死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜

猫パンチ

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#17 解体

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宴会はまだ続く。

レンと双子が話しているとベルガモットがやってくる。

「レン君。改めて礼を言うよ。娘を助けてくれてありがとう。」
「いえ、俺は大したことはしてないって言ってるじゃないですか。」
「ふふっ、君は謙虚だね。そこが君のいいところでもあるね。それで・・・これからどうするんだい?」
「これから?」
「ああ。君のことだから、この家でのんびり過ごすこともないだろう?」

いや、のんびりまったりと過ごしたいですけど。

「君はまだ14歳だからね。学校もいかなきゃ行けない。」
「学校・・・そうだ!忘れてた!レン、私と一緒に剣術学校行くのよね!?」
「え、なにそれ!レンくんは技術学校行ったほうが輝くよ!」
「はあ?レンの戦ってるところは物凄く輝いてたわよ!」
「戦いよりも技術を磨いて、この世界の発展に貢献したほうがいいもん!」
またも取り合いをする双子。

「こら、お前たち!みっともないから止めなさい!」
『だって!!』
おお、流石双子。よくハモるな。

「学校って行かないと駄目なんですか?」
「うーん・・・行かない子をみたことないからね。どんな家に産まれようと学校に行くのは義務なんだ。卒業しないと成人として認められないし、笑われてしまうよ。」

やっぱり駄目かぁぁ・・・
学校にはいい思い出ないんだよなぁ・・・

「剣術、魔法、技術。ここで暮らす以上はどれかしらの学校に行った方が将来のためにいいと思うよ。」
「絶対に剣術!」
「絶対に技術!」
「うーん・・・」

悩むレン。

そして・・・

「全部に行くのは駄目なんですか?」
『・・・は?』
「俺のスキルってどれにも当てはまるじゃないですか?どうせ行かなきゃいけないなら3つ全部行きたいんですけど。」
「全ての学校に・・・?」
「はい。」
「はあ!?アンタ、ばかぁ?体が一つしかないのに行けるわけないじゃない!」

おおう・・・またリアル「アンタ、ばかぁ?」頂きました。
やっぱり嬉しいが勝るな。

「同時には行かないよ。だから日替わりで行くんだ。1日づつ順番で。」
「確かに・・・それなら行けるけど前例がないし、大変じゃないかい?」
「まあ、大丈夫ですよ。勉強の方は出来るんで、あとは皆のスキルを見るだけですし。」
「勉強出来るの・・・!?じゃあ20×5は!?」
「100でしょ。馬鹿にしてるの?」
「え!?何で直ぐに答えられるの!?」
「そんな簡単な問題、暗算でいけるでしょ?」
「暗算・・・?なにそれ?」
「え!?暗算知らないの!?頭の中で計算することだよ!?」
「頭の中で!?こんな難しい問題が!?」
「はあ!?何処が難しいの!?」
「難しくないの!?」
「アンバーグリスも!?二人共バカなの!?」
『失礼な!!これでも学年トップクラスよ!!』
おおう、またハモった・・・

「5✕20を直ぐに答えられないのにトップクラスってどれだけこの世界は頭が悪いの!?」
「じゃあアンタの世界ではこの問題何歳で習うのよ!」
「何歳だろ?少なくとも10歳前には解けたはずだけど?」
『えええ!?!?』
驚きを隠せない双子。
「学校も入ってない子が解けるの・・・?」
「日本では6歳くらいから学校行くし。」
「そうなの!?」
「うん。なんか益々学校いかなくても大丈夫な気がするな・・・」
「そうだね・・・でも義務だから取り敢えず3つの学校長に連絡してみるよ。」
「はい、お願いします。」
「あ、後明日時間貰えるかな?」
『えっ!?』
「えって二人共何かレン君に用でもあるのかい?」
「私はレンと剣術を・・・」
「私はレンくんと発明を・・・」
「そんなの何時でも出来るね!こっちはノート家の今後に関わる事だからね。私を優先させてもらうよ。」
『うう・・・わかりました・・・』
しょんぼりする2人。

「で、ノート家の今後に関わる事とは?」
「ああ。君が倒した悪魔の森の魔物の解体をして国王陛下にも献上しようと思ってね。」
「国王陛下に!?」
「ああ。君も謁見に立ち会ってもらうよ?」

謁見!?
なんて面倒くさそうな言葉!!

「いえ、結構です。」
「へ!?」
「行きたくありません。なんか面倒くさいことになりそうなので。」
「駄目だよ!倒した本人が来ないと説明がつかないだろ?それに、もしかしたら学校行かなくても成人の証を手に入れることが出来るかもしれないよ?」
「ううっ!確かに・・・それは欲しいですね・・・。」
「君が学校に行かなくても大丈夫だということを証明できれば頂けると思うんだよね。だから行って損はないと思うよ。謁見が終わったらお酒の製造を手伝ってほしいんだ。さっき、ワインというものを飲ませて貰ったが、あればとても美味しかったよ。ビールだけでなく、ワインの製造もしようと思うんだ。」
レン達の少し離れた所にジョージ達が酒を浴びるように飲んで騒いでいる。

「大好評でなによりです。」
「あ、国王陛下の手土産に持っていく分も出して貰えるかな?販売の許可を得ないといけないからね。」
「え!?国王が決めるんですか!?」
「ああ。この国に利益になるかどうか国王陛下が判断したいらしいんだ。特にうちは公爵家だから影響度も高い。まあ、国王陛下もお酒は好きだし、この美味しさなら絶対に許可は降りると思うんだ!」
「そうですか。わかりました。用意します。」
「有難う。じゃあ、明日頼んだよ。」
そう言ってその場を去るベルガモット。

「はああ・・・謁見とか面倒くさいんですけど・・・」
「まあしょうがないわよ。でも、国王陛下は気さくな人だから安心して。」
「そうだよ!御父様の親友だし!」
「え!そうなの!?」
「ええ。学生時代からのね。因みに王妃様と御母様も友達よ。」
「公爵家だから結構繋がりがあるからね!」
「じゃああんまり固くならずにいけるね。」

そして、3人で話していると・・・

「おい!小僧!!大変だ!!」
ジョージが大きな声でレンを呼ぶ。
「え!?どうしたんですか!?」
「さ、酒がなくなっちまったァァァ!!」
「えええええ!?あんなに出したのに!?」
「だって美味えんだもん。」
おじさんのだもん可愛くないからやめろ。
「もうこれ以上は止めたほうがいいんじゃないですか?」
「はあ!?俺達はまだまだいけるんだよ!」
「でも・・・」
何とか断ろうと考えていると・・・

「レンくーん!!スイーツが無くなっちゃったわ!!もっと出してぇぇ!!」
「えええええええー!そっちも!?」
「あんなに美味しいんだもの!無くなるわよ!」
食べきれないくらい出した筈なのに・・・
「レン!お料理もなくなってるわよ!」
「ええええええ!!!皆どんだけ食うんだよ!!はあぁぁ・・・仕方ない。」

レンは別室に移動して召喚をしようとすると・・・
〈レンさぁぁぁん!!スイーツとお菓子なくなっちゃったァァァ!!まだ食べられるのにぃぃぃ!!〉
創造神、お前もかァァァァァ!!!

〈マスター!昨日、無くなったら言えって言いましたよね?さあお願いします!〉
くっ!あんなこと言うんじゃなかった!!

結局レンは先程と同じ料理の食事やお酒、スイーツを召喚する羽目になった・・・

「小僧わりいな!!よし!てめえ等!飲み直すぞ!!」
『おう!!』
「レンくんありがと♡ぎゅ~しちゃう♡」
アイリスの谷間に挟まれるレン。

うん、出して良かった!!

「お、御母様!!はしたないから止めて!!レンが苦しそう!!」
そう言って剥がされるレン。

ローズマリー!!俺になんか恨みでもあんのかァァァ!!これはご褒美なんだよ!!邪魔すんな!!

「レン君、悪かったね。助かるよ。」
「いえ。じゃあ俺は先に休みます。運転で疲れたので。」
「え、そうかい?じゃあ部屋に案内を・・・」
「あ、中庭で暮らすんで大丈夫です。」
「え!?駄目だよ!ちゃんと部屋で寝ないと休まらないよ!?」
「俺は少しでも彼奴等と一緒に居たいんです。だからお構いなく。」
「しかし・・・」
「じゃあおやすみなさい!」
ベルガモットが止めるがレンは気にせず中庭へと向かっていった。

「レン君・・・遠慮をしてるのかな・・・」
「遠慮なんかしなくてもいいのに。」
「でも本当に従魔と一緒にいたいのかもよ?」
「レン君は優しいからね。」


そして次の日・・・

ローズマリーはレンのことが気になり、中庭に。

すると・・・

「ええええええ!?!?」
中庭には一軒の家が建っていた。
悪魔の森にあったレンの家だ。

ローズマリーは直ぐに家の中に入る。

居間では従魔達が仲良く寝息を立てていた。
それをスルーして2階に上がり、目に付く部屋の扉を開け、遂にレンの寝室を発見する。

「いたァァァァァ!!!」
ローズマリーの大声にびっくりして起き上がるレン。

「なっ!?ローズマリー!?朝から驚かすなよ!」
「驚いたのはこっちよ!何で中庭に家があるのよ!!」
「なんでって・・・出したから?」
「そりゃ出したからあるんでしょうよ!家出すならうちの部屋使えばいいじゃない!」
「えーやだよ。ここの方が住み慣れてるし、自分の好きな物沢山あるし、何より彼奴等と一緒に住めるだろ?」
「確かに魔物達を家にあげると大変なことになるけど・・・・」
「だろ?さてと・・・風呂でも入ってベルガモットさんの所に行くか!」
「風呂・・・ああ!そういえば!髪の毛サラサラになるやつ貰ってない!!」
「あ、そうだった!」
召喚サモン!!高級シャンプー&トリートメント!!》

レンが召喚魔法を唱えると目の前にシャンプーとトリートメントが現れる。

「髪を濡らしたあとシャンプー、トリートメントの順に髪の毛に付けて泡立てて。性能が上がってるから直ぐにサラサラになるよ!」
「わかった!先ずはシャンプーからね!じゃあ私もお風呂に入ってくるわ!」
そう言ってレンの部屋から出ていくローズマリー。

「さてと。俺も風呂入るか。」

レンは脱衣所で服を脱ぎ、浴槽の扉を開ける。

するとそこには裸のローズマリーが・・・

「え!?」
「へ!?」
シャンプーをしてる為、全てが丸見えのローズマリー。



アイリスの巨乳が遺伝しているのか、歳の割には膨らんでいる胸。
レンも下半身丸だしでそれなりに立派なモノをぶら下げていた。

「キャァァァァァァ!!!」
「うわぁぁぁ!!!」
レンは直ぐに外に出る。

「何でここにいるんだよ!!」
「だって直ぐに使いたかったんだもん!!うちのお風呂はこの時間清掃中だし!!」
お互い顔が真っ赤だ!

ローズマリー・・・いいおっぱいしてたな・・・アイリスさんの血を引いてるだけある・・・将来が楽しみだな・・・

(レンに・・・見られた・・・てゆーか、私も見ちゃった・・・これはもう・・・)

「・・・見たでしょ。」
「わ、わざとじゃないからな!」
「・・・責任とって貰うからね。」
「責任!?」
「当然じゃない!私の裸見たんだから責任取って結婚しなさいよね!!」
「ええ!?結婚!?」
「わかったわね!!」
「えええええ・・・」
初めてのラッキースケベの代償が重すぎたレンだった。

(ふっふっふっ・・・これでレンは私のものよ・・・♡)

そして風呂から出てきたローズマリー。

「なんか頭がスッキリした気がする!いい匂いするし!」
「まあ石鹸で洗うよりするだろうね。」
てゆーか、先程のことがなかったかのように話すけどいいのかな?
「これ乾いたらサラサラになる?」
なんにも言ってこないし、とりあえずスルーしておこう。
「多分なるんじゃない?ドライヤー使う?」
「ドライヤー・・・?」
「髪の毛を乾かす機械だよ。こっち来て。」
「う、うん。」
レンに連れられ洗面所へと戻る。

「ま、まさか一緒に入るの・・・?裸を見せあった関係だからって・・・そういうことするのは結婚してから・・・」
顔を赤くして話すローズマリー。
「違うよ!」
入りたいけどね!
やっぱり、なかったことにはなってなかった!
「髪の毛を乾かすんだろ!」
「そ、そうよね!」
(でもレンとなら一緒に入っても・・・結婚するし・・・)
レンと一緒に入ってるところを想像してさらに顔が赤くなるローズマリー。

「そこに座って。」
洗面所にあった椅子に座らせてドライヤーで髪の毛を乾かせるレン。
「わあ!なにこれ!なんか温かい風がでてくる!」
「温風で髪を乾かせる機械だよ。自然に乾くのを待つより断然早く乾くんだ。髪が濡れたままだと蒸れて臭くなるからこうやってドライヤーで乾かしたほうがいいよ。」
「えっ!臭くなるの!?そんな・・・これも頂戴!!」
「それは無理だな。これはこの家でしか使えないし。」
「えええ!!そんなあ!」
「アンバーグリスに作って貰えばいいんじゃない?これを作れたら世界中の女性が喜ぶよ?」
「確かに!早速作ってもらうわ!」

そして数分で髪が乾き・・・

「わあ!!サラサラ!つるつる!!凄い!!」
とても嬉しそうなローズマリー。
「よかったね。」
「うん!ありがとう!じゃあ早速アンバーの所に行って作って貰うわね!」
「ああ。俺も準備してベルガモットさんの所に行かないとな。」

そして、さっと風呂に入り、準備を整える。

「じゃあ行ってくるね!」
「まって、レンパイセン!ここ超暇なんだけど!」
「こんな所にいたらなまっちゃうし!」
「確かにお前達には暇だよな・・・悪魔の森に転送してあげようか?夜には召喚すれば戻って来れるし。」
『是非!!』←ライア、リーゼ、フェルフレイム
「全く野蛮な奴らにゃん。」
『ああ!?』
「はいはい、喧嘩になる前に送るよー。」
《転送!!》
レンが転送魔法を唱えると3匹は一瞬にして消える。
「ふう、これで静かになったにゃん。もう一寝入りしたらあの小娘にブラッシングさせるにゃん。」
「じゃあ俺は行くからねー。」
「行ってらっしゃいにゃん。」

レンは家を後にし、ベルガモットの書斎へ向かう。
広すぎて迷いそうな所、メイドさんが案内してくれてすんなり着くことが出来た。

「ベルガモットさん、お待たせしました。」
「お、待ってたよ。じゃあ早速私の商会へ行こう。商店の解体所で解体したら王城へ行くよ。」
「うう、行きたくない・・・」
「学校のことでお願いしなきゃいけないんだから仕方ないよ。そんな固くならなくても大丈夫だよ。あい・・・国王陛下は話やすいからね!」
今あいつって言おうとしたな。
「わかりました・・・」
「アイリスが待ってるから急ごう!」

二人は近くにあるノート商会へと向かう。

「レンくーん!!」

商会に着くとアイリスが手を降って待っていた。

「待ってたわよ!じゃあ早速けが・・・魔物の死体を出して頂戴!」
今、毛皮って言おうとしたな。
余程毛皮欲しかったんだな。 
「先ずは中に入ってからにしましょう。」
「あ、そうね!」

解体所に入ると数人の屈強な男達が待っていた。
「この者達は解体スキルを持っているウチ専属の解体士だ。」
「解体士ですか!皆さん、今日は宜しくお願いします。」
「おう!よろしくな!」
「挨拶なんていいから早くぅ!!」
「はいはい。じゃあ出しますよ。」
レンはアイテムボックスから大量の魔物の死体を出す。

『ええええええええええ!!!』
解体士達が大量の死体に驚く。
「アルティメットカルネージベア・・・しかもこんなキレイな状態で・・・」
「フォレストキングボアにバーニングデスウルフ・・・」
「凄え・・・俺、悪魔の森の魔物なんて初めて解体するよ・・・」
「こんな大量の死体が入るアイテムボックスを持ってるなんて・・・」
「てゆーか、この魔物達は一体誰が倒したんですか!?」
「勿論このレン君だ。」
『ええええええええ!?』
「こんな子供が!?」
「レンくんは強いの!そんなことより貴方達!!さっさと解体して頂戴!!」
『はい!!』
アイリスに言われて急いで作業に入る解体士達。

魔物の死体は次々と解体されていく。
毛皮が取れる度にアイリスの目がギラギラしてゆく。

作業は順調に進んでいくと思ったが、問題が生じる。

「ベルガモット様!アルティメットカルネージベアの皮膚が硬すぎて刃が通りません!」
「ええ!?」
声を上げたのはアイリス。
「皮を剥ごうにも刃が通らないことには・・・」
「アナタ!どうするの!折角の毛皮が!!」
「まさかこんなにも硬いとは・・・」
解体士の誰もが諦めかけた時だった。

「俺、解体してもいいですか?」

『・・・は?』
レンの言葉に解体士達の時が止まる。

「皆さんの見たので出来ると思うので!」
「いやいやいや!!見ただけで出来るわけ「レン君、やって頂戴!」奥様!?」
「レン君なら出来るわ!さあ!私に毛皮を!!」
もうアイリスさんの中には毛皮しか頭にないな。
じゃあやってみるか!
と、その前に・・・
召喚サモン!解体道具一式!!》
レンが召喚魔法を唱えると目の前に解体道具一式が現れる。

『ええええええええ!!!!』
それを見た解体士達が驚く。
「ああ!レン君!そのスキルを無闇に人前で使っちゃ駄目だって言ったじゃないか!」
「あ!」
「お前達!このことは他言無用だからな!」
「は、はい!」
「そんなことより解体を!!」
「アイリス!そんなことよりって「アナタは黙ってて・・・」はい。」
アイリスの気迫に何も言えなくなるベルガモット。

「じゃあ始めます!!」

続く
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