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第14話 連れて来られたのは
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目の前にそびえたつ王城を見てくらくらする。白を基調とした外観からは荘厳さと清廉さが感じられる。
(私の家とは全然違うわ。もうあるだけで芸術品という雰囲気しかない)
門のところに兵士がいるが、こちらの馬車を見るや否や、扉を開けてくれる。
門兵の手際の良さで、馬車は速度を落とすことなく中に入る事が出来た。
少し進んだところで馬車は止まり、ディフェクト様のエスコートのもと地面に降り立つ。
帰りたいという気持ちが凄く湧き出てきたのだけれど、ディフェクト様とイティルラ様に両脇を固められていて、それも出来なさそうだ。
「えっと、ここで過ごすのですか……?」
「さすがにここでは気を遣うでしょ。エストレアの部屋は離れに用意しているから、安心して。後でそちらに向かう予定だよ」
「そうなのですね」
その言葉にホッとした後、違和感に気付く。
「後で?」
「ごめんなさいね、ここに来たのはお父様達がエストレアに会いたいと言っているからなの。面倒ごとは先に済まそうと思ってましたわ」
お世話になるのだから、陛下たちへの挨拶は別に構わない。むしろしなくてはダメだわ。
けれどこんな直前に言うのではなく、もっと早めに、それこそシルバーニュ領にいた時に教えて欲しかった。
(全然心の準備が出来てないわ)
こんな急に国王陛下に会う事になるなんて想像もしてなくて、頭が真っ白になってきた。
「あまり気負わないでいいよ、畏まった席ではないからね。本当に軽い顔合わせだからさ」
「そう言われましても……」
どう緊張を解けばいいのだろうか。ずっと動悸が止まらないのだけれど……歩くのもやっとになってきたわ。
「可愛い義娘の制服姿が見てみたいって言ってましたの。なので本当に緊張なさらなくて結構よ」
「はぁ……」
本当にそれだけでいいのかしら。
初めて入る王城の中はとても綺麗であった。
(結構人がいるものね)
そこかしこに近衛兵や使用人の姿が見て取れる。そして皆洗練されていて、私の事を見ても訝しまれる事はない。
しばらくいくと、執務室へと到着する。その扉の前には護衛の人だろうか、二人の男性が立っていた。
「父上に取り次いでほしい」
ディフェクト様の言葉を受け、扉の前にいる二人が入室の許可を取り、扉を開けてくれる。
「失礼いたします」
ディフェクト様とイティルラ様の後ろについて、私も部屋に入る。
中には国王陛下と秘書の人がいた。
机の上にはたくさんの書類が置かれており、仕事中である事はすぐに窺える。
(忙しそうね)
国王陛下ともなれば忙しいだろうとは思っていたけれど、こんなにも大量の書類は見たことがない。
お父様でもこの半分くらいじゃないかしら。
「ようこそ。疲れているところ来てくれてありがとう」
書類から顔を上げた国王陛下は、にこりと微笑みながら労りの言葉を掛けてくれた。
ディフェクト様に雰囲気が似ている、優しそうで穏やかな方ね。
思っていた以上に砕けた言葉に戸惑いつつも、私はスカートの裾を持って改めて挨拶をしようとしたが、制される。
「そういう堅苦しいのは結構。まずは座りなさい」
そうは言われても失礼に当たらないか心配になる。どうしようかと中腰姿勢で止まっていたら、イティルラ様が手を引いて誘導してくれた。
「お父様が良いというのなら良いのですよ。さ、座りましょう」
促されるままソファに座ると、両脇にディフェクト様とイティルラ様も腰かけてくる。この並びが定着しつつあるわね。
「きりの良いところまで仕上げるから、少し待っていてくれ」
「はい」
静かな室内にカリカリとペンの音が響く。
何を話したらいいのかと縮こまっていると、王宮の侍女の方が紅茶とお菓子を持って入室された。
背筋がピンとしていて綺麗だわ、笑顔も素敵。
ディフェクト様とイティルラ様、そして私の前に紅茶が置かれる。ティーカップもとても素敵な柄だわ。
「どうぞお召し上がりください」
「あ、ありがとうございます」
カップとソーサーを持ち、まずは香りを楽しむ。紅茶のいい香りがふわりと広がり、体から余分な力が抜けていくようだ。
ゆっくり口に含むとほのかに蜂蜜の味もして、とても美味しい。
温かい飲み物に緊張していた心も少しほぐされた。
「甘い方が良いかと思って、蜂蜜を入れてもらったんだ。どうかな」
私が以前紅茶に蜂蜜を入れていると書いたのを、覚えてくださっていたのね。ディフェクト様は本当に気遣い上手な方だわ。
「ありがとうございます、とても美味しいです」
紅茶を飲む様子をディフェクト様が笑顔で見つめてくるのだけれ、どあまり見られ続けると恥ずかしいわ。
紅茶に集中したいのに、視線が気になっちゃう。
「エストレア、こちらのお菓子も美味しいですわよ。さ、あーんしてね」
イティルラ様がクッキーを差し出してくれ、私は素直に口を開けた。
星の形をしたそれは食べやすい大きさで、味もココア味をしていて美味しい」
「軽い口当たりでサクサクしていて、とても美味しいです」
「良かったですわ、わたくしも気に入ってますの。たくさん食べて頂戴」
もう一つと、イティルラ様がクッキーに手を伸ばすが、ディフェクト様に阻止される。
「僕がエストレアに食べさせてあげるから、イティルラは紅茶を飲んでゆっくりしてていいよ」
「あら、わたくしよりもディフェクトの方が疲れたでしょう。わたくしがエストレアに食べさせるから休んでいて結構よ」
二人は笑顔のまま、クッキーの取り合いをしている。
「あ、あの私自分で食べられますので……」
「「そう言わずに」」
おずおずと出した意見は即却下される。
二人は笑顔なんだけれど、空気はだんだんギスギスしてきている。なんだかまた胃が重たくなってきたわ。
(どうにか仲良くしてくれないかしら)
大切にされているのはわかるけれど、これはかなり心苦しいわ。
「さて、お待たせ、ようやく一段落だ」
陛下の声が凛と部屋内に響く。
「ディフェクト、イティルラ。その辺にしておきなさい。子どもではないのだから、クッキーくらい自分で食べられるよ」
「はーい……」
まさに鶴の一声、陛下の言葉に二人はすごすごと手を戻す。
「すまないね、エストレア嬢。悪気はないんだが、どうも二人はエストレア嬢を気に入っていてね。お互いに譲らないようなんだ」
「いえ、私は大丈夫です」
「本当に? 困ったら俺でもイリューシカにでも話しておくれ」
「本当に大丈夫ですわ」
王様と王妃様に相談なんて、そんな恐れ多い事出来ないわ。
でもそうやって言ってもらえることは良い事なのかも?
(王城内は腹の探り合いもあると聞くから、滅多な事は言えないわよね)
ディフェクト様とイティルラ様のお父様であろうと、何と思われているのか、正直わからない。
婚約を承諾してくれたとは聞いたけれど、本当は嫌だったとか、そういう事を言われるかもしれないと、警戒してしまう。
「……そんなに緊張しなくていいよ」
苦笑する国王陛下を見るに、私はだいぶ緊張した気持ちを出してしまっていたようだ。
「す、すみません」
申し訳ない気持ちで頭を下げるけれど秘書の方が庇ってくれる。
「陛下を前に緊張するなという方が無理でしょう。大概の者は固くなるものですよ」
「そうかなぁ」
陛下は不思議そうに顔を傾けるが、私はこくこくと頷く。
(国のトップを見て、驚かないものなどそうそういないわよね)
そう思った矢先、一番緊張感のない声が室内に走る。
「ふわぁ、良く寝たにゃ。ご飯はまだかにゃ?」
のんきな声とのんきな顔で、チェリちゃんがイティルラ様の制服のポケットからひょっこり顔をのぞかせた。
(私の家とは全然違うわ。もうあるだけで芸術品という雰囲気しかない)
門のところに兵士がいるが、こちらの馬車を見るや否や、扉を開けてくれる。
門兵の手際の良さで、馬車は速度を落とすことなく中に入る事が出来た。
少し進んだところで馬車は止まり、ディフェクト様のエスコートのもと地面に降り立つ。
帰りたいという気持ちが凄く湧き出てきたのだけれど、ディフェクト様とイティルラ様に両脇を固められていて、それも出来なさそうだ。
「えっと、ここで過ごすのですか……?」
「さすがにここでは気を遣うでしょ。エストレアの部屋は離れに用意しているから、安心して。後でそちらに向かう予定だよ」
「そうなのですね」
その言葉にホッとした後、違和感に気付く。
「後で?」
「ごめんなさいね、ここに来たのはお父様達がエストレアに会いたいと言っているからなの。面倒ごとは先に済まそうと思ってましたわ」
お世話になるのだから、陛下たちへの挨拶は別に構わない。むしろしなくてはダメだわ。
けれどこんな直前に言うのではなく、もっと早めに、それこそシルバーニュ領にいた時に教えて欲しかった。
(全然心の準備が出来てないわ)
こんな急に国王陛下に会う事になるなんて想像もしてなくて、頭が真っ白になってきた。
「あまり気負わないでいいよ、畏まった席ではないからね。本当に軽い顔合わせだからさ」
「そう言われましても……」
どう緊張を解けばいいのだろうか。ずっと動悸が止まらないのだけれど……歩くのもやっとになってきたわ。
「可愛い義娘の制服姿が見てみたいって言ってましたの。なので本当に緊張なさらなくて結構よ」
「はぁ……」
本当にそれだけでいいのかしら。
初めて入る王城の中はとても綺麗であった。
(結構人がいるものね)
そこかしこに近衛兵や使用人の姿が見て取れる。そして皆洗練されていて、私の事を見ても訝しまれる事はない。
しばらくいくと、執務室へと到着する。その扉の前には護衛の人だろうか、二人の男性が立っていた。
「父上に取り次いでほしい」
ディフェクト様の言葉を受け、扉の前にいる二人が入室の許可を取り、扉を開けてくれる。
「失礼いたします」
ディフェクト様とイティルラ様の後ろについて、私も部屋に入る。
中には国王陛下と秘書の人がいた。
机の上にはたくさんの書類が置かれており、仕事中である事はすぐに窺える。
(忙しそうね)
国王陛下ともなれば忙しいだろうとは思っていたけれど、こんなにも大量の書類は見たことがない。
お父様でもこの半分くらいじゃないかしら。
「ようこそ。疲れているところ来てくれてありがとう」
書類から顔を上げた国王陛下は、にこりと微笑みながら労りの言葉を掛けてくれた。
ディフェクト様に雰囲気が似ている、優しそうで穏やかな方ね。
思っていた以上に砕けた言葉に戸惑いつつも、私はスカートの裾を持って改めて挨拶をしようとしたが、制される。
「そういう堅苦しいのは結構。まずは座りなさい」
そうは言われても失礼に当たらないか心配になる。どうしようかと中腰姿勢で止まっていたら、イティルラ様が手を引いて誘導してくれた。
「お父様が良いというのなら良いのですよ。さ、座りましょう」
促されるままソファに座ると、両脇にディフェクト様とイティルラ様も腰かけてくる。この並びが定着しつつあるわね。
「きりの良いところまで仕上げるから、少し待っていてくれ」
「はい」
静かな室内にカリカリとペンの音が響く。
何を話したらいいのかと縮こまっていると、王宮の侍女の方が紅茶とお菓子を持って入室された。
背筋がピンとしていて綺麗だわ、笑顔も素敵。
ディフェクト様とイティルラ様、そして私の前に紅茶が置かれる。ティーカップもとても素敵な柄だわ。
「どうぞお召し上がりください」
「あ、ありがとうございます」
カップとソーサーを持ち、まずは香りを楽しむ。紅茶のいい香りがふわりと広がり、体から余分な力が抜けていくようだ。
ゆっくり口に含むとほのかに蜂蜜の味もして、とても美味しい。
温かい飲み物に緊張していた心も少しほぐされた。
「甘い方が良いかと思って、蜂蜜を入れてもらったんだ。どうかな」
私が以前紅茶に蜂蜜を入れていると書いたのを、覚えてくださっていたのね。ディフェクト様は本当に気遣い上手な方だわ。
「ありがとうございます、とても美味しいです」
紅茶を飲む様子をディフェクト様が笑顔で見つめてくるのだけれ、どあまり見られ続けると恥ずかしいわ。
紅茶に集中したいのに、視線が気になっちゃう。
「エストレア、こちらのお菓子も美味しいですわよ。さ、あーんしてね」
イティルラ様がクッキーを差し出してくれ、私は素直に口を開けた。
星の形をしたそれは食べやすい大きさで、味もココア味をしていて美味しい」
「軽い口当たりでサクサクしていて、とても美味しいです」
「良かったですわ、わたくしも気に入ってますの。たくさん食べて頂戴」
もう一つと、イティルラ様がクッキーに手を伸ばすが、ディフェクト様に阻止される。
「僕がエストレアに食べさせてあげるから、イティルラは紅茶を飲んでゆっくりしてていいよ」
「あら、わたくしよりもディフェクトの方が疲れたでしょう。わたくしがエストレアに食べさせるから休んでいて結構よ」
二人は笑顔のまま、クッキーの取り合いをしている。
「あ、あの私自分で食べられますので……」
「「そう言わずに」」
おずおずと出した意見は即却下される。
二人は笑顔なんだけれど、空気はだんだんギスギスしてきている。なんだかまた胃が重たくなってきたわ。
(どうにか仲良くしてくれないかしら)
大切にされているのはわかるけれど、これはかなり心苦しいわ。
「さて、お待たせ、ようやく一段落だ」
陛下の声が凛と部屋内に響く。
「ディフェクト、イティルラ。その辺にしておきなさい。子どもではないのだから、クッキーくらい自分で食べられるよ」
「はーい……」
まさに鶴の一声、陛下の言葉に二人はすごすごと手を戻す。
「すまないね、エストレア嬢。悪気はないんだが、どうも二人はエストレア嬢を気に入っていてね。お互いに譲らないようなんだ」
「いえ、私は大丈夫です」
「本当に? 困ったら俺でもイリューシカにでも話しておくれ」
「本当に大丈夫ですわ」
王様と王妃様に相談なんて、そんな恐れ多い事出来ないわ。
でもそうやって言ってもらえることは良い事なのかも?
(王城内は腹の探り合いもあると聞くから、滅多な事は言えないわよね)
ディフェクト様とイティルラ様のお父様であろうと、何と思われているのか、正直わからない。
婚約を承諾してくれたとは聞いたけれど、本当は嫌だったとか、そういう事を言われるかもしれないと、警戒してしまう。
「……そんなに緊張しなくていいよ」
苦笑する国王陛下を見るに、私はだいぶ緊張した気持ちを出してしまっていたようだ。
「す、すみません」
申し訳ない気持ちで頭を下げるけれど秘書の方が庇ってくれる。
「陛下を前に緊張するなという方が無理でしょう。大概の者は固くなるものですよ」
「そうかなぁ」
陛下は不思議そうに顔を傾けるが、私はこくこくと頷く。
(国のトップを見て、驚かないものなどそうそういないわよね)
そう思った矢先、一番緊張感のない声が室内に走る。
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