臆病者の恋

真鉄

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臆病者の恋

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「――でさ、隣に座った子がすんげーおっぱいしてて」
「あっそ」
「笑うだけでふるふる揺れるんだぜ! おっぱいが! すごくね!?」
「そうだな」
「……何、その気のない返事ぃ。涼介って下ネタ苦手なの?」

 俺は口にしていた缶ビールを床に置いて唇を尖らせた。その抗議に対して涼介は手にしていたチューハイを啜りながら、表情の乏しい顔で片眉だけを器用に吊り上げる。これでも気分を害したり、怒ったりしているわけではないことを俺はもう知っている。

「別に苦手じゃないよ」
「だったらもっと、ンー! おっぱぁい! とか乗ってこいよぉ」
「んー、おっぱい」

 ……ものすごい棒読みを聞いた。こんな夢にも希望にも満ち溢れないおっぱいは初めてだ。あっ、もしかして貧乳派なのだろうか。それともお尻派なのか。だとしたら悪いことをした。

「別に貧乳派でもお尻派でもないよ」
「えっ、やだ怖い。覚りの怪か何か?」
「平沢がサトラレ並みに顔に出るだけでしょ」

 そう言うと二人でげらげら笑いあう。涼介は常に能面のような無表情で何を考えてるのかよく分からなくて怖いとよく言われているのを聞くし、実際俺も入学してからずっと同じ独文科でやってきたが一年ぐらいはそう思っていた。だが、こうして一人暮らしの涼介の家に上がり込んで酒盛りするぐらい仲良くなった今となっては、マイペースではあるけど決して気難しい奴ではないのだ、と誰彼構わず力説したいぐらいだ。普段表情筋があまり動かないだけで、面白いと思えば普通に笑うし、嫌だと思えば嫌そうな顔をする。寧ろたまに絶妙のタイミングで俺のツボを突く一言を無表情でぼそっと呟いたりしてくるから困る。

 思い返せば大学図書館でレポート用の本を探しているときに、一人机に向かっていた涼介にネタに困って何となく声をかけたのが始まりだった。向かいの椅子が空いていたのでそこに座り、レポート何書く? とか話しかけた気がする。で、何やかんや話してるうちに、涼介の手元にあった古いSF小説の文庫本が目に入った。その本が偶然、俺が昔から何度も読み返し、いつでも読めるように持ち歩いているほど好きな本だったもんだから、そこから話が広がって意気投合した、というわけだ。SF好きに悪い奴はいないのだ。ちなみに俺のレポートはぎりぎり可だった。

 ひとしきり笑い合った後に何となく訪れた沈黙に、机の上に置いてあったツマミのポテトチップスに手を伸ばした時、涼介が手元のチューハイを見ながら小さな声で言った。

「……平沢だから言うけどさ」

 深刻そうな声ではあったが、そう言われて俺は少し嬉しくなった。何しろそれは最も仲のいい友達からひとえに信頼されてるということを意味するからだ。俺は興味津々で首を巡らせた。

「おっ、どうした?」
「俺、女の子って興味ないんだよね」

 ぼそりと呟かれた言葉を反芻して、俺は机に手を伸ばしたまま涼介の方を見た。とてもデリケートな話題に踏み込もうとしているのではないだろうか。酒精にかすかに頰を紅潮させたまま、涼介はきらきらと光るチューハイの缶を手の中で回しながら目を伏せていた。止まっていた手を動かし、ポテチを齧る。乾いた音が妙に部屋に響いた。

「……そうなん?」
「うん。何て言ったらいいか……、犬猫って可愛いなって思うし、花って綺麗だなって思うだろ。あんな感じ」
「ふええ」

 要するに、女の子の可愛いさとか綺麗さとかおっぱいの大きさとかは分かるけど、性的魅力は感じないということだろうか。変わっているが、俺にはない考え方で面白い。一年ほどの付き合いだがこういう話題になったことはなかったから、デリケートな話題ではあったが、つい突っ込んで聞いてしまう。

「じゃあ、えっと、男が好きなん?」
「……うーん。好き、というか……。あのな、お前すっごい引くと思うんだけど」

 ちら、とこちらを一瞥した涼介の白眼は少し充血していた。決意するように手にしていたチューハイを呷った後、

「俺、男に抱かれるのが好きなんだ」

と静かに言った。

「――マジでか」
「うん」

 俺はただ目をしばたかせて涼介を眺めた。理屈っぽくて淡白でマイペース、というのが俺の中の涼介評で、下ネタを振ってみたのだって、果たして真面目そうなこいつがこんな話題に食いつくのかどうか、という気持ちがあったからだ。

 というか、正直、涼介とセックスというものが結びつかなかった。無表情で、例えば昼飯なんていつ何度見てもたまごサンドをもそもそ食ってるような、いかにも情動的欲求の薄そうなこいつが、男に抱かれるのが好きとは――意外という他ない。

「あー、あのさ……。俺、同性愛の人って初めてだからよく分かんないんだけど」
「……何?」
「俺、こうやって一緒にいて、お前の恋人に誤解とかされない? 大丈夫?」

 涼介はきょとんと目を丸くした後、盛大に吹き出した。自分でも理解できるように男女間に置き換えてよく考えたのに! 何だよお前の身を心配してんのに! ガジガジとポテチを噛みながらブンむくれていると、悪かった、と涼介はひくひくと笑いながら言った。

「……反応が予想外すぎて」
「だからってそんなに笑わなくてもいいじゃん」
「心配どうも。でも恋人っていうか、そういうんじゃなくて……。まあ、特定の人はいないよ。だから大丈夫」
「なあにぃそれぇ。まるで不特定多数みたいな言い方ー」
「……実際、そうだから」

 俺は息を詰めた。涼介はまた片眉だけを上げて胡座をかきなおす。ここから結構離れた歓楽街にそういう人たちが出会いを求めて集まるバーがあり、そこで気に入った人とホテルでセックスするのだ、と涼介は淡々と話した。

 その間中、俺はただぽかんとしているだけだった。言っちゃ何だが、高校時代は剣道に明け暮れ、短期間ではあったけどできた彼女と何度かエッチなことをしたりなんて、まあまあ平均的な生活しか送ってこなかった俺にとっては、異世界の話を聞いているような感じでしかない。

 しかし、話を聞き終えた後の俺の胸には何だかもやもやしたものが渦巻き始めていた。

「……そういうの、よくない」

 これは――怒りだ。俺は眉根に皺を寄せて涼介を睨んだ。今度はあっちがぽかんとする番だった。

「よくないよ、知らない人とか危ないじゃん」
「別に同性愛者だからって変な奴ばかりじゃないよ」
「そんなこと言ってねえ。そういうとこって裏でヤクザが仕切ってるとか言うじゃん。後、ラブホで行きずりで殺されたとかさ」
「平沢、サスペンスの読みすぎなんじゃないの? ……まあ、確かに、一回ナマでヤラれそうになって逃げたことはあるよ」
「ほらー! ほらー!! 危ないよ! そんなんやめなよ!」

 俺はひたすら言い募ったが、涼介は相変わらずの無表情で憤る俺を冷静に眺めている。そんな涼介を見ていると段々俺もクールダウンし、しまいには悲しくなってきて唇を尖らせて黙り込んでしまった。自分の意見を一方的に押し付けるのは嫌いだが、例えば友人が犯罪に手を染めようとしていたり、目の前で自傷行為に走ろうとしていたりしたら止めるに決まってる。俺にとっては見知らぬ不特定多数との性行為だって似たようなものだとしか思えなかった。もしも、特定の相手がいるというのなら俺だって怒りはしない。どうしてそんなことが平気なんだろう。それとも俺の考え方がおかしいのか。

 考え込む俺を宥めるように涼介の手が俺の膝を二度軽く叩いた。

「……俺はさ、別に恋愛がしたいわけじゃないんだよ。抱かれたい時に抱かれたいだけで」

 そんなの言い訳になるか。俺はますます唇を尖らせた。

「……抱いてくれるなら誰でもいいってのか」
「いいよ」
「俺でもか」

 この時、口から出た言葉に深い意味なんてなかった。本当に単なる売り言葉に買い言葉でしかなかったのだ。だが、涼介は俺の顔をじっと見た後、決然とした口調でこう言った。


「お前だけは絶対に厭」


 別に誰だっていいよ、ぐらいの返答だろうと思っていた無防備な俺の心にこの言葉は深く突き刺さった。何でだよ!? 何でそこで俺だけ!? 厭って何!? 俺のことそんなに嫌いなん!? そんな疑問がぐらぐらと頭に沸き立ち、言葉に詰まって何も言えなかった。

――見知らぬ誰かよりも、俺は信頼されていないのか?

 別に涼介を抱きたいわけじゃないし、ついさっきまでは特定の相手がいるなら祝福するとさえ思っていたし、今までそんなこと考えたこともなかった。……ないけど、それはひどくショックで、胸がぐじぐじと痛んで息苦しい。俺のぐちゃぐちゃの頭とは正反対の落ち着いた声で、涼介が宥めるような口調で俺に語りかける。

「だってお前、おっぱい好きじゃん。俺にはそんなものついてないし」
「……まあ、そうだけど」
「だから無理でしょ」
「……まあ、そうなんだろうけど」

 ま、だから女の子に関する下ネタには反応できないって話。涼介は静かにそう言うと、チューハイの残りを飲み干した。




 それから何を話したのだったか、全くの上の空であまり覚えていない。夜風をバイクで切り裂きながら帰路につき、今は自宅のベッドの上で寝転がって、ただ天井を見つめていた。

 涼介が同性愛者なのは俺にとってはどうでもいいことだった。そういう嗜好の人もいる、それだけのことだと思っている。だけど――。

――お前だけは絶対に厭。

 何故なのかはついに聞けなかった。俺のことが嫌いなんだろうか。仲良くなる前はいつも一人でいるやつだったが、本当は一人でいるのが好きで、俺が一方的にあいつに親愛の情を覚えてつきまとっていただけなんだろうか。

 涼介と一緒にいるのは自然体でいられてすごく気楽でよかった。何しろ涼介には、自慢したり、見栄を張ったり、馬鹿にしたりといった、同年代の男たちが取りがちな、どうにかして精神的マウントを取ろうとするような言動がまるでない。高校の頃に所属していた剣道部で、先輩たちから散々上下関係を叩き込まれて、俺はそういうのがすっかり嫌いになってしまったのだ。大学に入ってから好きだった剣道もぱったりとやめてしまったのだから、相当根深く残っているのだろう。だからこそ、植物的ともいえる涼介の隣というのはとても居心地がよかった。

――涼介も同じように感じていると思っていたのに。

 その時、枕元に放り出していたスマホのアラートが鳴った。小学生のようなくだらない嫉妬心を反省しつつ洟をすすって手に取ると、涼介からのメッセージが入っていた。

『変なこと言ってごめん 酔ってた』

 変なこと、ってどのことだよ。無機質な文字列を睨みつけ、俺は溜め息をついた。言いたいこと、聞きたいことはたくさんある。ありすぎて何を書けばいいのか分からない。俺は仕方なく親指を立てたイラストのスタンプを押すだけに留めた。返事はなかった。

 さっさと寝てしまおうと目を閉じたがまとまらない思考の断片がぐるぐると渦巻き、何度も寝返りを打った。ふと気がつけば眉間にひどく力がこもり、意識して力を抜いても、いつの間にかまた眉間に皺が寄っている。

 これでは眠れるものも眠れない。何か気分転換が必要だ。

 俺はスマホを手に取り、お気に入りの海外のエロ動画サイトを開いた。抜けばすっきりするだろう、なんて浅はかな考えだった。いつも大概これで眠れたし、これしか思いつかなかったのだ。巨乳ものがいいな。そう思って開いたのに、俺の目は普段はスルーしていたあるものに釘付けになっていた。

 動画サイトのロゴの横の「You like ◻︎male ☑︎female」という文字。性的嗜好を訊いているのだ。俺は恐る恐る女性から男性へとチェックを変えてみた。一瞬画面を読み込んだ後、男ばかりがずらりと並ぶサムネイル群が現れ、息を飲んだ。ところどころでマッチョな外人同士がちんぽをしごき合うgifバナーがぬちゃぬちゃと動いている。色々と衝撃的だった。

 そこからは目を逸らしながら、いつもの癖で「japanese」で検索をかけ、一番上にあったサムネイルを適当にタップした。興味のないはずの同性同士の絡みに対して、背徳感と高揚感を伴う緊張を覚えた。喉の奥でどくどくと心臓が暴れている。

 画面の中では全裸……、いや、紐のような下着だけをつけた細身の男が四つん這いで尻をこちらに向けていた。涼介もこれくらいの体格だよな、とふと考えてしまい、罪悪感に打ちのめされた。

 その間にも、カメラは細くしまった腰から肩胛骨が浮き上がる背中を舐めるように映し出す。媚びるようにこちらを見た男の顔がアップになった。そこには、こちらを流し目で見つめる男の顔があった。もちろん涼介とは似ても似つかない彫りの深いイケメンだ。涼介はもっと公家顔、というか至極あっさりとした顔をしている。

 また尻のアップに戻ると、画面の外から浅黒い手が伸び、尻肉を揉み始めた。ただ柔らかな女の尻と違って弾力に富んでいるように見えた。ひとしきり揉み、撫で回した後、男の手が尻の谷間をぐいと押し広げる。

「……っ」

 かすかに毛の生えた谷間の中心に、濃いピンク色の窄まりがひくひくと息づいていた。男の尻の穴なんて今までまともに見たことがない。いや、女に乗っかって腰を振る男優の尻の穴はきっと画面端に写っていたのだろうが、わざわざ意識して見たことなどなかった。それなのに、何故だか今はそこから目が離せない。粘度の高いローションが垂らされ、浅黒い指が蕾を撫で回す。

「うわ……」

 指が一本、窄まりの中に簡単に飲み込まれていった。アナルは性器ではないのでモザイクも何もなく、指が出入りするさまが丸見えだった。今まで、存在はもちろん知ってはいたもののアナルセックスものは見たことがなかったから、それは結構な衝撃だった。そうだ、抱かれるっていうのはここにちんぽを入れるってことなんだ。ここが、おまんこ代わりになるんだ。ようやく俺の中でそのことが現実味を帯び始めた。

 二本に増えた指が尻の中を掻き回し、前後し、押し拡げる。その度に男の体はびくびくと揺れた。気持ちいい、のだろう。前立腺を刺激すると、女の子のように気持ちよくなって、極めれば射精なしで何度でもイケると雑誌で見たことがある。目を強く閉じ、唇をわななかせるイケメンの顔がアップになった。俺はミュートにしていた音声を一つだけ上げた。

『……っ、あ……ああっ……』

 AV女優のような嘘臭さのないかすかな男の喘ぎ声が夜の静寂に包まれた部屋の中に響き、思わず無人の部屋を見回した。変に甲高くもなく、地を這うような低さでもない、それでいて甘く鼻にかかったような声。今までなら、こんな声を聞いたところで何も思わなかったはずなのに。

 涼介は――どんな声を出すのだろう。

 そう考えたら、ぞくぞくと背中を何かが駆け抜けていった。あのいつもの落ち着いた声がこんな風に上擦るのだろうか。罪悪感などもうどこにもなかった。それとも罪悪感があるからこそ、こんなにも高揚しているのか。俺はいつの間にか痛いほどに勃ち上がっていたちんぽを寝間着代わりのジャージの上から撫で、食い入るように動画に見入る。

 イケメンはいつの間にか尻の中に小さめのディルドを入れられたまま、乳首を舐められていた。髭の男の舌がくねくねと動き、乳首の先を弾く度にイケメンの体がひくひくと跳ねた。何となく自分の乳首をTシャツの上から撫でてみたが、ただ皮膚に触れているという感じがするだけで、何も気持ちよくはなかった。だが、イケメンのちんぽは臍まで反り返り、乳首を弄られる度に別の生き物のように上下に跳ねる。

 もしも、涼介の乳首を舐めたらこんな反応をするのだろうか。苦しげに眉をひそめ、息を荒げ、腰を跳ねさせながら、いやらしい声で喘ぐのだろうか。想像の中の涼介に愛撫を施しながら、俺はジャージをずり下ろし、本格的にちんぽを扱き始めていた。

 イケメンの尻からディルドが抜かれた。俺は思わず唾を飲む。浅黒い指で押し開かれた尻の谷間には、かすかに口を開いた肉の穴が赤く充血し、ひくひくとわなないていたのだ。髭男が自分の勃起ちんぽにゴムをつけた。それはちょうど俺と同じぐらいの平均よりも少し大きい程度のサイズで、いくら広げたとはいえそんな大きいものが入るとは思えなかった。俺の心配をよそに、髭男がちんぽを肉穴に押し当てる。

『んんっ……!』

 アングルが後背位で繋がる二人の足の間からのものへと変わった。狭い穴をこじ開け、太いちんぽがずるずると入り込んでいくさまが、ちんぽのほうにモザイクがかかっているとは言え、あますことなく映し出されていた。髭男のモノの全てが収まったとき、俺は思わず詰めていた息を吐きだした。本当に入った。あんなに大きなものを、涼介も咥え込んでいるのだ。そう思うと堪らなくなった。

 今度は髭男の肩越しからのアングルになった。浅黒い手が細く白い腰を鷲掴み、パンパンと乾いた音を立てて腰を振り始める。腰を打ち付ける度に弾力のある尻肉が波打つ。大きくグラインドすると深い尻の谷間からちんぽが出入りするのがよく見えた。その動きと同じリズムで、俺は握る手を肉穴に――涼介の肉穴に見立てて腰を振った。

 妄想の中の涼介の細い腰を逃さないように強く掴んで腰を突き入れる。俺に抱かれて、涼介はどんな顔をする? どんな声を出す? 俺のちんぽで気持ちよくなってくれる? 涼介、涼介――!

――お前だけは絶対に厭。

「う、あ……」

 びくびくと腰をわななかせ、俺は手の中に大量の白濁を吐き出した。冷静になった頭でも罪悪感はもうどこにも見当たらなかった。間違いなく俺は涼介を抱ける。それが証明されたことに喜びすら覚えた。だが、同時に俺だけを拒絶する涼介の言葉を思い出して悲しくなる。――それでも、友人を危険な目にあわせるわけにはいかない。手を差し伸べられるのは俺だけなのだ。

 後始末をし、未だに腰を振り続けている二人を消す。俺は一つの決意とともに眠りへと落ちていった。
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