語り部の少女
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昔々ある村に、小さな小石を握りしめた娘が生まれた。
その娘は一言も喋らなかったが、村人たちは大切に娘を育てた。
村には掟があった。
満月の夜は固く扉を閉ざし、外を見てはならない。
しかし、ある満月の夜 少女は見てしまった。
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満月の夜は固く扉を閉ざし、外を見てはならない。
しかし、ある満月の夜 少女は見てしまった。
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表紙イラストは今市阿寒様です。
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