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9 青色と黄色
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目覚めたフィリアは自分の部屋のベッドの中にいたので、いつものように夜に眠って朝に起きたのだと、ぼんやりした頭で考えていた。
半分寝ぼけたままカーテンを開けたら窓の外が暗かったので、随分早い時間に起きてしまったのだなあと呑気に思った。
しかし次の瞬間、ふと昼間のお茶会での事を思い出した。昼間ほどではないが、思い出してしまった事で再び頬が熱くなり、両手を頬に当てたままフィリアは蹲ってしまう。
(私ったらどうしましょう……何という失態をしてしまったのかしら!次にクリフォード殿下にどんな顔をしてお会いすればいいのか分からないわ!)
とにかく今が何時だか知りたかったが、夜なのではっきりした時間が分からない。
ベルでマーサを呼んでもいいのだが、皆が眠っているような遅い時間だったら、そんな時間にマーサを起こしてしまうのは申し訳なく思ってしまう。
寝ている間に夜着に着替えさせてられていたフィリアはガウンを羽織り、廊下へ出た。
ベッドサイドに措かれたミニテーブルに水差しとコップがあったが、お腹も少し空いている。厨房へ行けば何か食べるものがあるかもしれないと思いゆっくりと階段を降りる。
既に灯りを消されて真っ暗な廊下だったが、応接間にはまだ誰がいるらしく、少し開いたドアから光が漏れていた。
フィリアは吸い寄せられるように光の差す方へ歩いて行く。
部屋の中から聞こえてくるのはポナー伯爵の声で、誰かと話をしていた。
「……あの若造は、私のせいでフィリアが男に対して不慣れ過ぎるからもっと関わるようにしろ、なんて言っていたんだぞ!」
「そうですね。お嬢様は男性に対してとても純粋な方ですからね。でも第二王子殿下はお嬢様のことをとても大切にされていらっしゃると思いますよ」
伯爵は少し酔っているようで、普段よりも感情的な口調になっている。相槌を打っているのは家令のハンスの声だった。
(若造ってクリフォード殿下の事かしら?)
「このままではダンスも踊れそうも無いので、フィリアに恥をかかせたくなかったらダンスの練習相手になれと言っていたんだ。あいつに歩く練習をしてお前が相手になれと言ったら、そのうち歩けるようになる、とすました顔で言ったのだぞっ」
「ええ、坊ちゃまは昔からダンスが苦手でしたから、お嬢様のお相手をなさるのは難しいですよね」
「おまえっ、俺はもうこの家の主なのだから、その呼び方はやめろっ」
「はいはい、存じていますとも。先代様から爵位と商会を継がれて20年近くが経ちました。毎日身を粉にして働く坊っちゃまを見ていて、このハンスは少しでも坊っちゃまに休んで頂きたいと思っておりました。今こうして坊っちゃまとお酒が飲めてハンスは本当に嬉しく思っております…うぅっ」
(二人共酔っているから、話が噛み合ってないわね)
フィリアは小さくふふふと笑った。父親の人間らしい部分を初めて見ることが出来て嬉しかった。
今が何時頃なのかも、おおよそ分かったので、フィリアは部屋に戻って休む事にした。
翌朝になりフィリアが伯爵と朝食を食べていたら花束が届いた。小振りな黄色い花々に青い大きなリボンが巻いてあり、まるで自分とクリフォードのようだと思い恥ずかしく思いながら受け取った。
添えられたカードには『素敵な貴女へ お加減はいかがですか?昨日はあなたとお話が出来て嬉しかったです。もっと貴女の事を教えて下さい』といつもと同じ綺麗な文字で綴られていた。
「キザな男だな」
覗き込んでカードを見た伯爵は、ぽつりとそれだけ言うと、額を押さえながら自室の方へ歩いて行った。どうやら飲み過ぎて二日酔いらしい。
クリフォードは、フィリアが昨日の事を気にしていないか心配して、早い時間に届くようにしてくれたのだろう。
クリフォードの優しさがフィリアには嬉しかった。それにこれまでは黄色い花束に小さな黄色いリボンが巻かれていたのに、今日のように青色のリボンが花束に結び付けてあったのは初めての事だった。
(この大きなリボン、クリフォード殿下の瞳の色に良く似ているわ)
フィリアはすぐにお礼の手紙を書こうとしたのだか、少し何かを考えた後、机の引き出しを開けて青色のインク瓶を取り出し、淡い黄色の便箋に返事を書き始めた。
『昨日はお恥ずかしい姿をお見せしてしまい申し訳ありません。
戻せない時間に後悔ばかりしていましたが、殿下のお花に心が慰められました。綺麗なお色のリボンもありがとうございました。
ダンスの事なのですが、父はダンスが得意ではないようなので、ダンス講師を探そうと思っていますのでご安心下さい』
手紙は昼前に送ったのだか、なんと返事が午後の早い時間に返ってきた。
『ダンスの講師はこちらで手配致します。明日の午前中に伺わせますが、ご都合が悪ければご連絡を下さい』
(こんなに早くダンスの講師って見つかるものなの?)
返事の速さと内容に疑問だらけだったが、フィリアは『ありがとうございます。よろしくお願いします』と返事を書いた。
半分寝ぼけたままカーテンを開けたら窓の外が暗かったので、随分早い時間に起きてしまったのだなあと呑気に思った。
しかし次の瞬間、ふと昼間のお茶会での事を思い出した。昼間ほどではないが、思い出してしまった事で再び頬が熱くなり、両手を頬に当てたままフィリアは蹲ってしまう。
(私ったらどうしましょう……何という失態をしてしまったのかしら!次にクリフォード殿下にどんな顔をしてお会いすればいいのか分からないわ!)
とにかく今が何時だか知りたかったが、夜なのではっきりした時間が分からない。
ベルでマーサを呼んでもいいのだが、皆が眠っているような遅い時間だったら、そんな時間にマーサを起こしてしまうのは申し訳なく思ってしまう。
寝ている間に夜着に着替えさせてられていたフィリアはガウンを羽織り、廊下へ出た。
ベッドサイドに措かれたミニテーブルに水差しとコップがあったが、お腹も少し空いている。厨房へ行けば何か食べるものがあるかもしれないと思いゆっくりと階段を降りる。
既に灯りを消されて真っ暗な廊下だったが、応接間にはまだ誰がいるらしく、少し開いたドアから光が漏れていた。
フィリアは吸い寄せられるように光の差す方へ歩いて行く。
部屋の中から聞こえてくるのはポナー伯爵の声で、誰かと話をしていた。
「……あの若造は、私のせいでフィリアが男に対して不慣れ過ぎるからもっと関わるようにしろ、なんて言っていたんだぞ!」
「そうですね。お嬢様は男性に対してとても純粋な方ですからね。でも第二王子殿下はお嬢様のことをとても大切にされていらっしゃると思いますよ」
伯爵は少し酔っているようで、普段よりも感情的な口調になっている。相槌を打っているのは家令のハンスの声だった。
(若造ってクリフォード殿下の事かしら?)
「このままではダンスも踊れそうも無いので、フィリアに恥をかかせたくなかったらダンスの練習相手になれと言っていたんだ。あいつに歩く練習をしてお前が相手になれと言ったら、そのうち歩けるようになる、とすました顔で言ったのだぞっ」
「ええ、坊ちゃまは昔からダンスが苦手でしたから、お嬢様のお相手をなさるのは難しいですよね」
「おまえっ、俺はもうこの家の主なのだから、その呼び方はやめろっ」
「はいはい、存じていますとも。先代様から爵位と商会を継がれて20年近くが経ちました。毎日身を粉にして働く坊っちゃまを見ていて、このハンスは少しでも坊っちゃまに休んで頂きたいと思っておりました。今こうして坊っちゃまとお酒が飲めてハンスは本当に嬉しく思っております…うぅっ」
(二人共酔っているから、話が噛み合ってないわね)
フィリアは小さくふふふと笑った。父親の人間らしい部分を初めて見ることが出来て嬉しかった。
今が何時頃なのかも、おおよそ分かったので、フィリアは部屋に戻って休む事にした。
翌朝になりフィリアが伯爵と朝食を食べていたら花束が届いた。小振りな黄色い花々に青い大きなリボンが巻いてあり、まるで自分とクリフォードのようだと思い恥ずかしく思いながら受け取った。
添えられたカードには『素敵な貴女へ お加減はいかがですか?昨日はあなたとお話が出来て嬉しかったです。もっと貴女の事を教えて下さい』といつもと同じ綺麗な文字で綴られていた。
「キザな男だな」
覗き込んでカードを見た伯爵は、ぽつりとそれだけ言うと、額を押さえながら自室の方へ歩いて行った。どうやら飲み過ぎて二日酔いらしい。
クリフォードは、フィリアが昨日の事を気にしていないか心配して、早い時間に届くようにしてくれたのだろう。
クリフォードの優しさがフィリアには嬉しかった。それにこれまでは黄色い花束に小さな黄色いリボンが巻かれていたのに、今日のように青色のリボンが花束に結び付けてあったのは初めての事だった。
(この大きなリボン、クリフォード殿下の瞳の色に良く似ているわ)
フィリアはすぐにお礼の手紙を書こうとしたのだか、少し何かを考えた後、机の引き出しを開けて青色のインク瓶を取り出し、淡い黄色の便箋に返事を書き始めた。
『昨日はお恥ずかしい姿をお見せしてしまい申し訳ありません。
戻せない時間に後悔ばかりしていましたが、殿下のお花に心が慰められました。綺麗なお色のリボンもありがとうございました。
ダンスの事なのですが、父はダンスが得意ではないようなので、ダンス講師を探そうと思っていますのでご安心下さい』
手紙は昼前に送ったのだか、なんと返事が午後の早い時間に返ってきた。
『ダンスの講師はこちらで手配致します。明日の午前中に伺わせますが、ご都合が悪ければご連絡を下さい』
(こんなに早くダンスの講師って見つかるものなの?)
返事の速さと内容に疑問だらけだったが、フィリアは『ありがとうございます。よろしくお願いします』と返事を書いた。
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