伝うほど楽な仕事はない。
本来は授業の主体は学生であることが望ましいため、それでいいのだが、逆に言うと教師が誰でもよくなってしまうため、個性を出さなければならない。
そうは言っても私がしたことと言えば、現地の学校で教えるときに使った図で簡単に説明しただけだ。
それでもやらないよりはよかったように思うため今日は良い仕事をした感じがする。
現地の授業に関しては、1コマ目はひらがなカタカナ数字自己紹介の復習であった。
総評を述べるとするとカタカナにまだ不安がある感じだ。
カタカナはどのクラスでもすぐにできるわけではないため、普通と言えば普通である。
そのため全クラス共通で時々授業のはじめにカタカナや大きい数字の読み方の時間を作ることにした。
しばらくは様子見だ。
2コマ目は「ここ、そこ、あそこ」がテーマであり、使い方に関しては問題がないように思う。
今日問題があったとすれば、学生の人数が少なかったことである。
確か9人くらいいるクラスなのだが、今日は5人だけであった。
こちらとしてはやりやすかったのでまぁ良しとしよう。
今日の授業は割とのんびりだった。
のんびり授業をするのは緊張感がなくていい。
なにより自分を客観的に見れるのが最も良い点である。
これはある意味私の強みである。
日本語教師になるべく学校に通っていた頃は模擬授業やらなんやらでしょっちゅう教案を書かされた。
それは自分の授業を客観的に見る際に必要とする場合が多いからである。
特に日本語教師は学生をコントロールしなければならないため、基本的なスタイルが決まっている。
前作業の動機付け、本作業の文法などの導入、後作業の確認というのが基本的な流れだが、学生の発言や行動で、うまくいかなくなる場合も多い。
そうならないために綿密に計画を立てるのが理想的と言われる。
私は最近はパワーポイントで授業をしているため、外れることはないが、それがなくても頭の中の計画を間違えることはない。
あったとしても時間配分程度で、予め余裕を持って作っているため間違えにはならないだろう。
私は教案を作るのが好きではない。
理由は必要だと思っていないからなのである。
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