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1.5 道中1 次の国まで移動
2.
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ークルファー
主君は考え込んでいる、えっとこれからどうすればいいのでしょうか?
「クルちゃん」
ミルファが肩を人差し指でチョンチョンとつついてきましたどうしたのでしょう?
「?」
「ナーナンお姉ちゃんが呼んでる」
ナン姉さんが?
幌というか室内ですので近くにいます、視線を向けると手招きしていたので、更に近くに行きましょう
「?」
数歩の距離をミルファと共に移動します
「どうかいたしましたか?」
「白桜の帝国について、説明しておこう」
あっはい
「お願いします」
ペコリと頭を下げる、ミルファも同じだ
頭を上げると座るよに言われたちょっと長い説明かな?
「白桜の帝国、海の向こうの大陸にある別名、白の国と言われる大国だ」
「白の国?」
「ああ、理由はまだ解明されていないが、その国で生まれる者、人に限定されるが」
視線を先程運んだ人を見て
「彼女の様に真っ白で生まれるそうだ」
そう呟く…あれ?
アーノロウティさんは?そう思い視線をアーノロウティさんに向けますと視線が合い
「あははは、私は違うよー♪」
などと笑いながら言われた。
……少しだけホッとします。ホッとするのは、仕方が無いと思います。だって
「迂闊なことをしないで」
小さな声でミルファに言われる。ええ、ごめんなさい
二人で威圧されながら色々と教えられたましたからね。
あの時、足が震え顎がガクづき涙と鼻水が止まりませんでした
ミルファは私と同じ状態にお漏らししてしまいましたしね
言葉の復唱をする際にお尻を叩かれたり尊厳をもいくつか…思い出したくないのでやめておきます
兎に角その日以降、私達二人にとって恐怖の対象であり絶対に逆らわない相手となりました
「話し、続けていいか?」
「あっごめんなさい」
ナン姉さんの説明中でしたね
「別に大丈夫だ、続きと言っても、聞いた話程度だし、あと私が知っている事は、皇族だけは、ほんの少しだけ色持ちだと言う事と物凄い魔力持ちと言う事、それと国の特徴は、魔法技術が発展しているぐらいだ」
魔法技術…
「ああああ!」
「「!?」」
突然の主君の雄叫び!どうしたのだろう私とミルファは驚くが、ナン姉さんとアーノロウティさんは慣れているのか驚かない
「魔法、魔法だよ」
えっと魔法がどうかしたのでしょうか?
「教えてくれアーノ、ナーナンさん!」
主君は魔法を使えなかったのでしょうか?いえ、それでしたら教えて下さいとは言いませんね
「うーん、晴れてたら良かったけど…」
眉間にシワを寄せ、拳を顎に考え込むナン姉さんに対してアーノロウティさんは
「ほえ、晴れてたらいいの?」
問題はそれだけ?とあっけらかんという……まさか、まさかねー
「雨が降ってなければいい?青空があればいい?」
「……雨が降っていなければいい」
「オッケー、じゃあプレイヤーさんに魔法を教えてあげて」
なんてことのないように言いますか、アーノロウティさんは天候さえも操れる力があるのですか…
ついでに私達にも教えるとの事でドラグ…いえ、ラドンちゃんでしたね道から少し外れて今日はそこで野宿ということになりました
ラドンちゃんに伏せてもらい、固定具を外しまして…ナン姉さんこのあとどうするんですか?
あっラドンちゃんに手綱を咥えてもらいつつ抜け出てもらうんですね。
4つの木の柱のうち前2つは曲がる様に金具があると言うことですか
なるほど、ラドンちゃんの技量も必要と、倒さないように抜け出る技術が必須なのですね!
……そんなことに関心を寄せている場合ではないですね。
「「……」」
「すげえな、よしよしよしよし」
ナン姉さんは無言、ミルファは開いた口が塞がらない状態で、主君はアーノロウティさんの頭を撫で回している
「神の如き所業」
先の言葉から、晴れさせることも出来たと思います。
天候さえ、いえ今回はこの空間のみではありますが雨がここに降ってきません確かに降っているはずですがアーノロウティさんがしていた場所には降ってきません
「クルファ、始める」
「あっはい!」
ナン姉さんに呼ばれすぐそばに行く
「では魔法を使うに、必要な魔力と想像を、確かめよう」
魔力は理解できます。しかし、想像?
魔力は、魔法という奇跡を使うための代償、想像はどういうことでしょうか?
「アーノロウティ」
「?」
ナン姉さんがアーノロウティにゴニョゴニョとなにかをお話します
「なぜ、想像かという疑問はこうだ」
お二方が横に並びお手本を見せてくださるそうです
「火よ、小さくとも確かな火よ、私はそなたの暖かさを求める…フレイム……」『ボッ!』
『パチンッ…ボッ!』
ナン姉さんは詠唱をして、魔法を行使し人差し指に火を灯しましたが。アーノロウティさんは指をパチンと鳴らすだけで、本人より少し離れた場所に空中に火を出しました。
「これが想像の差」
?…えっとナン姉さん、よくわからないのですけど?
「想像は自由、詠唱付きは決まった事しかできない」
言葉一つ一つに意味がありその決まった言葉に魔力をのせ実行させるそれが詠唱魔法……だそうです
「ライター」
主君?
『シュボ!』
…さっ、さすが主君そんな単語で出来てしまうのですね
「おお、さすがプレイヤーさん」
「単語という事は、想像と詠唱の間だな…慣れれば無詠唱の想像魔法が可能だ」
想像魔法…なるほど、詠唱を必要としない考えたとおりに魔法を行使することをそう言うのですね。
「?」
ミルファはなんのことやらと言いたげですね、いいでしょう私が教えてあげますとも
「ナーナンお姉ちゃん、よくわかんない」
ミルファ~、そこは私に聞いて~
グスン……主君のマネをして
「火よ」
『シュボ!』
んっ、なんか体からごっそりと何かが………
主君は考え込んでいる、えっとこれからどうすればいいのでしょうか?
「クルちゃん」
ミルファが肩を人差し指でチョンチョンとつついてきましたどうしたのでしょう?
「?」
「ナーナンお姉ちゃんが呼んでる」
ナン姉さんが?
幌というか室内ですので近くにいます、視線を向けると手招きしていたので、更に近くに行きましょう
「?」
数歩の距離をミルファと共に移動します
「どうかいたしましたか?」
「白桜の帝国について、説明しておこう」
あっはい
「お願いします」
ペコリと頭を下げる、ミルファも同じだ
頭を上げると座るよに言われたちょっと長い説明かな?
「白桜の帝国、海の向こうの大陸にある別名、白の国と言われる大国だ」
「白の国?」
「ああ、理由はまだ解明されていないが、その国で生まれる者、人に限定されるが」
視線を先程運んだ人を見て
「彼女の様に真っ白で生まれるそうだ」
そう呟く…あれ?
アーノロウティさんは?そう思い視線をアーノロウティさんに向けますと視線が合い
「あははは、私は違うよー♪」
などと笑いながら言われた。
……少しだけホッとします。ホッとするのは、仕方が無いと思います。だって
「迂闊なことをしないで」
小さな声でミルファに言われる。ええ、ごめんなさい
二人で威圧されながら色々と教えられたましたからね。
あの時、足が震え顎がガクづき涙と鼻水が止まりませんでした
ミルファは私と同じ状態にお漏らししてしまいましたしね
言葉の復唱をする際にお尻を叩かれたり尊厳をもいくつか…思い出したくないのでやめておきます
兎に角その日以降、私達二人にとって恐怖の対象であり絶対に逆らわない相手となりました
「話し、続けていいか?」
「あっごめんなさい」
ナン姉さんの説明中でしたね
「別に大丈夫だ、続きと言っても、聞いた話程度だし、あと私が知っている事は、皇族だけは、ほんの少しだけ色持ちだと言う事と物凄い魔力持ちと言う事、それと国の特徴は、魔法技術が発展しているぐらいだ」
魔法技術…
「ああああ!」
「「!?」」
突然の主君の雄叫び!どうしたのだろう私とミルファは驚くが、ナン姉さんとアーノロウティさんは慣れているのか驚かない
「魔法、魔法だよ」
えっと魔法がどうかしたのでしょうか?
「教えてくれアーノ、ナーナンさん!」
主君は魔法を使えなかったのでしょうか?いえ、それでしたら教えて下さいとは言いませんね
「うーん、晴れてたら良かったけど…」
眉間にシワを寄せ、拳を顎に考え込むナン姉さんに対してアーノロウティさんは
「ほえ、晴れてたらいいの?」
問題はそれだけ?とあっけらかんという……まさか、まさかねー
「雨が降ってなければいい?青空があればいい?」
「……雨が降っていなければいい」
「オッケー、じゃあプレイヤーさんに魔法を教えてあげて」
なんてことのないように言いますか、アーノロウティさんは天候さえも操れる力があるのですか…
ついでに私達にも教えるとの事でドラグ…いえ、ラドンちゃんでしたね道から少し外れて今日はそこで野宿ということになりました
ラドンちゃんに伏せてもらい、固定具を外しまして…ナン姉さんこのあとどうするんですか?
あっラドンちゃんに手綱を咥えてもらいつつ抜け出てもらうんですね。
4つの木の柱のうち前2つは曲がる様に金具があると言うことですか
なるほど、ラドンちゃんの技量も必要と、倒さないように抜け出る技術が必須なのですね!
……そんなことに関心を寄せている場合ではないですね。
「「……」」
「すげえな、よしよしよしよし」
ナン姉さんは無言、ミルファは開いた口が塞がらない状態で、主君はアーノロウティさんの頭を撫で回している
「神の如き所業」
先の言葉から、晴れさせることも出来たと思います。
天候さえ、いえ今回はこの空間のみではありますが雨がここに降ってきません確かに降っているはずですがアーノロウティさんがしていた場所には降ってきません
「クルファ、始める」
「あっはい!」
ナン姉さんに呼ばれすぐそばに行く
「では魔法を使うに、必要な魔力と想像を、確かめよう」
魔力は理解できます。しかし、想像?
魔力は、魔法という奇跡を使うための代償、想像はどういうことでしょうか?
「アーノロウティ」
「?」
ナン姉さんがアーノロウティにゴニョゴニョとなにかをお話します
「なぜ、想像かという疑問はこうだ」
お二方が横に並びお手本を見せてくださるそうです
「火よ、小さくとも確かな火よ、私はそなたの暖かさを求める…フレイム……」『ボッ!』
『パチンッ…ボッ!』
ナン姉さんは詠唱をして、魔法を行使し人差し指に火を灯しましたが。アーノロウティさんは指をパチンと鳴らすだけで、本人より少し離れた場所に空中に火を出しました。
「これが想像の差」
?…えっとナン姉さん、よくわからないのですけど?
「想像は自由、詠唱付きは決まった事しかできない」
言葉一つ一つに意味がありその決まった言葉に魔力をのせ実行させるそれが詠唱魔法……だそうです
「ライター」
主君?
『シュボ!』
…さっ、さすが主君そんな単語で出来てしまうのですね
「おお、さすがプレイヤーさん」
「単語という事は、想像と詠唱の間だな…慣れれば無詠唱の想像魔法が可能だ」
想像魔法…なるほど、詠唱を必要としない考えたとおりに魔法を行使することをそう言うのですね。
「?」
ミルファはなんのことやらと言いたげですね、いいでしょう私が教えてあげますとも
「ナーナンお姉ちゃん、よくわかんない」
ミルファ~、そこは私に聞いて~
グスン……主君のマネをして
「火よ」
『シュボ!』
んっ、なんか体からごっそりと何かが………
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