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第一話 南の島で年下の彼と再会しました。
第一話③
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ホテルにチェックインした私は、ルームキーを受け取ってからさっそく7階の角部屋に赴いた。
一人旅の身には少し贅沢な洋室タイプのダブルルーム。
正面のはき出し窓からベランダに出ると、潮の香りがする心地よい風が吹き付けてくる。
「んー、いい風!」
眺望もなかなか良い。
すぐそこでエメラルドグリーンの水面がキラキラと輝いていて、手を伸ばせば景色ごと掴みとってしまえそう。
ベランダからは海だけでなく石垣島の市街を一望することも出来るし、少し奮発したけどこのホテルにして正解だった。
「着いたぁ!」
私は一頻り景色を堪能してから、荷物をしまうのもそっちのけで早速ベッドに寝っ転がった。
洗い立ての香りのするふかふかの掛け布団に、うつ伏せになって顔を埋める。
続いてごろんと仰向けになった。
羽田空港から直行便に乗って3時間と少し。
こんな遠くの南の島までたったそれだけの時間でこれてしまうのだから、なんだか凄い。
私はしばらく脚を伸ばしてふくらはぎの疲れを取ってから、おもむろに身を起こした。
さっきホテルのロビーでいくつか手に入れた、無料配布のフライヤーを眺める。
美しい沢を下るキャニオリング。
マングローブカヤック。
青の洞窟シュノーケリング。
そこには様々な体験型アクティビティやツアーの広告が掲載されていた。
けれどもどれも前日までの予約が必要らしい。
「うーん。何か飛び込みで体験できるようなのはないかなぁ」
パラパラとフライヤーを捲ると、一つの広告が目に止まった。
「へぇ、体験ダイビングの広告……」
実は私はシュノーケリングもしたことがない。
だけど、ダイビングでも何でもいいから一度沖縄の海を水中から眺めてみたいと思っていた。
「……マリンスクール与那覇か。『15時から18時のコースあり。初心者さん歓迎。当日予約OK!』だって。これ、ちょうどいいかも」
ダブルベッドのヘッドボードに据え付けられた時計を眺めると、現在時刻は14時過ぎ。
いまから連絡すれば、まだ間に合うかもしれない。
「よし! 電話してみよう!」
私は投げ出したバッグを手繰り寄せ、スマートフォンを取り出した。
電話番号を確認しながら画面をタップする。
通話ボタンを押して耳に当てると、数回呼び出しのコール音が鳴った後に繋がった。
「はいっ。マリンスクール与那覇です!」
受話口から元気な女性の声がする。
「もしもし。体験ダイビングのお願いをしたいんですが、今日これからって大丈夫ですか?」
「えっと……。今日これからのご予約ですか? 確認しますので少々お待ちくださいー!」
しばし待つとオッケーの返事があった。
でもどうやら私はラッキーだったらしい。
なんでも当日予約できるとは謳っていてもそれは朝一番に予約を入れた場合の話で、普通はこんな直前の時間からの予約は受けていないらしい。
けれども今日はちょうどタイミングよく、15時から予定されていた先客のツアーに私も同行することが出来たのだった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
集合場所に指定された離島ターミナル周辺の波止場を訪れると、見知った顔があった。
「あれぇ? お昼のお客さん! もしかしてお姉さんが予約の電話をくれた宵町さんですか?」
さっきお昼を食べた食堂で働いていた女性店員さんだ。
たしか名前は夏海さんと言ったか。
きっと食堂での仕事を終えてから、すぐこっちに入ったのだろう。
随分と働き者だ。
その夏海さんがぶんぶんと元気に手を振りながら近づいてきた。
「あ、はい。私、予約した宵町詩です」
「うわぁ、すっごい偶然ですね! あたし、インストラクターの与那覇夏海って言います。気楽に夏海って呼んでください。今日はよろしくお願いしますね!」
相変わらず笑顔が眩しい。
小麦色に日焼けした肌といい、まさに健康的な沖縄美人といった風情である。
「こちらこそよろしくお願いします」
ぺこりとお辞儀をして笑顔を返す。
「えっと。今日は与那覇さ……じゃなく、夏海さんが体験ダイビングを教えてくれるのかな?」
「ううん。残念ながらそうじゃないんですよー。あたしはあちらの先約さんに、シュノーケリングツアーの案内をする予定になってるから。沖に向かう船は同じなんですけどね」
少し離れた場所にいる親子連れに視線を向けた。
若いご夫妻と十歳ほどのお子さん。
なるほど、あちらのご家族が先客さんか。
「でもご安心ください! 宵町さんの案内をさせて頂くインストラクターもちゃんといますから。もうすぐ来ると思うんですけど……って、あ、来た」
夏海さんがその場でぴょんぴょん跳ねながら、私の後方、背中の側に手を振る。
「湊人ー! こっちこっちー!」
湊人?
その名前には引っかかるものを感じる。
「湊人ってば、もう時間ギリギリだよぉ?」
「ん、悪い。これでも急いできたんだけどな。……って、やっぱり俺は悪くないな。いきなり呼び出すお前の方が悪い」
「仕方ないじゃない。だって急にご予約が入ったんだもん」
どこかで聴いたことのあるような男性の声。
私は振り返って、背後から歩いてきた男のひとを眺めた。
そして驚きに息を呑む。
見覚えのある懐かしい顔がそこにあった。
夏海さんと親しげに会話をしていた彼が、私に気付いて視線を寄越す。
「あ、体験ダイビングのお客さんですか? 俺、インストラクターを務めさせてもらう、喜友名湊人って――」
「……喜友名……くん?」
思わず話を遮って呟く。
すると彼がピタリと動きを止めた。
「……え? あ、あれ?」
私は目の前で困惑し始めた男性を繁々と観察する。
上背があって、意思の強そうな鋭い目つき。
ミディアムな髪を自然に後ろに流している。
低音で胸に心地よく響くバリトンの声。
前より少し筋肉が付いたのかな?
ラフに着こなしたシャツの袖から伸びた彼の逞しい二の腕に目を惹かれる。
東京にいた頃に比べて日焼けもして少し野性味が増した感じがするけど、やっぱり喜友名くんだ。
退職したあの住宅メーカーで一時期一緒に働いていた後輩男子の彼。
沖縄の出身だって言っていたし、飛行機の中で思い出してはしていたけど、まさか本当に会えるなんて。
「……え? よ、宵町……先輩? なんで? ……嘘だろ?」
喜友名くんは突然の再会にまだ戸惑っているらしい。
青い空や翠緑色した海に視線をキョロキョロ彷徨わせながら、手のひらで目を覆ってみたり指先で下顎を撫でたり落ち着きをなくしている。
格好の良い見た目に反したその様子がおかしくて、私はぷっと吹き出してしまった。
「……ふふっ。喜友名くんどうしたの?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ! いや、待って下さい! な、なんで先輩がこんなとこに? 会社は?」
「……会社は辞めちゃった。それで次の仕事探しを始めるまでの気分転換に、旅行をね」
「あ、はい。そうだったんですか。って、ないない! こんな嬉しい偶然ないって! ……あ、俺、いつもみたいに夢見てるだけか」
挙動不審だった喜友名くんが平静さを取り戻した。
残念そうにため息をつく。
かと思うとこちらに向かって手を伸ばしてきた。
小麦色に焼けたごつごつしてたくましい手のひらが、私の頬に触れる。
「ふぇ⁉︎ ちょ、ちょっと、喜友名くん⁉︎」
「……ふぅ。こんなリアルな夢までみちまうとか、俺も相当未練がましいよなぁ」
「……んっ。あ、だめだってばぁ」
さわさわと頬を撫でられ、思わず声が漏れてしまう。
だというのに喜友名くんは私に触るのを一向にやめようとしない。
真っ直ぐに私の瞳を見つめ、どこか寂しげにしながら熱心に触れてくる。
頬の次は首筋を撫でられた。
びくんっと身体が反応してしまう。
「ぁ、だめぇ」
上背のある喜友名くんが少し身をかがめた。
さっきまで首筋を撫でていた節くれだった指で、私の下顎をくいっと持ち上げ、唇を上げさせる。
彼の顔が近づいてきた。
ってなにこれ?
わ、私、もしかしてキスされようとしてるの⁉︎
私が突然のことに反応できないでいると――
「み、湊人⁉︎ なにやってんのさー⁉︎」
夏海さんが叫んだ。
慌てて私たちの間にぐいっと割り込んできたかと思うと、強引に喜友名くんを引き離す。
「こらぁ、湊人! お客さんに何してんのー⁉︎ は・な・れ・ろぉー!」
夏海さんは私から喜友名くんを引き離したかと思うと、背伸びをして腕を伸ばしスパンと彼の頭を叩いた。
「あがっ」
「いきなりなに発情してんの! そりゃあこのお姉さんは美人さんだけど、あたしってものがありながら!」
「……え? 痛い。……う、嘘だろ? 夢じゃない⁉︎ な、なんで先輩がこんなとこに⁉︎」
喜友名くんは怒る夏海さんそっちのけで、また慌て出した。
一人旅の身には少し贅沢な洋室タイプのダブルルーム。
正面のはき出し窓からベランダに出ると、潮の香りがする心地よい風が吹き付けてくる。
「んー、いい風!」
眺望もなかなか良い。
すぐそこでエメラルドグリーンの水面がキラキラと輝いていて、手を伸ばせば景色ごと掴みとってしまえそう。
ベランダからは海だけでなく石垣島の市街を一望することも出来るし、少し奮発したけどこのホテルにして正解だった。
「着いたぁ!」
私は一頻り景色を堪能してから、荷物をしまうのもそっちのけで早速ベッドに寝っ転がった。
洗い立ての香りのするふかふかの掛け布団に、うつ伏せになって顔を埋める。
続いてごろんと仰向けになった。
羽田空港から直行便に乗って3時間と少し。
こんな遠くの南の島までたったそれだけの時間でこれてしまうのだから、なんだか凄い。
私はしばらく脚を伸ばしてふくらはぎの疲れを取ってから、おもむろに身を起こした。
さっきホテルのロビーでいくつか手に入れた、無料配布のフライヤーを眺める。
美しい沢を下るキャニオリング。
マングローブカヤック。
青の洞窟シュノーケリング。
そこには様々な体験型アクティビティやツアーの広告が掲載されていた。
けれどもどれも前日までの予約が必要らしい。
「うーん。何か飛び込みで体験できるようなのはないかなぁ」
パラパラとフライヤーを捲ると、一つの広告が目に止まった。
「へぇ、体験ダイビングの広告……」
実は私はシュノーケリングもしたことがない。
だけど、ダイビングでも何でもいいから一度沖縄の海を水中から眺めてみたいと思っていた。
「……マリンスクール与那覇か。『15時から18時のコースあり。初心者さん歓迎。当日予約OK!』だって。これ、ちょうどいいかも」
ダブルベッドのヘッドボードに据え付けられた時計を眺めると、現在時刻は14時過ぎ。
いまから連絡すれば、まだ間に合うかもしれない。
「よし! 電話してみよう!」
私は投げ出したバッグを手繰り寄せ、スマートフォンを取り出した。
電話番号を確認しながら画面をタップする。
通話ボタンを押して耳に当てると、数回呼び出しのコール音が鳴った後に繋がった。
「はいっ。マリンスクール与那覇です!」
受話口から元気な女性の声がする。
「もしもし。体験ダイビングのお願いをしたいんですが、今日これからって大丈夫ですか?」
「えっと……。今日これからのご予約ですか? 確認しますので少々お待ちくださいー!」
しばし待つとオッケーの返事があった。
でもどうやら私はラッキーだったらしい。
なんでも当日予約できるとは謳っていてもそれは朝一番に予約を入れた場合の話で、普通はこんな直前の時間からの予約は受けていないらしい。
けれども今日はちょうどタイミングよく、15時から予定されていた先客のツアーに私も同行することが出来たのだった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
集合場所に指定された離島ターミナル周辺の波止場を訪れると、見知った顔があった。
「あれぇ? お昼のお客さん! もしかしてお姉さんが予約の電話をくれた宵町さんですか?」
さっきお昼を食べた食堂で働いていた女性店員さんだ。
たしか名前は夏海さんと言ったか。
きっと食堂での仕事を終えてから、すぐこっちに入ったのだろう。
随分と働き者だ。
その夏海さんがぶんぶんと元気に手を振りながら近づいてきた。
「あ、はい。私、予約した宵町詩です」
「うわぁ、すっごい偶然ですね! あたし、インストラクターの与那覇夏海って言います。気楽に夏海って呼んでください。今日はよろしくお願いしますね!」
相変わらず笑顔が眩しい。
小麦色に日焼けした肌といい、まさに健康的な沖縄美人といった風情である。
「こちらこそよろしくお願いします」
ぺこりとお辞儀をして笑顔を返す。
「えっと。今日は与那覇さ……じゃなく、夏海さんが体験ダイビングを教えてくれるのかな?」
「ううん。残念ながらそうじゃないんですよー。あたしはあちらの先約さんに、シュノーケリングツアーの案内をする予定になってるから。沖に向かう船は同じなんですけどね」
少し離れた場所にいる親子連れに視線を向けた。
若いご夫妻と十歳ほどのお子さん。
なるほど、あちらのご家族が先客さんか。
「でもご安心ください! 宵町さんの案内をさせて頂くインストラクターもちゃんといますから。もうすぐ来ると思うんですけど……って、あ、来た」
夏海さんがその場でぴょんぴょん跳ねながら、私の後方、背中の側に手を振る。
「湊人ー! こっちこっちー!」
湊人?
その名前には引っかかるものを感じる。
「湊人ってば、もう時間ギリギリだよぉ?」
「ん、悪い。これでも急いできたんだけどな。……って、やっぱり俺は悪くないな。いきなり呼び出すお前の方が悪い」
「仕方ないじゃない。だって急にご予約が入ったんだもん」
どこかで聴いたことのあるような男性の声。
私は振り返って、背後から歩いてきた男のひとを眺めた。
そして驚きに息を呑む。
見覚えのある懐かしい顔がそこにあった。
夏海さんと親しげに会話をしていた彼が、私に気付いて視線を寄越す。
「あ、体験ダイビングのお客さんですか? 俺、インストラクターを務めさせてもらう、喜友名湊人って――」
「……喜友名……くん?」
思わず話を遮って呟く。
すると彼がピタリと動きを止めた。
「……え? あ、あれ?」
私は目の前で困惑し始めた男性を繁々と観察する。
上背があって、意思の強そうな鋭い目つき。
ミディアムな髪を自然に後ろに流している。
低音で胸に心地よく響くバリトンの声。
前より少し筋肉が付いたのかな?
ラフに着こなしたシャツの袖から伸びた彼の逞しい二の腕に目を惹かれる。
東京にいた頃に比べて日焼けもして少し野性味が増した感じがするけど、やっぱり喜友名くんだ。
退職したあの住宅メーカーで一時期一緒に働いていた後輩男子の彼。
沖縄の出身だって言っていたし、飛行機の中で思い出してはしていたけど、まさか本当に会えるなんて。
「……え? よ、宵町……先輩? なんで? ……嘘だろ?」
喜友名くんは突然の再会にまだ戸惑っているらしい。
青い空や翠緑色した海に視線をキョロキョロ彷徨わせながら、手のひらで目を覆ってみたり指先で下顎を撫でたり落ち着きをなくしている。
格好の良い見た目に反したその様子がおかしくて、私はぷっと吹き出してしまった。
「……ふふっ。喜友名くんどうしたの?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ! いや、待って下さい! な、なんで先輩がこんなとこに? 会社は?」
「……会社は辞めちゃった。それで次の仕事探しを始めるまでの気分転換に、旅行をね」
「あ、はい。そうだったんですか。って、ないない! こんな嬉しい偶然ないって! ……あ、俺、いつもみたいに夢見てるだけか」
挙動不審だった喜友名くんが平静さを取り戻した。
残念そうにため息をつく。
かと思うとこちらに向かって手を伸ばしてきた。
小麦色に焼けたごつごつしてたくましい手のひらが、私の頬に触れる。
「ふぇ⁉︎ ちょ、ちょっと、喜友名くん⁉︎」
「……ふぅ。こんなリアルな夢までみちまうとか、俺も相当未練がましいよなぁ」
「……んっ。あ、だめだってばぁ」
さわさわと頬を撫でられ、思わず声が漏れてしまう。
だというのに喜友名くんは私に触るのを一向にやめようとしない。
真っ直ぐに私の瞳を見つめ、どこか寂しげにしながら熱心に触れてくる。
頬の次は首筋を撫でられた。
びくんっと身体が反応してしまう。
「ぁ、だめぇ」
上背のある喜友名くんが少し身をかがめた。
さっきまで首筋を撫でていた節くれだった指で、私の下顎をくいっと持ち上げ、唇を上げさせる。
彼の顔が近づいてきた。
ってなにこれ?
わ、私、もしかしてキスされようとしてるの⁉︎
私が突然のことに反応できないでいると――
「み、湊人⁉︎ なにやってんのさー⁉︎」
夏海さんが叫んだ。
慌てて私たちの間にぐいっと割り込んできたかと思うと、強引に喜友名くんを引き離す。
「こらぁ、湊人! お客さんに何してんのー⁉︎ は・な・れ・ろぉー!」
夏海さんは私から喜友名くんを引き離したかと思うと、背伸びをして腕を伸ばしスパンと彼の頭を叩いた。
「あがっ」
「いきなりなに発情してんの! そりゃあこのお姉さんは美人さんだけど、あたしってものがありながら!」
「……え? 痛い。……う、嘘だろ? 夢じゃない⁉︎ な、なんで先輩がこんなとこに⁉︎」
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