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番外編
お詫びと命名
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私達は新たな政策に従い、各地を転々としているのだが、今回は東の地方の診療所に寄った帰りに、東の村クォーツへ立ち寄っている。
何故ここに寄ったか?その主な理由は、私の横でリヒトに首を絞められている金髪天使にある。(彼が首を絞められているのは、私に触ろうとしたため、その制裁を受けているのだ)
この村で、金髪天使は何とも非人道的な振る舞いをしたそうだ。リヒトから既に話を聞いているが、本当に人格を矯正した方がいいと思う。それこそ、いつか色んな人に背後から刺されそうだ。
あぁ、話が逸れてしまった。そう、その振る舞いをしっかり謝ってもらおうと、私達はここにいるのだ。こうした小さいことから始めて、金髪天使の変な思考が少しはまともになればいいと考えている。
「さ、誠意を込めて謝ってね」
金髪天使はそれにこう返した。
「気が乗らないなぁ…そうだ、君がリヒトみたいに僕に名前をくれたら考えてもいいよ?」
…彼の矯正には非常に時間がかかりそうだ。しかし、どうせ無理だろう?という風に言われると、不思議と人間は負けん気を燃やす。
「いいわ!その条件をのむ。貴方がどんな名前でもいいって言うならね」
「へぇ?つけてくれるのかい、嬉しいなぁ」
のらりくらりと返事をする金髪天使に向かって、私は命名した。
「アーサー!昔私の家で飼っていた鶏の名前から有難く頂戴したわよ」
自分が鶏も同然といった雑な扱いを受けた金髪天使、改めアーサーは目を丸くする。
その一方で、リヒトは私を恨みがましく見つめてきた。
「僕だけだったのに…。こんな中年にまで名前を与えるなんて…彼のこと好きなの?返事次第で即抹殺するけどいいよね」
見た目は30代前半に見えなくもないアーサーを、リヒトは中年呼ばわりし、私に疑いの目を向けてきた。
「…あぁもう!何で天使ってのはこんなに面倒な性格なのばっかり!?」
私の日常は平和だけど、平和じゃない。
でも、それを悪くないと思っている自分もまた重症なのかもしれない。
その後、約束通りアーサーはクォーツの皆に謝った。大人しいアーサーには違和感しか感じなかったけど。…駄目だ、私が毒されている。
やっぱり天使は色々取り扱いが難しい。
何故ここに寄ったか?その主な理由は、私の横でリヒトに首を絞められている金髪天使にある。(彼が首を絞められているのは、私に触ろうとしたため、その制裁を受けているのだ)
この村で、金髪天使は何とも非人道的な振る舞いをしたそうだ。リヒトから既に話を聞いているが、本当に人格を矯正した方がいいと思う。それこそ、いつか色んな人に背後から刺されそうだ。
あぁ、話が逸れてしまった。そう、その振る舞いをしっかり謝ってもらおうと、私達はここにいるのだ。こうした小さいことから始めて、金髪天使の変な思考が少しはまともになればいいと考えている。
「さ、誠意を込めて謝ってね」
金髪天使はそれにこう返した。
「気が乗らないなぁ…そうだ、君がリヒトみたいに僕に名前をくれたら考えてもいいよ?」
…彼の矯正には非常に時間がかかりそうだ。しかし、どうせ無理だろう?という風に言われると、不思議と人間は負けん気を燃やす。
「いいわ!その条件をのむ。貴方がどんな名前でもいいって言うならね」
「へぇ?つけてくれるのかい、嬉しいなぁ」
のらりくらりと返事をする金髪天使に向かって、私は命名した。
「アーサー!昔私の家で飼っていた鶏の名前から有難く頂戴したわよ」
自分が鶏も同然といった雑な扱いを受けた金髪天使、改めアーサーは目を丸くする。
その一方で、リヒトは私を恨みがましく見つめてきた。
「僕だけだったのに…。こんな中年にまで名前を与えるなんて…彼のこと好きなの?返事次第で即抹殺するけどいいよね」
見た目は30代前半に見えなくもないアーサーを、リヒトは中年呼ばわりし、私に疑いの目を向けてきた。
「…あぁもう!何で天使ってのはこんなに面倒な性格なのばっかり!?」
私の日常は平和だけど、平和じゃない。
でも、それを悪くないと思っている自分もまた重症なのかもしれない。
その後、約束通りアーサーはクォーツの皆に謝った。大人しいアーサーには違和感しか感じなかったけど。…駄目だ、私が毒されている。
やっぱり天使は色々取り扱いが難しい。
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