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1.森の中の変人さん(俺)

10.おっくぅ

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ー アーノロウティ ー

おっ、多い(汗)
かれこれ数十は倒した気がするぞ?
私はまだまだ行けるけど、主力のナーナンさんとおじ様がそろそろ疲れてきた感じがする

けど、おかしい。私のレーダーがずっと三角で埋め尽くされてる

「ぐあっ!」

あーーーーー脱落者1名、助けるorほっとく
…………助けるか

「今行くからねー!」

スルスルっと、サクサクッと、移動し怪我人の所まで敵を斬るそしてけが人掴んで引きずり後方の人のところへ持っていきまーす

「はぁ…治療よろしく~」

「あっ、ありがとう」

はいはい、どういたしまして~

それを数回繰り返す羽目になって

「むぅっ!」

とうとうおじ様も負傷
流石におかしい、どうしたものか……おじ様を後方に引き渡す

「すまない、アーノロウティくんもし余力があるならばこの無限増殖の原因を調べられるか?」

え~~~、それって目立つじゃん無理無理!

プレイヤーさんとの約束があるし私もプレイヤーさんとまったりのんびりしたいの!
私の何より向こうで苦労してたぶんプレイヤーさんには馬鹿でアホと思えるほど自分勝手に好き勝手してほしい

切実に!
だから姿を変えられるプレイヤーさんはともかく私が目立つのは不味いんだよ~

だから一時撤退をする方法が必要かな?
調べるついでに私も負傷って感じ?

「了解、できる限りのことはする」

サクッとやってさっさと帰ろう!

チラッとナーナンさんを見る、限界一歩手前?

「ナーナンさん下がって!」

「…わかった」

じゃあいっくよーーー!

サクサクッと♪
一振りに付き一体とやりたいけどそうすると不味いからダメージは選り好み

まずは私の攻撃に反応するやつはヤル

「将来有望だね、失せろ♪」

「ギャ!?」

攻撃に反応できない木偶坊は生かす

「危険度低いあなたは軽傷でーす」

「ノギャ!?」

ゲシッと蹴る

マジシャン、アサシンは問答無用でヤル

「バックからとかプレイヤーさん以外お断りだよ!」

後ろから襲ってくれて嬉しい相手は限られてんだよ!?
誰でもいいなんてことないんだからね!

「ガヒュッ!」

『ヒュッ』

細い氷柱のような氷が横を通り過ぎるが簡単に避けるよ

「イモはいらないの!」

動けこの距離なら丸わかりだしすぐに

「ウワァ」

ヤレるから

それを何度かこなしつつワザとかすり傷とかを作って奥へ行く

さて、そろそろ端に近づけたと思うの

「リンゴン、ゴリゴレキション、ナトリウ」

んん!?
空耳だよねひどく色々と連想させそうな言葉に聞こえる
最後なんか厶があったらナトリウ厶じゃん
言語怪しい。怪文になりそうだよ

今後魔物の呪文は今後聞きたくないな~、吹き出しそうになるかもしれない

「後でプレイヤーさんにも教えようっと」

で、アイツが無限湧きの原因かぁ~
やれそうだね……ヤッとく?

「共通ボックス」

共通ボックス、プレイヤーさんだとアイテムボックスだね。私はあくまでプレイヤーさんのアイテム扱いだからこの世界にないスキルを所持できる

プレイヤーさんが死ぬと私も死ぬ、逆にプレイヤーさんが死ななければ私はアイテム扱いでこの世界に顕現してるからリスボーンが可能、死ぬことは無い

あくまでアイテムボックスも使わせてもらえるだけで私だけの物はない

夫婦っぽくて嬉しい♪

「石」

共通ボックスから取り出すは石ころ、なんか大量にあるし1個ぐらい、いいよね?

「とりゃああああああああああ!」

ピッチャー投げましたぁ!

『ボボボボボヒュンッ!』
『ボガアアアアン!!!』

ありゃ?
つっ強すぎた!?
怪しいゴブに向かって投げたけどその弾道にいたゴブを貫き標的まで突き抜けた!?

「ほっほわあぁぁ!?」

これはトンだデッドボールだぁ……撤収!

ぴょんぴょんっと、飛んで跳ねて(ゴブの首)みんなの所に戻る
ついでに軽く怪我もしとくこれでOKかな?

ふふふ、プレイヤーさんもうすぐ帰るよ~


そこから先は殲滅戦であっけなく終了

「皆ご苦労、どうやらここでこのダンジョンは終わりのようだ」

私がぶち抜いたの空耳ゴブリンがボスだったのかな?

「では、色々と確認した後帰還しよう」

そうおじ様が言ったので、まだまだダンジョンに居ることになりそうです。プレイヤーさんに会いたいな~

えっ、おじ様ダンジョン研究者だったんですか?
いろいろと確認しながら帰るんですか!?
じゃあ、私はこの辺で帰り…駄目ですかそうですか

もしもこの二人になにかあったらと考えて私を…だったんだよねプレイヤーさん

…………はぁ、分かりました付き合いますよ。グスン


でもまさか2日もかかるなんて……


ー ユウちゃん(主人公だよ?) ー

アーノがダンジョンに向かってからしばらく遊んでいたときだった

「あーーーーーーーー!」

猫に餌をやったり門番Aと戯れている場合ではなかった
わたし(俺)思い出した

「錬金術」

いい暇つぶしがあるではないか、なぜ忘れていた!?

「道具は…ない、幼女神セットでくれても良かったのに」

今から買いにいく?
そう思い外を見ると

『ザアアアアアアアアア』
『ドドドドドドドド』

やかましいぐらい雨音と雨戸を打ち付ける音が響く

「ガラスとか、防音の性能が低いねぇ」

ナーナンさんが言ったとおり雨が降り出していた。
でもまさかここまで強いとは、うるさくて寝起きに耳が痛い。こんなの初めてだ耳栓欲しい

まだまだこの世界は、発展の余地が結構あるみたいだ
発展させる為の知識が俺にあればなぁー

「さて、この土砂降りの日に出かける気は………起きないね」

でも、気がつけばアーノがダンジョンに行って2日目
そろそろ一度ギルドによらないと帰ってくるかもだし
仕方なく外へ

「………」

『ザアアアアアアアアア』
『カッ、ゴロゴロ』

やだ、メッチャ降ってるしこんなに強いから傘が無いんだね。一様ナーナンさんが雨期がと言っていたから雨具を買おうとしたけど傘が無かった。あったのはレインコート、レインスーツのような物だったけど革製でナーナンさんで分かってたけど暑い!

やっぱり外行くのやめよう
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