勇者のこども

騎士は問いかけた。
キミは誰ですか、と。

少年は答えた。
ボクは勇者のこどもです、と。

王様は命じた。
勇者のこどもなら、卵のうちに邪竜を殺せ、と。

少年は決めた。
それならボクは、ワルモノでいい。

これは、勇者のこどもだった、少年の物語。

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