ゲームの世界に来たけど私はアイスが心配です

まちは

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本編

21話

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「よし、そろそろもう少し進むか。」
「おっけー。」

体力が回復したとかはないけど少し休んで楽になった!

「もっと森の奥深くまで行くと敵の数が多くなってくる。その時にあえて戦わず一回逃げて体制を立て直すことも戦略の1つだからな。」
「むやみに剣を振り回すだけだ戦いじゃないってことだね。」
「おう、そうだ。」

もはや獣道に近い道を歩いていくとさっきよりも気温が下がった気がする。
寒くは感じるけど体は冷えたりしてない。
すごい不思議な感覚。

カサカサ

前の葉っぱが揺れた!!
足音がないってことはスライムだ!

無言で剣を構えて…

ぴょーん
トスッ

飛び込んできたスライムをサッと仕留めた!

「お、いい感じだな。」
「うん!最初よりも動けるようになってる!」
「レベル上がってる証拠だな。」

確かに普通の私じゃ動けない速さまで動けてる気がする。
レベルが上がるのってすごい!
そのまましばらくスライムとウフルを倒しつつ歩く。

「だいたいこの辺でボスまであと半分ってとこだな。」
「結構歩いてる感じなのにまだ半分なんだ。」
「簡単に辿り着いたら戦えない奴らまでボスと会ったりしちまうだろ。」
「そっか。」

ちゃんと色々な部分で配慮されてるんだ。

「さ、レベル上げ頑張れよ。」
「おっけー!!」


ガザガザガサガサガサ。

さっきまでとは違う音がする。
なんか…大きいものがいる??

ガザガサ!!

来る!!

ドン

騎士ちゃんが前で受け止めてくれたけどって……でか!!
スライムなんだけど縦と横がさっきのスライムたちの3倍くらいある!!
とりあえず斬る!
右から左に一刀両断!!

ぷよん、ぷよん、ぷよん

さっきのサイズのスライム3体になった。
一撃をあびせると分裂するんだ!
なんか可愛い。

ザシュ

騎士ちゃんが働いてる。
私もやらなきゃ。

ザシュ、ザシュ

よし、オッケイ!

「先っきのはジャイアント スライムっていってさっきのスライムよりも大体2~5倍くらいの大きさのやつだ。」

ほうほう、ジャイアント スライムか。
なんか名前そのままだな。

「大きいことと最初の攻撃、それと分裂すること以外はさっきのスライムと変わんねぇから倒すのはそんな難しくないぞ。」
「わかったーありがとう。」

ガサガサガサ。
ガサガサガサ。

あ、なんかいっぱい来た気がする。
「プロテクト。」

聖女くんの守りの呪文。
さすが分かってる!!
よしっ、最初に注意!

どーん

右に避けて回り込んで斬る!!
スライムの目って見えないんだけどあるっぽくて、後ろとかに回り込むと簡単に叩けるんだよね。

ぷよん、ぷよん、ぷよん。

小さいのは放置で騎士ちゃんが止めてくれたもう一匹のジャイアント スライムを斬る。

ぷよん、ぷよん、ぷよん。

ガサガサガサ。
ガサガサガサ。

もう少し来る。
一発目の攻撃は騎士ちゃんにお願いして小さいのを今のうちに倒す。
6匹くらいなら一閃するだけで十分。

「ヒール。」

聖女くんのヒールの範囲に私はいないけど騎士ちゃんがかかれば大丈夫。
いくら防御が強くなってても体力とか見えないし、騎士ちゃんが倒れたら総崩れになるから。
体力の管理大切!

どーん

1体目騎士ちゃんが止めてくれる。
それをわたしが急いで斬る。
騎士ちゃんは最小限の動きで反対側を向く。
そしてもう1体を止める。
ここでお互いに半回転して敵を逆にする。
私が大きい方を叩いてる間に騎士ちゃんが小スライムを全処理してくれる。
私も4体に分かれたスライムを斬っておしまい!

なかなかいいチームワークじゃないかな??
こういう息のあった感じの戦いってテンションが上がる!
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