日本語教師日誌2

藤堂Máquina

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10月20日(火)

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10月20日(火)

昨日の授業は現地のものが一つあっただけだ。
教科書の新しいテーマがはじまったため、のんびりスタートした。
最近は学生のインターネットの調子が良くないようで、回線落ちが時々あるが、自分が回線落ちをしたら授業にならないため、そこらへんの管理はしっかりしなければならないだろう。
教科書のテーマは形容詞の導入であり、簡単に2種類の形容詞の説明をして、使い方の練習をした。
2種類の形容詞というのは、学校文法でいう「形容詞」と「形容動詞」のことであり、なぜそれを「形容動詞」という名前で扱っているのかが理解できない。
述語になることができるという面で、動詞との共通点はあるが、別に形容詞とて同じである。
日本語教育や、日本語学では専ら「い形容詞」と「な形容詞」と呼ばれており、「い形容詞」は「楽しい」など「い」で終わるもの、「な形容詞」は「静かな」など、「な」で終わるものを指す。
厳密には「な形容詞」は名詞で他の名詞を修飾することができるパターンであり、日本語学を扱う人によっては名詞に分類する人もいる。
「使い方」を重視する日本語教育に於いては、「な形容詞」と教えた方が、使いやすく、覚えやすいのだ。
そのため、私は「な形容詞」として教えているが、正直大事なのは使えることであり、分類ではない。
それに「な形容詞」の活用自体も、述語として使う際には「です」の活用と同じのため、学習者は、この「な形容詞」の立ち位置さえ理解すればそう難しくはない。
一つ間違えやすいのは、「な形容詞」として導入する際は、すべて「な」が付いた形であるため、例えば「静かな」を導入すると、「静かなです」という、本来「静かです」と言わなければならないところを間違える可能性があるということである。
しかし、「な」を言わないまま教えると、例えば「きれい」を教える時に「い形容詞」なのか「な形容詞」なのか分からなくなってしまうのである。
そういう訳で、学習者には、「形」と「使い方」とをどちらも正確に覚えてもらわなくてはならない。
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