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9月14日(月)
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9月14日(月)
この日の授業は2つ。
1つが体験レッスン、1つが普通のレッスンという内訳だ。
体験レッスンの方はアメリカに住むサウジアラビア人であり、アニメで日本語を覚えたという学生だった。
この学生は発音はやや不安な面もあったが、会話はかなりスムーズだった。
聞くとアニメ以外では日本語を勉強したことがないらしく、日本人と話したり、日本人の友人がいたりということはないらしく、はじめて日本人と話したらしい。
はじめは疑ってしまうくらいちゃんと話したり聞けたりするため驚いたが、確認していくうちに読み書きができないことが分かった。
つまり教科書を開いたとて、何も読めないし、チャットで日本人と会話できたりしないのだ。
そういうことで信じることにした。
いや、そもそも疑っても意味はないし、学生も緊張してきていたため、実際そうなのだろう。
授業自体は体験授業だったために30分だけであり、半分は会話、半分は勉強の方法の相談ということで終わった。
基本的には読み書きをから始めた方がいいというアドバイスをして終わった。
特別なことを言った訳でもないし、体験だけだとこれが限界である。
今後もし予約をいただけたらならその時に考えようと思う。
もう一つの授業に関しては毎週受講してくれるオーストラリアの学生であり、この日は特に質問も無かったため、N5の文法の練習だけだった。
学生は自分で勉強しているらしく、教科書に「なきゃ、なくちゃ」が出てきたため、練習したいということだった。
これには正直驚いた。
というのもこの表現は普通初級では扱わないからである。
「なければならない」という表現は文法として出てくるものの、そのカジュアルな形としてのこの表現は使い方の面から登場することは少ない。
大抵は間違えて使って、相手に失礼な印象を与えてしまうことを避けるために、覚えるのは敬語など、時と場合に応じた語彙を選択できるようになってからなのである。
時々上級の学生に教えることはあってもこのレベルの学生に教えることは多くない。
別に文法も難しくないため問題ないのだが、習ったからと言って教師に使われると面倒なのである。
私に使う分にはいいのだが、同じ調子で他の人に使うのが問題なのだ。
本来教師が学生に厳しくするのもそのような理由で、他のところで失敗しないためなのである。
甘い教師ほど好かれてしまうというのはなんとも辛いことである。
私も厳しくするのは苦手だし、日本語の教師に関しては飽くまで「習い事」であるため、モチベーションを維持するという意味ではそれでいいのだが、一般の学校の教師とはつくづく大変なのだろうと思う。
この日の授業は2つ。
1つが体験レッスン、1つが普通のレッスンという内訳だ。
体験レッスンの方はアメリカに住むサウジアラビア人であり、アニメで日本語を覚えたという学生だった。
この学生は発音はやや不安な面もあったが、会話はかなりスムーズだった。
聞くとアニメ以外では日本語を勉強したことがないらしく、日本人と話したり、日本人の友人がいたりということはないらしく、はじめて日本人と話したらしい。
はじめは疑ってしまうくらいちゃんと話したり聞けたりするため驚いたが、確認していくうちに読み書きができないことが分かった。
つまり教科書を開いたとて、何も読めないし、チャットで日本人と会話できたりしないのだ。
そういうことで信じることにした。
いや、そもそも疑っても意味はないし、学生も緊張してきていたため、実際そうなのだろう。
授業自体は体験授業だったために30分だけであり、半分は会話、半分は勉強の方法の相談ということで終わった。
基本的には読み書きをから始めた方がいいというアドバイスをして終わった。
特別なことを言った訳でもないし、体験だけだとこれが限界である。
今後もし予約をいただけたらならその時に考えようと思う。
もう一つの授業に関しては毎週受講してくれるオーストラリアの学生であり、この日は特に質問も無かったため、N5の文法の練習だけだった。
学生は自分で勉強しているらしく、教科書に「なきゃ、なくちゃ」が出てきたため、練習したいということだった。
これには正直驚いた。
というのもこの表現は普通初級では扱わないからである。
「なければならない」という表現は文法として出てくるものの、そのカジュアルな形としてのこの表現は使い方の面から登場することは少ない。
大抵は間違えて使って、相手に失礼な印象を与えてしまうことを避けるために、覚えるのは敬語など、時と場合に応じた語彙を選択できるようになってからなのである。
時々上級の学生に教えることはあってもこのレベルの学生に教えることは多くない。
別に文法も難しくないため問題ないのだが、習ったからと言って教師に使われると面倒なのである。
私に使う分にはいいのだが、同じ調子で他の人に使うのが問題なのだ。
本来教師が学生に厳しくするのもそのような理由で、他のところで失敗しないためなのである。
甘い教師ほど好かれてしまうというのはなんとも辛いことである。
私も厳しくするのは苦手だし、日本語の教師に関しては飽くまで「習い事」であるため、モチベーションを維持するという意味ではそれでいいのだが、一般の学校の教師とはつくづく大変なのだろうと思う。
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