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暗殺者くんは可愛がられる
しおりを挟むベゼル侯爵に愛され、可愛がられる道を選んだおれは、未だにベッドの上で喘ぎ続けていた
正面を向き合うようにベゼル侯爵の膝に乗せられ、キスをされている…
初めは舌を出すことすら恥ずかしく躊躇ったのだが、素直になる事を求められると抗えない…口を開き伸ばした舌を侯爵にあっさりと捉えられとんでもない快楽を植え付けられる
くちゅくちゅとおれとベゼル侯爵の間から卑猥な水音が響くようになる頃には自らキスを求めていたんだ…侯爵はおかしい、唾液も触れる粘膜でさえも甘くて美味しくて…飲み込むと心が温かくなる…なぜ…?
ぴちゃっ♡くちゅっ♡♡くちゅ♡
「ぁ゙っ………んむぅ♡♡♡んっ、んんっ♡♡♡んぁ……♡♡♡♡」
「っ………んっ♡……ふふ、かわいいね暗殺者くん
私の体液を求めるのは心まで素直になっている証拠だ…♡もっと舌を伸ばして…そう♡たっぷり蜜をあげようね♡」
ガバガバに開いてしまった尿道には今は透明な樹液を固めたような物を入れられている
時々軽くピストンされるだけで、尿道の粘膜をこ削がれる気持ちよさに頭が溶けそうな程感じてしまうおれがいた
なぜ、裂けていないのかと不安になる程拡張された尿道が急に痛くなくなったのか…キスだけで溶けそうな気持ちよさも…訳がわからない程怖くて、もっと欲してしまう…
足を大きく開き、尿道を晒すように侯爵に見せ弄ってほしいと甘えると、とても嬉しそうにお漏らしするまで激しく可愛がってくれるのだから、素直にならない事がもったいないと思えてしまっていた
素直に快楽を求めるおれが、ベゼル侯爵の事について考えているのがバレたのだろう
尿道を搔き回し、乳首を引っかきながら色々教えてくれた
結論から言おう、ベゼル侯爵は本当に人ではなった
喉奥に流し込まれる甘い液体は唾液じゃなくて蜜だと言うことに気付いたのは、自分からキスをねだり、全身をして可愛がられてお腹が膨れるほど蜜を飲まされてから…
食人花
それがベゼル侯爵の本当の種族
人を本当に食べる訳ではなく精気を食べるのだという…しかも恐ろしい事にこの国には人ならざる者が人口の2割程度を占めているらしい…
ベゼル侯爵はその人外を相手に商売を多くしている…その商売の方法が人身売買や闇オークション…
「けど、無理矢理捕らえて売ってるわけではないんだよ?必ず同意の下、口減らしや借金で死を選ぶしか無い者達に新たな就職先として斡旋してるだけ…
あとは暗殺者くん達のような侵入者をお仕置きした後、有効活用したり…ね♡
我々人外に買われてよかったと喜ぶ者しかいないのが現実だ…仲間が捕まっていると思い込んでいるなら合わせてあげてもいい
今のような快楽の中で優しく甘やかされて飼われるんだ…暗殺者くんも私から可愛がられるの嫌ではないのだろう?」
「同意って………おれは………っ♡♡!?!ひぃ♡♡♡♡あっ♡♡ああぁん♡♡♡急にじゅぽじゅぽやめろっ♡♡ぁ゙ぁ゙っ♡♡ぁ゙っ♡♡♡イグ♡♡イグぅーーーー♡♡♡♡♡」
ずぽずぽ♡♡ずぽずぽ♡ずぽずぽ♡♡♡♡♡
…………ずるるるっ……………ぢゅぽん♡♡♡
こぷっ……♡♡♡どぷどぷ…どぷ♡♡ぶびゅう♡♡♡
同意の下で売られていく人間達…そんな現実知りたくなかった…現実を飲み込めないでいると尿道に刺さった透明な棒をさらに激しく抜き差しされ、一気に抜かれる
狂おしい程の快楽で素直にイくおれ…ごぷごぶと尿道から湧き出すように精液を零す…開ききった尿道ではもうちゃんとした射精さえ出来なくなっていた…
なのに、なのに………なんで、こんなにも嬉しいんだ…
「ああ…ほんと可愛いね…♡気持ちいいかい?暗殺者くん…本当にキミは美味しいよ…ふふ…」
「ひぁぁ゙…♡♡イっでる♡♡イっでるの………んっぉ゙ぉ゙ぉ゙っ♡♡亀頭コリコリやめでぇ♡♡ひぃいい♡♡♡♡ちゅらい♡射精♡射精しゅる♡♡ぁ゙っっっっ♡♡イぐーーー♡♡ひぃ、ひぃ♡♡♡ぁ゙ぁ゙んっ……すぎ、しゅき……♡♡きもぢいいっれすっ♡♡」
精液をダラダラ零す尿道ごと擦り上げるように亀頭を手のひらで磨かれるのが気持ち良すぎて嬉しい…お腹が蜜でたぷたぷに揺れているのが幸せでおかしくなりそうだ…
これが人外の力なのか…?こんな快楽植え付けられて同意もクソもあったもんじゃないんじゃ………
でも、おれは…ベゼル侯爵に可愛がって貰いたい…いっぱい触れて愛して欲しい……
その気持が嘘じゃなくて恐ろしかった
…………………
……………
………
「えっ…飯食べさせてくれるんですか…?」
「ん?どうして私が暗殺者くんに食事をさせないって発想になるんだい?」
これは一体…………
時は少し遡る
あまりにも気持ちよくてお漏らししながら気絶した気がするおれは、目が覚めると身体はスッキリしてるし、手足に付いていた痛々しい痕はキレイに治って痛みもない…
首の自害防止の首輪だけそのままだが…ビリビリに破られた服は無くなり、全裸に剥かれベゼル侯爵抱き締められた状態で眠っていたのだ…
正直、嬉しかった…人じゃないのにちゃんと心音がわかるとか抱き締められるの暖かくて懐かしくてなんかもうやばかった
また、目が覚めたら再開だと、気持ちいい事をされて気絶するのかなと少しだけ怯えもあるが、ドキドキしながらベゼル侯爵を見ていたらやさしく微笑まれてキスをしてくれる
甘んじて受け入れ舌を出して蜜を求めていたら部屋に執事みたいな人が現れた
他の人が居たのかと、全裸で侯爵に抱き締められてキスされてる現状を見られて急に恥ずかしくなり、逃げようとしたら抱っこされ逃げを奪われる…
ソファに運ばれ大人しくしているようにと言われしまったのがつい先ほどだ…
執事みたいな人が全裸のおれに気にすることなく、どんどんソファに備え付けてある机に料理を並べ、お酒も準備すると退室した
ベゼル侯爵のご飯かな…おれもお腹すいたななんて思ってたらおれ用のご飯だった…まじかよ
湯気の立つスープに、柔らかそうなパン…分厚い肉もある…スラム育ちのおれが、暗殺者として闇ギルドに飼われてたおれが食べたことも無いような食事を食べていいと言う…
侯爵は食べないのかと聞いたら、人の精気が主食のため食物は嗜好品なのだと…おれが幸せな気持ちになると精気はさらに美味しくなる…いっぱい食べなさいと…
おれはひたすらに可愛がられて甘やかされれば良いとベゼル侯爵は嬉しそうに言った…
「私は中々にグルメなんだ…暗殺者くんほど美味しい子滅多に居ないんだよ?誇りに思っていい
これからは私に愛され、可愛がれるのが仕事だと思えば気が楽かな?」
優しい笑顔で頭を撫でてくれるベゼル侯爵の笑顔はもうニヤニヤなんて言えないほど、おれの心を満たしてくれるそんな笑顔なんだ
人生で初めての温かく美味しい食事は、涙が出るほど美味しかった…全裸に首輪とか冷静に考えると性奴隷かよって格好なのに、食べ慣れない食事を胸や足にこぼしてしまって、それをベゼル侯爵の指でキレイに掬い、舐められる事すらも幸せに感じてしまう
酒は口移しで飲ませてあげると侯爵はおれの唇を奪う…とろりと酒と共に入ってくる舌が愛おしくて…深いキスを求めて甘えると、ベゼル侯爵は蜜と酒を混ぜておれに流し込んでくれた
蜜がたっぷり混ざり合うこれまで飲んだことも無い最高の美酒が喉を潤し、身も心も満たされる感覚にめまいがする…
「んむっ…………♡♡♡んっ、あっ♡♡♡おいしい……♡好き……♡♡もっとっ…んっ♡んんっ………♡」
「ふふ…♡んっ、ちゅ……♡暗殺者くん…可愛いね………♡ああ、早くキミを抱きたい…可愛がって中に蜜を沢山中出してあげたい…♡壊れるほどの快た楽に溺れさせたいよ…♡」
ベゼル侯爵の言葉にお腹がずくりと熱くなるのを感じた…おれ、侯爵に抱いてもらえるのか…?
犯される可能性に喜び、震える身体は確かに自分のものだった…
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