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第2章 南部のビーチリゾート
沙世、大物?を釣りあげる
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翌朝、目を覚ました私は、眠い目をこすりながらベッドのうえに身を起こした。眠いのは、昨夜おそくまでアキノのおしゃべりに付きあわされたからだ。
昨日は洞窟探検で疲れたから早く眠りたかったのだけど、「寝る」と言うとアキノが淋しそうにするので、ついつい遅くまで付きあってしまった。長い間あの洞窟にひとりでいたのだろうし、淋しかったであろう彼女の気持ちを思うと冷たくできなかったのだ。
「ふわぁああ!」
大あくびをしながら、ベッドから這いだす。私が起きたことに気づいたチビルリちゃんたちがカーテンを開けてくれる。バルコニーへ続く窓からは、眩しい光が差し込んできた。
「おはよう。もう出発してるんだね」
チビルリちゃんたちはコクコクうなずく。昨日は早めに移動を終えてしまったので、今朝は夜明けとともに出発するとルリに言われていたのだ。
とりあえずトイレに行こうとした私は、床にあるものを認めて足をとめた。
「いやぁあああああああ!!」
次の瞬間、自分の口から出たとは思えない大声で叫んでいた。また腰が抜けそうになるけど、サッと集まって来たチビルリちゃんたちに支えられてなんとか踏んばる。そこへルリが飛び込んできた。
「どうしました!?」
「そ、それ」
私は床に横たわるそれを震える指でさす。そこには、びしょ濡れの女の死体が転がっていた。ルリは死体に気づくと眉根を寄せ、スタスタと近づいて声をかけた。
「これ幽霊、なぜこんなところに転がっているのです?」
「幽霊?」
そこで私はやっと気づいた。あれは死体じゃなくてアキノなのだ。目を閉じて微動だにせず床に転がっていたから、死体にしか見えなかった。そもそも死んでるんだから当然か。
「これ幽霊!聞こえないのか!」
「んがっ!」
何やらイビキのような声を出したアキノは、ルリの叱責にようやく目を開ける。開けたたんにルリの怒りの眼差しとバッチリ目が合ったらしい。あわてて飛び起きて床に正座する。
「お、おはようございます!」
「おまえは何故、死体のマネなどして沙世さまを驚かせるのですか?」
「え?」
アキノはチビルリちゃんたちに支えられている私に目を止め、「やっちゃったぁ」という顔をした。
「ごめんなさい!死体のマネをしてたわけじゃないんです。なんか、夜中にひとりで暇してる間に寝落ちしちゃったみたいで」
「「は?」」
私とルリは同時に声をあげた。肉体を持たない幽霊が寝るとは、どういうことだろう?
「えっと、長い間あの洞窟にいて、いつもひとりでボーっとしてたら、いつの間にか寝れるようになっちゃって」
アキノは指をこねこねしながら説明する。
「呆れた!暇でボーっとしてるくらいなら、未練など捨ててさっさと女神さまの御許へ参ればいいものを!」
「どういうこと?」
私はルリの袖を引いて聞いた。
「恐らくですが、この者はのんきな性格なので、ボーっとしている間に意識が薄れて眠ったような気になっているようです。しかし幽霊というものは普通、未練や恨みに苛まれているので、ボーっとする暇などないはずなのです」
「そ、そうなんだ」
どうもアキノは幽霊としてはかなり変わっているらしい。
ルリはキュッと目を細めてアキノを睨んでいたが、やがて静かに言った。
「いいですか、今後は絶対に寝ないように。分かりましたか?」
「はい」
アキノはしゅんとして答えた。
「ねえ沙世、せっかくだから釣りでもしない?」
朝食後にバルコニーのデッキチェアで寝そべっていると、同じように隣で寝そべっていたアキノがそんなことを言い出した。
「だけど今は海の上を移動中だよ?」
私は青いハーブティーが入ったグラスを持ち上げ、ストローに口をつける。
「船に乗ってする釣りだってあるよ。昔はよくお父ちゃんと船釣りに出かけたんだ」
そうか、釣りなんかしたことないから気づかなかった。動いてる船からだって釣りはできるんだわ。
アキノが教えてくれると言うので、私はルリに庭から釣りができるか聞きに行く。大丈夫とのことなので、竿と疑似餌のセットを出してもらった。疑似餌があれば虫とかをエサにしなくても釣りができるのだ。
「へえ、こんな立派な疑似餌があるんだね。これは沙世の世界のもの?」
「うん、たぶん」
聞けばティーダル島でも疑似餌を使うことがあるが、葉っぱなどで手作りしているそうだ。
「ピキャナップルの葉なんか、丈夫でいいんだよ」
「う、あれ気味悪くない?」
私はあの果物の「ぴきゃあああ!」という叫び声を思い出す。
「あれは単に葉がこすれて音が出てるだけよ?」
アキノが不思議そうにこちらを見るので、私は肩をすくめた。
「それは分かってるんだけど、なんか生きてるみたいで」
「確かに嫌がる人もいるね。うちの妹も小さいときは怖がってさあ。でも葉を落としてむいてやると、美味しいって食べるんだよねぇ」
その頃のことを思い出しているのだろう、アキノはおかしそうにクスクス笑う。この人は本当に妹のことが好きだったんだなぁ。昨夜も妹の話ばっかりしてたっけ。一人っ子の私はちょっとだけ淋しい気持ちになった。
「さあ、頑張れ!」
アキノが良さそうな疑似餌を選んでくれ、教えてもらいながら竿を振って海へと投げ入れる。折り畳みの椅子にふたりで腰かけて引きを待つが、さすがは釣り初心者の私、ぜんっぜん釣れない。一度だけ引いたんだけど、途中で逃げられてしまった。
「うーん、せめて一匹くらい釣りたいなぁ」
「じゃあ、また疑似餌を変えてみよっか」
アキノと相談しながら何回目かの疑似餌チェンジを行う。おかげで餌をつけるのだけは上手になってきた。
「そうそう、そうやって竿を動かして」
そうして10分くらい経っただろうか。握った竿に確かな感触があった。
「きた!」
グイグイと竿がしなるので、両手でしっかりと持ち直す。私は腹に力を入れて踏ん張るが、引っ張られる力は予想以上に強い。このままだと竿が海に引き込まれそうだ。
「沙世、踏ん張れ!」
アキノが応援してくれるけど、もう十分すぎるほど踏ん張っている。海にいる敵はよほどの大物らしく、体が徐々に前のめりになってしまう。
「ダメぇええ!これ以上ムリぃいいい!」
私が叫ぶと、チビルリちゃんたちが竿に集まってきて加勢してくれた。さすがはルリの分身、小さいのにパワフルだ。私は体勢を立て直し、チビルリちゃんたちと協力して獲物を引き寄せる。ほかのチビルリちゃんが大きな網を持ってかまえる。うん、その網なら大間のマグロでも大丈夫だね。
「おりゃぁああああああああ!」
最後に渾身の力をこめて竿をあげると、釣り糸の先に丸い何かがかかっているのが見えた。チビルリちゃんがすかさず網でキャッチする、が。
「「なんじゃこりゃ!?」」
網のなかの獲物を見て、私とアキノは同時に声をあげた。
そこには、丸いタコのような生物が入っていたのだ。頭の大きさはバスケットボールくらい。タコと違うのは、足と思われる部分が頭の上から生えていることだ。クルクルと巻いた足が10本くらい、まるで髪の毛のように頭に乗っている。
そしてそのパーマの下には顔があった。黒目ばかりの大きな目とちょっぴりつき出した口がついていて、鼻はない。体は銀色に光っていて、全体的にとても気持ちが悪い。なんて言うか、きついクルクルパーマをかけた宇宙人みたいだ。
「アキノ、これは何?」
「うーん、形はターコラに似てるけど、こんなに大きくないし色も違うなぁ」
ターコラなら手のひらに乗るくらいの大きさだし、色も青いそうだ。すると網のなかの謎生物から、モヤモヤとした蒸気のようなものがあがり出した。蒸気は見る間に激しくなって、クルクルパーマのてっぺんからシューシューと盛大に吹きだす。
「わらわはターコラなどではないわ!失礼であろう、早くこの網から出すのじゃ!!」
「うわぁあ、しゃべった」
しかもこっちの会話も理解してるらしい。アキノは私の背後にすばやく隠れ、私は大声で助けを呼んだ。
「る、ルリぃいいいいい!」
昨日は洞窟探検で疲れたから早く眠りたかったのだけど、「寝る」と言うとアキノが淋しそうにするので、ついつい遅くまで付きあってしまった。長い間あの洞窟にひとりでいたのだろうし、淋しかったであろう彼女の気持ちを思うと冷たくできなかったのだ。
「ふわぁああ!」
大あくびをしながら、ベッドから這いだす。私が起きたことに気づいたチビルリちゃんたちがカーテンを開けてくれる。バルコニーへ続く窓からは、眩しい光が差し込んできた。
「おはよう。もう出発してるんだね」
チビルリちゃんたちはコクコクうなずく。昨日は早めに移動を終えてしまったので、今朝は夜明けとともに出発するとルリに言われていたのだ。
とりあえずトイレに行こうとした私は、床にあるものを認めて足をとめた。
「いやぁあああああああ!!」
次の瞬間、自分の口から出たとは思えない大声で叫んでいた。また腰が抜けそうになるけど、サッと集まって来たチビルリちゃんたちに支えられてなんとか踏んばる。そこへルリが飛び込んできた。
「どうしました!?」
「そ、それ」
私は床に横たわるそれを震える指でさす。そこには、びしょ濡れの女の死体が転がっていた。ルリは死体に気づくと眉根を寄せ、スタスタと近づいて声をかけた。
「これ幽霊、なぜこんなところに転がっているのです?」
「幽霊?」
そこで私はやっと気づいた。あれは死体じゃなくてアキノなのだ。目を閉じて微動だにせず床に転がっていたから、死体にしか見えなかった。そもそも死んでるんだから当然か。
「これ幽霊!聞こえないのか!」
「んがっ!」
何やらイビキのような声を出したアキノは、ルリの叱責にようやく目を開ける。開けたたんにルリの怒りの眼差しとバッチリ目が合ったらしい。あわてて飛び起きて床に正座する。
「お、おはようございます!」
「おまえは何故、死体のマネなどして沙世さまを驚かせるのですか?」
「え?」
アキノはチビルリちゃんたちに支えられている私に目を止め、「やっちゃったぁ」という顔をした。
「ごめんなさい!死体のマネをしてたわけじゃないんです。なんか、夜中にひとりで暇してる間に寝落ちしちゃったみたいで」
「「は?」」
私とルリは同時に声をあげた。肉体を持たない幽霊が寝るとは、どういうことだろう?
「えっと、長い間あの洞窟にいて、いつもひとりでボーっとしてたら、いつの間にか寝れるようになっちゃって」
アキノは指をこねこねしながら説明する。
「呆れた!暇でボーっとしてるくらいなら、未練など捨ててさっさと女神さまの御許へ参ればいいものを!」
「どういうこと?」
私はルリの袖を引いて聞いた。
「恐らくですが、この者はのんきな性格なので、ボーっとしている間に意識が薄れて眠ったような気になっているようです。しかし幽霊というものは普通、未練や恨みに苛まれているので、ボーっとする暇などないはずなのです」
「そ、そうなんだ」
どうもアキノは幽霊としてはかなり変わっているらしい。
ルリはキュッと目を細めてアキノを睨んでいたが、やがて静かに言った。
「いいですか、今後は絶対に寝ないように。分かりましたか?」
「はい」
アキノはしゅんとして答えた。
「ねえ沙世、せっかくだから釣りでもしない?」
朝食後にバルコニーのデッキチェアで寝そべっていると、同じように隣で寝そべっていたアキノがそんなことを言い出した。
「だけど今は海の上を移動中だよ?」
私は青いハーブティーが入ったグラスを持ち上げ、ストローに口をつける。
「船に乗ってする釣りだってあるよ。昔はよくお父ちゃんと船釣りに出かけたんだ」
そうか、釣りなんかしたことないから気づかなかった。動いてる船からだって釣りはできるんだわ。
アキノが教えてくれると言うので、私はルリに庭から釣りができるか聞きに行く。大丈夫とのことなので、竿と疑似餌のセットを出してもらった。疑似餌があれば虫とかをエサにしなくても釣りができるのだ。
「へえ、こんな立派な疑似餌があるんだね。これは沙世の世界のもの?」
「うん、たぶん」
聞けばティーダル島でも疑似餌を使うことがあるが、葉っぱなどで手作りしているそうだ。
「ピキャナップルの葉なんか、丈夫でいいんだよ」
「う、あれ気味悪くない?」
私はあの果物の「ぴきゃあああ!」という叫び声を思い出す。
「あれは単に葉がこすれて音が出てるだけよ?」
アキノが不思議そうにこちらを見るので、私は肩をすくめた。
「それは分かってるんだけど、なんか生きてるみたいで」
「確かに嫌がる人もいるね。うちの妹も小さいときは怖がってさあ。でも葉を落としてむいてやると、美味しいって食べるんだよねぇ」
その頃のことを思い出しているのだろう、アキノはおかしそうにクスクス笑う。この人は本当に妹のことが好きだったんだなぁ。昨夜も妹の話ばっかりしてたっけ。一人っ子の私はちょっとだけ淋しい気持ちになった。
「さあ、頑張れ!」
アキノが良さそうな疑似餌を選んでくれ、教えてもらいながら竿を振って海へと投げ入れる。折り畳みの椅子にふたりで腰かけて引きを待つが、さすがは釣り初心者の私、ぜんっぜん釣れない。一度だけ引いたんだけど、途中で逃げられてしまった。
「うーん、せめて一匹くらい釣りたいなぁ」
「じゃあ、また疑似餌を変えてみよっか」
アキノと相談しながら何回目かの疑似餌チェンジを行う。おかげで餌をつけるのだけは上手になってきた。
「そうそう、そうやって竿を動かして」
そうして10分くらい経っただろうか。握った竿に確かな感触があった。
「きた!」
グイグイと竿がしなるので、両手でしっかりと持ち直す。私は腹に力を入れて踏ん張るが、引っ張られる力は予想以上に強い。このままだと竿が海に引き込まれそうだ。
「沙世、踏ん張れ!」
アキノが応援してくれるけど、もう十分すぎるほど踏ん張っている。海にいる敵はよほどの大物らしく、体が徐々に前のめりになってしまう。
「ダメぇええ!これ以上ムリぃいいい!」
私が叫ぶと、チビルリちゃんたちが竿に集まってきて加勢してくれた。さすがはルリの分身、小さいのにパワフルだ。私は体勢を立て直し、チビルリちゃんたちと協力して獲物を引き寄せる。ほかのチビルリちゃんが大きな網を持ってかまえる。うん、その網なら大間のマグロでも大丈夫だね。
「おりゃぁああああああああ!」
最後に渾身の力をこめて竿をあげると、釣り糸の先に丸い何かがかかっているのが見えた。チビルリちゃんがすかさず網でキャッチする、が。
「「なんじゃこりゃ!?」」
網のなかの獲物を見て、私とアキノは同時に声をあげた。
そこには、丸いタコのような生物が入っていたのだ。頭の大きさはバスケットボールくらい。タコと違うのは、足と思われる部分が頭の上から生えていることだ。クルクルと巻いた足が10本くらい、まるで髪の毛のように頭に乗っている。
そしてそのパーマの下には顔があった。黒目ばかりの大きな目とちょっぴりつき出した口がついていて、鼻はない。体は銀色に光っていて、全体的にとても気持ちが悪い。なんて言うか、きついクルクルパーマをかけた宇宙人みたいだ。
「アキノ、これは何?」
「うーん、形はターコラに似てるけど、こんなに大きくないし色も違うなぁ」
ターコラなら手のひらに乗るくらいの大きさだし、色も青いそうだ。すると網のなかの謎生物から、モヤモヤとした蒸気のようなものがあがり出した。蒸気は見る間に激しくなって、クルクルパーマのてっぺんからシューシューと盛大に吹きだす。
「わらわはターコラなどではないわ!失礼であろう、早くこの網から出すのじゃ!!」
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「る、ルリぃいいいいい!」
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