妄想なんじゃないかな

チャイナパンダ

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1章

リーゼント

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5人の同クラ女子は、小学校からの友達で、仲は良く、学校でも休み時間はよく話す仲であった。
2人の先輩の1人は、小学校でも一つ上で1回2回は話したことがあった。
もう1人は、初めて見たので、よく分からなかったが、少しきのこ頭で背も自分より高い、160cm近くはあるくらいで、笑顔の可愛い子だった。
先輩同士が2人で話していて、
「元ヤンが…で…その…ヤンキー…」
と今日出逢った方の先輩が喋っているのが合間合間聞こえていて、
なんで元ヤン!?
なんでヤンキー!?
と心の中で笑い、驚いていた。
そして、何故か、勢いで話しかけてしまった。
「元ヤン!?」その言葉を先頭にタメ口で、
そしたら、ニコッとして話を続けてくれた。
小さな話から、どんどん広がり、いつの間にか僕はフルスマイルになっていた。
「元ヤンなの!?」
「違うわ!」
「現役ヤンキーか!」
「それも違うわ!」
馬鹿みたいなトークだが、ちゃんと笑顔で接してくれる。
そしてやっと、名前を知った。

水樹ちゃん。

バレー部で次キャプテン候補らしい、スポーツが得意で、足も速いらしい。
そしてなにより、優しい。

そんな水樹ちゃんが、1日だけ、いや1時間だけで好きな先輩になっていた。
良い先輩見つけたなぁ。
学校でも仲良く出来たら良いんだけど。
僕は、1人、そんなことを考えていた。
こんな軽く楽しい時間を過ごし2、3時間経ったら家に帰った。
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