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第3章 拡散
7 少女の兇行
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生徒への聴取は三グループに別れて行われた。須田班から一人と警察庁の捜一から一人、それに公安調査庁から一人をそれぞれ出して三つのグループに別れる。校長から一人の生徒に三人もの大人が向き合うのは威圧的すぎないかとクレームがあったが、浦安が捜査上の都合でどうしてもそうせざるを得ないことを説明した。説明しながら、いっそ自分たちだけに任せてくれたらいいものをと、自分でも歯痒い思いをしていた。倉田以外のクラスは休みなので一グループに一教室があてがわれた。待っている生徒は自分たちの教室で自習することになっており、終わった者から帰宅していいことになっていた。倉田は簡単なホームルームをした後、各人を聴取場所に案内する役を買ってくれた。浦安と警察庁の捜一の袴田という殺人犯捜査係の係長は三箇所を行き来をし、全体的に聴取を見守ることになっていた。
「クラス全員が参加してくれ、本当に助かります」
聴取している間手持ち無沙汰だった浦安は倉田に近づいて改めて礼を言った。35人が在籍している倉田学級のうち、亡くなった二人と行方不明の二人を除く31名全員が本日当校してくれていた。
「はい、本当は家族で旅行の予定だった子も何人かいたんですが、さすがに旅行行くからお葬式に出られないってわけにはいかないでしょうし、それに親御さんたちも今回の事件の真相を知りたいようで、快くとは言い切れませんが、皆さん協力して下さいました」
倉田は俯き加減にか細い声で応じる。パッと見頼りなさそうだが、自分の受け持ったクラスの生徒が二人も立て続けに亡くなったのだ。倉田も相当傷心しているのだろう。目の下の酷いクマがそれを語っていた。この倉田を始め、教授たちへの聴取は生徒が帰った後で行うことになっていた。
聴取は生徒の出席番号順に淡々と進んでいった。泣き腫らした目をしている子もいれば、あっけらかんとした表情の子もいる。倉田が受け持った2年B組は特進ではない普通科のコースのクラスで、亡くなった心晴と渚、それに行方不明の陽菜と唯と比較的仲の良かった生徒の情報は前もって倉田が教えてくれていた。
水谷鈴もそのうちの一人だった。倉田によると鈴は渚と唯とよくつるんでいたらしい。
いよいよ鈴の番が来て、倉田に連れられ、須田の方の教室に入っていく後をそっと付ける。倉田はそのまま退室したが、浦安は聴取の様子を鈴の後方で見守った。鈴は顎が胸に刺さるのではないかというくらい深く項垂れている。友人二人が目の前からいなくなったので心情的に無理もないのかもしれないが、こうなると校長が言ったように大人の男三人が相対するのは威圧的すぎる気もする。パット見はどこかの企業の入社面接のようだった。
「今日は辛いところを来てくれて本当にありがとう。お友達のこと、おじさんたちに聞かせてくれるかな?」
まずは向かって右手に座っていた須田が優しく声をかける。趣味が高じてか、若い女の子に話しかけるのは慣れているようだ。これでよだれさえ垂らさなければいいのだが…。
「渚ちゃん、残念なことをしたね。おじさんたちも今必死に犯人を探してるんだ。渚ちゃんについて何か感じたこと無かったかな?どんなことでもいい、教えてくれたら助かるんだけど」
須田は情的に訴えかけるが、鈴は黙って項垂れたままだ。
「分かった。辛いよね。じゃあ、何か楽しかった思い出、教えてくれないかな?よく一緒に遊びに行ってたよね?どこが一番楽しかった?」
須田は鈴の話しやすい話題を提供しているようでいて、さり気なくSNSで披露されている内容を仄めかした。流れとしては悪くない。だが鈴からの反応は無い。
「顔を上げなさい。ちゃんと聞かれたことに答えるんだ」
口を挿んだのは真ん中に座っている捜一の捜査員だ。30代手前といったことろか。折角の流れを遮られ、浦安は舌打ちした。そしてジェスチャーで口の前に人差し指を立てる。お前は黙っとけという意味を込めて。捜査員は浦安の仕草に気づき、眉間にシワを寄せながらも口をつぐんだ。
「渚ちゃん、事件の当日にもM市のワールドスパーガーデンに行ってたみたいだね。あそこいいよねえ、夏は広いプールもあってさ。鈴ちゃんは行ったことある?」
須田は流れを引き寄せようと遊びの話題を広げる。だが浦安には渚の当日のことに触れるのはまだ早い気がした。須田にしたら隣りの捜査員に流れを切られて焦ったのだろう。少し冷静さを欠いている。実は自分たちは、渚と鈴がグループチャットで渚の亡くなる直前にやり取りをしていたことを知っている。この時に何か不自然なやり取りがあり、そこを詳しく聞き出そうと事前に須田とは打ち合わせていたのだ。浦安は鈴の後ろ姿に注視した。ワールドスパーガーデンという名前が出たところで、鈴の肩が少しピクッと反応したようにも思えた。と、その時、
「辛いねえ、うん、辛いよね。分かるよ、分かる分かる。辛いよねえ」
という、同じフレーズを繰り返す低い声が間に入る。今度は左手に座る公安調査庁のやつだ。浦安は顔をしかめ、事前に全員を集めて聴取の打ち合わせをしなかったことを後悔した。調査員にも黙れとジェスチャーしようとした時、ふと目の前の鈴が肩を震わせているのに気づく。ほら見ろ、泣かしてしまったと心の中で頭を抱える。女の子は泣いてしまうとなかなか思うように話してくれなくなるのだ。これは一度休憩を挟んだ方がいいかと考えた時、
「うふふ、ふふふふ、あは、あははははは!」
鈴が顔を上げ、唐突に笑い声を上げた。肩を震わせていたのは泣いていたんじゃない、笑っていたのだ。
「あははははは、ぎゃは!ぎゃははははは」
笑い声は次第にけたたましくなり、浦安は驚いて鈴の顔を見ようと前に回った。鈴は二つ結びの髪を振り乱し、口からよだれを垂れ流しながら笑い続けている。黒目が上限まで上がってほとんど白目になっている。明らかに異常だ。思わぬ展開に男たちは皆凝固してしまった。鈴の目玉がぐるんと一周したように見えた。そして男たちを見据えて一人ひとりを指差した。
「お前が殺したんだー!お前も!お前も!お前も!」
相手を射殺すような視線で脈絡のないことを叫ぶ。そして勢いよく立ち上がり、奇声を発しながら教室から駆け出ていく。
「しまった!追いかけろ!」
呆気にとられていた浦安が我に返った時には、鈴はすでにガラガラと扉を開けて飛び出していた。慌てて廊下に出たが、すでに彼女がどっちに向かったか分からない。すぐ前の廊下にいた捜一の袴田係長に聞く。
「彼女は!?どっち行った?」
袴田は事情が飲み込めずに目を見開いたが、ただならぬ浦安の顔を見て階段の方向を指差した。
「し、下に!下に向かいました!」
今いるのは二階の教室で、鈴は一階に向かったという。浦安が階段を駆け下り、袴田も後に続いた。
ぎゃやああああああああ!!
一階に降りた時、凄まじい悲鳴が聞こえた。一階にはさっき案内された会議室の他、職員室や校長室などがあり、声は浦安も訪れたことのある校長室の方から聞こえていた。そちらに向いて走ると、校長室の開き戸が開かれているのが見える。その戸口に飛びつき、中を見る。校長が椅子から立ち上がり、そのすぐ向かいに両手を突き出した鈴の姿がある。手の先に光る物。目を細めてその手元に焦点を絞ると、どうやらそれは銀色のペンのようだ。鈴はそのペンを槍を持つように両手で包み込み、校長の胸目掛けて突き刺した。そして引き抜き、突き刺す。引き抜いては刺し、引き抜いては刺し、を何度も繰り返した。ぐちゃりという音とともに校長の胸から吹き出した鮮血で鈴の腕もシャツも真っ赤に染まり出す。
「何してる!やめろ!」
予期せぬ事態だったが、浦安は驚きで固まっていたわけではなかった。だが、駆け寄って鈴を止めようとしても、なぜか足が思うように動かない。頭はしっかり覚醒しているのに、金縛りにあったように身体が動かせないのだ。やがて校長はくぐもった声を発すると、ドサッと鈴の前に倒れた。鈴がゆっくりとこちらを向く。二ヘラと口を歪ませ、充血させた目から血が涙のように流れている。その鈴の顔に違和感が走った。首が少し長いのだ。教室で見た時よりも明らかに通常より高い位置に首がある。そしてその首をうねうねと左右に揺らせている。
「く、首が……?」
浦安が何とかそう発したその時、
パーン!
すぐ背後から凄まじい破裂音がした。耳がキーンと鳴る。振り向くと、そこには拳銃をかざした袴田の姿があった。
「バカヤロウ!何故撃った!?」
もう一度鈴の方を見ると、白いブラウスの胸の位置から花を咲かすように赤色を広げていった。そしてドサリと身を崩した。瞬間、呪縛から解かれたように浦安も前につんのめった。
「クラス全員が参加してくれ、本当に助かります」
聴取している間手持ち無沙汰だった浦安は倉田に近づいて改めて礼を言った。35人が在籍している倉田学級のうち、亡くなった二人と行方不明の二人を除く31名全員が本日当校してくれていた。
「はい、本当は家族で旅行の予定だった子も何人かいたんですが、さすがに旅行行くからお葬式に出られないってわけにはいかないでしょうし、それに親御さんたちも今回の事件の真相を知りたいようで、快くとは言い切れませんが、皆さん協力して下さいました」
倉田は俯き加減にか細い声で応じる。パッと見頼りなさそうだが、自分の受け持ったクラスの生徒が二人も立て続けに亡くなったのだ。倉田も相当傷心しているのだろう。目の下の酷いクマがそれを語っていた。この倉田を始め、教授たちへの聴取は生徒が帰った後で行うことになっていた。
聴取は生徒の出席番号順に淡々と進んでいった。泣き腫らした目をしている子もいれば、あっけらかんとした表情の子もいる。倉田が受け持った2年B組は特進ではない普通科のコースのクラスで、亡くなった心晴と渚、それに行方不明の陽菜と唯と比較的仲の良かった生徒の情報は前もって倉田が教えてくれていた。
水谷鈴もそのうちの一人だった。倉田によると鈴は渚と唯とよくつるんでいたらしい。
いよいよ鈴の番が来て、倉田に連れられ、須田の方の教室に入っていく後をそっと付ける。倉田はそのまま退室したが、浦安は聴取の様子を鈴の後方で見守った。鈴は顎が胸に刺さるのではないかというくらい深く項垂れている。友人二人が目の前からいなくなったので心情的に無理もないのかもしれないが、こうなると校長が言ったように大人の男三人が相対するのは威圧的すぎる気もする。パット見はどこかの企業の入社面接のようだった。
「今日は辛いところを来てくれて本当にありがとう。お友達のこと、おじさんたちに聞かせてくれるかな?」
まずは向かって右手に座っていた須田が優しく声をかける。趣味が高じてか、若い女の子に話しかけるのは慣れているようだ。これでよだれさえ垂らさなければいいのだが…。
「渚ちゃん、残念なことをしたね。おじさんたちも今必死に犯人を探してるんだ。渚ちゃんについて何か感じたこと無かったかな?どんなことでもいい、教えてくれたら助かるんだけど」
須田は情的に訴えかけるが、鈴は黙って項垂れたままだ。
「分かった。辛いよね。じゃあ、何か楽しかった思い出、教えてくれないかな?よく一緒に遊びに行ってたよね?どこが一番楽しかった?」
須田は鈴の話しやすい話題を提供しているようでいて、さり気なくSNSで披露されている内容を仄めかした。流れとしては悪くない。だが鈴からの反応は無い。
「顔を上げなさい。ちゃんと聞かれたことに答えるんだ」
口を挿んだのは真ん中に座っている捜一の捜査員だ。30代手前といったことろか。折角の流れを遮られ、浦安は舌打ちした。そしてジェスチャーで口の前に人差し指を立てる。お前は黙っとけという意味を込めて。捜査員は浦安の仕草に気づき、眉間にシワを寄せながらも口をつぐんだ。
「渚ちゃん、事件の当日にもM市のワールドスパーガーデンに行ってたみたいだね。あそこいいよねえ、夏は広いプールもあってさ。鈴ちゃんは行ったことある?」
須田は流れを引き寄せようと遊びの話題を広げる。だが浦安には渚の当日のことに触れるのはまだ早い気がした。須田にしたら隣りの捜査員に流れを切られて焦ったのだろう。少し冷静さを欠いている。実は自分たちは、渚と鈴がグループチャットで渚の亡くなる直前にやり取りをしていたことを知っている。この時に何か不自然なやり取りがあり、そこを詳しく聞き出そうと事前に須田とは打ち合わせていたのだ。浦安は鈴の後ろ姿に注視した。ワールドスパーガーデンという名前が出たところで、鈴の肩が少しピクッと反応したようにも思えた。と、その時、
「辛いねえ、うん、辛いよね。分かるよ、分かる分かる。辛いよねえ」
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「うふふ、ふふふふ、あは、あははははは!」
鈴が顔を上げ、唐突に笑い声を上げた。肩を震わせていたのは泣いていたんじゃない、笑っていたのだ。
「あははははは、ぎゃは!ぎゃははははは」
笑い声は次第にけたたましくなり、浦安は驚いて鈴の顔を見ようと前に回った。鈴は二つ結びの髪を振り乱し、口からよだれを垂れ流しながら笑い続けている。黒目が上限まで上がってほとんど白目になっている。明らかに異常だ。思わぬ展開に男たちは皆凝固してしまった。鈴の目玉がぐるんと一周したように見えた。そして男たちを見据えて一人ひとりを指差した。
「お前が殺したんだー!お前も!お前も!お前も!」
相手を射殺すような視線で脈絡のないことを叫ぶ。そして勢いよく立ち上がり、奇声を発しながら教室から駆け出ていく。
「しまった!追いかけろ!」
呆気にとられていた浦安が我に返った時には、鈴はすでにガラガラと扉を開けて飛び出していた。慌てて廊下に出たが、すでに彼女がどっちに向かったか分からない。すぐ前の廊下にいた捜一の袴田係長に聞く。
「彼女は!?どっち行った?」
袴田は事情が飲み込めずに目を見開いたが、ただならぬ浦安の顔を見て階段の方向を指差した。
「し、下に!下に向かいました!」
今いるのは二階の教室で、鈴は一階に向かったという。浦安が階段を駆け下り、袴田も後に続いた。
ぎゃやああああああああ!!
一階に降りた時、凄まじい悲鳴が聞こえた。一階にはさっき案内された会議室の他、職員室や校長室などがあり、声は浦安も訪れたことのある校長室の方から聞こえていた。そちらに向いて走ると、校長室の開き戸が開かれているのが見える。その戸口に飛びつき、中を見る。校長が椅子から立ち上がり、そのすぐ向かいに両手を突き出した鈴の姿がある。手の先に光る物。目を細めてその手元に焦点を絞ると、どうやらそれは銀色のペンのようだ。鈴はそのペンを槍を持つように両手で包み込み、校長の胸目掛けて突き刺した。そして引き抜き、突き刺す。引き抜いては刺し、引き抜いては刺し、を何度も繰り返した。ぐちゃりという音とともに校長の胸から吹き出した鮮血で鈴の腕もシャツも真っ赤に染まり出す。
「何してる!やめろ!」
予期せぬ事態だったが、浦安は驚きで固まっていたわけではなかった。だが、駆け寄って鈴を止めようとしても、なぜか足が思うように動かない。頭はしっかり覚醒しているのに、金縛りにあったように身体が動かせないのだ。やがて校長はくぐもった声を発すると、ドサッと鈴の前に倒れた。鈴がゆっくりとこちらを向く。二ヘラと口を歪ませ、充血させた目から血が涙のように流れている。その鈴の顔に違和感が走った。首が少し長いのだ。教室で見た時よりも明らかに通常より高い位置に首がある。そしてその首をうねうねと左右に揺らせている。
「く、首が……?」
浦安が何とかそう発したその時、
パーン!
すぐ背後から凄まじい破裂音がした。耳がキーンと鳴る。振り向くと、そこには拳銃をかざした袴田の姿があった。
「バカヤロウ!何故撃った!?」
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