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2.巨人との戦い
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ズドオオオン!
轟音が鳴り響いた。それが着地したのだ。
「くっ……!」
地震のように床が揺れ、空気はビリビリと音をたてる。
少し腰を落とす姿勢でその衝撃に耐える。
「我らが王の命を狙う者だな……」
その言葉を発したのは、身長10メートルはありそうな巨人だった。
その巨人は、全身を覆う分厚い金属の鎧を着ている。それはまるで要塞のような印象。
「おう! 俺が勇者ダイチだ! 魔王の命を取りに来た!」
俺は大声で名乗りを上げる。
「我が名はエディス! 勇者ダイチと志は同じ!」
エディスも凛とした声で叫ぶ。
「七将がひとり、ドルドと申す。我らが王の命、取らせはせぬ」
巨人はそう名乗り、手にしていた巨大な弩のような武器を地面に捨てた。
電柱ほどのサイズの石の柱が装填された武器だ。ドシーンと大きな音がした。
(武器を捨てた……? 違う武器を持っているのか……?)
武器を抜くのを待ってやろうかと思ったその瞬間だった。
俺の目の前で、大爆発が起こった。
ドゴオオオオオ……。
響き渡る轟音。
俺の体に常時発動させている高速移動魔術の力を借りても、完全には躱しきれなかった。
(この巨人……! 無詠唱で、これほどの威力の魔術を!?)
俺の全身を守る、幾重にも張り巡らされた防御魔術の大半が破壊され、左脚にひどい火傷を負った。
「癒やしを!」
エディスも呪文を省略し、俺に対し複合回復魔法をかける。
いちいち目視で確認しないが、傷は瞬時に癒えたはずだ。さらに俺の体を守る防御魔術が再構築される。
「うおおおおお!」
俺は雄叫びを上げて、臆することなく巨人に突っ込む。
接近する僅かな時間の間に攻撃魔法を体内に構築し、杖の一振りとともに放つ!
「撃滅の光!」
白い光の矢が何本も宙に現れ、音速を超える速度で目標に迫る。
命中。白い爆発が起こり、光の粒がダイヤモンドダストのように散る。
「今、なにかしたか?」
ドルドと名乗った巨人は、衝撃を受けたようすもなく、こちらに一歩を踏み出す。
俺が放った世界最高レベルの攻撃魔法は、やつの鎧に傷をつけるにとどまったようだ。
「なんて厚い防御魔法……!」
エディスが驚きの声を上げる。
「簡単に倒せない敵に出会ったのは久しぶりだな」
面白くなってきた、俺はそう思った。
轟音が鳴り響いた。それが着地したのだ。
「くっ……!」
地震のように床が揺れ、空気はビリビリと音をたてる。
少し腰を落とす姿勢でその衝撃に耐える。
「我らが王の命を狙う者だな……」
その言葉を発したのは、身長10メートルはありそうな巨人だった。
その巨人は、全身を覆う分厚い金属の鎧を着ている。それはまるで要塞のような印象。
「おう! 俺が勇者ダイチだ! 魔王の命を取りに来た!」
俺は大声で名乗りを上げる。
「我が名はエディス! 勇者ダイチと志は同じ!」
エディスも凛とした声で叫ぶ。
「七将がひとり、ドルドと申す。我らが王の命、取らせはせぬ」
巨人はそう名乗り、手にしていた巨大な弩のような武器を地面に捨てた。
電柱ほどのサイズの石の柱が装填された武器だ。ドシーンと大きな音がした。
(武器を捨てた……? 違う武器を持っているのか……?)
武器を抜くのを待ってやろうかと思ったその瞬間だった。
俺の目の前で、大爆発が起こった。
ドゴオオオオオ……。
響き渡る轟音。
俺の体に常時発動させている高速移動魔術の力を借りても、完全には躱しきれなかった。
(この巨人……! 無詠唱で、これほどの威力の魔術を!?)
俺の全身を守る、幾重にも張り巡らされた防御魔術の大半が破壊され、左脚にひどい火傷を負った。
「癒やしを!」
エディスも呪文を省略し、俺に対し複合回復魔法をかける。
いちいち目視で確認しないが、傷は瞬時に癒えたはずだ。さらに俺の体を守る防御魔術が再構築される。
「うおおおおお!」
俺は雄叫びを上げて、臆することなく巨人に突っ込む。
接近する僅かな時間の間に攻撃魔法を体内に構築し、杖の一振りとともに放つ!
「撃滅の光!」
白い光の矢が何本も宙に現れ、音速を超える速度で目標に迫る。
命中。白い爆発が起こり、光の粒がダイヤモンドダストのように散る。
「今、なにかしたか?」
ドルドと名乗った巨人は、衝撃を受けたようすもなく、こちらに一歩を踏み出す。
俺が放った世界最高レベルの攻撃魔法は、やつの鎧に傷をつけるにとどまったようだ。
「なんて厚い防御魔法……!」
エディスが驚きの声を上げる。
「簡単に倒せない敵に出会ったのは久しぶりだな」
面白くなってきた、俺はそう思った。
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