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第6章 変化
3 道祖神に囲まれた鳥居
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ノワール前の坂を登り、空き地まで行ったが朝霧たちが待機してしるはずの白いワゴンが見当たらない。仕方がないのでスマホを取り出し、朝霧の番号を押そうとすると、グループ通信ボックスにメッセージが入っていることに気づく。そういえば朝霧がきのうノワールから去る時、これからの指示を送ると言っていたのを思い出した。メッセージを開くと、次のような内容が列挙されていた。
1、住人たちの火事以降の行動の確認。特に四條畷傑と五月山天冥を重点的に。
2、建物内の細部をできるだけ撮影すること。見慣れない物があった場合、その物をあらゆる角度で撮影する。
3、各個人の部屋を訪問すること。できれば侵入し、その部屋の内部を撮影すること。
そのメッセージを読み、弓削は大きく舌打ちした。不甲斐なくも、自分はこのメッセージを読む間もなく気を失ってしまった。もしこの指示通りに行動していれば、もしかしたら三国の安全は確保できていたかもしれない。警察官として、自分の無能っぷりに激しく自己嫌悪し、その場に蹲る。照りつける真夏の太陽と、引っ切り無しに鳴くアブラゼミの不快な音色が、陰鬱に沈む弓削の心情をさらに最奥まで押しやっていた。
そんな時、スマホが振動する。ディスプレイには浦安係長と表示されている。
「係長…すみません、あたし、肝心な時に何の役にも立てなくて……」
電話を取ると同時に、自然と涙声になる。悔しい気持ちを一番吐露したい人物だった。
『弓削らしくないぞ。体調は少しはましになったか?』
相変わらずこちらを包みこんでくれるような気遣いの言葉に、涙が溢れ出る。
「はい、心配おかけしてすみません。あと、盗撮の件、住人にバレてしまいました。重ね重ね不甲斐なくて申し訳ありません」
『らしいな。盗撮ペンはこちらで預かってる。俺もワゴン車で画像を確認していたが、爆破事件で捜一の刑事たちに確保されて解放され、その後に建物に戻った時から画像が真っ暗になった。おそらくその時点でペンを外したんだろう』
刑事たちに連れ出されて朝霧がやって来て交渉し、朝霧と別れた直後に天冥に呼び止められた。盗撮に気づいたのはおそらく天冥なのだろう。そこからの画像が無いとしたら、自分が欲しい記憶の内容も無いということだ。
「はい、そこで五月山天冥に声をかけられて、そこからあたし、貧血を起こしたみたいで…本当にすみません。あたしがそんなことにならずにしっかりしていれば、その後の三国さんの殺害も阻止できたかもしれないのに…」
泣きごとを言っても仕方ないと思いながらも、嗚咽が混じってしまった。こういう時、本当に自分は弱いと思う。
『異常なことがいろいろ重なったからな、疲れも溜まってるんだろう。あまり自分を責めるな。俺だって謹慎など食らって情けないと思ってる。みんな抱えてる気持ちは一緒だ。だからな、ここは一度、俺たちK署の刑事課の結束を今一度高めようと思うんだ。今日の夜、またみんなで集まるから弓削も来い。そこでお前の想いも存分に聞いてやるから。あ、でも体調のこともあるから、今日は酒はほどほどにしとけよ』
最後は諭すような言い方をしたが、浦安の全体から滲み出てくる思いやりの言葉を、これ以上聞くと自分は号泣してしまうだろう。しっかりしろと膝を打ち、口調を確かなものに改める。
「係長、あたし、今日は遠慮しておきます」
『どうした?やっぱり体が辛いか』
「いえ…あ、みんなにはそう言っといて下さい。あたし、ノワールに潜入してからまだ何の成果も挙げられていません。参加させてもらっても大した報告もできず、きっと辛くなると思うんです。なので、今しばらく時間を下さい。必ず、あたしにしか出せない成果を上げてみせます」
ふっと、浦安の鼻から息の漏れる音がした。
『相変わらず頑固なやつだ。だが、弓削らしくなって少し安心した』
浦安は弓削の申し出を汲んでくれた。そして、浦安もおそらくこれから朝霧チームと一緒に行動をともにすることを報告してくれる。チームの今後の動きとしては、番場と真美には別のミッションが与えられたらしく、係長は朝霧と堂々とノワールに乗り込む手筈になっていると言う。弓削が三国殺害の捜査に橋爪を含むチームが臨場してきたことを告げると、ノワール内の事件については橋爪に状況を聞きながら、浦安自身が直接動いていこうと思うと言った。さらに、朝霧のチームが本来何を目指して動いているのかを教えてくれた。彼らは実はセフィロトに所属してるであろう一人の不穏分子を炙り出すことを目的にしているらしい。
『朝霧調査員が言うには、その一人はノワールに潜伏している公算が大きいらしい。弓削はできるだけ内部からノワールの住人たちと接触し、その一人を割り出すための情報を収集してくれ。最重要人物は四條畷傑と五月山天冥だ。この二人を重点的に、話を聞き出すんだ。朝霧チームは外側から一人ひとりをマークしているらしいが、弓削は彼らの懐に入り込んで外からでは聞けない話を聞いてくれ。できるな?』
「はい、やらせて下さい!ちょうど今日、天冥が久遠寺に入っているみたいです。これからあたしはそっちに向かってみます」
『よし、そっちは任せた。ノワールの方の事件の捜査には俺たちも切り込んでいくから、弓削はそっちに集中してくれ』
「分かりました!」
こうして一旦朝霧チームは分散し、それぞれのミッションをこなすことになった。弓削は今から久遠寺へと向かい、天冥たちと合流する。アプリで久遠寺の位置を確認すると、ちょうど宇根野駅と源の鳥居駅を西に直角に交わらせたくらいの位置にあった。車もなく、どうやって行こうかと思案したが、こちらは急ぐ必要はない。捜査員でごった返しているノワール前は避け、南に下りて源の鳥居駅から久遠寺に向かうことにした。
片側一車線の道路には歩道すらなく、空き地を頂点につづら折りに下っていく。すぐに杉やブナに日が遮らて薄暗くなり、車が通ると轢かれそうだ。幸い黒いジャケットは部屋に掛けっぱなしで来たので、白いシャツは多少目立つだろう。こんなことになるなら、パンプスだけでなくトレッキングシューズも用意しとくべきだったと後悔した。人家に全く遭遇しない道をひたすら歩いていると、ふとおかしなことに気づく。道自体は新しくはなく、きっと昔からある山道を車道にしたのだろう。だがこの道を行ってもノワールとその大家の家があるくらいで、また宇根野駅に下りることとなる。まるでわざわざノワールのために作られた道のようだ。実際、途中で一台の車にも出くわさなかった。
いつの間にかアブラゼミの声が消え、ニィーと一定音で鳴くセミの鳴き声と交代していて、まるでその音律が周囲の雑音を吸収しているようだ。時折ギャギャッと鳴く山鳥以外はパンプスがアスファルトを鳴らす音しかしなかった。いや、グルルと腹の虫もなっている。心は凹んでいても腹は減る。出る時に何かつまんでおくべきだったと悔やんだ。だが山の空気は新鮮で、どうせ歩くしかないのだから、この一時のハイキングを堪能しようと思う。腐葉土や樹々の匂いで空腹を満たす。身体の中に溜まって沈殿したアルコールの臭気や、普段溜め込んでいる不満の澱が浄化されるような気がした。
三十分近くも歩くとやっと平地が見えてきた。墓地だろうか、石の柵に囲われた一帯に石碑が多数立てられている。その柵の前まで来て一息つく。ちょうど駅の東側に出てきているはずで、その東側一帯に立てられている大小不揃いの石碑にはよく見ると人の名ではなく○○大明神などという神様の名前が彫られていた。ザラザラとした岩肌剥き出しの大きな岩が石の台座の上にドンと祀られているものや、中には神様を象った形の物まで、大小様々な形の岩がズラッと百体以上立ち並んでいた。
柵に沿って歩いていくと、やがて大きな赤い鳥居が目に入る。高さ20メートルはあるだろうか、かなり大きいが形状は普通の鳥居だ。鳥居の両側には狛犬ならぬ、狛猪が鳥居を見上げている。ノワールにいるピノンを一瞬思い出した。そして鳥居の中心の渡し木の、普通は○○神社などと書かれている部分に、中心の円を八つの円が囲むシンボル的なマークが刻まれている。
(このマーク…どこかで見たような…)
思い出したのは、第一の事件の被害者である佐倉心晴の首無し遺体が発見された鮫島家の玄関の家紋だった。確か、あの家の家紋もこんな形をしていた。弓削は目の前の大きな鳥居を見上げた。こんなに大きいのは伊勢神宮に旅行に行った時に見て以来かもしれない。だがこんな辺鄙な町の端に鳥居だけぽつんとあることがかえって異様だった。
(なるほど、これだけ目立つと駅の名前にもなるわね)
鳥居があるということはその奥に神社があるはずなのだが、目を凝らしても両側から延々と石碑が立ち並んでいる他、鳥居の中の中心には木立が作り出すトンネルのような暗がりと、その突き当りの山肌しか見えない。さらに目を凝らしていると、ふと、幾筋かの黄色い光の筋が走っているように見えた。奥の方をよく見ると、まるで蛍が飛ぶようにふらふらと、幾筋もの光の筋が行き交うのが見える。こんなとろこで蛍が見れるなんてラッキー、そんな思いで鳥居の中へと一歩を踏み出そうとする。
1、住人たちの火事以降の行動の確認。特に四條畷傑と五月山天冥を重点的に。
2、建物内の細部をできるだけ撮影すること。見慣れない物があった場合、その物をあらゆる角度で撮影する。
3、各個人の部屋を訪問すること。できれば侵入し、その部屋の内部を撮影すること。
そのメッセージを読み、弓削は大きく舌打ちした。不甲斐なくも、自分はこのメッセージを読む間もなく気を失ってしまった。もしこの指示通りに行動していれば、もしかしたら三国の安全は確保できていたかもしれない。警察官として、自分の無能っぷりに激しく自己嫌悪し、その場に蹲る。照りつける真夏の太陽と、引っ切り無しに鳴くアブラゼミの不快な音色が、陰鬱に沈む弓削の心情をさらに最奥まで押しやっていた。
そんな時、スマホが振動する。ディスプレイには浦安係長と表示されている。
「係長…すみません、あたし、肝心な時に何の役にも立てなくて……」
電話を取ると同時に、自然と涙声になる。悔しい気持ちを一番吐露したい人物だった。
『弓削らしくないぞ。体調は少しはましになったか?』
相変わらずこちらを包みこんでくれるような気遣いの言葉に、涙が溢れ出る。
「はい、心配おかけしてすみません。あと、盗撮の件、住人にバレてしまいました。重ね重ね不甲斐なくて申し訳ありません」
『らしいな。盗撮ペンはこちらで預かってる。俺もワゴン車で画像を確認していたが、爆破事件で捜一の刑事たちに確保されて解放され、その後に建物に戻った時から画像が真っ暗になった。おそらくその時点でペンを外したんだろう』
刑事たちに連れ出されて朝霧がやって来て交渉し、朝霧と別れた直後に天冥に呼び止められた。盗撮に気づいたのはおそらく天冥なのだろう。そこからの画像が無いとしたら、自分が欲しい記憶の内容も無いということだ。
「はい、そこで五月山天冥に声をかけられて、そこからあたし、貧血を起こしたみたいで…本当にすみません。あたしがそんなことにならずにしっかりしていれば、その後の三国さんの殺害も阻止できたかもしれないのに…」
泣きごとを言っても仕方ないと思いながらも、嗚咽が混じってしまった。こういう時、本当に自分は弱いと思う。
『異常なことがいろいろ重なったからな、疲れも溜まってるんだろう。あまり自分を責めるな。俺だって謹慎など食らって情けないと思ってる。みんな抱えてる気持ちは一緒だ。だからな、ここは一度、俺たちK署の刑事課の結束を今一度高めようと思うんだ。今日の夜、またみんなで集まるから弓削も来い。そこでお前の想いも存分に聞いてやるから。あ、でも体調のこともあるから、今日は酒はほどほどにしとけよ』
最後は諭すような言い方をしたが、浦安の全体から滲み出てくる思いやりの言葉を、これ以上聞くと自分は号泣してしまうだろう。しっかりしろと膝を打ち、口調を確かなものに改める。
「係長、あたし、今日は遠慮しておきます」
『どうした?やっぱり体が辛いか』
「いえ…あ、みんなにはそう言っといて下さい。あたし、ノワールに潜入してからまだ何の成果も挙げられていません。参加させてもらっても大した報告もできず、きっと辛くなると思うんです。なので、今しばらく時間を下さい。必ず、あたしにしか出せない成果を上げてみせます」
ふっと、浦安の鼻から息の漏れる音がした。
『相変わらず頑固なやつだ。だが、弓削らしくなって少し安心した』
浦安は弓削の申し出を汲んでくれた。そして、浦安もおそらくこれから朝霧チームと一緒に行動をともにすることを報告してくれる。チームの今後の動きとしては、番場と真美には別のミッションが与えられたらしく、係長は朝霧と堂々とノワールに乗り込む手筈になっていると言う。弓削が三国殺害の捜査に橋爪を含むチームが臨場してきたことを告げると、ノワール内の事件については橋爪に状況を聞きながら、浦安自身が直接動いていこうと思うと言った。さらに、朝霧のチームが本来何を目指して動いているのかを教えてくれた。彼らは実はセフィロトに所属してるであろう一人の不穏分子を炙り出すことを目的にしているらしい。
『朝霧調査員が言うには、その一人はノワールに潜伏している公算が大きいらしい。弓削はできるだけ内部からノワールの住人たちと接触し、その一人を割り出すための情報を収集してくれ。最重要人物は四條畷傑と五月山天冥だ。この二人を重点的に、話を聞き出すんだ。朝霧チームは外側から一人ひとりをマークしているらしいが、弓削は彼らの懐に入り込んで外からでは聞けない話を聞いてくれ。できるな?』
「はい、やらせて下さい!ちょうど今日、天冥が久遠寺に入っているみたいです。これからあたしはそっちに向かってみます」
『よし、そっちは任せた。ノワールの方の事件の捜査には俺たちも切り込んでいくから、弓削はそっちに集中してくれ』
「分かりました!」
こうして一旦朝霧チームは分散し、それぞれのミッションをこなすことになった。弓削は今から久遠寺へと向かい、天冥たちと合流する。アプリで久遠寺の位置を確認すると、ちょうど宇根野駅と源の鳥居駅を西に直角に交わらせたくらいの位置にあった。車もなく、どうやって行こうかと思案したが、こちらは急ぐ必要はない。捜査員でごった返しているノワール前は避け、南に下りて源の鳥居駅から久遠寺に向かうことにした。
片側一車線の道路には歩道すらなく、空き地を頂点につづら折りに下っていく。すぐに杉やブナに日が遮らて薄暗くなり、車が通ると轢かれそうだ。幸い黒いジャケットは部屋に掛けっぱなしで来たので、白いシャツは多少目立つだろう。こんなことになるなら、パンプスだけでなくトレッキングシューズも用意しとくべきだったと後悔した。人家に全く遭遇しない道をひたすら歩いていると、ふとおかしなことに気づく。道自体は新しくはなく、きっと昔からある山道を車道にしたのだろう。だがこの道を行ってもノワールとその大家の家があるくらいで、また宇根野駅に下りることとなる。まるでわざわざノワールのために作られた道のようだ。実際、途中で一台の車にも出くわさなかった。
いつの間にかアブラゼミの声が消え、ニィーと一定音で鳴くセミの鳴き声と交代していて、まるでその音律が周囲の雑音を吸収しているようだ。時折ギャギャッと鳴く山鳥以外はパンプスがアスファルトを鳴らす音しかしなかった。いや、グルルと腹の虫もなっている。心は凹んでいても腹は減る。出る時に何かつまんでおくべきだったと悔やんだ。だが山の空気は新鮮で、どうせ歩くしかないのだから、この一時のハイキングを堪能しようと思う。腐葉土や樹々の匂いで空腹を満たす。身体の中に溜まって沈殿したアルコールの臭気や、普段溜め込んでいる不満の澱が浄化されるような気がした。
三十分近くも歩くとやっと平地が見えてきた。墓地だろうか、石の柵に囲われた一帯に石碑が多数立てられている。その柵の前まで来て一息つく。ちょうど駅の東側に出てきているはずで、その東側一帯に立てられている大小不揃いの石碑にはよく見ると人の名ではなく○○大明神などという神様の名前が彫られていた。ザラザラとした岩肌剥き出しの大きな岩が石の台座の上にドンと祀られているものや、中には神様を象った形の物まで、大小様々な形の岩がズラッと百体以上立ち並んでいた。
柵に沿って歩いていくと、やがて大きな赤い鳥居が目に入る。高さ20メートルはあるだろうか、かなり大きいが形状は普通の鳥居だ。鳥居の両側には狛犬ならぬ、狛猪が鳥居を見上げている。ノワールにいるピノンを一瞬思い出した。そして鳥居の中心の渡し木の、普通は○○神社などと書かれている部分に、中心の円を八つの円が囲むシンボル的なマークが刻まれている。
(このマーク…どこかで見たような…)
思い出したのは、第一の事件の被害者である佐倉心晴の首無し遺体が発見された鮫島家の玄関の家紋だった。確か、あの家の家紋もこんな形をしていた。弓削は目の前の大きな鳥居を見上げた。こんなに大きいのは伊勢神宮に旅行に行った時に見て以来かもしれない。だがこんな辺鄙な町の端に鳥居だけぽつんとあることがかえって異様だった。
(なるほど、これだけ目立つと駅の名前にもなるわね)
鳥居があるということはその奥に神社があるはずなのだが、目を凝らしても両側から延々と石碑が立ち並んでいる他、鳥居の中の中心には木立が作り出すトンネルのような暗がりと、その突き当りの山肌しか見えない。さらに目を凝らしていると、ふと、幾筋かの黄色い光の筋が走っているように見えた。奥の方をよく見ると、まるで蛍が飛ぶようにふらふらと、幾筋もの光の筋が行き交うのが見える。こんなとろこで蛍が見れるなんてラッキー、そんな思いで鳥居の中へと一歩を踏み出そうとする。
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