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4章
夏祭り
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美結ちゃんとは、なかなか話す機会が増え、どんどん仲良くなっていた。
でも、相変わらず水樹ちゃんとは話せず、こんなガタガタな関係を持って、7月を終えようとしていた。
そして、7月終盤、部活の練習も山場を迎えた。
本部活のソフトテニスでは、ペアも変え、いっそう新ペアで馴れようと頑張っていた。
そして、駅伝部では、県大会に出場し4位という記録を残し、4位までが行ける四国大会に駒を進めた。
県大会が終わって数日、市開催の夏祭りに行った。
夕方5時頃に友達の家で集合して、
そこから100mも無いくらいの会場に徒歩で向かった。
適当に、アイスや屋台の食べ物を買って歩き、色々なことを話していた。
そして、誰が利用しても良いブルーシートに座り朝練と屋台回りの足の疲れを少しでもとろうと、休んでいた。
すると、ブルーシートからすぐ近くのポテト屋の隣に水樹ちゃんがいるのを見つけた。
あ!
と思ったが、あれから話してないこともあり、話しかけることが出来ず、そんな自分の勇気の無さにがっかりしていた。
それから、肉が食べたくなり少し離れた屋台まで歩いた。
すると偶然、ある人物が目的の屋台の前で友達と話していた。
その人物こそが、美結ちゃん。
ピンクの花柄浴衣姿に頭は2つのお団子。浴衣の共衿にはピンクのハート型サングラスを折り畳み掛けていた。
まずは、肉の串焼きをを購入するとその串焼きを頬張りながら美結ちゃんの所へ行き、話しかけた。
「よ!」と軽く挨拶すると、
「あ!」と美結ちゃんは言って名前を呼んでくれた。
そして、「約束の奢りは?」と続けて言ってきた。
「ん。あー、はいはい」と僕はなにかを思い出したかのように言うと、僕は財布を開いた。
そういえば、朝。
ソフトテニスの朝練の時。
軽く試合をしていると、コートチェンジの途中にも関わらず、美結ちゃんの視線がこっちに向いているのに気が付いた。
ちょうどボールが飛んでいっていたから美結ちゃんの所へ走っていった。
僕の名前を呼んで、この試合で負けたらジュース奢って、と言ってきた。
はいはい、分かりました。
と了承して、コートに戻ろうと思ったとき、美結ちゃんは僕を引き留め、やっぱり勝っても奢って、と言ってきた。
えー。と笑いつつもOKし、コートに戻った。
相手は、同学年の1人と1つ上の先輩1人のペアとのダブルスで、ゲームカウントは2ー2で、ファイナルゲーム(最終セット)に突入していた。
その後は、そのまま僕のペアが勝利し、美結ちゃんに報告しに行った。
「勝ったよ」
いぇい。と親指と人差し指でバキュンと顎に添え、弥依那ちゃんに言った。
「さっすが。じゃあジュース奢らせてあげる」
そう少し偉そうに言うのもかわいげがあり、しゃーなし、と言って美結ちゃんから離れた。
そんなエピソードがあり、奢ることになっていたのだ。
僕は、財布から1000円を出し、渡した。
「え、良いの!?」
と美結ちゃんがびっくりしつつも笑顔になり、喜ぶ姿がとてもかわいらしく、キュンキュンしていた。
「ありがとう。ありがとう」
そう何回も言う所も可愛いと思えた。
じゃーねと一言だけ言って、ブルーシートに向かった。
途中には、ポテトフライを買っていった。
辺りはどんどん暗くなっていった。
そして、迎えた19:59分。
あと1分でメインイベントの花火だ。
美結ちゃんが隣にいたらな。
そんなことを考えながらウトウトしていた。
でも、相変わらず水樹ちゃんとは話せず、こんなガタガタな関係を持って、7月を終えようとしていた。
そして、7月終盤、部活の練習も山場を迎えた。
本部活のソフトテニスでは、ペアも変え、いっそう新ペアで馴れようと頑張っていた。
そして、駅伝部では、県大会に出場し4位という記録を残し、4位までが行ける四国大会に駒を進めた。
県大会が終わって数日、市開催の夏祭りに行った。
夕方5時頃に友達の家で集合して、
そこから100mも無いくらいの会場に徒歩で向かった。
適当に、アイスや屋台の食べ物を買って歩き、色々なことを話していた。
そして、誰が利用しても良いブルーシートに座り朝練と屋台回りの足の疲れを少しでもとろうと、休んでいた。
すると、ブルーシートからすぐ近くのポテト屋の隣に水樹ちゃんがいるのを見つけた。
あ!
と思ったが、あれから話してないこともあり、話しかけることが出来ず、そんな自分の勇気の無さにがっかりしていた。
それから、肉が食べたくなり少し離れた屋台まで歩いた。
すると偶然、ある人物が目的の屋台の前で友達と話していた。
その人物こそが、美結ちゃん。
ピンクの花柄浴衣姿に頭は2つのお団子。浴衣の共衿にはピンクのハート型サングラスを折り畳み掛けていた。
まずは、肉の串焼きをを購入するとその串焼きを頬張りながら美結ちゃんの所へ行き、話しかけた。
「よ!」と軽く挨拶すると、
「あ!」と美結ちゃんは言って名前を呼んでくれた。
そして、「約束の奢りは?」と続けて言ってきた。
「ん。あー、はいはい」と僕はなにかを思い出したかのように言うと、僕は財布を開いた。
そういえば、朝。
ソフトテニスの朝練の時。
軽く試合をしていると、コートチェンジの途中にも関わらず、美結ちゃんの視線がこっちに向いているのに気が付いた。
ちょうどボールが飛んでいっていたから美結ちゃんの所へ走っていった。
僕の名前を呼んで、この試合で負けたらジュース奢って、と言ってきた。
はいはい、分かりました。
と了承して、コートに戻ろうと思ったとき、美結ちゃんは僕を引き留め、やっぱり勝っても奢って、と言ってきた。
えー。と笑いつつもOKし、コートに戻った。
相手は、同学年の1人と1つ上の先輩1人のペアとのダブルスで、ゲームカウントは2ー2で、ファイナルゲーム(最終セット)に突入していた。
その後は、そのまま僕のペアが勝利し、美結ちゃんに報告しに行った。
「勝ったよ」
いぇい。と親指と人差し指でバキュンと顎に添え、弥依那ちゃんに言った。
「さっすが。じゃあジュース奢らせてあげる」
そう少し偉そうに言うのもかわいげがあり、しゃーなし、と言って美結ちゃんから離れた。
そんなエピソードがあり、奢ることになっていたのだ。
僕は、財布から1000円を出し、渡した。
「え、良いの!?」
と美結ちゃんがびっくりしつつも笑顔になり、喜ぶ姿がとてもかわいらしく、キュンキュンしていた。
「ありがとう。ありがとう」
そう何回も言う所も可愛いと思えた。
じゃーねと一言だけ言って、ブルーシートに向かった。
途中には、ポテトフライを買っていった。
辺りはどんどん暗くなっていった。
そして、迎えた19:59分。
あと1分でメインイベントの花火だ。
美結ちゃんが隣にいたらな。
そんなことを考えながらウトウトしていた。
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