女神のいたずらで若返った大賢者、異世界と行ったり来たり……

ぽてたん

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第1章 魔法学園入学編

魔法学園入学編④自己紹介と何かがおかしい?

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「ではこちらから自己紹介をお願いします」

 最初は貴族っぽい服を着た金髪、金目のイケメン君だ

「リュシ・ペルニエだ、ペルニエ子爵の三男だが多分継承はしないから気軽に接してくれ。属性は土だ……」

 次はさっきの風属性のイケメンのクラリス君だ

「クラリス・リネールだ、僕は風と土のダブルだ貴族ではあるが、あまり気にせずに声を掛けてくれ」


 属性を言う時に少し寂しそうな声だったが、やはり火属性最強の変な考えが浸透しているからなんだろうか?

 次は女性で貴族っぽい金髪の縦巻きロールの女性だ金髪で大きな紫の瞳をしている少し気が強そうな子だ

「わたくしは、マヌエーラ・イザベルと申します。イザベル子爵の長女で継承権を持っています。どうぞよろしく! 属性は残念ながら火風水土のフォースです……」

 おぉ! フォースとはすごいなと思っていたら、なぜかクラスメイトの顔は残念そうな顔でマヌエーラを見ている……

 自己紹介が続いていくにつれ、ダブルやトリプルの属性を持っている人は属性を言うのを躊躇うような感じだ。もしかしてシングルが強くて多属性は駄目だと思っているのだろうか?全属性持っていることを言わないでおこうと思ったが、全属性だと弱いイメージが付くのであれば逆に都合が良いかもしれない。
 半分以上の紹介が終わり、次が自分の番になった。

「トラーオと言います。得意は付与魔法で全属性を持っています。よろしくお願いします」

「「「「全属性!!」」」

 みんな驚いたようだがその後の顔には哀れみの表情が出ていた…… その後も自己紹介が続きようやく全員の自己紹介が終了した。

「それでは少し休憩を挟んで、今後の説明をしますからトイレなど行きたい人は行って下さいね」

 先生の休憩の合図で教室内がざわつき始めた。俺もとりあえずとなりのティモ君という男性に声をかけた。

「ねぇティモ君、なんで多属性は残念な感じなの?」

「エッ? それも知らないでここにいるのか? 俺が教えてやろう、良く聞いておけ!」

「田舎から出てきてあんまりわからないんだ」

「そうか、まずは属性だがシングルが一番強い、そしてダブルはその半分、トリプルは3分の1と属性が増える度にその力が弱くなる。だから沢山あるから強いのでは無く、沢山あれば弱いんだ。特に俺みたいな火と水なんて属性は互いに打ち消すから2分の1どころか5分の1くらいしか出ないんだ」

 なんじゃああああああその理論は? だから魔法師団とかはシングルしかいなかったのか? でもクリス王女とか4属性だけどバンバン使えているのは何故だ? クリス王女には小さい頃から教えていたので4属性は弱いといった固定観念が無かったからか? もう少し調べてみないといけないが、魔法はイメージ力なので、最初から弱いとか出来ないという脳のブレーキがあると発動しない可能性は高いな……

「じゃ僕の全属性っていったら……」

「残念ながら全属性持ちは生活魔法がせいぜいのはず、でもなんでこの学園に入れたんだ?」

「付与魔法が得意だからかな? 魔法陣書いたりはあまり属性関係ないからね」

「そっかぁ、付与士の道もあるから、気を落とさずに頑張れよ! まっ俺もあんまり強くないから人のことは言えないけどな!」

 変な慰められ方をされたが、なんとなく先程の仮説が間違いではないような気がしてきた。このクラスだけの底上げをしても学校のバランスが崩れるといけないから、ゆっくり検証してから先生たち経由で新しい教え方を広げればいいだろう……

「はーい、じゃこれからの学校の予定を簡単に説明しますね。今日は一度家族と帰って明日のお休みを家族や友人と過ごして下さい。月曜は寮の入寮式があり、午後からは授業になります。授業は週6日あり、日曜日は寮で過ごすなり、自宅へ戻るなり自由に過ごすことができます。基礎の授業が終われば午前は座学、午後は魔法実習の授業が始まり、ダンジョンでの実習なども夏休明けからあります。5月にクラス対抗戦がありますが、これは9月のアウリッツ魔法学園との対抗戦の代表を選ぶもので、まぁSクラスが行くことは間違いないでしょうから、気にしなくていいですよ。少しでも魔法が上達するようにがんばりましょう。では注意事項は後ろに張り出していますのでそれを確認したら今日は帰って大丈夫です。お疲れさまでした」

 紙は高級品なので連絡事項は後ろに張り出されるようだ。今日はとりあえず帰って陛下主催の入学祝パーティでわ色々質問をしてみよう。




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