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結婚したいな、しよう
11.プラチナとゴールドの約束
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指輪の話が落ち着いて、俺たちはソファーに座り直した。
「で、遥」
拓実が真剣な顔になる。
「もう一回、ちゃんと聞きたいんだけど」
「……何?」
俺も緊張する。
「お前、本当に俺と結婚してくれるの?」
その言葉に、俺は深呼吸をした。
「……うん」
小さく頷く。
「本当に?」
「本当に」
俺がまっすぐ拓実を見ると、拓実の目が少し潤んだ。
「……良かった」
拓実が俺の手を握る。その手が震えていた。
「ずっと、不安だったんだ。お前が本当に俺を選んでくれるのかって」
「バカ。お前以外選ぶわけないだろ」
俺が言うと、拓実が嬉しそうに笑った。
「じゃあ、ちゃんと言わせて」
拓実が俺の前に正座する。
「え、ちょっと……」
「遥」
拓実が真剣な顔で俺を見つめる。
「俺と、結婚してください」
その言葉に、胸が熱くなった。
「……うん」
俺が頷くと、拓実がパッと笑顔になった。
「ありがとう」
拓実が俺を抱きしめる。その温もりが、心地よくて。
「こちらこそ……ありがとう」
俺も拓実を抱きしめ返した。
「指輪、つけてもいい?」
拓実が聞いてくる。
「……うん」
拓実がプラチナのリングを取り出して、俺の薬指に滑らせた。少しきつめだけど、ちょうどいい。
「似合う」
拓実が嬉しそうに言う。
「お前のも」
俺が拓実の手を取って、もう一つのリングを薬指にはめる。拓実の手は大きくて、でも指は意外と細い。
「……これで、俺たちも婚約者だな」
拓実が照れたように笑う。
「婚約者、か」
俺も笑う。その言葉が、まだ不思議で。
「でも、嬉しいな」
拓実が俺の頭を撫でる。
「お前と、ちゃんと家族になれるんだ」
その言葉に、胸がいっぱいになった。
家族。俺たちは、これから家族になる。
「……拓実」
「ん?」
「幸せにしてくれよ」
俺が小さく呟くと、拓実が優しく笑った。
「任せろ。お前を、絶対幸せにする」
そして、拓実がそっと俺の唇に触れた。
優しいキス。
これから始まる、新しい人生の始まり。
俺たちは、静かに抱き合った。
*
婚約してから数日後。
拓実のマンションで、俺たちは結婚式について話し合っていた。
「で、式はどうする?」
拓実がノートパソコンを開きながら聞いてくる。
「やっぱ、式……やるの?」
「やらないの?」
拓実が不思議そうに俺を見る。
「いや、別に……俺たち二人だけでもいいかなって」
「それもいいけど、せっかくだし」
拓実が画面を見せてくる。そこには、あらゆるウェディング会場の写真が並んでいた。
「でも、お前が嫌なら二人だけでもいいよ」
「嫌じゃないけど……」
俺は言葉を探す。
「誰を呼べばいいのか、分かんなくて」
その言葉に、拓実が少し困ったような顔をした。
「……そっか」
拓実が俺の手を握る。
「じゃあ、俺の家族と、滝沢とか? 他に呼びたい人いる?」
「……仕事関係の人、何人か」
「いいじゃん。それで十分だよ」
拓実が優しく言う。
「小さくても、ちゃんとした式にしようぜ」
「……うん」
俺が頷くと、拓実が嬉しそうに笑った。
「じゃあ、場所決めようか。俺はニューヨークがいいと思うんだけど」
「ニューヨーク?」
「うん。両親も喜ぶと思う」
拓実が画面をスクロールする。
「こことか、同性婚もOKなんだ」
画面には、荘厳なチャペルの内部が映っていた。ステンドグラスが美しい。
「……綺麗だな」
「だろ? ここで式挙げたら、絶対思い出に残るよ」
「でも、日程は?」
「秋とかいいんじゃないかな。ニューヨークの秋、めちゃくちゃ綺麗だから」
拓実が楽しそうに話す。その様子を見ていると、俺も少しずつ楽しみになってきた。
「秋……あと半年くらいか」
「うん。それまでに準備もできるし」
拓実が俺の肩を抱き寄せる。
「楽しみだな」
「……うん」
結婚式、か。
まだ実感は湧かないけれど、拓実と一緒なら大丈夫な気がした。
「で、遥」
拓実が真剣な顔になる。
「もう一回、ちゃんと聞きたいんだけど」
「……何?」
俺も緊張する。
「お前、本当に俺と結婚してくれるの?」
その言葉に、俺は深呼吸をした。
「……うん」
小さく頷く。
「本当に?」
「本当に」
俺がまっすぐ拓実を見ると、拓実の目が少し潤んだ。
「……良かった」
拓実が俺の手を握る。その手が震えていた。
「ずっと、不安だったんだ。お前が本当に俺を選んでくれるのかって」
「バカ。お前以外選ぶわけないだろ」
俺が言うと、拓実が嬉しそうに笑った。
「じゃあ、ちゃんと言わせて」
拓実が俺の前に正座する。
「え、ちょっと……」
「遥」
拓実が真剣な顔で俺を見つめる。
「俺と、結婚してください」
その言葉に、胸が熱くなった。
「……うん」
俺が頷くと、拓実がパッと笑顔になった。
「ありがとう」
拓実が俺を抱きしめる。その温もりが、心地よくて。
「こちらこそ……ありがとう」
俺も拓実を抱きしめ返した。
「指輪、つけてもいい?」
拓実が聞いてくる。
「……うん」
拓実がプラチナのリングを取り出して、俺の薬指に滑らせた。少しきつめだけど、ちょうどいい。
「似合う」
拓実が嬉しそうに言う。
「お前のも」
俺が拓実の手を取って、もう一つのリングを薬指にはめる。拓実の手は大きくて、でも指は意外と細い。
「……これで、俺たちも婚約者だな」
拓実が照れたように笑う。
「婚約者、か」
俺も笑う。その言葉が、まだ不思議で。
「でも、嬉しいな」
拓実が俺の頭を撫でる。
「お前と、ちゃんと家族になれるんだ」
その言葉に、胸がいっぱいになった。
家族。俺たちは、これから家族になる。
「……拓実」
「ん?」
「幸せにしてくれよ」
俺が小さく呟くと、拓実が優しく笑った。
「任せろ。お前を、絶対幸せにする」
そして、拓実がそっと俺の唇に触れた。
優しいキス。
これから始まる、新しい人生の始まり。
俺たちは、静かに抱き合った。
*
婚約してから数日後。
拓実のマンションで、俺たちは結婚式について話し合っていた。
「で、式はどうする?」
拓実がノートパソコンを開きながら聞いてくる。
「やっぱ、式……やるの?」
「やらないの?」
拓実が不思議そうに俺を見る。
「いや、別に……俺たち二人だけでもいいかなって」
「それもいいけど、せっかくだし」
拓実が画面を見せてくる。そこには、あらゆるウェディング会場の写真が並んでいた。
「でも、お前が嫌なら二人だけでもいいよ」
「嫌じゃないけど……」
俺は言葉を探す。
「誰を呼べばいいのか、分かんなくて」
その言葉に、拓実が少し困ったような顔をした。
「……そっか」
拓実が俺の手を握る。
「じゃあ、俺の家族と、滝沢とか? 他に呼びたい人いる?」
「……仕事関係の人、何人か」
「いいじゃん。それで十分だよ」
拓実が優しく言う。
「小さくても、ちゃんとした式にしようぜ」
「……うん」
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