48 / 60
第48話 森の中 再会
しおりを挟む
「どうしたのです? 僕はまだ生きていますよ?」
追手の剣を受けながら、反撃を繰り出し、確実に蛇の国の者を薙いでいく。
むせ返るほどの血の匂いだが、自分のものかそれとも転がる死体のものかわからないほど、血塗れであった。
「何だ、お前は……」
「何故、そこまで切られても死なない?」
「僕はそういう種族なのですよ? 知らないんですか?」
話している間にくっついた傷口をちらりと見て、口元に笑みを浮かべる。
(焦りを見せてはいけない、付け込まれてしまう)
僅かばかり回復速度は落ちているのだが、それは二コラ以外わからないだろう。
蛇族は目が良いわけでも、夜目が効くわけでもはない。
嗅覚に優れているのだ。
それ故に二コラの血の匂いを感じてこうして追いかけてきたのだ。
ニコラが先陣を切ったのも盾になったのもその為。元より囮になり、部下を逃がすと考えていたから。
(僕は簡単には死なないし、エリック様が寄こしてくれたもの達を死なせるわけには行かないしね)
今回レーヴェとの交渉の為に選ばれたものはエリック自らが選んだ者達だ。ならばそれは信頼に値する者だろう、今後のファルケの為にも必要な人材である可能性は高い。
だから二コラは頑張った。
痛みがないわけでも、恐怖を感じないわけではない。
エリックへの忠誠心がそれを上回るだけだ。
「さぁ、次の相手は誰でしょう? 僕を殺せるものは居ますか?」
この状況で笑みを浮かべれば相手は勝手に怯む。
恐怖心に飲まれた蛇族の者達は動けない。
場は完全に二コラが支配していた。
そんな時に突如火柱が上がる。
「「「なっ?!」」」
その場にいた皆が驚く。
その炎はひと一人のみ込むほど大きいが、不思議と周囲に草木には移らない。
「火だるまになりたくなかったら、その人から離れるんだ!」
怒声が響く。この炎はライカによるものだ。
「まぁ凄いわね。それに明るいと助かるわ、アタシでも見えるもの」
「オスカー?!」
仲間の声に二コラは反応した。
驚く二コラを置き去りに、煌々とした灯りの中で次々と男達が倒れていく。
ようやく静かになったところで、オスカーが二コラに駆け寄っていった。
「何故あなたがここに? エリック様の護衛は?」
「キュアも近衛騎士もいるし大丈夫よ。それより凄い血だわ、大丈夫?」
「大丈夫です、少々疲れましたが」
持っていた剣を落とし、ため息を吐いた。
「途中でファルケの子たちにも会ったわ。彼らが夜通し走ればエリック様まですぐ伝わるわよ。よく頑張ったわね」
それを聞いて安心し、ますます力が抜けた。
「吉報が聞けて何よりです、頑張った甲斐がありました」
「ねぇ。疲れてるだろうしこんな状況なんだけど、あなたに可愛いお客さんが来てるの。会ってちょうだい」
「客?」
この場面でどういう事かと促された方を見て、二コラは目を見開いた。
「ま、お……?」
ニコラにとっては完全に予想だにしていなかった人物がそこにいた。
「兄さん……」
マオは二コラの顔を見て、声を聞いて、ようやく会えたのだと涙を流し、血に汚れるのも構わずに抱き着いた。
「会いたかったです!」
「こんなところで会うとは思っていなかった……久しぶりだね、マオ」
おいおい泣くマオを慰める二コラに、リオンは安堵と嫉妬の目線を送ってしまった。
念願の場面なのに、どうにもやはり心が狭い。
「マオ、積もる話は後にしよう。リオン様、僕が監禁されていた建物へと案内します。何か手がかりがあるかもしれませんから」
血が移ってしまったマオに濡らした布を渡し、リオンは二コラを見る。
(怪我をしているって聞いたけど、見た感じ全部返り血……だよね?)
ニコラにも同じく血を拭くものを渡して観察するが、やはり傷は見られない。
「じゃあ街道に置いてきている馬車で行こう。その場所までここからでは遠いんだよね?」
「えぇ。結構距離はあります。もしかしたら残党がいるかもしれないのでお気をつけて」
リオンの隣に二コラが並び、歩きながらお互いの情報を交換する。
ニコラの方が背が高い為に若干上向き姿勢になるのが悔しい。二コラに対して妙な嫉妬心がまた生まれた。
だが、二コラは気づいていないのか、それとも知ってて触れないのか、顔色一つ変えずに話を聞いている。
「……僕達が国を出てから、思った以上に深刻な状況になったのですね。リオン様、ありがとうございます。両国が戦をするような事にならずに済んだのはあなたの存在が大きい」
「たまたま異分子であった僕が混じった為にそう見えるだけだよ。エリック様もティタン様もそんな短慮ではないし、戦は起きなかったと思うけれど」
「お二方はそんな事はしませんが、城内のもの全てが同じ思いとは限りません。民衆を味方につけ、戦を仕掛けようと先導する者が出た可能性もありますから」
「民衆を味方に、か……そうだね。そうなっていたらさすがにどうなったかわからないな」
もしかしたら既に動いているのだろうか。
心配になってくる。
「だが企みがある程度バレたのならばそれももう無理でしょう。狼族を使者に立て、しかもレーヴェから返している。レーヴェは使者を返したことでファルケに非はないとし、ファルケもレーヴェが使者を返したことで和解が成立したと見るはずです。後は先の使者が帰ってこない事については、両国上手く誤魔化してくれているはずです」
「そんなに話したつもりはないけれど、そこまで見て取れた?」
「こう見えてエリック様の一番の従者ですから」
「凄い頭の回りようだ。よくそれで裏切ろうとしないね」
下剋上までは考えないのだろうか。
「ありえません。僕はエリック様のものですから、絶対に逆らう事はしませんよ」
淡々と言ったところで丁度馬車まで戻って来た。
「僕は血がついていますし道もわかるので、御者をします。車内に入ったらこの匂いが充満するでしょうから」
体についた血はともかく衣類のものは取れない。寂しそうにするマオを見て、二コラが微笑む。
「落ち着いたら昔の話をしよう」
ぽんと頭を軽く撫で、御者席へと回る。
「忠臣だなぁ。うちのカミュといい勝負だ」
「……恐縮です」
本音なのか揶揄いなのかわからないが、カミュは頭を下げる。
やがて静かに馬車が動き出すと、マオはうとうととし始めた。
「二コラに会えたから気が緩んだのね、少し休んでるといいわ」
積み込んでいた毛布を掛けるとマオはすぐに寝息を立てる。
「普通の少女がここまで頑張ったのですから凄いですよ……」
あのような惨状を見ても、泣きも喚きもしなかったマオにセシルは賛辞を贈る。
「そうだね。どうやら過酷な環境で生活していたようだし、ちょっとやそっとの荒事は平気みたいなんだ」
マオの体を自身に寄りかからせながらリオンは優しい目を向ける。
「かと言ってこんなかわいい女の子をあまり酷い環境に連れて行きたくはないわね。後はアタシ達が終わらせないとね。そろそろ本領発揮出来そうだし」
オスカーはウインクする。
空は白くなり、夜が明け始めていた。
追手の剣を受けながら、反撃を繰り出し、確実に蛇の国の者を薙いでいく。
むせ返るほどの血の匂いだが、自分のものかそれとも転がる死体のものかわからないほど、血塗れであった。
「何だ、お前は……」
「何故、そこまで切られても死なない?」
「僕はそういう種族なのですよ? 知らないんですか?」
話している間にくっついた傷口をちらりと見て、口元に笑みを浮かべる。
(焦りを見せてはいけない、付け込まれてしまう)
僅かばかり回復速度は落ちているのだが、それは二コラ以外わからないだろう。
蛇族は目が良いわけでも、夜目が効くわけでもはない。
嗅覚に優れているのだ。
それ故に二コラの血の匂いを感じてこうして追いかけてきたのだ。
ニコラが先陣を切ったのも盾になったのもその為。元より囮になり、部下を逃がすと考えていたから。
(僕は簡単には死なないし、エリック様が寄こしてくれたもの達を死なせるわけには行かないしね)
今回レーヴェとの交渉の為に選ばれたものはエリック自らが選んだ者達だ。ならばそれは信頼に値する者だろう、今後のファルケの為にも必要な人材である可能性は高い。
だから二コラは頑張った。
痛みがないわけでも、恐怖を感じないわけではない。
エリックへの忠誠心がそれを上回るだけだ。
「さぁ、次の相手は誰でしょう? 僕を殺せるものは居ますか?」
この状況で笑みを浮かべれば相手は勝手に怯む。
恐怖心に飲まれた蛇族の者達は動けない。
場は完全に二コラが支配していた。
そんな時に突如火柱が上がる。
「「「なっ?!」」」
その場にいた皆が驚く。
その炎はひと一人のみ込むほど大きいが、不思議と周囲に草木には移らない。
「火だるまになりたくなかったら、その人から離れるんだ!」
怒声が響く。この炎はライカによるものだ。
「まぁ凄いわね。それに明るいと助かるわ、アタシでも見えるもの」
「オスカー?!」
仲間の声に二コラは反応した。
驚く二コラを置き去りに、煌々とした灯りの中で次々と男達が倒れていく。
ようやく静かになったところで、オスカーが二コラに駆け寄っていった。
「何故あなたがここに? エリック様の護衛は?」
「キュアも近衛騎士もいるし大丈夫よ。それより凄い血だわ、大丈夫?」
「大丈夫です、少々疲れましたが」
持っていた剣を落とし、ため息を吐いた。
「途中でファルケの子たちにも会ったわ。彼らが夜通し走ればエリック様まですぐ伝わるわよ。よく頑張ったわね」
それを聞いて安心し、ますます力が抜けた。
「吉報が聞けて何よりです、頑張った甲斐がありました」
「ねぇ。疲れてるだろうしこんな状況なんだけど、あなたに可愛いお客さんが来てるの。会ってちょうだい」
「客?」
この場面でどういう事かと促された方を見て、二コラは目を見開いた。
「ま、お……?」
ニコラにとっては完全に予想だにしていなかった人物がそこにいた。
「兄さん……」
マオは二コラの顔を見て、声を聞いて、ようやく会えたのだと涙を流し、血に汚れるのも構わずに抱き着いた。
「会いたかったです!」
「こんなところで会うとは思っていなかった……久しぶりだね、マオ」
おいおい泣くマオを慰める二コラに、リオンは安堵と嫉妬の目線を送ってしまった。
念願の場面なのに、どうにもやはり心が狭い。
「マオ、積もる話は後にしよう。リオン様、僕が監禁されていた建物へと案内します。何か手がかりがあるかもしれませんから」
血が移ってしまったマオに濡らした布を渡し、リオンは二コラを見る。
(怪我をしているって聞いたけど、見た感じ全部返り血……だよね?)
ニコラにも同じく血を拭くものを渡して観察するが、やはり傷は見られない。
「じゃあ街道に置いてきている馬車で行こう。その場所までここからでは遠いんだよね?」
「えぇ。結構距離はあります。もしかしたら残党がいるかもしれないのでお気をつけて」
リオンの隣に二コラが並び、歩きながらお互いの情報を交換する。
ニコラの方が背が高い為に若干上向き姿勢になるのが悔しい。二コラに対して妙な嫉妬心がまた生まれた。
だが、二コラは気づいていないのか、それとも知ってて触れないのか、顔色一つ変えずに話を聞いている。
「……僕達が国を出てから、思った以上に深刻な状況になったのですね。リオン様、ありがとうございます。両国が戦をするような事にならずに済んだのはあなたの存在が大きい」
「たまたま異分子であった僕が混じった為にそう見えるだけだよ。エリック様もティタン様もそんな短慮ではないし、戦は起きなかったと思うけれど」
「お二方はそんな事はしませんが、城内のもの全てが同じ思いとは限りません。民衆を味方につけ、戦を仕掛けようと先導する者が出た可能性もありますから」
「民衆を味方に、か……そうだね。そうなっていたらさすがにどうなったかわからないな」
もしかしたら既に動いているのだろうか。
心配になってくる。
「だが企みがある程度バレたのならばそれももう無理でしょう。狼族を使者に立て、しかもレーヴェから返している。レーヴェは使者を返したことでファルケに非はないとし、ファルケもレーヴェが使者を返したことで和解が成立したと見るはずです。後は先の使者が帰ってこない事については、両国上手く誤魔化してくれているはずです」
「そんなに話したつもりはないけれど、そこまで見て取れた?」
「こう見えてエリック様の一番の従者ですから」
「凄い頭の回りようだ。よくそれで裏切ろうとしないね」
下剋上までは考えないのだろうか。
「ありえません。僕はエリック様のものですから、絶対に逆らう事はしませんよ」
淡々と言ったところで丁度馬車まで戻って来た。
「僕は血がついていますし道もわかるので、御者をします。車内に入ったらこの匂いが充満するでしょうから」
体についた血はともかく衣類のものは取れない。寂しそうにするマオを見て、二コラが微笑む。
「落ち着いたら昔の話をしよう」
ぽんと頭を軽く撫で、御者席へと回る。
「忠臣だなぁ。うちのカミュといい勝負だ」
「……恐縮です」
本音なのか揶揄いなのかわからないが、カミュは頭を下げる。
やがて静かに馬車が動き出すと、マオはうとうととし始めた。
「二コラに会えたから気が緩んだのね、少し休んでるといいわ」
積み込んでいた毛布を掛けるとマオはすぐに寝息を立てる。
「普通の少女がここまで頑張ったのですから凄いですよ……」
あのような惨状を見ても、泣きも喚きもしなかったマオにセシルは賛辞を贈る。
「そうだね。どうやら過酷な環境で生活していたようだし、ちょっとやそっとの荒事は平気みたいなんだ」
マオの体を自身に寄りかからせながらリオンは優しい目を向ける。
「かと言ってこんなかわいい女の子をあまり酷い環境に連れて行きたくはないわね。後はアタシ達が終わらせないとね。そろそろ本領発揮出来そうだし」
オスカーはウインクする。
空は白くなり、夜が明け始めていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】冷徹執事は、つれない侍女を溺愛し続ける。
たまこ
恋愛
公爵の専属執事ハロルドは、美しい容姿に関わらず氷のように冷徹であり、多くの女性に思いを寄せられる。しかし、公爵の娘の侍女ソフィアだけは、ハロルドに見向きもしない。
ある日、ハロルドはソフィアの真っ直ぐすぎる内面に気付き、恋に落ちる。それからハロルドは、毎日ソフィアを口説き続けるが、ソフィアは靡いてくれないまま、五年の月日が経っていた。
※『王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく。』のスピンオフ作品ですが、こちらだけでも楽しめるようになっております。
狼隊長さんは、私のやわはだのトリコになりました。
汐瀬うに
恋愛
目が覚めたら、そこは獣人たちの国だった。
元看護師の百合は、この世界では珍しい“ヒト”として、狐の婆さんが仕切る風呂屋で働くことになる。
与えられた仕事は、獣人のお客を湯に通し、その体を洗ってもてなすこと。
本来ならこの先にあるはずの行為まで求められてもおかしくないのに、百合の素肌で背中を撫でられた獣人たちは、皆ふわふわの毛皮を揺らして眠りに落ちてしまうのだった。
人間の肌は、獣人にとって子犬の毛並みのようなもの――そう気づいた時には、百合は「眠りを売る“やわはだ嬢”」として静かな人気者になっていた。
そんな百合の元へある日、一つの依頼が舞い込む。
「眠れない狼隊長を、あんたの手で眠らせてやってほしい」
戦場の静けさに怯え、目を閉じれば仲間の最期がよみがえる狼隊長ライガ。
誰よりも強くあろうとする男の震えに触れた百合は、自分もまた失った人を忘れられずにいることを思い出す。
やわらかな人肌と、眠れない心。
静けさを怖がるふたりが、湯気の向こうで少しずつ寄り添っていく、獣人×ヒトの異世界恋愛譚。
[こちらは以前あげていた「やわはだの、お風呂やさん」の改稿ver.になります]
【完結】たれ耳うさぎの伯爵令嬢は、王宮魔術師様のお気に入り
楠結衣
恋愛
華やかな卒業パーティーのホール、一人ため息を飲み込むソフィア。
たれ耳うさぎ獣人であり、伯爵家令嬢のソフィアは、学園の噂に悩まされていた。
婚約者のアレックスは、聖女と呼ばれる美少女と婚約をするという。そんな中、見せつけるように、揃いの色のドレスを身につけた聖女がアレックスにエスコートされてやってくる。
しかし、ソフィアがアレックスに対して不満を言うことはなかった。
なぜなら、アレックスが聖女と結婚を誓う魔術を使っているのを偶然見てしまったから。
せめて、婚約破棄される瞬間は、アレックスのお気に入りだったたれ耳が、可愛く見えるように願うソフィア。
「ソフィーの耳は、ふわふわで気持ちいいね」
「ソフィーはどれだけ僕を夢中にさせたいのかな……」
かつて掛けられた甘い言葉の数々が、ソフィアの胸を締め付ける。
執着していたアレックスの真意とは?ソフィアの初恋の行方は?!
見た目に自信のない伯爵令嬢と、伯爵令嬢のたれ耳をこよなく愛する見た目は余裕のある大人、中身はちょっぴり変態な先生兼、王宮魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
*全16話+番外編の予定です
*あまあです(ざまあはありません)
*2023.2.9ホットランキング4位 ありがとうございます♪
英雄魔術師様とのシークレットベビーが天才で隠し通すのが大変です
氷雨そら
恋愛
――この魔石の意味がわからないほど子どもじゃない。
英雄魔術師カナンが遠征する直前、フィアーナと交わした一夜で授かった愛娘シェリア。フィアーナは、シェリアがカナンの娘であることを隠し、守るために王都を離れ遠い北の地で魔石を鑑定しながら暮らしていた。けれど、シェリアが三歳を迎えた日、彼女を取り囲む全ての属性の魔石が光る。彼女は父と同じ、全属性の魔力持ちだったのだ。これは、シークレットベビーを育てながら、健気に逞しく生きてきたヒロインが、天才魔術師様と天才愛娘に翻弄されながらも溺愛される幸せいっぱいハートフルストーリー。小説家になろうにも投稿しています。
孤独なもふもふ姫、溺愛される。
遊虎りん
恋愛
☆☆7月26日完結しました!
ここは、人間と半獣が住んでいる星。いくつかある城の1つの半獣の王と王妃の間に生まれた姫は、半獣ではない。顔が『人』ではなく『獣』の顔をした獣人の姿である。半獣の王は姫を城から離れた塔に隠した。孤独な姫ははたして、幸せになれるのだろうか。。。
獣人の世界に落ちたら最底辺の弱者で、生きるの大変だけど保護者がイケオジで最強っぽい。
真麻一花
恋愛
私は十歳の時、獣が支配する世界へと落ちてきた。
狼の群れに襲われたところに現れたのは、一頭の巨大な狼。そのとき私は、殺されるのを覚悟した。
私を拾ったのは、獣人らしくないのに町を支配する最強の獣人だった。
なんとか生きてる。
でも、この世界で、私は最低辺の弱者。
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
山賊な騎士団長は子にゃんこを溺愛する
紅子
恋愛
この世界には魔女がいる。魔女は、この世界の監視者だ。私も魔女のひとり。まだ“見習い”がつくけど。私は見習いから正式な魔女になるための修行を厭い、師匠に子にゃんこに変えれた。放り出された森で出会ったのは山賊の騎士団長。ついていった先には兄弟子がいい笑顔で待っていた。子にゃんこな私と山賊団長の織り成すほっこりできる日常・・・・とは無縁な。どう頑張ってもコメディだ。面倒事しかないじゃない!だから、人は嫌いよ~!!!
完結済み。
毎週金曜日更新予定 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる