58 / 64
57(50)ゴット・ア・グルーヴィー・シング
しおりを挟む
雲の上、その上空よりか遥か高く、星の世界である暗闇との境界。
鯨はその境目を泳ぐ。
「本気でここまで飛ぶとか正気ですか?私が改造してなかったら死んでましたよ」
青白い顔をしたアリアが、呆れたように言う。
「長い間飛ぶつもりは無い。本来の速度よりも早く飛ぶために、ここから勢いをつける」
「なんで、そこまですんですかね?」
「約束の為だ」
「出来ない約束をしたくないなら、最初からしなきゃいいんですよ」
「俺にその選択はない」
「きゃー。カッコいいー。……クソガキがカッコつけてんじゃねぇよ。多少強いだけで、どうにかなったら世話はありませんよ」
修道服に似合わない悪態を吐く。
「男はカッコつけるものだ」
「お前がカッコつけるために反逆に巻き込まれた上に、帝国を支配する計画まで潰されてるんですよ?どれだけ準備したと?魔術も使えないってのに」
とんでもないヤツを味方にしたものだ……
「……今は使えるんじゃないのか?」
「はぁ?いつも通り、魔力なんてまるで感じませんけど?」
「マナ様は使っていた……それにあの化け物や珊瑚は魔術じゃないのか?」
「魔術ってのは、世界に満ちる魔力を行使するんですよ。それがまるでないのに、どうやって使うんですかねぇ?」
「じゃあ、マナ様のアレは何だ……?」
「化け物だからに決まってるじゃないですか」
「……アンナが言ってたようにか?」
「はぁー、何で人間の世界で暴れてんですかねぇ、私のような人間にとっては迷惑も良いところですよ」
「……何を知ってるんだ、お前は」
「言ってたじゃありませんか、唯一の神を目覚めさせるとか、本気ですよ、アレ」
ヘラヘラしているアリア。
……マナ様が人間じゃ無い……だからなんだと言う。
「……で、オード君。お前は何でそうまでして、あの化け物を助けたいんですかぁ?いいやこう言いましょうか、あの子のなんなんですか?」
「決まっている、俺はあの子の騎士だ、それ以上でも以下でもない」
「……はぁ、私は嘘吐きの反逆を手伝わないと行けないんですかぁ、いやですねぇ」
「嘘など言っていない」
「私は分かりますからぁ、人が嘘つく時の仕草ぐらい、余裕です」
……俺が嘘を……何を馬鹿な。
「くひひ、オード君。お前、自分の願いとか無いでしょう──いや、願うことが間違ってると思ってますねぇ?それで自分に嘘をついている」
「は……?何をでたらめな」
「人間の心理について、それなりに詳しいつもりですが、別に詳しくなくても分かるでしょうね。ぁー、こう言うの私恥ずかしくて見てられないんですよね、共感性羞恥って奴です」
訳が分からないことを……
俺が何の嘘をついているって言うんだ?
◆◆◆◆◆◆◆◆
「あ、そうだ。とぼけてるところ悪いですが、どうやらアンナに、この機体、深傷を負わされてるみたいですよぉ」
「程度は?」
「安心してください、辛うじて致命傷で済みました」
「……冗談は嫌いだ」
「あと少ししたら、ディスコルディアは揚力を失って墜落します」
「なぜ言わなかった!」
「え?なんで脅してきた相手にそんなこと言わないと行けないんですか?私が不幸になったのに、お前がのうのうとしてるとか、許せないでしょ?」
「いい性格してるな、お前」
「ありがとうございます!よく言われるんですよぉ~」
「くっ、予定には早いが今から降りるぞ!」
「あ、私は手伝いませんので。ここでオード君が死ぬ気で頑張ってるのを眺めてますね!」
「本気で女に腹が立ったのは、人生でこれが二度目だな」
「それは光栄な事ですねぇ!」
などと言っている間に、ディスコルディアは操縦するまでもなく下降し始める。
「間に合えよっ!」
「きゃー。頑張れー。」
真横でおちょくってくるアリア。
「だめだ!舵がまるで効かない!」
「ディスコルディアって結構早いですよ。それに落ちる速度まで足されて、無事で済みますかぁ?」
外に見える空の景色はゆっくりとしたものだったが、実際の速さは尋常じゃないのは間違いない。
「済むわけが……」
舵が効かないままでは、不時着は不可能だ。
なす術は無い。
「いや、まだフォルトゥーナがあるな」
「あれって二人乗れますか?」
「なんで当たり前のように乗るつもりなんだ……?」
「えっ、ここで私を見殺しにするような男が、カッコつけるとか抜かすんですか?死んだ方がいいですよ、そんな奴」
と、言っている間にも見える景色は加速していく。
「不本意だが、仕方ない……いくぞ!」
「きゃー。カッコいいー。あ、私走ったり出来ないんで、抱えて貰えますかぁ?」
「なんなんだお前……」
ふざけた奴だが、一応は元同僚だ……放置したら目覚めが悪い。
◆◆◆◆◆◆◆◆
「何とか……なったか……それにしても……」
フォルトゥーナに乗って、墜落寸前のディスコルディアから抜け出した。
墜落したディスコルディアは派手に地面を吹き飛ばし、大地に窪みを作った。
形は残ったが、もう動けそうになかった。
「チッ。オード君も大人しく死んでおけばよかったものを」
「その時はお前も死んでるからな」
「自分だけ助かる方法くらい用意しておくものですよぉ?なんなら、お前が一人でフォルトゥーナに乗ったら、ディスコルディアを直して一人で帝国に帰りましたし」
「直せるなら、何故」
「ディスコルディアは、イムラーナの流れや波に与える影響が大きすぎるので、辿れば位置がバレます。このままだと必ず追いつかれます。お前が私を置いていくようなら、普通に七元徳としてお前を始末して、復帰するだけ。そうじゃないなら、ここで痕跡を消すのが妥当です」
「お前を信用しない方がいいと言うことだけは分かったよ」
「そうですか?私はオード君が信用に足る人間だと言うことは分かりましたよぉ?」
もっと御し易い奴を味方にした方が良かったかもしれない。
鯨はその境目を泳ぐ。
「本気でここまで飛ぶとか正気ですか?私が改造してなかったら死んでましたよ」
青白い顔をしたアリアが、呆れたように言う。
「長い間飛ぶつもりは無い。本来の速度よりも早く飛ぶために、ここから勢いをつける」
「なんで、そこまですんですかね?」
「約束の為だ」
「出来ない約束をしたくないなら、最初からしなきゃいいんですよ」
「俺にその選択はない」
「きゃー。カッコいいー。……クソガキがカッコつけてんじゃねぇよ。多少強いだけで、どうにかなったら世話はありませんよ」
修道服に似合わない悪態を吐く。
「男はカッコつけるものだ」
「お前がカッコつけるために反逆に巻き込まれた上に、帝国を支配する計画まで潰されてるんですよ?どれだけ準備したと?魔術も使えないってのに」
とんでもないヤツを味方にしたものだ……
「……今は使えるんじゃないのか?」
「はぁ?いつも通り、魔力なんてまるで感じませんけど?」
「マナ様は使っていた……それにあの化け物や珊瑚は魔術じゃないのか?」
「魔術ってのは、世界に満ちる魔力を行使するんですよ。それがまるでないのに、どうやって使うんですかねぇ?」
「じゃあ、マナ様のアレは何だ……?」
「化け物だからに決まってるじゃないですか」
「……アンナが言ってたようにか?」
「はぁー、何で人間の世界で暴れてんですかねぇ、私のような人間にとっては迷惑も良いところですよ」
「……何を知ってるんだ、お前は」
「言ってたじゃありませんか、唯一の神を目覚めさせるとか、本気ですよ、アレ」
ヘラヘラしているアリア。
……マナ様が人間じゃ無い……だからなんだと言う。
「……で、オード君。お前は何でそうまでして、あの化け物を助けたいんですかぁ?いいやこう言いましょうか、あの子のなんなんですか?」
「決まっている、俺はあの子の騎士だ、それ以上でも以下でもない」
「……はぁ、私は嘘吐きの反逆を手伝わないと行けないんですかぁ、いやですねぇ」
「嘘など言っていない」
「私は分かりますからぁ、人が嘘つく時の仕草ぐらい、余裕です」
……俺が嘘を……何を馬鹿な。
「くひひ、オード君。お前、自分の願いとか無いでしょう──いや、願うことが間違ってると思ってますねぇ?それで自分に嘘をついている」
「は……?何をでたらめな」
「人間の心理について、それなりに詳しいつもりですが、別に詳しくなくても分かるでしょうね。ぁー、こう言うの私恥ずかしくて見てられないんですよね、共感性羞恥って奴です」
訳が分からないことを……
俺が何の嘘をついているって言うんだ?
◆◆◆◆◆◆◆◆
「あ、そうだ。とぼけてるところ悪いですが、どうやらアンナに、この機体、深傷を負わされてるみたいですよぉ」
「程度は?」
「安心してください、辛うじて致命傷で済みました」
「……冗談は嫌いだ」
「あと少ししたら、ディスコルディアは揚力を失って墜落します」
「なぜ言わなかった!」
「え?なんで脅してきた相手にそんなこと言わないと行けないんですか?私が不幸になったのに、お前がのうのうとしてるとか、許せないでしょ?」
「いい性格してるな、お前」
「ありがとうございます!よく言われるんですよぉ~」
「くっ、予定には早いが今から降りるぞ!」
「あ、私は手伝いませんので。ここでオード君が死ぬ気で頑張ってるのを眺めてますね!」
「本気で女に腹が立ったのは、人生でこれが二度目だな」
「それは光栄な事ですねぇ!」
などと言っている間に、ディスコルディアは操縦するまでもなく下降し始める。
「間に合えよっ!」
「きゃー。頑張れー。」
真横でおちょくってくるアリア。
「だめだ!舵がまるで効かない!」
「ディスコルディアって結構早いですよ。それに落ちる速度まで足されて、無事で済みますかぁ?」
外に見える空の景色はゆっくりとしたものだったが、実際の速さは尋常じゃないのは間違いない。
「済むわけが……」
舵が効かないままでは、不時着は不可能だ。
なす術は無い。
「いや、まだフォルトゥーナがあるな」
「あれって二人乗れますか?」
「なんで当たり前のように乗るつもりなんだ……?」
「えっ、ここで私を見殺しにするような男が、カッコつけるとか抜かすんですか?死んだ方がいいですよ、そんな奴」
と、言っている間にも見える景色は加速していく。
「不本意だが、仕方ない……いくぞ!」
「きゃー。カッコいいー。あ、私走ったり出来ないんで、抱えて貰えますかぁ?」
「なんなんだお前……」
ふざけた奴だが、一応は元同僚だ……放置したら目覚めが悪い。
◆◆◆◆◆◆◆◆
「何とか……なったか……それにしても……」
フォルトゥーナに乗って、墜落寸前のディスコルディアから抜け出した。
墜落したディスコルディアは派手に地面を吹き飛ばし、大地に窪みを作った。
形は残ったが、もう動けそうになかった。
「チッ。オード君も大人しく死んでおけばよかったものを」
「その時はお前も死んでるからな」
「自分だけ助かる方法くらい用意しておくものですよぉ?なんなら、お前が一人でフォルトゥーナに乗ったら、ディスコルディアを直して一人で帝国に帰りましたし」
「直せるなら、何故」
「ディスコルディアは、イムラーナの流れや波に与える影響が大きすぎるので、辿れば位置がバレます。このままだと必ず追いつかれます。お前が私を置いていくようなら、普通に七元徳としてお前を始末して、復帰するだけ。そうじゃないなら、ここで痕跡を消すのが妥当です」
「お前を信用しない方がいいと言うことだけは分かったよ」
「そうですか?私はオード君が信用に足る人間だと言うことは分かりましたよぉ?」
もっと御し易い奴を味方にした方が良かったかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
将来を誓い合った王子様は聖女と結ばれるそうです
きぬがやあきら
恋愛
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」
5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。
その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?
お前のような地味な女は不要だと婚約破棄されたので、持て余していた聖女の力で隣国のクールな皇子様を救ったら、ベタ惚れされました
夏見ナイ
恋愛
伯爵令嬢リリアーナは、強大すぎる聖女の力を隠し「地味で無能」と虐げられてきた。婚約者の第二王子からも疎まれ、ついに夜会で「お前のような地味な女は不要だ!」と衆人の前で婚約破棄を突きつけられる。
全てを失い、あてもなく国を出た彼女が森で出会ったのは、邪悪な呪いに蝕まれ死にかけていた一人の美しい男性。彼こそが隣国エルミート帝国が誇る「氷の皇子」アシュレイだった。
持て余していた聖女の力で彼を救ったリリアーナは、「お前の力がいる」と帝国へ迎えられる。クールで無愛想なはずの皇子様が、なぜか私にだけは不器用な優しさを見せてきて、次第にその愛は甘く重い執着へと変わっていき……?
これは、不要とされた令嬢が、最高の愛を見つけて世界で一番幸せになる物語。
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。
王家を追放された落ちこぼれ聖女は、小さな村で鍛冶屋の妻候補になります
cotonoha garden
恋愛
「聖女失格です。王家にも国にも、あなたはもう必要ありません」——そう告げられた日、リーネは王女でいることさえ許されなくなりました。
聖女としても王女としても半人前。婚約者の王太子には冷たく切り捨てられ、居場所を失った彼女がたどり着いたのは、森と鉄の匂いが混ざる辺境の小さな村。
そこで出会ったのは、無骨で無口なくせに、さりげなく怪我の手当てをしてくれる鍛冶屋ユリウス。
村の事情から「書類上の仮妻」として迎えられたリーネは、鍛冶場の雑用や村人の看病をこなしながら、少しずつ「誰かに必要とされる感覚」を取り戻していきます。
かつては「落ちこぼれ聖女」とさげすまれた力が、今度は村の子どもたちの笑顔を守るために使われる。
そんな新しい日々の中で、ぶっきらぼうな鍛冶屋の優しさや、村人たちのさりげない気遣いが、冷え切っていたリーネの心をゆっくりと溶かしていきます。
やがて、国難を前に王都から使者が訪れ、「再び聖女として戻ってこい」と告げられたとき——
リーネが選ぶのは、きらびやかな王宮か、それとも鉄音の響く小さな家か。
理不尽な追放と婚約破棄から始まる物語は、
「大切にされなかった記憶」を持つ読者に寄り添いながら、
自分で選び取った居場所と、静かであたたかな愛へとたどり着く物語です。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる