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【第五章】甘やかされて、愛されて
1. 距離ゼロ、甘さ100% ※R
「仁さん、帰っちゃったね」
「うん」
さっきまでの賑やかさの反動みたいに、家の中が急に静かになる。
なんだか落ち着かないし、手持ち無沙汰だ。
……あ、そうだ。
「ゲストルーム、掃除してくるね」
そう言って廊下に出ると、後ろから足音がついてきた。
振り返ると、涼が当たり前みたいな顔で一緒に来ている。
「あれ、涼?」
「俺も行くよ」
「いいの? 俺の仕事なのに」
「うん。ちょっとでも颯太と一緒にいたい」
「あはは、なにそれ」
ゲストルームのドアを開けると、中は使ったとはいってもほとんど乱れていない。
ベッドはきちんと整えられてるし、ゴミも落ちてない。
こういう場面でも人間性がよく出ると言うけれど、本当だった。
やっぱり仁さんって、ちゃんとしてる人だな。
ふとテーブルの上に視線を向けたとき、白い紙が置かれているのに気づいた。
「ん……?」
近づいてみると、紙の下に現金が揃えて置かれている。
上には短いメッセージ。
『泊めてくれてありがと。飯、めちゃくちゃ美味かった。これ、気持ちだけ』
思わず苦笑が漏れる。
後ろから覗き込んだ涼も、小さく笑った。
「置いていかないと気が済まなかったんだろうね」
「こういうとこ律儀なんだね」
「兄貴なりの礼儀だよ。昔からそうなんだ」
なんとなくその様子が想像できてしまって、また少し笑ってしまう。
「やっぱり仁さん、いい人だ」
「うん。変わってるけどね」
「それも含めて」
そう言いながら、俺はシーツに手をかけた。
パリッとした布を外して新しいシーツを広げると、涼も反対側を持って自然と手伝ってくれる。
「じゃあ、せーの」
二人でタイミングを合わせてシーツを引っ張る。
布がふわっと空気を含んで、静かな部屋に小さな音が広がった。
「兄貴来てさ、変に気使わせちゃってごめんね」
「ううん、大丈夫。別に嫌じゃなかったよ」
「ほんと?」
「うん。仁さん面白くて良い人だし、涼の家族なんだなって思ったから」
「そっか」
安心したみたいに、ぽん、と頭を撫でられる。
「……ねぇ、子ども扱いしてない?」
「してないよ。好きだから触ってるだけ」
「理由になってないじゃん」
「俺の中ではなってるよ」
そう言いながら、今度は指先で頬に触れてくる。
完全に不意討ちだったから、触れるだけの軽い仕草なのにやけに意識してしまう。
「颯太、照れてる?」
「照れてない……」
「じゃあこっち向いて」
ほんとはちょっと照れてるし、ドキドキしてるけど、言わなくてもきっとバレてる。
仕方なく顔を上げたら、すぐ目の前に涼の顔があった。
仕事でも家族でもない、“俺だけに向ける顔”。
「颯太」
「……なに」
「好きだよ」
囁くみたいな声と一緒に腰に腕が回る。
ぐっと引き寄せられて、距離がゼロになった。
涼の顔が近づいてきて――唇が重なる。
「ん、ふ……」
「颯太、可愛い」
「……んっ……涼……」
「もうちょっとだけ」
そう言って、また唇を塞がれる。
今度は角度を変えて、深く。
……だめだ、息が続かない。
涼の胸を軽く押すとようやく離れてくれて、俺は大きく息を吸った。
「颯太」
「……なに」
「夜まで我慢できないって言ったよね」
耳元で囁かれて、心臓がうるさくなる。
「俺、今日は仕事休みだし、リボンも寝てる。だから……」
「ん?」
「今から、いい?」
それって……そういうこと、だよね?
そんな風に言われたら、断れるわけないじゃん。
「……うん、いいよ」
まだお昼にすらなってないし、シーツだって変えたばっかなのにな……なんて思いながらも、目の前の大好きな人から離れたくないし、くっついていたい。
「そういえば兄貴、颯太のこと気に入ってたよね」
「うん?」
話しながら一つずつ脱がされて、涼の手が頬に触れた。
「でも、颯太は俺のだから」
「何回目? それ」
「何回でも言うよ」
そのまま、ベッドに横たえられる。
シャツを脱いで覆いかぶさってきた涼の素肌が俺の肌に重なる。
涼の唇が首筋にゆっくりと触れた。
「あっ……」
「敏感だね」
「だって涼が……っ……」
言葉が続かない。
首から耳の後ろへ、ゆっくり移動してくる気配に背中がぞわっとする。
「ここ、弱いよね」
「っ……うん……」
絶対、知っててやってるよね。
涼の手が止まって、代わりに体が割り込んでくる。
「このまま、いい?」
「……うん。早くほしい……」
言わされたんじゃなく自分からねだった俺に、涼は満足そうに微笑んだ。
「颯太が自分から言ってくれるの、嬉しい」
「……だって、ほしいから」
「可愛いね」
涼の額が俺の額にそっと触れた。
息が混ざるくらいの距離で涼が動き始める。
「あっ……あ、涼」
「颯太、大丈夫?」
「……うん……っ」
気持ちいい。
やっぱり俺は涼で満たされてる。
毎日くっついてるし、仁さんがいた時だって抱き合ったりしてたけど。
それでもずっと俺の中では涼不足だったのかも。
「涼……」
「ん?」
「……俺ね、涼が好き。すっごく」
そう言った途端、静かに、でも強く腰を引き寄せられた。
「……やばいね。颯太は可愛すぎるね」
「あ! あっ、ん、ああッ……」
さっきより深くなって、そのたびに体が勝手に反応する。
「大好きだ」
涼の手が俺の手を探して、指が絡んだ。
*
しばらくして、部屋に静けさが戻った。
涼が隣に横たわって、俺の頭を胸に引き寄せる。
息を整えながら、涼の心臓の音を聞く。
……あ、早い。
「涼も、ちゃんと乱れるんだ」
「うん。颯太が相手だからね」
その答えに、胸の奥がどくんってなった。
涼の指が俺の髪をゆっくりと梳いて、満足そうに笑う。
そのとき――
「わんっ!」
リボンがベッドの下から尻尾を振りながらこちらを見上げていた。
「わっ……リボン、いつからいたの?」
「ほんとこの子、タイミング良すぎだね」
抱き上げると、顔をぺろぺろ舐めてくる。
「ちょ、待って、くすぐった……!」
「完全に颯太のこと好きだよね」
満足そうに俺の腕の中に収まるリボンを撫でていると、涼がその様子を眺めながらぽつりと言った。
「こういう時間、好きかも」
「リボン込みで?」
「もちろん。家族だからね」
リボンはそんな会話を気にする様子もなく、俺の肩にあごを乗せて満足げだ。
撫でてやると目を細めて「ふぅ……」って顔をするのが、どう見ても人間っぽいし。
「ほら、颯太が笑ってると嬉しいんだよ」
「……それ、リボンにまで見抜かれてるってこと?」
「うん」
リボンの頭を撫でると、後ろ足をぱたぱたさせてる。
その無防備さに、思わずニヤけてしまった。
「あー……かわいい」
タイミングを見計らったみたいに、リボンが「わん!」と一声。
「散歩、行きたいのかな」
「顔がもう“行きますよね?”って言ってるね」
「うん。リボンちょっと待って。後で三人で行こうか」
嬉しすぎて制御不能みたいな動きが可愛くて、また笑いがこぼれる。
涼がそんな様子を見ながら、穏やかに言った。
「颯太がこうやって一緒に過ごしてくれるの、当たり前じゃないってあらためて思った」
「普通だよ?」
「俺には特別」
さらっと言わないでって。
顔が熱くなるの分かってるくせに。
「だからね、こういう時間もちゃんと増やしていきたいな」
「散歩?」
「それもあるけど。颯太と過ごす普通の時間」
何でもないことを、大事そうに言うから。
「もう十分増えてると思うんだけど」
「まだ足りないよ」
「涼は欲張りだね」
「颯太のことに関してはね」
そう言って自然に手を取られる。
まぁ、これ以上は聞かないでおこうかな。
じゃないと、またいちゃいちゃタイムに戻ってしまいそうだし。
布団から出ると、空気が少しひんやりしていて。
その中で、リボンが一番最初にゲストルームを飛び出して、振り返って俺たちを待っていた。
まるで、「早くおいで」って言ってるみたいに。
「うん」
さっきまでの賑やかさの反動みたいに、家の中が急に静かになる。
なんだか落ち着かないし、手持ち無沙汰だ。
……あ、そうだ。
「ゲストルーム、掃除してくるね」
そう言って廊下に出ると、後ろから足音がついてきた。
振り返ると、涼が当たり前みたいな顔で一緒に来ている。
「あれ、涼?」
「俺も行くよ」
「いいの? 俺の仕事なのに」
「うん。ちょっとでも颯太と一緒にいたい」
「あはは、なにそれ」
ゲストルームのドアを開けると、中は使ったとはいってもほとんど乱れていない。
ベッドはきちんと整えられてるし、ゴミも落ちてない。
こういう場面でも人間性がよく出ると言うけれど、本当だった。
やっぱり仁さんって、ちゃんとしてる人だな。
ふとテーブルの上に視線を向けたとき、白い紙が置かれているのに気づいた。
「ん……?」
近づいてみると、紙の下に現金が揃えて置かれている。
上には短いメッセージ。
『泊めてくれてありがと。飯、めちゃくちゃ美味かった。これ、気持ちだけ』
思わず苦笑が漏れる。
後ろから覗き込んだ涼も、小さく笑った。
「置いていかないと気が済まなかったんだろうね」
「こういうとこ律儀なんだね」
「兄貴なりの礼儀だよ。昔からそうなんだ」
なんとなくその様子が想像できてしまって、また少し笑ってしまう。
「やっぱり仁さん、いい人だ」
「うん。変わってるけどね」
「それも含めて」
そう言いながら、俺はシーツに手をかけた。
パリッとした布を外して新しいシーツを広げると、涼も反対側を持って自然と手伝ってくれる。
「じゃあ、せーの」
二人でタイミングを合わせてシーツを引っ張る。
布がふわっと空気を含んで、静かな部屋に小さな音が広がった。
「兄貴来てさ、変に気使わせちゃってごめんね」
「ううん、大丈夫。別に嫌じゃなかったよ」
「ほんと?」
「うん。仁さん面白くて良い人だし、涼の家族なんだなって思ったから」
「そっか」
安心したみたいに、ぽん、と頭を撫でられる。
「……ねぇ、子ども扱いしてない?」
「してないよ。好きだから触ってるだけ」
「理由になってないじゃん」
「俺の中ではなってるよ」
そう言いながら、今度は指先で頬に触れてくる。
完全に不意討ちだったから、触れるだけの軽い仕草なのにやけに意識してしまう。
「颯太、照れてる?」
「照れてない……」
「じゃあこっち向いて」
ほんとはちょっと照れてるし、ドキドキしてるけど、言わなくてもきっとバレてる。
仕方なく顔を上げたら、すぐ目の前に涼の顔があった。
仕事でも家族でもない、“俺だけに向ける顔”。
「颯太」
「……なに」
「好きだよ」
囁くみたいな声と一緒に腰に腕が回る。
ぐっと引き寄せられて、距離がゼロになった。
涼の顔が近づいてきて――唇が重なる。
「ん、ふ……」
「颯太、可愛い」
「……んっ……涼……」
「もうちょっとだけ」
そう言って、また唇を塞がれる。
今度は角度を変えて、深く。
……だめだ、息が続かない。
涼の胸を軽く押すとようやく離れてくれて、俺は大きく息を吸った。
「颯太」
「……なに」
「夜まで我慢できないって言ったよね」
耳元で囁かれて、心臓がうるさくなる。
「俺、今日は仕事休みだし、リボンも寝てる。だから……」
「ん?」
「今から、いい?」
それって……そういうこと、だよね?
そんな風に言われたら、断れるわけないじゃん。
「……うん、いいよ」
まだお昼にすらなってないし、シーツだって変えたばっかなのにな……なんて思いながらも、目の前の大好きな人から離れたくないし、くっついていたい。
「そういえば兄貴、颯太のこと気に入ってたよね」
「うん?」
話しながら一つずつ脱がされて、涼の手が頬に触れた。
「でも、颯太は俺のだから」
「何回目? それ」
「何回でも言うよ」
そのまま、ベッドに横たえられる。
シャツを脱いで覆いかぶさってきた涼の素肌が俺の肌に重なる。
涼の唇が首筋にゆっくりと触れた。
「あっ……」
「敏感だね」
「だって涼が……っ……」
言葉が続かない。
首から耳の後ろへ、ゆっくり移動してくる気配に背中がぞわっとする。
「ここ、弱いよね」
「っ……うん……」
絶対、知っててやってるよね。
涼の手が止まって、代わりに体が割り込んでくる。
「このまま、いい?」
「……うん。早くほしい……」
言わされたんじゃなく自分からねだった俺に、涼は満足そうに微笑んだ。
「颯太が自分から言ってくれるの、嬉しい」
「……だって、ほしいから」
「可愛いね」
涼の額が俺の額にそっと触れた。
息が混ざるくらいの距離で涼が動き始める。
「あっ……あ、涼」
「颯太、大丈夫?」
「……うん……っ」
気持ちいい。
やっぱり俺は涼で満たされてる。
毎日くっついてるし、仁さんがいた時だって抱き合ったりしてたけど。
それでもずっと俺の中では涼不足だったのかも。
「涼……」
「ん?」
「……俺ね、涼が好き。すっごく」
そう言った途端、静かに、でも強く腰を引き寄せられた。
「……やばいね。颯太は可愛すぎるね」
「あ! あっ、ん、ああッ……」
さっきより深くなって、そのたびに体が勝手に反応する。
「大好きだ」
涼の手が俺の手を探して、指が絡んだ。
*
しばらくして、部屋に静けさが戻った。
涼が隣に横たわって、俺の頭を胸に引き寄せる。
息を整えながら、涼の心臓の音を聞く。
……あ、早い。
「涼も、ちゃんと乱れるんだ」
「うん。颯太が相手だからね」
その答えに、胸の奥がどくんってなった。
涼の指が俺の髪をゆっくりと梳いて、満足そうに笑う。
そのとき――
「わんっ!」
リボンがベッドの下から尻尾を振りながらこちらを見上げていた。
「わっ……リボン、いつからいたの?」
「ほんとこの子、タイミング良すぎだね」
抱き上げると、顔をぺろぺろ舐めてくる。
「ちょ、待って、くすぐった……!」
「完全に颯太のこと好きだよね」
満足そうに俺の腕の中に収まるリボンを撫でていると、涼がその様子を眺めながらぽつりと言った。
「こういう時間、好きかも」
「リボン込みで?」
「もちろん。家族だからね」
リボンはそんな会話を気にする様子もなく、俺の肩にあごを乗せて満足げだ。
撫でてやると目を細めて「ふぅ……」って顔をするのが、どう見ても人間っぽいし。
「ほら、颯太が笑ってると嬉しいんだよ」
「……それ、リボンにまで見抜かれてるってこと?」
「うん」
リボンの頭を撫でると、後ろ足をぱたぱたさせてる。
その無防備さに、思わずニヤけてしまった。
「あー……かわいい」
タイミングを見計らったみたいに、リボンが「わん!」と一声。
「散歩、行きたいのかな」
「顔がもう“行きますよね?”って言ってるね」
「うん。リボンちょっと待って。後で三人で行こうか」
嬉しすぎて制御不能みたいな動きが可愛くて、また笑いがこぼれる。
涼がそんな様子を見ながら、穏やかに言った。
「颯太がこうやって一緒に過ごしてくれるの、当たり前じゃないってあらためて思った」
「普通だよ?」
「俺には特別」
さらっと言わないでって。
顔が熱くなるの分かってるくせに。
「だからね、こういう時間もちゃんと増やしていきたいな」
「散歩?」
「それもあるけど。颯太と過ごす普通の時間」
何でもないことを、大事そうに言うから。
「もう十分増えてると思うんだけど」
「まだ足りないよ」
「涼は欲張りだね」
「颯太のことに関してはね」
そう言って自然に手を取られる。
まぁ、これ以上は聞かないでおこうかな。
じゃないと、またいちゃいちゃタイムに戻ってしまいそうだし。
布団から出ると、空気が少しひんやりしていて。
その中で、リボンが一番最初にゲストルームを飛び出して、振り返って俺たちを待っていた。
まるで、「早くおいで」って言ってるみたいに。
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