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18話
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次の日、ミウたちは街に来ていた。
王都程ではないものの、たくさんのお店が並んでいた。
「ミウ」
オルガはミウに手を差し出した。
ミウの頭は「ん?」と、はてなでいっぱいだった。
「迷子にならないように」と手を出したオルガだったが、ミウの「この手はなんだろう?」という表情を見て、自分から手を繋いだ。
「反対の手はセシルだな」
真ん中のミウと、ミウの右のオルガ、左のセシル。
ミウは両手を繋がれた。
「ふふ」
それが嬉しくてミウは笑った。
そして、無意識に手をブラブラさせるミウに、オルガとセシルは目を合わせて笑いあった。
ミウはあるアンティークのお店のショケースに目がいった。
オルゴールや人形などが置いてあり、それらを初めて見るミウの目はキラキラ輝いていた。
入りたそうにしているミウを見たオルガは「入るか」とそのお店に入った。
「わぁぁ」
中にはもっとたくさんのキラキラがあって、ミウはとてもワクワクした。
「この箱を開けてみてみろ」
オルガに言われミウは箱だと思っていたオルゴールを開ける。
「ひょぇ、なにこの箱」
すると突然音楽がなりだしたことにミウは驚いた。
「ハハッ、どうだ?すっ、すごいだろ」
ミウの可愛い反応に、オルガは腹に手を当て笑い、セシルは「ふふふ」と笑っている。
「そ、そんなに笑わなくても良いじゃないですかっ!」
ぷくうっと頬を膨らませミウは怒った。
「わっ悪い悪い。拗ねるなよ」
笑いすぎで、目に涙を浮かばせてオルガはミウの頭に手を当て謝った。
ミウは誰かに「拗ねる」なんてことがなかったので、オルガに言われて初めてこれが「拗ねる」という感情なのかと体験した。
しばらく店内を見ていると、ミウはひとつのオルゴールに目が止まった。
青い石が大きく真ん中に付いていて、その周りには小ぶりの銀色に近い、灰色のような石が付いている。そしてオルゴールは黒色。
まさにオルガを表したかのようなオルゴールだった。
「ん?それが欲しいのか?」
「いっいえ!欲しい⋯というか、オルガさまに似てるなって」
それを聞いたオルガは目を見開いた。
そんなオルガを見て、セシルさんは「ふふ」とまた笑った。
オルガは黙ってそのオルゴールを手に取り、「これをくれ」と購入してしまった。
「ほら」
オルガはミウにオルゴールをくれた。
「あ、ありがとうございますっ!宝物にしますっ!」
嬉しそうに笑うミウにオルガは満足気な顔をした。
「こんな高そうなもの本当に貰っちゃって良かったんでしょうか⋯?」
「坊っちゃま、そのオルゴールを見ていた理由が「自分」だってことがとても嬉しかったんですよ。」
帰ってから「本当に貰っていいのか?」と思うミウに、こっそり耳打ちでセシルはミウに教えてくれた。
「それと、自分のものをミウちゃんの周りに増やしたいんですね」
オルガがミウにオルゴールを買い与えた理由は、「ミウの近くに自分に似たものがあるのが嬉しい」という私欲のためだ。
だから、「ミウちゃんに坊っちゃまが与えるものはなにも考えずぜーんぶ貰っておけばいいのよ」とセシルは言った。
王都程ではないものの、たくさんのお店が並んでいた。
「ミウ」
オルガはミウに手を差し出した。
ミウの頭は「ん?」と、はてなでいっぱいだった。
「迷子にならないように」と手を出したオルガだったが、ミウの「この手はなんだろう?」という表情を見て、自分から手を繋いだ。
「反対の手はセシルだな」
真ん中のミウと、ミウの右のオルガ、左のセシル。
ミウは両手を繋がれた。
「ふふ」
それが嬉しくてミウは笑った。
そして、無意識に手をブラブラさせるミウに、オルガとセシルは目を合わせて笑いあった。
ミウはあるアンティークのお店のショケースに目がいった。
オルゴールや人形などが置いてあり、それらを初めて見るミウの目はキラキラ輝いていた。
入りたそうにしているミウを見たオルガは「入るか」とそのお店に入った。
「わぁぁ」
中にはもっとたくさんのキラキラがあって、ミウはとてもワクワクした。
「この箱を開けてみてみろ」
オルガに言われミウは箱だと思っていたオルゴールを開ける。
「ひょぇ、なにこの箱」
すると突然音楽がなりだしたことにミウは驚いた。
「ハハッ、どうだ?すっ、すごいだろ」
ミウの可愛い反応に、オルガは腹に手を当て笑い、セシルは「ふふふ」と笑っている。
「そ、そんなに笑わなくても良いじゃないですかっ!」
ぷくうっと頬を膨らませミウは怒った。
「わっ悪い悪い。拗ねるなよ」
笑いすぎで、目に涙を浮かばせてオルガはミウの頭に手を当て謝った。
ミウは誰かに「拗ねる」なんてことがなかったので、オルガに言われて初めてこれが「拗ねる」という感情なのかと体験した。
しばらく店内を見ていると、ミウはひとつのオルゴールに目が止まった。
青い石が大きく真ん中に付いていて、その周りには小ぶりの銀色に近い、灰色のような石が付いている。そしてオルゴールは黒色。
まさにオルガを表したかのようなオルゴールだった。
「ん?それが欲しいのか?」
「いっいえ!欲しい⋯というか、オルガさまに似てるなって」
それを聞いたオルガは目を見開いた。
そんなオルガを見て、セシルさんは「ふふ」とまた笑った。
オルガは黙ってそのオルゴールを手に取り、「これをくれ」と購入してしまった。
「ほら」
オルガはミウにオルゴールをくれた。
「あ、ありがとうございますっ!宝物にしますっ!」
嬉しそうに笑うミウにオルガは満足気な顔をした。
「こんな高そうなもの本当に貰っちゃって良かったんでしょうか⋯?」
「坊っちゃま、そのオルゴールを見ていた理由が「自分」だってことがとても嬉しかったんですよ。」
帰ってから「本当に貰っていいのか?」と思うミウに、こっそり耳打ちでセシルはミウに教えてくれた。
「それと、自分のものをミウちゃんの周りに増やしたいんですね」
オルガがミウにオルゴールを買い与えた理由は、「ミウの近くに自分に似たものがあるのが嬉しい」という私欲のためだ。
だから、「ミウちゃんに坊っちゃまが与えるものはなにも考えずぜーんぶ貰っておけばいいのよ」とセシルは言った。
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