11 / 71
野菜の味がするつらら
しおりを挟む
高校の帰り、青果店の前を見てびっくりした。
店の前には、コンビニでアイスクリームとか入れるようなクーラーボックスがある。
中には色とりどりのつららが入っている。ファンタジーみたいな見栄えに、僕はつい魅了された。ちょうどこの時期は真夏日が続いていたので、冷たいものがほしかった。
「すみません、あのつららを3本もらえますか?」
店員さんにそう頼み、オレンジと紫と緑のつららを買う。
1本ずつ専用の箱に詰めてから、スーパーの袋にまとめて入れられる。その箱がつららの冷たさを守るという。
家に帰って、早速3本のつららを食べてみた。
オレンジのつららはにんじんのようにほんのり甘い。そこに氷本来の冷たさが混じっていた。紫はなすび、緑はホウレンソウのような味だ。野菜好きな僕は、ついクセになって、すべて食べてしまった。
夜には冷えたお腹の痛みに悩まされ、トイレから2時間ぐらい出られなかった。
店の前には、コンビニでアイスクリームとか入れるようなクーラーボックスがある。
中には色とりどりのつららが入っている。ファンタジーみたいな見栄えに、僕はつい魅了された。ちょうどこの時期は真夏日が続いていたので、冷たいものがほしかった。
「すみません、あのつららを3本もらえますか?」
店員さんにそう頼み、オレンジと紫と緑のつららを買う。
1本ずつ専用の箱に詰めてから、スーパーの袋にまとめて入れられる。その箱がつららの冷たさを守るという。
家に帰って、早速3本のつららを食べてみた。
オレンジのつららはにんじんのようにほんのり甘い。そこに氷本来の冷たさが混じっていた。紫はなすび、緑はホウレンソウのような味だ。野菜好きな僕は、ついクセになって、すべて食べてしまった。
夜には冷えたお腹の痛みに悩まされ、トイレから2時間ぐらい出られなかった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる