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私の弱み
しおりを挟む「いつまでそこに居るの。ここ来たら?」
「いや…あのね、朔。今日は大事な話があって。」
「なに?」
「私たちの関係についてなんだけど…。」
「またそれ?(笑)」
「またそれって…!」
「だって何回目だよ。いい加減認めたら?栞奈は俺を愛しちゃってるって。」
「…!」
「とりあえず、こっちおいでよ。」
そう言って部屋の隅に正座する私の傍に来る朔。
いたずらな目をしている彼を直視できない。
そんな私の思いを知ってか知らずか彼は私の顔を覗き込む。
「俺らは、いわば被害者なんだよ?
あいつらに復讐するにはこれしかないんだ。」
「復讐って…。」
「じゃあ、栞奈はずっとお前の彼氏が浮気してるのをだまって我慢してる気?」
「…。」
「相手も知ってるくせに黙って付き合ってるのも、
そいつのことがまだ好きだからだろ?」
「…。」
「…だったら、いっそのこと、俺のとこに乗り換えてみる?」
「えっ…。」
「て、言っても俺も未練タラタラだけどな~。ははは。」
「朔…。」
そういってどこか寂しそうな表情でわざと明るくふるまう朔。
そんな痛々しい彼を私はいつもほっておけなくて結局何度もここにきてしまうのだ。
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