入社3年目の憂鬱

mao

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第2話 初めての接触

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俺が働くオフィスは各チームごとにパーティションで区切られていて、個室のように分離した状態になっている。

いままでは先輩と二人だったが、いまは新しいプロジェクトのため、新人の園田と二人きりという状況だ。

次のプロジェクトは絶対に失敗できない。このコンペは会社としても落とせないし、自分の連勝記録も止めたくない。

しかし…

コンペの準備は上手く進んでいなかった。

その原因は園田だった。

「ん…ぐっ…先輩、気持ちいぃですか?」

俺は気がつくと園田であらぬことを妄想して、仕事に全く集中できなくなっていた。

このあどけない顔で咥えてもらったらどんなに気持ち良いだろうか…

パーティションに区切られた狭い空間で、俺の妄想はとまらなくなっていた。

「先輩、P8の資料ができました!」

俺が園田の谷間に挟んで舐めてもらう妄想をしているなんてことも知らず、無邪気に頑張る姿に少し罪悪感を持つ。

「ありがとう、今日はもう遅いから切り上げようか」

「あ、わたしもう少し大丈夫ですよ、夜食でも買いに行こうかな」

「じゃあ俺も頑張るか、一緒に買いに行こうか」

2人きりでコンビニへ夜食を買いに行く。

エレベーター前では他の部署の人たちが帰るところだった。

俺たちが乗るのを待ってくれていたようだ。ぎゅうぎゅうのエレベーターに2人で乗り込んだ。

俺と園田は向かい合う形で、潰されそうになりながらくっつく体勢に。

胸の感触を感じながらも、俺は園田が潰されないよう踏ん張っていた。

たぶんFかGカップはあるだろう。
柔らかい感触をずっと感じていたくなった。

「キツキツですね…笑」

園田が俺の顔を見て小さく微笑む。

時折、苦しいのか
「あっ…ふぅ…」
という吐息が漏れる。

その表情がたまらなくて、ほとんど無意識に俺は園田の腰に支えるように手を回した。

一瞬目があったが、園田は特になにも言わず目を伏せた。

買い出しが終わった後、2人で二時間ほど作業を続けた。

だけど園田の感触が忘れられない俺は、頭の中で犯すことに夢中になっていた。

上半身の服を剥ぎ、スカートを捲し上げて後ろから激しく突く。

乳が垂れただらしのない身体をとことん味わいつくす。

そういえば園田は男いるのかな?

この身体を自由に弄ぶことができたら…

「キリが良くなったので、そろそろ上がりますね!」

声を掛けられてハッとする。

締め切りが近いが、俺の作業はまったく進んでいなかった。
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