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冒険者ギルドでの騒動
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流石に森での生活に飽きた俺たちは近くにある街へと来た。森での生活は落ち着きがあり、3人とイチャイチしながら暮らすのも楽しかったけど異世界に来たのだ他のことも体験してみたいと思って森を出た。
そして今検問を受けている。門の前には騎士が数人立っており俺はその騎士に話しかけられていた。
「身分証を出してくれ」
「ないんだ。」
「それなら四人いるから銀貨四枚だな。もし、身分証を作ったらここにきてくれれば銀貨は返すからな。」
「ありがとう。」
ここでは変なやつに絡まれなくて良かった。
マジで門番の人いい人だった。
さて俺たちは冒険者ギルドに向かった。ここはそこそこ大きい街なので、人通りが多く賑わっている。
そして、冒険者ギルドが分かりやすい場所にあったので迷わずに到着できた。
道中、露天に主にアカリが興味津々だったけどまた今度時間があるときに回ることにした。
そういうとあからさまにアカリは喜んだ。やはり相当気になっていたみたいだ。おそらく屋台だと思うけど。
それはそうと俺たちがギルドに入ると
なんかよくわからないおっさんに声をかけられた。
「おい!お前たちここは冒険者ギルドだぞ?分かってんのか?」
「親切にありがとう。だけど大丈夫だ。」
と俺は最初このおっさんが良心で言ってくれているのか思ったので礼を述べた。
「そういうことじゃあないんだよ!お前みたいなやつがいるとうぜえんだよ。あっそこの嬢ちゃん可愛いなそいつらよこせよ。」
は?
「俺の妻を寄越せだと調子に乗るのよ?」
と俺は知らずのうちに少しの死感威圧していた。
「ひぃぃ」
と言って絡んできたおっさんは気絶し、大半のものが気絶した。
これはやっちまった。と思った。助けてくれようとしていた人には申し訳ないと思った。
そう何人か俺を助けてくれようとしていたのだ。この行為で俺は少しはこのギルドを見直した。
「何事だ!」
「誰お前?」
「私らここのギルドマスターをしている。シェリアだ。で、この有り様はなんだ。」
「俺の妻を寄越せとか言われたからほんと少しだけ威圧したらこのザマだよ。三人は俺を助けようとしていた奴を助けてくれるか?」
「「「了解」」」
三人冒険者になりきってるよ。まあいいけど
「さてギルドマスターこれは俺が悪いのか?こいつのランク?は知らないけど弱すぎだな。」
「今、お前のそばで倒れている奴はBランクだ。」
「それって高いの?」
「うちのギルドでも高い方だ。」
「ふーん。じゃあ下げたほうがいいんじゃない?この程度の威圧で気絶するようなら雑魚だし、ランクが高いから調子に乗るんじゃないの?そうさせたのはギルドだろ?どうするんだこれまでギルドがあいつを止めなかったから多くの被害者が出たかもしれねえぞ?」
「そ、それは」
「今日はひとまず帰るわ、あと今立ってる奴はそこのBランクより強いから自信を待て、まあ一人だけ飛び抜けてるがこいつみたいに調子乗るなよ?」
と俺は明らかに強いやつにだけ向かって威圧した。
「わ、分かった。」
「そういうことならいいんだ。三人帰るぞー。」
「「「了解」」」
ってまだ続いてるのかよ。
「あと俺を助けようとしてくれてありがとうな。じゃあ俺たちは行くわ。また明日ギルドマスター」
俺たちは冒険者ギルドを出た。
「さて、露天を回るか」
「リオン、宿はどうするの?」
「転移で自宅に帰るからいいかなと」
「なるほど」
「早く行こうぜ」
俺らはここで色んなものを食べたり、食べたり食べたりした。
って食ってるだけじゃんと思うが三人がニコニコしてるのでそれで十分だった。露天では大したイベントはなく、ゆったりと回る事ができた。
そして俺たちは露天を回り終わると自宅へと戻った。
sideギルドマスター
リオンたちがギルドに居なくなってから
「おいギル、上に来て、経緯を話してくれるか?」
「はい」
と私はここで起こったことを聞いた。
悪いのは絡んだ方だ。連れている女を寄越せと言われて怒らないものはいない。そして、その連れている子が妻だったらなおさらだ。
「でギルあいつはどうだ?」
「最後に威圧を受けたが、ドラゴンより怖いし、おそらく威圧は俺にだけ向けてきた。それほどまでに強い。」
「そ、そうか」
「あとおそらく相当頭もキレる。」
そうだ
私は彼から言われた図星過ぎて言い返せなかったことを思い返した。
そうランク試験が甘いのもあるし、絡んだ奴を注意しなかったギルドの怠慢もある。
そして、それを的確に指摘してきた。
「あと連れてきた少女も相当実力がある。敵対は絶対と言っていいほどしない方がいい」
「しかし、聞き分けがある奴なのか?」
「彼のようなタイプは先程見ていたが、相手が手を出さなければ丁寧に対応すると思う。」
愚問だったな彼は相当賢いんだった。
「そうか」
しかし、とんでもないやつが来たなあ
申し訳ございません、昨日の投稿は間違えました。本日は2話投稿致します。
そして今検問を受けている。門の前には騎士が数人立っており俺はその騎士に話しかけられていた。
「身分証を出してくれ」
「ないんだ。」
「それなら四人いるから銀貨四枚だな。もし、身分証を作ったらここにきてくれれば銀貨は返すからな。」
「ありがとう。」
ここでは変なやつに絡まれなくて良かった。
マジで門番の人いい人だった。
さて俺たちは冒険者ギルドに向かった。ここはそこそこ大きい街なので、人通りが多く賑わっている。
そして、冒険者ギルドが分かりやすい場所にあったので迷わずに到着できた。
道中、露天に主にアカリが興味津々だったけどまた今度時間があるときに回ることにした。
そういうとあからさまにアカリは喜んだ。やはり相当気になっていたみたいだ。おそらく屋台だと思うけど。
それはそうと俺たちがギルドに入ると
なんかよくわからないおっさんに声をかけられた。
「おい!お前たちここは冒険者ギルドだぞ?分かってんのか?」
「親切にありがとう。だけど大丈夫だ。」
と俺は最初このおっさんが良心で言ってくれているのか思ったので礼を述べた。
「そういうことじゃあないんだよ!お前みたいなやつがいるとうぜえんだよ。あっそこの嬢ちゃん可愛いなそいつらよこせよ。」
は?
「俺の妻を寄越せだと調子に乗るのよ?」
と俺は知らずのうちに少しの死感威圧していた。
「ひぃぃ」
と言って絡んできたおっさんは気絶し、大半のものが気絶した。
これはやっちまった。と思った。助けてくれようとしていた人には申し訳ないと思った。
そう何人か俺を助けてくれようとしていたのだ。この行為で俺は少しはこのギルドを見直した。
「何事だ!」
「誰お前?」
「私らここのギルドマスターをしている。シェリアだ。で、この有り様はなんだ。」
「俺の妻を寄越せとか言われたからほんと少しだけ威圧したらこのザマだよ。三人は俺を助けようとしていた奴を助けてくれるか?」
「「「了解」」」
三人冒険者になりきってるよ。まあいいけど
「さてギルドマスターこれは俺が悪いのか?こいつのランク?は知らないけど弱すぎだな。」
「今、お前のそばで倒れている奴はBランクだ。」
「それって高いの?」
「うちのギルドでも高い方だ。」
「ふーん。じゃあ下げたほうがいいんじゃない?この程度の威圧で気絶するようなら雑魚だし、ランクが高いから調子に乗るんじゃないの?そうさせたのはギルドだろ?どうするんだこれまでギルドがあいつを止めなかったから多くの被害者が出たかもしれねえぞ?」
「そ、それは」
「今日はひとまず帰るわ、あと今立ってる奴はそこのBランクより強いから自信を待て、まあ一人だけ飛び抜けてるがこいつみたいに調子乗るなよ?」
と俺は明らかに強いやつにだけ向かって威圧した。
「わ、分かった。」
「そういうことならいいんだ。三人帰るぞー。」
「「「了解」」」
ってまだ続いてるのかよ。
「あと俺を助けようとしてくれてありがとうな。じゃあ俺たちは行くわ。また明日ギルドマスター」
俺たちは冒険者ギルドを出た。
「さて、露天を回るか」
「リオン、宿はどうするの?」
「転移で自宅に帰るからいいかなと」
「なるほど」
「早く行こうぜ」
俺らはここで色んなものを食べたり、食べたり食べたりした。
って食ってるだけじゃんと思うが三人がニコニコしてるのでそれで十分だった。露天では大したイベントはなく、ゆったりと回る事ができた。
そして俺たちは露天を回り終わると自宅へと戻った。
sideギルドマスター
リオンたちがギルドに居なくなってから
「おいギル、上に来て、経緯を話してくれるか?」
「はい」
と私はここで起こったことを聞いた。
悪いのは絡んだ方だ。連れている女を寄越せと言われて怒らないものはいない。そして、その連れている子が妻だったらなおさらだ。
「でギルあいつはどうだ?」
「最後に威圧を受けたが、ドラゴンより怖いし、おそらく威圧は俺にだけ向けてきた。それほどまでに強い。」
「そ、そうか」
「あとおそらく相当頭もキレる。」
そうだ
私は彼から言われた図星過ぎて言い返せなかったことを思い返した。
そうランク試験が甘いのもあるし、絡んだ奴を注意しなかったギルドの怠慢もある。
そして、それを的確に指摘してきた。
「あと連れてきた少女も相当実力がある。敵対は絶対と言っていいほどしない方がいい」
「しかし、聞き分けがある奴なのか?」
「彼のようなタイプは先程見ていたが、相手が手を出さなければ丁寧に対応すると思う。」
愚問だったな彼は相当賢いんだった。
「そうか」
しかし、とんでもないやつが来たなあ
申し訳ございません、昨日の投稿は間違えました。本日は2話投稿致します。
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