日本語教師日誌2

藤堂Máquina

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9月15日(火)

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9月15日(火)

今日の授業は現地のひとつだけだった。
今日は全員出席してくれたので個人的には嬉しい。
いつも1人か2人は仕事やインターネットの問題で欠席してしまうからである。
それに今日はみんなで聴解をしたのだが、思った以上にに出来がよかった。
私のクラスは、私が意図しているだけあって、会話はわりと上手なはずである。
私がスペイン語をあまり使わないようにしているからである。
その結果が聴解の形で出てくるとそれもすごく嬉しい。
欲を言えば、漢字はまだ難しいにしろ、そろそろひらがなやカタカナを読めるようになって欲しいところである。
しかしこちらは会話と聴解に力を入れている以上、重要なポイントではない。
先に話してイメージができる方が重要だと思っている。
理由は多分私自身が、英語を話すばかりで読むことができない点や、逆にスペイン語を話せるようになってきているものの、読むのが得意ではないことに由来している。
どう考えても話せる方が役に立つことが多い。
確かに日本人とチャットをするような機会があれば書いたりする技術は必要なのだろうが、もし日本に行ったらそれこそ駅でもホテルでも話さなければならないだろう。
少なくとも個人的に欲しいと思う技術は話す技術なのである。
特別凝った返しは必要なく、簡単でも、その場にあった返事をできればいいのだ。
最悪相槌を打つ程度にして、理解さえしていればいいのだ。
私は急に今の時間を聞いたり、漢字が読めなかったりする学生に、今日したことや、昼ごはんのメニューを聞いたりするが、そちらの方がかなりの確率で答えてくれる。
確かに既習の質問だけであり、難しい質問はしていないのだが、それでも週二回の授業で理解してくれれば今のところは十分である。
否定形や過去形も使えるため、1日の行動を簡単に言うこともできるし、助詞も覚えているため、必要な情報は言うこともできる。
「どの電車に乗りますか?」や「どこに行きます」などは言えるため、日本に来ても最悪どうにかなるレベルになってきていると思う。
形容詞は多分今月中か、遅くても来月中には導入して、覚えてもらうため、会話の幅ももう少し広がると思う。
こうやって書いていると、使わなければならない表現というのは多いのだが、話すだけなら案外簡単な言葉でどうにでもなる。
あと1ヶ月か2ヶ月も経てば、それこそ不十分ながら言いたいことを言えるようになってくるだろう。
非常に楽しみである。
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