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第2章 切迫
3 疑惑の目
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「そんなバカな!」
浦安刑事が話してくれる捜査報告を聞き、草太は目を見開いて大きな声を上げた。その声を聞き、浦安刑事が慌てて草太の口の前に手をかざし、
「ちょっと、声を抑えめにして」
と注意した。弓削刑事も明らかにうろたえている。
「ひょっとして君は、耳が悪いとか、なのかな?」
浦安がそんなことを聞いてきたので、自分はいたって普通の青年だと主張した。成人してるのに平日私服でいるとはいえ、まだまだパッと見学生で通るはずだ。きのうこの家に一緒に行ってくれと頼んできた少女と比べると、明らかに少女の方が人目につく。少女は真っ白なワンピース姿だったのだ。夏の太陽を眩しく反射し、その印象が草太より薄いわけがない。そう一気に自分の身の潔白を訴えかける草太を見て、浦安と弓削は顔を見合わせた。
「ちょっと聞きにくいことを聞くんどけど、最近の通院記録とか、どうなってるかなあ?」
弓削が聞きにくそうに聞いたその質問で、草太はハッとした。
「いや、俺、精神科とかの通院記録ありませんから!」
おそらく声が大きかったからだろう、耳の悪さを疑われた次は、心が病んでいる人、その可能性を指摘されたのだ。だが、一緒にいた少女のことが証明できないとなると、草太がきのうここへ来た理由も怪しく思われてしまう。浦安と弓削の疑惑の目も当然といえば当然か。
「いや、気を悪くせんで下さい。一応、鮫島さんの娘さんが双子だったかどうか、あるいは年の近い親戚に穂乃果さんと似た人がいないか、確認は取ったんだけどね、今のところはそういう人は誰もいないという結果だったんだよ」
浦安刑事が申し訳なさそうな顔でそう説明し、草太は、
「でも、いたものはいたんです!」
と、また声を荒らげた。浦安は慌てて口前に人差し指を立てる。そして草太が黙るのを見届けて続けた。
「いや、駅員さんの記憶違いってこともあるからね、こちらとしてもさらなる証言を得ようと聞き込みは続けています。それと、これなんだけど…」
次に浦安刑事は弓削刑事に目配せし、弓削刑事は上着のポケットから茶封筒を出して浦安に渡した。
「これはね、この家の主人だった鮫島さんの妹さん、つまり長女だった穂乃果さんの叔母に当たる人が保管してたのを借りてきたんだけどね…」
そう言いながら開けた封筒の中から何枚かの写真を出し、草太に手渡した。体育大会、遠足、入学式…学校行事で撮られたどの写真にも中学生の女の子の年頃らしく笑う姿が映っている。その少女の顔は、間違いなくきのうの朝にノワールを訪れた少女のものだった。
「間違いありません。僕がこの家に一緒に来た少女です」
「そう…ですか。間違いないんだね?」
刑事の言いたいことは分かる。この写真の中の、満面の笑顔で青春を満喫している少女はもうすでにこの世にはいないのだ。
「ちなみに言っときますが、僕は幽霊とか超常現象を信じる者でもありません」
キリッとした顔を向けて言い放ったつもりだったが、さっきダークエルフと一緒にいるところを見られているのを思い出す。弓削の鼻白んだような視線は避けようがない。
「分かりました、ありがとうございます。一応今日確認したかったのはこれだけなんですが……」
浦安が写真を受け取りながら、奥歯に物が挟まったような物言いをする。
「だけどもし…もし何か言っていないことがあったら何でもいいから言って欲しい。お願いします」
人情味のある顔を崩して頭を下げる浦安刑事の白髪混じりの頭頂部をじっと見つめた。そしてきのう走り去った男の姿が頭に宿る。草太にもやましいことはあり、このベテラン刑事はそれを見抜いているのかもしれない…あるいは自分が容疑者の一人として浮上している……?
そこまで思い至った時、ふいに裏口のドアが開き、一人の男がひょいと顔を出した。甘いマスクをしているが、髪色が銀メッシュだ。
「あれえ~フーミンこんなことにいたんだ~」
銀メッシュ男の顔を見ると、弓削刑事は鼓を打ったのかと思える音量の舌打ちをした。ほらみろ大きな声を出すから…小声だったがそう言ったのもはっきり聞き取れた。浦安刑事もあからさまに顔をしかめている。
「困るよ勝手に僕と離れちゃあ。まこっちゃんも言ってやってよお~」
「ま、まこ……」
浦安刑事が絶句する。フーミンとは弓削史子刑事のことで、まこっちゃんはきっと浦安刑事のことなのだろう。そのチャラ男風の男はこちらまで出てくると、草太のことをじっと見据えた。年齢は三十代中頃くらいだろうか、着込んでいるラメ入りの紫のスーツが浮いていて、どこかの地方のホストに見える。完全に場違いな男は、草太から浦安に目線を移して口をへの字に曲げた。
「だれ?」
「こちらは第一発見者の青井草太さんです。只今きのう不十分だった調書の聞き取りをしているところでして……」
浦安刑事が立ち上がり、バツの悪そうに今の状況を説明する。すると男は浦安刑事を狐のような鋭い吊り目で睨んだ。
「あれあれえ?まこっちゃんの班ってそっちの担当だっけ?あなたのバディがあっちで探してたよお?困るねえ、こういう勝手なことされちゃあ」
「いやしかしですなあ、朝霧調査官、私としましては一応きのうの仕事の不備を補っておきたいと思った次第でありまして…」
「しかしもかかしも無いの、田んぼだけにってか?そういうのは担当刑事に任せとけばいいから。こっちもやることは山程あるんだからねぇ、フーミン行くよ!」
朝霧と呼ばれた男はそう言うと足早に家の中に戻っていく。まいったなあ、と、浦安刑事が頭を掻きながら弓削刑事が顔を見合わせていると、また朝霧が顔を出し、
「何してんの!早く!」
と急かし、
「ハイハイハイ!今行きます!」
と、慌てて裏口に向かい、弓削もそれに続いた。
「今日のことろはこれで。また何かあったら連絡します!」
家に入り際に弓削刑事が草太にそう声をかけ、二人は慌ただしく家の中に入って行った。朝霧は「調査官」と呼ばれていたので、おそらく刑事ではないのだろう。なのに浦安たちはかなり気を使っているようだったが、ともあれ草太は何とか刑事たちから開放された形となったのだった。
再び刑事たちと鉢合わせしないように家の外側を回って表の庭に出る。庭でも鑑識官たちが髪の毛の一本も逃さないという目で地面を漁っていたおり、お疲れ様ですと草太が声をかけても、一瞥したが何も言わずにまた捜査を続行させていた。生け垣を抜けて乃愛たちを探すと、報道陣たちに混じって自撮り棒に取り付けたスマホに向かって仕切りに喋っているダークエルフとモデル風女子の姿を見つけた。駿佑が自撮り棒を持ち、乃愛と紬に向けている。どうやら紬を動画にゲスト出演させているようで、家をバックにして何やかやとトークしているの前まで行ってしばらく見守る。周辺から集まってきた野次馬のうち、お年寄り連中は報道陣の美人アナウンサーに興味があるようだったが、中高生はみんな乃愛たちの方にスマホのカメラを向けたりしていた。そして乃愛たちのトークが一段落すると二人に話しかけようと取り囲んだ。草太はそこから弾き出された駿佑に話し掛ける。
「何してんの?」
「いや、取り敢えず現場でロケ動画撮ろうってなって、ツムギんに現地の高校生役になってもらってインタビューしてたんでつ」
駿佑は後から後から吹き出してくる汗を肩からかけた手ぬぐいでしきりに拭った。集まってきた中高生の中には乃愛を知っている子もいたようで握手を求めたりしていたが、紬も乃愛に負けじと注目されているようだった。
「可愛いい~!読モかなんかやってるんですかあ?」
「ええ!?読モなんかやらないよ、気色悪い。あんなのどうせ水着になんかなったりしてオヤジたちのオカズになったりするんでしょう?」
普通の女子高生は読モに見間違われるのは嬉しいだろうに、紬の読モに対する偏見は凄まじいものがあった。一通り中高生たちへのファンサービスを終えると、二人は草太の元にやって来る。
「そっちも終わったみたいだね。じゃあ、せっかくだから七星妙見の方も行ってみよっか」
「ええ~どこか涼しいところで休みたいでつ」
「神社行ったら冷たい湧き水あるから」
「水じゃなくて冷たいアイス食べたいでつ~!」
乃愛がそんな駿佑を無視して七星の家を迂回して西の山に続く道へ歩き出すと、駿佑も諦めたようにトボトボと乃愛の後を付いていくのだった。
浦安刑事が話してくれる捜査報告を聞き、草太は目を見開いて大きな声を上げた。その声を聞き、浦安刑事が慌てて草太の口の前に手をかざし、
「ちょっと、声を抑えめにして」
と注意した。弓削刑事も明らかにうろたえている。
「ひょっとして君は、耳が悪いとか、なのかな?」
浦安がそんなことを聞いてきたので、自分はいたって普通の青年だと主張した。成人してるのに平日私服でいるとはいえ、まだまだパッと見学生で通るはずだ。きのうこの家に一緒に行ってくれと頼んできた少女と比べると、明らかに少女の方が人目につく。少女は真っ白なワンピース姿だったのだ。夏の太陽を眩しく反射し、その印象が草太より薄いわけがない。そう一気に自分の身の潔白を訴えかける草太を見て、浦安と弓削は顔を見合わせた。
「ちょっと聞きにくいことを聞くんどけど、最近の通院記録とか、どうなってるかなあ?」
弓削が聞きにくそうに聞いたその質問で、草太はハッとした。
「いや、俺、精神科とかの通院記録ありませんから!」
おそらく声が大きかったからだろう、耳の悪さを疑われた次は、心が病んでいる人、その可能性を指摘されたのだ。だが、一緒にいた少女のことが証明できないとなると、草太がきのうここへ来た理由も怪しく思われてしまう。浦安と弓削の疑惑の目も当然といえば当然か。
「いや、気を悪くせんで下さい。一応、鮫島さんの娘さんが双子だったかどうか、あるいは年の近い親戚に穂乃果さんと似た人がいないか、確認は取ったんだけどね、今のところはそういう人は誰もいないという結果だったんだよ」
浦安刑事が申し訳なさそうな顔でそう説明し、草太は、
「でも、いたものはいたんです!」
と、また声を荒らげた。浦安は慌てて口前に人差し指を立てる。そして草太が黙るのを見届けて続けた。
「いや、駅員さんの記憶違いってこともあるからね、こちらとしてもさらなる証言を得ようと聞き込みは続けています。それと、これなんだけど…」
次に浦安刑事は弓削刑事に目配せし、弓削刑事は上着のポケットから茶封筒を出して浦安に渡した。
「これはね、この家の主人だった鮫島さんの妹さん、つまり長女だった穂乃果さんの叔母に当たる人が保管してたのを借りてきたんだけどね…」
そう言いながら開けた封筒の中から何枚かの写真を出し、草太に手渡した。体育大会、遠足、入学式…学校行事で撮られたどの写真にも中学生の女の子の年頃らしく笑う姿が映っている。その少女の顔は、間違いなくきのうの朝にノワールを訪れた少女のものだった。
「間違いありません。僕がこの家に一緒に来た少女です」
「そう…ですか。間違いないんだね?」
刑事の言いたいことは分かる。この写真の中の、満面の笑顔で青春を満喫している少女はもうすでにこの世にはいないのだ。
「ちなみに言っときますが、僕は幽霊とか超常現象を信じる者でもありません」
キリッとした顔を向けて言い放ったつもりだったが、さっきダークエルフと一緒にいるところを見られているのを思い出す。弓削の鼻白んだような視線は避けようがない。
「分かりました、ありがとうございます。一応今日確認したかったのはこれだけなんですが……」
浦安が写真を受け取りながら、奥歯に物が挟まったような物言いをする。
「だけどもし…もし何か言っていないことがあったら何でもいいから言って欲しい。お願いします」
人情味のある顔を崩して頭を下げる浦安刑事の白髪混じりの頭頂部をじっと見つめた。そしてきのう走り去った男の姿が頭に宿る。草太にもやましいことはあり、このベテラン刑事はそれを見抜いているのかもしれない…あるいは自分が容疑者の一人として浮上している……?
そこまで思い至った時、ふいに裏口のドアが開き、一人の男がひょいと顔を出した。甘いマスクをしているが、髪色が銀メッシュだ。
「あれえ~フーミンこんなことにいたんだ~」
銀メッシュ男の顔を見ると、弓削刑事は鼓を打ったのかと思える音量の舌打ちをした。ほらみろ大きな声を出すから…小声だったがそう言ったのもはっきり聞き取れた。浦安刑事もあからさまに顔をしかめている。
「困るよ勝手に僕と離れちゃあ。まこっちゃんも言ってやってよお~」
「ま、まこ……」
浦安刑事が絶句する。フーミンとは弓削史子刑事のことで、まこっちゃんはきっと浦安刑事のことなのだろう。そのチャラ男風の男はこちらまで出てくると、草太のことをじっと見据えた。年齢は三十代中頃くらいだろうか、着込んでいるラメ入りの紫のスーツが浮いていて、どこかの地方のホストに見える。完全に場違いな男は、草太から浦安に目線を移して口をへの字に曲げた。
「だれ?」
「こちらは第一発見者の青井草太さんです。只今きのう不十分だった調書の聞き取りをしているところでして……」
浦安刑事が立ち上がり、バツの悪そうに今の状況を説明する。すると男は浦安刑事を狐のような鋭い吊り目で睨んだ。
「あれあれえ?まこっちゃんの班ってそっちの担当だっけ?あなたのバディがあっちで探してたよお?困るねえ、こういう勝手なことされちゃあ」
「いやしかしですなあ、朝霧調査官、私としましては一応きのうの仕事の不備を補っておきたいと思った次第でありまして…」
「しかしもかかしも無いの、田んぼだけにってか?そういうのは担当刑事に任せとけばいいから。こっちもやることは山程あるんだからねぇ、フーミン行くよ!」
朝霧と呼ばれた男はそう言うと足早に家の中に戻っていく。まいったなあ、と、浦安刑事が頭を掻きながら弓削刑事が顔を見合わせていると、また朝霧が顔を出し、
「何してんの!早く!」
と急かし、
「ハイハイハイ!今行きます!」
と、慌てて裏口に向かい、弓削もそれに続いた。
「今日のことろはこれで。また何かあったら連絡します!」
家に入り際に弓削刑事が草太にそう声をかけ、二人は慌ただしく家の中に入って行った。朝霧は「調査官」と呼ばれていたので、おそらく刑事ではないのだろう。なのに浦安たちはかなり気を使っているようだったが、ともあれ草太は何とか刑事たちから開放された形となったのだった。
再び刑事たちと鉢合わせしないように家の外側を回って表の庭に出る。庭でも鑑識官たちが髪の毛の一本も逃さないという目で地面を漁っていたおり、お疲れ様ですと草太が声をかけても、一瞥したが何も言わずにまた捜査を続行させていた。生け垣を抜けて乃愛たちを探すと、報道陣たちに混じって自撮り棒に取り付けたスマホに向かって仕切りに喋っているダークエルフとモデル風女子の姿を見つけた。駿佑が自撮り棒を持ち、乃愛と紬に向けている。どうやら紬を動画にゲスト出演させているようで、家をバックにして何やかやとトークしているの前まで行ってしばらく見守る。周辺から集まってきた野次馬のうち、お年寄り連中は報道陣の美人アナウンサーに興味があるようだったが、中高生はみんな乃愛たちの方にスマホのカメラを向けたりしていた。そして乃愛たちのトークが一段落すると二人に話しかけようと取り囲んだ。草太はそこから弾き出された駿佑に話し掛ける。
「何してんの?」
「いや、取り敢えず現場でロケ動画撮ろうってなって、ツムギんに現地の高校生役になってもらってインタビューしてたんでつ」
駿佑は後から後から吹き出してくる汗を肩からかけた手ぬぐいでしきりに拭った。集まってきた中高生の中には乃愛を知っている子もいたようで握手を求めたりしていたが、紬も乃愛に負けじと注目されているようだった。
「可愛いい~!読モかなんかやってるんですかあ?」
「ええ!?読モなんかやらないよ、気色悪い。あんなのどうせ水着になんかなったりしてオヤジたちのオカズになったりするんでしょう?」
普通の女子高生は読モに見間違われるのは嬉しいだろうに、紬の読モに対する偏見は凄まじいものがあった。一通り中高生たちへのファンサービスを終えると、二人は草太の元にやって来る。
「そっちも終わったみたいだね。じゃあ、せっかくだから七星妙見の方も行ってみよっか」
「ええ~どこか涼しいところで休みたいでつ」
「神社行ったら冷たい湧き水あるから」
「水じゃなくて冷たいアイス食べたいでつ~!」
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