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21話
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「オルガさま、また王都から手紙が」
セシルは書斎室にいるオルガにそれを届けに来た。
「またか⋯」
「なにかあったんですか⋯?」
「あぁ、人探しをしているらしくてな。こっちの調査もするらしく、家に泊めろと言ってきた。」
「人探し⋯ですか」
オルガはセシルに前届いた手紙に書いてあった特徴を伝えた。
「最初はミウかと疑ったんだが⋯。大事にされてるなら、強い護衛が付いてるはずだから連れ去られるはずはまずないと思ってる。」
「そうですよね⋯。どちらにせよもうミウちゃんは家族ですし、簡単に連れ去られてしまうような護衛になんか任せられませんから、ずっと家に居てもらいます」
「そうだな」
ふたりはミウを誰の手にも渡さないぞ!と一致団結した。
「エリム、これからお風呂掃除をしますっ!危ないから、そこから見守っててね」
「キャンッ」
その頃、ミウとエリムはお風呂掃除を始めた。
「ここをゴシゴシすると、ほら!泡ができるんだよ~」
「キャウキャウ」
1回身体を隅々まで洗われ、泡泡にされたことがあるエリムはそれが楽しかったのか、ミウがゴシゴシして泡が出てきたところに突っ込んできた。
「ちょ!エリム!だめだよ」
「ワフワフッ」
ミウがいくら「だめ」と言っても、楽しくて走り回り、なにも聞かないエリム。
「もう怒った!」
「キャウ?」
いくらエリムがミウに「かまって」としてもミウは怒ったぞ!と無視した。
「キャウッキャウー!」
そんなエリムは悲しくて泣いてしまった。
それを見てミウは「あわわわ」と焦りすぐに濡れているエリムを抱き上げた。
「ご、ごめん~!よしよし」
「キャゥ」
「でもエリムが転んで怪我でもしたら悲しいから、もう走り回るのはだめだよ?」
「キャウゥ」
エリムは「ごめんね」と言ったようだった。
「よしよし」
ミウはエリムの頭をたくさん撫でた。
「あ、そうだ!待ってる間ここに居て」
ミウがお風呂掃除をしている最中、小さな桶にお湯を入れて気持ちよさそうに浸かっているエリムの姿があった。
「ミウ、明日は家に客がくる」
そう夜ご飯の時にミウはオルガに言われた。
「お客さま⋯ですか?」
「あぁ、俺の知り合いだ」
「お友達ですか?」
「友達ではない、家族だな」
「かぞく⋯」
ミウは「家族」と聞いて、粗相をしないか不安になった。
「大丈夫だ、ミウには俺たちがいる。」
「でも⋯」
「なにかあったら私たちが守りますからね」
「キャウッ!」
オルガとセシルの優しいその言葉とエリムの「僕も!」というような鳴き声にミウは安心した。
「ありがとうございます⋯!」
ミウは満面の笑みでそう言った。
セシルは書斎室にいるオルガにそれを届けに来た。
「またか⋯」
「なにかあったんですか⋯?」
「あぁ、人探しをしているらしくてな。こっちの調査もするらしく、家に泊めろと言ってきた。」
「人探し⋯ですか」
オルガはセシルに前届いた手紙に書いてあった特徴を伝えた。
「最初はミウかと疑ったんだが⋯。大事にされてるなら、強い護衛が付いてるはずだから連れ去られるはずはまずないと思ってる。」
「そうですよね⋯。どちらにせよもうミウちゃんは家族ですし、簡単に連れ去られてしまうような護衛になんか任せられませんから、ずっと家に居てもらいます」
「そうだな」
ふたりはミウを誰の手にも渡さないぞ!と一致団結した。
「エリム、これからお風呂掃除をしますっ!危ないから、そこから見守っててね」
「キャンッ」
その頃、ミウとエリムはお風呂掃除を始めた。
「ここをゴシゴシすると、ほら!泡ができるんだよ~」
「キャウキャウ」
1回身体を隅々まで洗われ、泡泡にされたことがあるエリムはそれが楽しかったのか、ミウがゴシゴシして泡が出てきたところに突っ込んできた。
「ちょ!エリム!だめだよ」
「ワフワフッ」
ミウがいくら「だめ」と言っても、楽しくて走り回り、なにも聞かないエリム。
「もう怒った!」
「キャウ?」
いくらエリムがミウに「かまって」としてもミウは怒ったぞ!と無視した。
「キャウッキャウー!」
そんなエリムは悲しくて泣いてしまった。
それを見てミウは「あわわわ」と焦りすぐに濡れているエリムを抱き上げた。
「ご、ごめん~!よしよし」
「キャゥ」
「でもエリムが転んで怪我でもしたら悲しいから、もう走り回るのはだめだよ?」
「キャウゥ」
エリムは「ごめんね」と言ったようだった。
「よしよし」
ミウはエリムの頭をたくさん撫でた。
「あ、そうだ!待ってる間ここに居て」
ミウがお風呂掃除をしている最中、小さな桶にお湯を入れて気持ちよさそうに浸かっているエリムの姿があった。
「ミウ、明日は家に客がくる」
そう夜ご飯の時にミウはオルガに言われた。
「お客さま⋯ですか?」
「あぁ、俺の知り合いだ」
「お友達ですか?」
「友達ではない、家族だな」
「かぞく⋯」
ミウは「家族」と聞いて、粗相をしないか不安になった。
「大丈夫だ、ミウには俺たちがいる。」
「でも⋯」
「なにかあったら私たちが守りますからね」
「キャウッ!」
オルガとセシルの優しいその言葉とエリムの「僕も!」というような鳴き声にミウは安心した。
「ありがとうございます⋯!」
ミウは満面の笑みでそう言った。
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